赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

14 / 100
原作の時系列を少し変えます。


12 怪物祭

ベルside

 

エイナさんとのデートから一週間、バル兄の決めたアイズさんのメニュー、風で浮び空中を移動したり、遠隔操作して放ったりをやってる。浮かんで移動する姿はまるで()()()()みたいで思わず見惚れた。

アイズさんの戦い方も少し変わり風中心になり、たまに強い風の影響で近づけない事もある。

ここ最近は防戦一方である。アイズさんも強くなってきてる。本人はまだと言っているけど。

今日も相手をしているけど場所は外壁の上ではなく、オラリオの外だ。前に外壁にヒビが入り壊れる可能性があるから外でやる事になった。

 

キンッ  ザンッ  ガッ  ズザー

 

ベル「さすがです。アイズさん!近づくのも一苦労ですっ!」

 

アイズ「それでも避けきれてる、ベルも、すごい」

 

戦いながら喋ってるから途切れ途切れにしか話せず、アイズさんは少し余裕があるみたいだ。アイズさんは強くなったけどレベルアップはまだみたい。バル兄もそこは考えていて策はあるみたい。

 

そう考えているとアイズさんは細剣を握りなおし、剣先をこちらに向け風をためた。

これはマズイ!

 

ベル「はあああぁ!」

 

双剣に龍氣を纏い勢いよくアイズさんに走り出した。

 

 

アイズ「《天津疾風》!」

 

アイズさんは風を一点に集中して放った。ギリギリで避けアイズさんの首に添えた。

 

ベル「今日も僕の勝ちです」

 

アイズ「やっぱりベルは強い」

 

ベル「アイズさんも強いですよ。後ろ見てください」

 

放った先を見ると地面が大きく抉れていた。ダンジョンでは使わない方が良さそうだ。

 

バル「今日はここまで。精神(マインド)も残り少ないだろ」

 

アイズ「うん、残りのほとんど使ったからゼロに近い」

 

バル「すごい技だがダンジョンでは使うな。被害がデカすぎる」

 

アイズ「わかった」

 

そうして朝の鍛錬は終わり解散しようとすると

 

バル「そう言えば、今日怪物祭(モンスター・フィリア)だったな。お前らは行くか?」

 

ベル「僕は昨日神様に言われて一緒に周る予定だよ」

 

アイズ「私はティオナたちに誘われたから行く」

 

バル「そうか。なら俺は久しぶりに一人で周るか」

 

ベル「会うといいね」

 

バル「気をつけろよ?嫌な予感がするから。特にアイズの方は」

 

アイズ「良くわからないけど気をつける」

 

バル兄が何か予測したのかな?これは僕も気をつけないと。

 

別れてホームに戻り汗を拭いて支度をし、神様と一緒に怪物祭に向かった。バル兄はあとから行くそう。

 

神様と喋りながらあるていると

 

?「おーい!そこの白髪頭ー!」

 

豊穣の女主人のウェイターに呼び止められ用を聞くと

 

?「これをあのおっちょこちょいのシルに渡して欲しいのにゃ」ポイ

 

えっ、どういうこと?神様も目を点にしてた。

 

リュー「それでは伝わりませんよ。アーニャ。クラネルさんも困ってますよ」

 

前回豊穣の女主人に行った時に名前で呼ぶように言われてる。

 

アーニャ「シルはアホにゃ。ズル休みをして怪物祭に行ったのに財布を忘れるにゃんて、言わなくてもわかる事にゃ」

 

リュー「ということです。ヘスティア様と出掛けている所申し訳ないですが、お願いします。クラネルさん」

 

ヘス「ムー。しょうがないな、ベル君そのシル君に会ったら届けるよ」

 

リュー「お願いします」

 

シルさんに財布を届ける頼みを引き受け、(フィリア)に向かった。

 

途中クレープを買い、恥ずかしながら食べさせあったり、神様の口元についたクリーム取り食べて神様が悶えたりなどありながらシルさんを探した。

 

ヘス「しっかし、そのシル君とやらは見つからないね」

 

ベル「そうですね。バル兄もいるみたいので見つかったら一緒に探してもらいましょう」

 

