この素晴らしい世界に祝福を! このぼっち娘と冒険を! 作:暇人の鑑
夜中に抜け出した俺とリアさんの前に現れたのは、少し前に会った紳士……ダニエルだった。
「見つけましたよリア!そして……そこの少年!私のリアを弄んだ罪、ここで償ってもらいましょう!」
「ダニエル様、これは好機です!」
「みんながいない時に!」
続いて出てきたチャーリーの言葉に、リアさんが苦い顔をする。
今はゆんゆんやシエロさん達がいないので、かなりのピンチだ……とりあえず。
「お前とシルビアにとってのお宝はここにはねえんじゃねえの?格納庫はあっちだぜ」
格納庫の方を指さすが、ダニエルはそう言うことかという顔で。
「ほう……魔王軍がここを攻めているとは聞いていましたが、シルビアが攻略を率いていたのですか………私の探し物の時間稼ぎとは、ありがたい事ですね」
………ん?
コレを聞くとコイツとシルビア率いる魔王軍はグルじゃないのか。
「まあ、格納庫には入れなかったので、結婚資金の足しは手に入れられませんでしたが………ここで花嫁を手に入れられるなら些細な問題です!うおおおおおお!」
「ダニエル様………魔道具を奪ってここを破壊し、魔王軍へのアピールをするのでは……?うおおおおおおお!」
チャーリーが何か言っているが、ダニエルは目の前のお宝に我を忘れているようで、雄叫びと共にその姿を変えた。
それは、黒い肌に鎧を纏った大鬼で、見るからに雑魚ではないと分かる。
「トロールにトロールロード………俺たち2人で勝てるか…?」
チャーリーが変身したトロールを含めると2体。
チャーリーはミツルギと互角にやり合う猛者だったので、ダニエルはそれ以上の強さだと考えていいだろう。
そんな奴らに俺たちがまともに戦えるとは思えないけど……リアさんはやる気のようだ。
「ナギト、行こう!ここで逃げたら紅魔の里が……!」
逃げた方がいいと忠告しようとしたが、ダニエルがそれを許さず。
「さあ!行きましょう………わが花嫁を奪いし者よ!私の愛で消え去るが良い!」
斧を片手にこちらに駆け出した!
「『ウインド・バレット』………弾く事は無理か‼︎」
「フハハハハハ!さあ、踊りなさい!」
「一撃が重い……!こんなの何発も食らってたら持たない!」
斧を連続で振り下ろしてくるダニエルに、ウインド・バレットで対抗するが、斧の勢いを殺すこともできていない。
そうなると、鎌で受け止めるしかないが………その斧はとてつも無く重い一撃で、腕が持っていかれそうだ。
「ナギト!……うわぁっ⁉︎」
「傷をつけてはダニエル様に叱られるのでな……。手加減は得意では無いのだが」
リアさんはチャーリーと戦っているが、あちらはチャーリーのタフネスに有効打を与えられずに苦戦している。
「『突風』‼︎」
「おやおや……逃げたところで、私を止める事はできませんよ!」
「スピードもあるのかよ!……ぐあっ⁉︎」
後ろに飛んで逃げようとしたが、ダニエルがそこへと拳を叩き込んできたのを食らってしまい、後ろの木に叩きつけられた。
「痛ぇ………なんて一撃だよ。危うく意識もってかれるところだぞ」
「フフフ……これで終わりじゃありませんよ!」
「だろうな、チクショウ‼︎」
痛みでよろけながらも立ち上がるが、ダニエルが追撃を仕掛けてくるので慌てて転がって避けると、そこにあった木が一撃でスパッと切り倒された。
「いつまでチョロチョロ逃げ回っていられますかねぇ……」
「だよなぁ……何か手は………」
斧を片手にこちらに突っ込む構えを見せたダニエルを前に、何か手は無いかと焦る頭で探していると………腰にある違和感について思い出す。
そうだ、腰に挿していたのは………!
