なのは+『心のちから』   作:黒影翼

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記録二十六・夢物語を継ぐ者

 

 

 

記録二十六・夢物語を継ぐ者

 

 

 

Side~フォート=トレイア

 

 

 

内容までは覚えていない。

ただ、やけに熱を帯びてその男の話をしてきたのは、今でもはっきり覚えている。

大火災に人形一つ探すために飛び込んだ、黒い衣装のヒーロー。

都市伝説みたいに噂されるようになっていたソレに会えたんだって、目を輝かせながら話すフェアレ。俺はそれを見たくなかった。

 

 

 

そんな頃のある日、泣いているフェアレの姿を見かけた。

 

「ひっく…ひっく…」

 

可愛くて、おとなしめで、いつも人形を手にしている、そんな女の子。

だからなのか、俺の幼馴染は、いじめられて泣いていた。

 

「あーもー…俺に言えって言ったろ?」

「だって…そしたらフォートも…」

 

俺があげた、痛んだ人形。

奴が炎の中から救い出した人形。

 

それを手に泣く彼女の姿を見ていると、なんだか苛立った。

俺は奴と違って、頼られるだけの存在には辿り着けていない、それを示しているようで。

 

「俺が護ってやる。お前の傍に居るのは俺なんだから。」

「フォート…」

「俺がお前の―お前だけのヒーローになってやるよ。」

 

見栄と意地だけの、幼い子供の拙い約束。

 

 

それはあの日から、俺の唯一の残った宝物となった。

 

 

謎の火災。破壊されたフェアレの家。

どうしようもなく苦しく悲しいそれに耐えかねた俺は…奴の元に行った。

 

 

フェアレから秘密として教えられた、ヒーローの知人の店、エメラルドスイーツ。

そこに住む、黒服の少年のような雰囲気の男。

 

そいつは達人だからか何なのかよく分からないが、つけている俺が用事がある事を察してか、人気のない場所に向かって、そして…

 

 

 

 

「お前のせいで…お前が救えなかったせいでっ!!何でアイツを助けられなかったっ!!!」

 

 

 

 

ヒーローなんて名乗りながら、フェアレを助けられなかった事への憤りの全てを抱え、俺はナイフを手に斬りかかった。

 

錯乱気味に俺が、フェアレの事を話し終えると奴は…

 

それまで避け続けていたナイフの一振りを、突っ立って受けた。

服を肉を斬る感触に、俺は動きを止める。

そんな俺に歩み寄った奴は…

 

 

 

「…悪かったな、これで勘弁してくれ。やる事があるんだ。」

 

 

 

八つ当たりだってなんとなくだけど分かっていた俺は、謝られた事実に硬直する。

 

「アート家の襲撃事件…遺体が発見されたのは両親のみで、長女フェアレの遺体は一部も見つかってない。」

「え―」

「攫われたって見るなら…まだ生きてるはずだ。助けにいかなきゃいけないし、殺されてやるわけには…な。」

 

言いながら俺の頭をポンポンと撫でる、黒服の男。

 

俺は、ナイフを取り落として崩れ落ちた。

フェアレを失った絶望から八つ当たりに走った俺に対して、まだ諦めを口にする気のない男。フェアレが初めて目を輝かせて語った、俺以外の男。

苛立って、意地を張って、負けたくなかった男に…

 

 

 

そいつに俺は今、よりにもよってフェアレの事で…完全に負けたんだ。

 

 

 

へし折れた心で泣き出し…たくなったが、こらえた。

コイツに届かない、コイツに及ばない、それは認めざるを得ないかも知れない。

 

 

それでも…

 

「…俺が助ける。」

「へ?」

「約束したんだ…俺が…俺がアイツのヒーローになるって。いくらアンタが本物でも、これだけは…絶対に譲らない。」

 

ここで完全に折れて全部を受け渡して、フェアレが帰って来るのをただ待ってるような、そんな有様を受け入れてしまったら…

 

 

 

拙かろうが無知だろうが、本心から願ってしたあの約束が、フェアレを助けたいって俺の気持ちそのものが全部嘘になるような気がして…

 

 

 

瞬間、『何か』を喰らって吹っ飛ばされた俺は地面を転がった。

 

「止めとけ、その様で俺の代わりなんて出来るかよ。」

 

揺らぐ意識の中で、さっきまでの暖かさが引いた、男の冷めた声が届く。

何を受けたのかも分からなかった。

 

 

『無能。』

 

 

父さんが局員を諦めた、どうしようもない現実。

それが今、俺にも襲い掛かってる。

 

「ちゃんと助けてくるから」

「アンタが何だろうと…絶対に譲らない…約束…したんだ!」

 

動かない身体って現実を、踏み潰すようにして立ち上がる。

 

いつ何処で起こるか分からない事件から、救えない人が出た。

それは当然の事例のはずなのに…コイツは謝った。

 