ヘス「うんそうしよう。ベル君とのデートも楽しめるしー♪」ぎゅー

 

と神様が僕の腕に抱きついてきた。慣れ始めてるとはいえ恥ずかしい///

 

「キャー!」

 

「モンスターが逃げ出したぞー!」

 

ベル「なっ!?モンスターが!?」

 

なぜ逃げ出したのか考えていると

 

ヘス「ベル君!皆を助けてあげて!」

 

と神様に言われた。そうだ、僕の夢は英雄になる事!ここで助けなかったら

 

ベル「英雄になど、なれない!神様!安全な所に行ってください!僕はモンスターの相手をします!」

 

ヘス「さすがボクのベル君!バル君も気づいてるはずだから、無茶だけはしないように!」

 

と言って神様は避難した。僕も早くモンスターを倒さないと。

僕は双剣を構え龍氣を纏いモンスターに向かって走り出した。

 

ベル「はああ!」スパンッ

 

グオオォ ズシンッ

 

ベル「これで14匹目!」

 

周りを見ると1匹が神様の方向に向かっていた。

 

ベル「神様の所には行かせない!」ダッ

 

モンスター、確かシルバーバックに向かって走り出した。

 

追いつくと神様に狙いを定め追いかけている。なぜ神様を!

神様を横抱きで抱えて人のいない方に走り出した。

 

ヘス「ベル君!ボクは危ない状況なのにこの状態に喜んでるよ!」

 

ベル「喜ばないでください!」

 

いつまでもモンスターが追いかけるから

 

ベル「神様!ダイダロス通りに入ります!しっかり掴まっててください!」

 

ダイダロス通りに入り一際広い所に出て神様を降ろし(何故か残念そうにしてたけど)シルバーバックを待ち受けた。

シルバーバックが現れ双剣を構えた。

拳を避けその腕を切り落とした。すると怒り状態になるが遅い。龍氣を纏い縦に一閃した。

 

グ、グオオォ… ズンッ

 

縦に真っ二つになり灰になった。

 

ベル「ふう…街中での戦闘は難しい」

 

ヘス「よくやったよベル君!」

 

「よくやった!兎の冒険者!」

 

「小さい英雄だったぞ!」

 

褒められるの嬉しいなぁ。

 

side out

 

 

アイズside

 

ティオナにティオネ、レフィーヤと怪物祭を周ってると、モンスターが逃げ出したと騒ぎが聞こえモンスターの駆除に向かった。

 

アイズ「22匹目。思ったより少ない」

 

ティオナ「長い銀髪の人に兎みたいな子が駆除してるみたいよ」

 

長い銀髪に兎みたい…バルとベルかな

 

アイズ「なら安全ね」

 

次のモンスターを探していると蛇みたいなモンスターが現れた。なんとか避けティオナとティオネが殴りつけるが硬く弾かれた。

 

ティオナ「なにこれ!めっちゃ硬いよ!」

 

レフィーヤが詠唱を始め私たちは引きつけた。しかし

 

アイズ「(魔力に反応した!?)」

 

モンスターはレフィーヤに向かった。

 

アイズ「レフィーヤ!?」

 

もう少しで当たるところで

 

スパンッ

 

?「大丈夫か?」

 

背中まである銀髪の人、バルがモンスターを切りレフィーヤを助けた。

 

バル「無事そうだな」

 

レフィ「は、はい!」

 

レフィーヤの顔が赤くなってるのが見える。なんでだろう?

 

バル「これはお前の戦いだ。援護してやるから魔法を叩き込め」

 

レフィ「は、はい!言われなくても!」

 

モンスターに構えると刀に龍氣を纏った。すると地響きが起こり地面から巨大な花が現れた。

 

バル「こいつが正体か。てことはさっきのはツタか」

 

魔力に反応するなら…。と考え風を纏った。すると予想通りこっちに向かってきた。

 

アイズ「レフィーヤ!今のうちに詠唱を!」

 

レフィ「わかりました!」

 