「行けるか……?いや、やるしかねえか」
これでどうなるのかはわからないが………手が少しでもあるのなら、それを打たない理由がねえ!
痛みで焦る頭をなんとか落ち着かせた俺は、持っていた鎌を地面に下ろし剣……ではなく。
あのライトサーベルもどきを構えてスイッチを入れる。
何かに使えるかもと持ってはいたが………まさかここでお披露目するとは。
「む……?初めて見る形の武器ですね。最後の悪あがきですか?」
先端から出た光の刃に、ダニエルは余裕の笑みへ一筋の冷や汗を垂らした。
「まあ、そんなところさ………行くぜ!『突風』‼︎」
「笑止!先程破られた技を使うとは、これでリアは私のものですね‼︎」
スキルで距離を詰め、真正面から斬りかかった俺に、ダニエルは無造作に斧を振り下ろすが………!
「斧が………斬られたですって⁉︎」
光の刃が、斧を溶かす様に切り裂いた‼︎
「ナギト、それって……」
「だ、ダニエル様⁉︎」
「そうか……光の持つ熱で、あいつの斧が溶断されたのか……!」
「ま、まさか……その様な武器を隠し持っていたとは……!」
予想外の強さに俺は喜び、ダニエルは苦々しい顔をしたが。
「ですが……武器がなくなったとはいえ、あなたを捕らえてその武器を使えなくすればいい話です……!」
ならばと言わんばかりに、掴みかかってきたのでそれを避けた………あれ?なんか動きが早くなってる様な。
「鎌の重さで体が鍛えられてたのか……!確かに、これの数倍は重いもんな」
「軽量化ですか……忌々しい!」
ダニエルの攻撃を避け、所々で一撃を加える。
そんなヒットアンドアウェイを繰り返していると、ダニエルの体には傷が目立つようになり、先ほどからの一転攻勢に焦りを覚えたのか。
「チャーリー、リアは一旦置いておいて下さい。2人がかりでやりますよ!」
ダニエルはチャーリーを呼んだが……
「残念ね!可愛さ1000パー、エーリカちゃんのお出ましよ!」
「リアちゃんを連れ去らせはしません!」
「ナギトさんから離れなさい!もう人数的な有利は無いわ!」
エーリカ、シエロさん、ゆんゆんが来てくれていたらしく、チャーリーを威嚇していた。
「ダニエル様、申し訳ございませんがそちらをお助けする事は厳しいです‼︎」
その3人を前に攻めあぐねているチャーリーが、申し訳なさそうにダニエルに叫ぶ。
やがて、それを見て不利だと悟ったのか。
「仕方ありませんね……ここは引きますが、勝ったとは思わない様に。そのおかしな魔道具も、トールハンマーが目覚めた暁には……!」
気になる単語を残して、ダニエルとチャーリーは、テレポートのマジックスクロールで、その場から消え去っていった。
「ナギトさん!大丈夫ですか⁉︎」
「木に叩きつけられたくらいだよ……シエロさん、ヒールお願いできますか?」
「わかったよ………『ヒール』!」
心配そうに駆け寄ってきたゆんゆんに答えながら、シエロさんにヒールをかけてもらった俺は、痛みが消えた体で伸びをする。
………この状況で眠気はまずい気がするからだ。
「みんな、よくここがわかったな…」
眠気を誤魔化す様に話を振ると、どうやら俺たちが戦っている間に、魔王軍警報が鳴ったらしい。
それで、俺たちがいないから探していた所に、校庭で魔力を感じたからそこに来たとのことだった。
「それで、2人は何で校庭になんかいたのよ?」
「いやー、ちょっと特訓をね…」
「眠れなかったから少し運動を……」
エーリカのジト目に苦笑いしていると。
「良いところに!5人とも、一緒に来て下さい!