そんな奴だから、人形一つ拾うためだけに炎の中に飛び込んだんだ。

 

 

「アンタを超えなきゃ助けられないなら…ここで倒す…までだ!」

 

 

フェアレが憧れた、俺がなってやると約束した者に…コイツに本当になるのなら…

現実に、負けてはいられないんだ。

 

 

「…なら、倒して助けに行ってみな。それまで付き合ってやるよ。」

 

 

ふらつきながらかかっていった俺は、笑いながらそう言った奴…高町速人に顎を打ち上げられて意識を失った。

 

 

その日から、俺はこの馬鹿が出す無理難題を消化するだけの日々を送った。

やがて、速人達がCW社襲撃でしくじると同時に、いくらかの情報とアンチエクリプスを追えとの伝言を最後に、一人旅を始めた。

 

 

そして…それから…

 

 

 

 

 

 

 

「夢…か…」

 

うっすらと覚醒してきた意識にしたがって、俺は目を開く。

ダメージで体が動かない、なんて考えが頭に浮かんでくるのはいつ以来だろう。

 

動く理由が…ない。

 

『この状況を作った奴等を、この状況を作るのに躊躇いのない奴等を放置してはおけない。』

 

エフスの奴にはこう返して戦闘を続けて見たものの、はっきり言ってそんなとってつけたような理由で地獄のような訓練を受けて、命を削ってここまで戦って来た訳じゃない。

 

分かってる、分かって…

 

『本当に?』

「え?」

『この先彼女を取り戻す事はおそらく絶望的です。戦う理由を無くしたのなら、彼女を諦め全てを苦い想い出に仕舞えば、今の貴方の力なら、普通に幸せになれるでしょう。』

 

リベリオンから、淡々とした機械音声が届く。

肉声じゃないし、デバイスだ。感情が声音で伝わる訳はない。

 

なのに…どこか、その声は優しげで…

 

 

 

『ただ…フォート=トレイア、貴方はそれで良いのですか?』

 

 

 

だからこそ、俺は思いだすことが出来た。

アイツが絶望的な状況と向かい合う訳、そして、俺が退けない訳。

 

俺は無言で身体を起こす。

退けないなら、やる事なんていくらでもある、横になってる理由はない。

 

『二つ渡すものがあります。』

 

言いつつリベリオンが、ある地の座標と地形データを表示する。

 

「レゾナ…拘置所?」

『アイシスからの贈り物…今日の任地です。』

「…そっか。」

 

修行の準備のと言っていられなくなった。

本当ならシャマル医師を呼んで医療機材を片付けて貰いたかったが、そんな手間踏んでる時間がないらしい。

つながれている医療器具を片っ端から引き剥がすと、ナースコールっぽいものが鳴る。

 

見つかったら面倒だな、さっさと…

 

『もう一つは…防護服を展開してください。』

「へ?あ、あぁ。」

 

どうせ飛んでいくなら防護服は必要になる。

言われずとも展開する予定ではあったバリアジャケットを身に纏い…

 

 

 

 

背中に、真紅の外衣が舞った。

 

 

 

慌てて手に取る。

俺は、これを、知っている。

 

 

 

コイツの意味は散々聞いた。だってなろうとしていたものの話なんだから。

それだけじゃない、これは複製品でもジャケットデザインでもない、これはアイツの…

 

『凪形態でも扱える、高町速人の…ヒーローの実体装備。もし貴方がフェアレを救い出せるか、どうしようもない絶望に遭いまだ立ち上がるような事があったのなら…その時に渡すようにと、預かっておいたものです。』

 

それは…仮免でも何でも、アイツにこれを任された証。

馬鹿にして虚仮にして、追い詰めて認めず、ずっとずっとそんな修行をさせて来た筈のアイツが…

 

『感涙は、行き着く所へいけたときまでとっておきましょう、マスター。』

「っ…誰が泣くかっ!」

 

不意打ち過ぎるプレゼントをいくつも抱え、俺は病室を飛び出した。

 

 

 

Side~高町なのは

 

 

 

ただの真似、じゃなかった。

その背にある物に、靡くマントの所々に小さく見える痕に、私は見覚えがあった。

 

だってそれは、何度も私を護ってくれた人の…

 

「なのはさん。」

「あ、うん。」

「アイシス、任せていいか?俺は…ちょっと付き合う相手がいるみたいでさ。」

 

首を動かしたフォートが見た先には、こっちに向かって飛来する薊の姿。

 

…って!