レフィーヤは詠唱を始め私は空中に浮いてモンスターに攻撃した。浮いた私に3人とも驚いたがすぐに気を引き締め対応した。

何回かレフィーヤに攻撃が向かうがそのたびにバルがさばき、レフィーヤを守っていた。

 

レフィ「ーーー我が名はアールヴ!《ウィン・フィンブルヴェトル》!」

 

レフィーヤが《エルフ・リング》使ったリヴェリアの魔法を撃ちモンスターが凍った。

 

バル「ーーよくやった」

 

バルがレフィーヤの頭に手を置き、そう言った。

 

バル「トドメは俺がやる」

 

手に今までで一番濃く龍氣を纏った。桁違いの力が肌を刺すように感じる。バルは凍ったモンスターの上に跳び

 

バル「威力は抑えてるが鍛錬してコントロールできれば、こんな事も出来る!」

 

龍氣を纏った拳をモンスターに突き出した。

 

バル「天彗龍の一撃(バルファルク・インパクト)!」

 

赤い龍氣を放つと龍の形になり、それは通ると何も残らず、まるでモンスターを捕食するように攻撃し跡形なく消えた。

 

バル「風を色んな形にしてみろ。そうすればあの技も被害を与えずに済む」

 

風を形に…。そう言われて色々思い浮かんだ。これならさらに強くなれる。

 

アイズ「ありがとう、バル」

 

バル「どういたしまして」

 

レフィ「わ、私もありがとうございます!助けてくれて…」

 

レフィーヤがさっきのお礼を言った。

 

バル「いいよいいよ。お前も頑張ったんだ。しかしすごいなその魔法。《エルフ・リング》だっけ?」

 

ティオナ「レフィーヤの魔法は理解してるエルフの魔法が使えるんだよ!すごいでしょ?」

 

バル「あぁ、たしかにすごい。リヴェリアの魔法も使えたのは驚きだ」

 

ティオネ「そう言えばベートがまた相手をしろって言ってたぞ」

 

バル「また今度行くと伝えといてくれ」

 

ティオナ「また楽しみにしてるよ!バルさん!」

 

不思議とティオナとティオネはさん付けで呼んでいる。

 

レフィ「…へファイストスファミリアの椿さんにリヴェリア様…うぅ、ライバルが強いよぉ。女神フレイヤもいるし…

 

聞こえたのかティオナがレフィーヤに詰め寄った。聞こえなかった…

 

ティオナ「まさか、惚れた?」コソコソ

 

レフィ「う、前からカッコいいと思ってて…さっきのでもう…」コソコソ

 

二人がコソコソ話してるけど

 

バル「モンスターがいないか探してくる。もういないと思うが怪我人が居るかもだしな」

 

アイズ「うん、私たちもそうする。ありがとう」

 

バル「お礼なんていいよ。それじゃ」

 

とバルは去っていった。

 

レフィ「あぁ、行っちゃった…もう少し話したかった…」

 

ティオネ「次があるよ。来た時にデートにでも誘えばいい」ニヤニヤ

 

レフィ「デデデ、デート!?確かに行きたいけど…///」

 

ティオナ「なら、誘っちゃえ!もう3人にプロポーズ宣言されてるよ?一歩でも追いつかないと!」

 

レフィ「うぅ、恥ずかしいけど…頑張る!」

 

レフィーヤが燃えてる…何でだろう?

聞いても「その内わかる」と言われベルに聞いたら苦笑いで「あはは…僕からも言えません…」と。バルには「今のは忘れるから自分で考えてみろ。わかるのも時間の問題だ」と呆れた顔で言われた。どうして?

 

side out

 

 

おまけ

 

バルのどこがいい?

 

レフィ「始めにカッコいい。雰囲気も落ち着いていて一緒にいても落ち着く。お兄ちゃんみたいで甘えても嫌な顔せずに甘やかしてくれそうで、手を頭に置かれた時凄く落ち着く気持ちになった。急に甘えても受け入れてくれるかな?」

 

受け入れるよ!きっと。頑張れ乙女(レフィーヤ)




どうだったでしょう。レフィーヤにフラグていうか落ちました。
次回やっとリリィにオリキャラを出せます。先にリリィで次にオリキャラです。
お楽しみ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。