カズマが、シルビアに攫われました‼︎」
めぐみん、アクアさん、ダクネスさんの信号機トリオがこちらに駆け寄ってきていた。
俺たちがダニエルと戦っている時に、シルビアが里のはずれの方から1人で侵入したらしい。
それで、気づいた4人が応戦したが、カズマさんがシルビアの巨乳に絆され、連れてかれたんだとか。
なんだか放置したい気分だったがそう言うわけにもいかないので、ぶっころりーとやたら綺麗な占い師「そけっと」も連れて格納庫に向かうと、そこには………
「遅かったな。シルビアならこの俺の華麗な機転で倉庫へと閉じ込めてやった。このまま1ヶ月くらい経てば、大人しくなるんじゃないかな」
どうやら格納庫の中にシルビアを放り込んだらしいカズマさんがドヤ顔で………⁉︎
「格納庫に閉じ込めた⁉︎あの中には色々得体の知れないものがあるんですが……」
シルビアの爆乳に釣られたり、得体の知れない所に放り込んだりと、フリーダムすぎる。
「何でナギトがそれを知っているのだ?いや、それよりも魔王軍の幹部が閉じ込められて日干しにされるとか……」
ダクネスさんが、中から叩かれる扉に目を向けて憐れむ中、ぶっころりーとそけっとがカズマさんを褒め称える。
………あぶね、危うく色々疑いをかけられる所だった。
「俺たちが何度も逃したシルビアを捕まえるとは、やるねえ!外の人!」
そこに、首を傾げたアクアさんが。
「ねえカズマ。さっきナギトが言ってたけど、ここって危ない兵器が保管されてる所じゃ無かったの?そんな所にあのオカマを閉じ込めちゃって、大丈夫なの?」
蒸し返す様な聞き方にヒヤリとしたが、紅魔族の人たちは違和感を覚えなかったのか。
「なあーに、俺たちですら使い方が分からないんだ。シルビアに使えるわけがないさ」
「ええ。もし、シルビアがアレを扱えたのなら、逆立ちして里を一周してやるわ!」
フラグになりそうな事をベラベラと………ん?オカマ?
「ちょっとみんなとめぐみん集合」
「え?ちょっと、何なのですか?」
俺は、いつもの4人とめぐみんを連れてちょっと離れる。
「なあ、オカマってどう言うことだ?」
聞くと、言い忘れてましたねと思い出したかの様に、俺たちに補足をしてくれた。
「シルビアはグロウキメラで………元々は男性だったらしいのです。そして、色々合成している間にいつの間にか女性の体つきと性格が根付いたのでしょう」
「男の人があそこまで綺麗な人に変わるのね………まあ、アタシは今のままでも1000パーの可愛さなんだけど」
「可愛さは今は置いておきなよエーリカ……それより、これは不味くないか?魔道具の使い方が分からなくても、自分の体に取り込むことは出来るんだろ?」
リアさんの言葉に、ゆんゆんが顔を青くする。
「そ、それで魔術師殺しなんて取り込まれたら……!」
「まて、それ以上はフラグになるからストップを……」
ついでにフラグを建てそうだったので慌てて止めようとしたその時………立っていた地面が突然揺れ始める。
「おい、なんかこれヤバイぞ!」
「カズマさんの言う通りですよ!みんな、逃げよう!」
顔を見合わせる俺達に、カズマさんとシエロさんが逃げる様に言うが。
「ちょっとどうしたのよカズマ。そんなことよりも大事な話があるでしょう?今回はカズマ1人で倒した様なもんだけど、私たちはパーティーなんだし、賞金は山分けよね?フフ、賞金で何を買おうかしら!」
「毎度毎度お前ってやつは!おいお前ら、とっととずらかるぞ!」
アクアさんのダメ押しにより、いよいよヤバイことが起きると確信したのと同時に。
突然地面が盛り上がり、あたりに土砂が飛び散った。
そして、土煙が舞う中で月の光を浴びているのは……!
「アハハハハハハ!アタシ達が、ただ兵器を持ち出すだけだと思った⁉︎アタシの名はシルビア!