 

 

「フォートじゃ彼女の相手なんて無理だよ!」

 

 

薊はフェイトちゃんもシグナムさんもフレア空尉も破る、厄介極まりない能力と高い地力の持ち主。

ブラスターをフルに使ってでも私が止めなきゃ…

 

 

 

「まかせろ。」

 

 

 

淀みなく歪みなく迷いなく、誇らしげにマントを掴んで告げるフォート。

 

何も言えなかった。

 

どん底の絶望に落とされて、治りきってるはずのない重傷を負わされて…よりによってそんなタイミングで…

 

一番信頼している人と重なる姿で助けに現れるなんて、反則だ。

 

疑うとか止めるとか、そんな選択肢が全部吹っ飛んでしまった。

 

 

墜ちたアイシスを見ると、呆然と宙を舞うフォートを見ている。

フォートの事一番心配していたみたいだし、洗脳されてても思う所はあるんだろう。

 

けど…

 

 

「話したい事とか色々あるだろうけど…私の後でね!」

「っ…!」

 

 

魅了されたままのはずだけど、明確に反応を示したアイシスに向かって、私は全力で飛んだ。

 

 

 

Side~フォート=トレイア

 

 

 

「貴様…」

 

なんとなくろくでもない雰囲気を感じて浮いてた男とアイシスを撃つ羽目になったが、こいつは一体なんなんだ?

すっ飛んで来たため、なのはさんが襲われてたのを見ただけで戦闘加わってしまったが、コイツが誰かも分かってない。

 

が、疑問はリベリオンが解消してくれた。

 

『氷村遊…夜の一族の一人です。』

「うわ、それでアイシス操られてるのかよ…お前人の友人にこんな野外でへんな事してないだろうな?」

 

こっちを睨んでくる遊を、俺は白い目で見る。

修行中に少しばかり会った雫とかから話は聞いている。

 

異性の血を食料としながら精も奪いたがるとかどうとか。

 

しかも、どうやら感染者らしい。

確か感染症状に、『固有能力の強化』って項目があったはず…

エースオブエースが逃げ回って戦いにならない訳だ、女性じゃ触れたくもないな。

 

「フォート…」

「よぉ。」

 

よってきた薊が、俺を見て珍しくその表情に影を落とした。

人を食ったようにか、楽しそうにか、とにかく笑みを浮かべている事が多いこいつにしては珍しい。

 

「最早見逃がせんぞ?」

「承知してます。此方は引き受けますんでお父様は…」

「さ…せるかぁ!!」

 

丁度そこへ、トーマが叫びながら突っ込んでくる。

薊が横目でそれを見て、小さく息を吐いた。

 

「一応腕折ったんやけど…時間稼ぎにもなりまへんなぁ…」

 

腕落としても治る感染者。

薊もそれくらいは見当ついていたようだが、遊を放っておきたくなかったらしい。

 

「フォート…」

 

心配そうに俺を見るトーマ。

元々重傷気絶だったんだし無理はないが、言ってる場合じゃない。

 

「トーマ、こっちの変態は任せる。薊を止めるまで適当にあしらっといてくれ。」

「貴様…」

「乗せられんで下さいお父様…相手は子供おす。」

 

言いつつも、俺を見据える薊。

乗せられるな、って台詞の割には乗ってくれるみたいだな。

 

「機嫌悪そうだな、珍しく。」

 

向かい合った薊に、少し気になった事を聞いてみる。

 

「少し前までのフェアレがよう言うてはった約束の姿…よりによって、今更そん姿で現れますか。」

 

俺がした約束の話をフェアレから聞いていたらしい。

取り返しがつかなくなってからこの姿で現れたとなれば、怒るのも無理はない。

ただ、それには一つおかしな事があった。

 

「お前もエフスも随分フェアレと仲いいんだな?誘拐犯が当人の心配なんて。」

 

誘拐し、傷つけた張本人…って言うか一味の筈だ。

フェアレの為に苛立ちを見せる、なんておかしな話の筈。

 

「それは、ウチが彼女に言いたい事…」

「あぁなるほど、アイツああまでされて誰も責めなかったんだな。」

 

なんの説明もないまま俺は納得してしまった。

 

からかわれ、泣かされて、当人は痛い事そのものにそこまで強い訳じゃない。

でも、そんな連中から護ろうって喧嘩したり騒ぎを起こして怒られたり、そんな事になる度、アイツは『全員を』庇った。

そういう意味じゃ、ビックリするほど強い奴だ。

 

恨み言を言われながら実験に使うなら出来ても、責められもしないとなるとさすがに意外が過ぎたんだろう。

 

「ようご存知で…せやから、そんな子の最期の願い、フォート=トレイアの無事が…彼女との約束が原因で叶わんなんて悲惨な結末になるんが…少々悲しいだけ。」

 

言いながら、傘を分解していつもの二対の扇に変化させ、俺に向かって突きつけてくる薊。

この間絶好の機会に殲滅しないでぬるい攻めで逃がしたのは、そういう訳だったのか。

 

