異能学園の生活   作:覇王流サーシャ=レヴェントン

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本作はインフレ全開の異能力バトルを目指して作ろうと思いました。一話ではそのような描写はありませんが二話以降には書こうと思います。


第1話 いつもの日常

俺は天牙 志狂(てんが しきょう)15歳。ここ浜昭学園の生徒だ。この学園は少し他と違った子供たちが集められた学校だ。何が違うかというと、個々の生徒は全員が異能力者だ。ほぼ全員が幼稚園から大学生までここで暮らす。俺の能力は災害(ジェノサイド)と身体強化(バーサーク)。この学校でも珍しいデュアルアビリティ持ちだ。

 

そして今は授業中だ。高校の授業なんて怠くて寝ることにしてる。午前は特に眠い。

 

(先生)「おい!起きろ!単位やらないぞ!」

 

教師に起こされて怠そうに体を起こす。

 

(天牙)「出席してるんだから睡眠くらい許してくださいよ。まだ朝の11時ですよ」

(先生)「教室にいても寝てたら出席してないのと一緒だ。お前に授業内容を理解しろとは言わないが起きて授業を受けて課題を出したら単位はやる」

(天牙)「う~す」

 

単位が手に入るなら仕方がないという思いで起きることにする。

 

授業が終わり、昼休憩の時間になってようやく寝れると思った矢先のことだった。

 

(音羽)「馬鹿じゃないのか君は!」

 

後ろから拳と罵声が飛んできた。見るとそこにはこの学校の生徒会長、音羽 魅早矢(おとばね みはや)がすごい喧噪で立っていた。幼稚園からの付き合いでよくおせっかいをやきに来る。

 

(天牙)「何がだよ?ちゃんと遅刻せずに真面目に授業受けてただろ」

(音羽)「先生に注意されてからな!お前はあと何回同じ注意をされたら気が済むんだ?」

(天牙)「知るかよ。されなくなるまでじゃね?」

(音羽)「反省しろ!」

 

最後に一発頭はたかれた。魅早矢のはたきはけっこう痛い。そもそも生徒会長が手を出すんじゃない!

 

(椎名)「お前らは毎回昼休憩の時に喧嘩しないと死ぬ病気にでもかかってるのか?」

 

俺と魅早矢がいつも道理のやり取りをしていると後ろから呆れた声で割って入ってくるやつがいた。名前は椎名 玄(しいな ひかる)。こいつの能力は創造(トレース)と付与(エンチャント)。デュアルアビリティという共通点があったから出会ったんだが、一緒にいて悪い気はしなくともドジで見てて冷や冷やさせられる。

 

(天牙)「お前も人のこと言えないだろ」

(音羽)「そうだ!君も天牙とよく喧嘩しているだろ!」

(椎名)「お前らは毎日だろ!」

(音羽)「君たちも毎日だろ!」

(天牙)「まあまあ、落ち着けよお前たち」

(音羽&椎名)「お前(君)が言うな!」

(天牙)「お前ら人に言えるのか!」

 

いつもも通りのやり取りをしていると昼休憩が終わった。全員席について授業に備える。俺も昼からはしっかり起きる。というより眠れないのだ...。

午前中は英語や数学などの授業だが午後からは各学科の専門的な授業になる。ちなみに俺は特殊事象対策学科だ。昼休憩に集まってきた連中も全員一緒の学科だ。

この学科は望んで入ってくる者もいるが、主には俺や玄みたいなレアケースや学園の問題児が集められてる。なぜならこの学科担当の教師は怖い。午前の授業の教師なんて目じゃないくらいに...。

しかし、授業内容は俺によく合ってると思う。この学科では時々起こる大事件の対策要員の卵を育てているのだ。

例を挙げると、異世界または宇宙からの来訪者の対処。戦争の兵隊。異能力者のテロ対策などだ

 

いつも通り3時間に渡っての授業を終え着替えて帰宅しようとするといつも校門に魅早矢と玄が待ってる。いつも一緒に帰るメンバーだ。

 

(天牙)「お前らまた待ってたのか?」

(音羽)「またとはなんだ!君こそまた同じことを言わせる気か?」

(椎名)「友達と一緒に帰ろうとして何が悪いんだ?いい加減慣れろよ」

(天牙)「お前たちも物好きだよな。俺とつるみたいなんてよ」

(音羽)「君はまだ気にしてるのか?私たちが君の過去に同情して一緒にいると思っているならそれは勘違いも甚だしいというものだ」

(天牙)「過去のことに触れるな!」

(音羽)「すまない...。」

(椎名)「まあまあ、同情とかなくても毎日こうして一緒に帰って昼も一緒に食べて、同じ学科で一緒に授業受けてる仲なんだしさ、俺達もう友達じゃん?」

(天牙)「勝手にしろよ...。」

 

音羽は問題児でもなくレアケースでもない。自分から望んで同じ学科に来た。元々教師になりたかったらしいのだが、俺がこの学科に入ると知って学科担当の教師に変更を頼んだらしい。本人に理由を聞くと

(音羽)「君は友達少ないだろうし、体を動かすのは好きなんだ。それに友達と同じ学科だったら楽しそうじゃないか!」

と言われた。変わった生徒会長だが一緒にいて悪い気はしない。ただ会って2か月のころの俺をもう友達というのはいささか気が早い気もするが...。

 

交差点でちょうど3人共分かれるところまで来た

(音羽)「さよならだ。明日も遅刻するんじゃないぞ」

(椎名)「俺は大丈夫だけどこいつがな~」

(天牙)「余計なお世話だ。じゃあな」

 

いつも通りのやり取りをしながら3人は別れた。

 

(天牙)「友達か...。いいもんだな」




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