見ての通り………
兵器だろうが何だろうが、我が身に取り込んで一体化する力を持つ、グロウキメラのシルビアよ‼︎」
ラミアのように、蛇の下半身を持ったシルビアだった。
そのシルビアはカズマさんに目を向けて。
「あなたとは色々あったけど、おかげで力が手に入ったわ………。
それに免じて見逃してあげる。そして………この里が滅びる様を、その目に焼き付けると良いわ!」
そう言い残すと同時に、とんでもないスピードで里の時計台にまで上り詰め。
「あんた達!これは今までのお返しだよ‼︎」
市街地に向けて、炎のブレスを解き放った‼︎
里の焼き討ちをするシルビアが、狂った様に笑うのを眺めながら非難した俺たちは、里の高台にいる紅魔族の連中と合流した。
「お父さん、お母さん!無事だったんだね!」
「ゆんゆん……!良かったわ、無事でいてくれて」
「しかし、魔術師殺しが奪われるとは………申し訳ないお客人方。里に来てもらっている時にこんな事になってしまって」
母娘の再会の横でそう謝る族長さんは、それを引き起こした犯人が目の前にいるなんて夢にも思ってなさそうだ……。
「状況的には………足止めが精一杯だな。テレポートを交えた集団戦法は頭がいいけど、このままじゃ詰む……」
現在、里の全員が避難するまで自警団がシルビアを引きつけている所らしくこう着状態となっていた。
「里が……燃えていく……」
あるえの悲しそうな眼差しに罪悪感を感じていると、カズマさんが冷や汗をかきながらめぐみんに聞く。
「な、なあ!あいつを止める方法はないのかよ……」
すると、あるえがさっきの表情はどこへ消えたのか。
「魔術師殺しには……隠された対抗手段が、ある!」
と、自信を漂わせて言い放った。
「ゆんゆん。本当にあるのか……?このライトサーベルでも、あいつを倒せるとは思えないんだが……」
「ちょっと、私にもそれは……ナギトさん、格納庫を物色していた時に何か見つけてないんですか?」
「時間的にそこまで深くは探索してないんだなコレが……でも、そんな秘密兵器があった様にも思えないような……?」
その隠された秘密兵器についてゆんゆんと会話していると、アクセルハーツの面々がやけに騒がしい。
「何かあったんですかね……?」
「聞いてみっか……どうしたんです?3人とも」
俺たちが不思議に思って聞いてみると………。
「リアちゃんがいつも持っているキツネのぬいぐるみと鍵盤を族長さんの家に置いてきたって……!」
「それで、取りに行くって聞かないのよ……!」
「だ、だって!コン次郎が!私の友達が…‼︎」
どうやら忘れ物をしたらしい。
「家が燃えてないとは言っても、あんな化け物と魔王軍がひしめく中行けるわけないですよ!」
「そうだ!ここは、コン次郎二代目を手に入れるチャンスだと思えば……!」
「似た様なぬいぐるみじゃダメだ、コン次郎はアレだからコン次郎なんだ!」
俺より年上のくせに子供みたいな事を……!