「二つ勘違いしてるな。」

「勘違い?」

「一つ、フォート=トレイアはあの約束と二つで一つ。切り離せない生き物なんだ。」

 

強がりでもなんでもない本心を告げたんだが、予想通りというか思いっきり呆れる薊。

まぁいい、どうせ人の知る所じゃないし、教える話でもない。

 

「もう一つ、フェアレの願いは最高の形で必ず叶う。俺がコイツを背にして立ってる限り。」

 

背中の真紅のマントを自慢でもするように見せて言い切ると、薊は扇を振りかぶった。

 

 

 

Side~氷村薊

 

 

 

基本的に殿方は、ウチにとって栄養と快楽を満たしてくれる素晴らしい方々。

お父様の目的に沿い排除こそ容赦なくするものの、お父様と同じように貶めて見る心積もりはそれほどない。

 

 

けど、目の前の男は…そんでもこらえれん程、愚かやった。

 

 

エゴの塊、しかも夢見がちな。男なんて…って言葉、普段使わんウチでも、初めて使わざるをえん奴やった。

 

あいも変わらず無策で突っ込んできたフォートに、末摘花を放つ。

振るわれた扇から巻き起こった刃を伴う風を、盾を展開して強行突破してくる。

 

右の剣による袈裟切りを左の扇で流し、閉じた右の扇を振るう。

盾で受け止め、むりやりウチの右腕ごとはじき上げるように左腕を開いたフォート、その顎を下から左手の扇で跳ね上げる。

手首で返し、無理な体勢から振るおうとしていた右の剣を左の扇で受け、右を突きつけた。

 

他愛無い、作業のようなチェックメイト。

 

 

 

「所詮これがあんたの器。」

 

 

 

茉莉花・零。

 

つい4日前にあの町で彼を一撃で気絶させた、零距離砲撃。

重傷からたった4日。見かけだけどう治したか知らんけど、内部へのダメージが引いてる訳もない上、あの時と違って生かす気なく放った一撃。

 

同一箇所へまともに入った。トドメは必要かも知れんけどこれで…

 

 

 

 

「っらああああぁっ!!!」

「は?」

 

 

 

 

吹っ飛んで、270度程回転したフォートの足元に、小さな魔法陣が展開されていた。

 

足場。

 

それを察した時には、足場を蹴ったフォートが右手に握った剣を横薙ぎに振り抜いてきた。

咄嗟に下がって回避し…

 

盾が消え、ブースターのついた左拳が、下がったウチの顔面に思いっきり突き刺さった。

 

 

 

空中をくるくると吹っ飛ばされながら、痛みより先に困惑が来ていた。

 

理解不能。

 

人間には限界がある、技術があり知識があり、物理という壁は越えられない。

今の一撃で死んでいない…だけならまだまぐれでいい。

 

 

けどこんな…こんなにしっかりと生きた拳を放りこめるはずが…

 

 

 

「この赤は、子供の夢物語の主役の証…その背にあるのは仲間と護るべき者達。」

 

 

 

ウチに聞かせるように…ではなく、まるで朦朧した意識の中で呟く独り言のような声が届く。

実際、朦朧としていておかしくない。なのに…

 

 

 

「千の苦難も万の悪意も…この赤を負う者は絶対に倒せない!!!」

 

 

 

フォートは、額から鼻筋を撫でるように血を流しながら尚、しっかりとウチを見据えながらマントをはためかせて堂々と言い切った。

 

 

 

それは、一種の信仰。

 

強い信念や信仰は、時に物理を凌駕し、生命の現象として身体に現れる。

信じる神様や聖人が負っていたとされる傷が、朝起きたら身体に現れた、なんて現象も時にある。

 

それは、ある意味選ばれた特別。

水生生物が陸に出てきたように、無い物を強く求める意志が起こす物理を超えた変化。

無論、並大抵の意志力で起きる事ではないが…

 

「それこそ、ウチが破る人の『弱さ』。素敵で脆い硝子細工。」

 

ウチは血の滲んだ口元を拭い、笑う。

 

自分の積んだあらゆるものが『信じられなくなる』戦闘洗脳術。

あえて強くでなく、まるで魔がさす…悪魔の囁きのように甘く優しく人を壊す毒牙。

 

 

「ヒトである限り…ウチは絶対に倒せまへん。」

 

 

あの子が願ったヒーローが、種類は違えど、施設に突入してきたあの達人達と同じほどの強さを持った人間である事を少し嬉しく思いつつ、ウチは確信とともに勝利を告げた。

 

 

信じるモノを持つヒトの強さ。

それを知っているからこそ、ウチはこの術を磨いたのだから。

 

 

 

SIDE OUT

 

 

 

 

 




当人にはそれなりに意味の重い物ですが…敵から見ればただ赤い布を背中につけたデザインになっただけで強くなられたら怖いなんてもんじゃないでしょうね(汗)。
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