新たに生まれた厄介ごとに頭を抱えていると、シルビアの攻撃が里のはずれの方に直撃した。
「おい、あっちは……!」
カズマさんが驚きの声を上げ、めぐみんは………泣きそうな顔で慌てふためいていた。
「………こめっこが!こめっこがいません‼︎」
めぐみんの妹がいない⁉︎
突然の情報に、5人で顔を見合わせると、ダクネスさんが意を決した様に。
「めぐみんはカズマ達を魔道具のところへ案内してくれ!」
「ダクネス⁉︎ですが……!」
めぐみんがそんな、と言わんばかりな視線を向けるが、ダクネスさんは安心させる様な笑みを浮かべた。
「大丈夫だ……お前の家族は私が守る!」
「…………分かりました。こめっこを頼みます!」
めぐみんが了承したので、どうやらあっちは2手に分かれる様だ。
なら……しょうがねえ、俺も覚悟を決めるか。
「カズマさん達の作戦を成功させるためにも、俺が時間を稼ぐ……接近戦ならダメージを通せるかもしれないしな」
その提案に目を見張る面々……わかってる。こんなの普通は無理だ。
「ナギトさん……⁉︎」
ゆんゆんが泣きそうな顔で止めるが……でも、多少の無茶をしないとどうにもならない。
「シエロさん、支援をお願いします。
リアさんは俺が引き付けている間にコン次郎を……エーリカはその補助だ。
カズマさん達はさっきの作戦を素早くやって下さいよ?いつまで持つかはわからないんですし」
「…………ああ。でも、無茶すんなよ」
「もしもの時には私が蘇生してあげるわ!思いっきりやってみなさいな!」
「すみません。私たちのために」
「騎士として、お前の覚悟に敬意を払おう……そして、必ずこめっこを助け出す!」
なんか1人だけ縁起が悪いが………兎に角これで作戦は決まりだ。
「ナギト……本当にすまない。いつも君にばかり無理をさせてしまって」
「お礼に今度、アタシ達のコンサートの特等席へご案内するわ」
「精一杯支援します……だから、どうか死なないで!」
そんなカズマさん達に続く様に、アクセルハーツも言葉をかけてきた。
「よし、お前ら!この際一か八かだ!アイツらに一泡吐かせてやろうぜ!」
「カズマさん⁉︎」
罪滅ぼしでもしたいのか、カズマさんがそう声を上げた。
「一か八か、か………君たち外の人なのに、わかってるじゃないか!」
「悪くない………こんな展開。むしろ大好物……!」
「お父さんにあるえまで!ねえ、煽らないでナギトさんを……!」
族長さんとあるえが、カズマさんの発破に好反応を示している。……確かに、この人らはこう言うノリ好きそうだもんな。
………あとは、やっぱりこの子か。
俺は、尚も不安そうな表情で止めようとするゆんゆんの肩に手を置く。
「そんなに気にすんなよ……これでも、不利な戦いはやり慣れてるんでね」
「で、でも……!」
尚も引き止めようとしてくるが……もう時間がないし、言葉を選んでる暇もない。少し恥ずかしいけど………言うか。
「そして俺には……頼れる相棒がいる。
支援頼むぜ、ゆんゆん!」
その突然の頼みに目を丸くしたゆんゆんの反応を聞くより先に。
「……告白ならもっとロマンチックにしないとダメでしょ」
「こ、告白じゃねーし⁉︎」
「まあまあ……兎に角行こう!コン次郎を助けるんだ!」
俺とエーリカ、リアさんは、カズマさん達が里のはずれの方へ向かったのを見届けた後、シルビアの元へと走り出した。
「じゃあ…いってくる。死なないでねナギト」
「早く戻ってきてあげるから、それまでに死ぬんじゃないわよ!」
「おう、お前らもな」
エーリカの潜伏スキルが自身とリアさんの気配を隠し、族長さんの家へ向かったのを確認した俺は、シルビアに向けてウインド・バレットを放つ。
「………まあ、そりゃ効かねえわな」
「ん?今までの魔法とは違うわね………撃ったのはあなたかしら?」
その一撃は攻撃にもならなかったが、シルビアの視線をこっちに向ける事には成功した様だ。
「おう。昨日ぶりだな………そして、さようならだ」
「どうやら、アタシとやりあうつもりね?
………可愛い男の子は生かしてあげようと思っていたけど、残念だわ」
寒気の様なものを感じたが、被りを振るった。
「お褒めに預かり光栄だ………余計な性別が混じってなかったら、落ちてたかもな」
「レディーの秘密は詮索するものじゃないわ……さあ、かかってらっしゃい!じっくりと遊んであげるわ!」
そう叫ぶや否や、炎のブレスを吐いてきたので横に飛んで避けたのと同時に……
「『突風』‼︎」
鎌を構えて最高速で突っ込んでいった。
いかがでしたか?
今回はダニエルとの小競り合いとシルビアとの開戦でした。
後2話か3話で5巻編は終わりとなりますので、ナギト達の戦いに幸あれ……!
次回をお楽しみに!感想や評価をお待ちしてます。