赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか 作:エルにー
ベルside
怪物祭から数日今日バル兄はクエストでいない。僕も受けたいけどレベルアップしてからと言われた。
それはともかくホームに戻っている途中、路地裏の交差点で横から人影が現れた。
ドン
?「あう」
ベル「あっ、大丈夫ですか?」
よく見るとでかいリュックを背負ってる、体全体が他の種族より小さい
手を差し伸べ起こそうとすると
「追いついたぞ!糞
剣を構えた男が叫びながら現れた。この子を追いかけてるのか?
そう思ってると男は剣を振りかぶろうとしていた。反射的に女の子の前に行き剣を止めた。
「なっ…!?おい!何をする!」
ベル「何をするはこっちのセリフです。女の子に暴力なんて」
僕はそう答えた。
「そいつの仲間か!?」
ベル「初対面です」
「ならなぜ邪魔をする!」
ベル「いきなり目の前で女の子に剣を振りかぶろうとしたら止めるでしょ」
淡々と答えた。
「まぁいい、邪魔するならお前も殺せばいい!」
穏やかじゃないなぁ。こういう冒険者は多いのかな?ロキファミリアの人たちはそんな事ないし。まぁ襲ってくるなら返り討ちにしないとね。
力量はレベル1の中堅ぐらい、剣技は全くなってない。本来のレベル1はこうなのだろうか。
そんな事を考えながら双剣を構えて
ベル「正当防衛なので文句は言わないでくださいよ?」
高速で何回か切り剣が細切れになった。
「お、俺の剣が!」
男は呆然とし
「この糞ガキ!何しやがった!?」
と殴りかかってきた。えぇ、短気すぎでしょ。拳で来る以上こっちも拳で行くけど僕は男に呆れていた。力量を測るとかそもそも理解不能なら来ないで欲しい。
手刀を打ち込むのが一番と思い行動しようとすると
「やめなさい」
静かながら鋭い声がした。声の方を見るとバスケット(買い出しかな)を持ったリューさんがいた。
「次から次へと、なんだ!?」
リュー「知り合いが攻撃されてる所を止めないわけにはいかない。それに私も気になってる方でもあるので、手を出すことは許しません」
気になってるって…嬉しいけど直球すぎませんかね?リューさん。
「どいつもこいつも…!お前からぶっ殺すぞ!」
リュー「吠えるな」
ん〜。すごい威圧。動きが止まったよ。バル兄も言ってたけどレベルは4ぐらいか。
ベル「これ以上やるというなら、手加減なしでいきますよ?そうなったら五体満足で帰れないけどいいですね」ニヤァ
「ちっ!糞!おぼえてろよ!?」
と去っていった。
リュー「バルさんが悪巧みしてる時の顔になってますよクラネルさん」
おっと危ない。バル兄の癖がうつることがたまにある。
ベル「ありがとうございます。リューさん」
リュー「いえ、私が出なくても問題はなかったですし」
ベル「あっ!そうだ!さっきの
と女の子がいた所を見てもいなかった。騒ぎの中逃げたのかな?
リュー「恐らく帰ったのでしょう。お礼一つぐらい言ってもいいと思いますが」
ベル「切羽詰まってたみたいなので構いませんよ」
リューさんが持ってるバスケットを思い出し、お礼に店まで持っていこうと思いついた。
ベル「買い出しの途中ですよね?代わりに持ちます」
リュー「いえ、そんな迷惑ですよ…」
ベル「大丈夫ですよ。さっきのお礼に持ちます」
と強引にバスケットを取った。
リュー「あっ…」
ベル「どうしました?」
リュー「い、いえ!なんでもないです…」
ベル「?そうですか。では豊穣の女主人に向かいましょう」
リュー「やっぱり触れてもなんとも思わない。むしろもっと触れて欲しいという欲が出る…」
リューさんが何か言った気がするが気のせいと思い豊穣の女主人に向かった。
店につき中に入ると
シル「おかえりーリュー……ってベルさん!?」
ベル「こんばんわシルさん。リューさんに助けてもらったのでお礼に荷物を運んでいたんです」
シル「それはお疲れ様。また食べに来ますか?」
とシルさんが聞いてきた。
ベル「はいもちろん。むしろバル兄は夕食に招待したいと言ってました。味の感想が欲しいからと」
シル「バルさんの料理か…どんなんだろう…」
ベル「来る時は伝えてください。ぜひミアさんも来てください。もちろんリューさんも」
ミア「毎日は忙しいが暇があれば行くわ!楽しみにしてるよ!」
リュー「私も楽しみにしてます」
ベル「はい!お待ちしてます。それではもう行きます」
シル「また来てね!ベルさん!」
手を振りホームに帰った。
side out
バルside
今日はクエストに行くためベルとは別行動だ。レンと合流しクエスト内容を聞いた。今日はオラリオの外だ。
門を通り目的地に向かった。内容は調査、凶暴なモンスターが現れ被害も出てる。その調査と発見できれば討伐。
時たまダンジョンの外にも強力なモンスターが出ることがあるそうだ。
結構歩き被害のあった村に着いた。しかし荒れがひどい被害は大きいと見ていいだろう。足跡を見つけた。そこそこ新しいそれに人の足跡もある。モンスターのより新しいこれは急いだほうがいい。レンも理解したのか頷き足跡の方に走り出した。
足跡に木の傷、そして途中から戦闘の形跡もあり逃げながら応戦してるみたいだ。
目的のモンスターを見つけると弓を持った160c程の女性と対峙していた。女性は傷だらけで今にもやられそうだった。モンスター、足が合計六本もある熊型のモンスターが腕を振り下ろした。
スパンッ ゴトッ
なんとかモンスターの首を切り落とし、間に合った。
レンは女性にポーションを渡した。
?「ありがとう。助かった」
レン「なぜモンスターと対峙した。そもそもファミリアは?」
レンは詰め寄って問いただした。
?「順番に答えるね。私は被害にあった村に住んでいた。単的に言えば復讐。ファミリアは入ってないよ」
俺たちはファミリアに所属してないことに驚愕した。なぜならモンスターにはいくつもの傷があった。恩恵なしでレベル1の中堅以上の強さ。
バル「すごいな。オラリオの冒険者どもに見せたいぜ」
?「ありがとう。自己紹介がまだだったね、私はアイ・へガル。アイで良いよ。母が東洋人だから名前は東洋風なんだ」
女性アイ・へガル肩まである綺麗な黒髪、容姿はエルフにも負けてない(俺の周りエルフに勝るも劣らない容姿の人多いな)。スラリとスタイルがよくそれに似合わず胸部が大きいが。
アイの話ではまだ三体残ってるようだ。巣も見つけておりあとは任せるように言ったが頑なに行くと言うので危険のないように注意し、巣穴に向かった。
巣穴に着くとモンスターは三体とも殺されてあった。このモンスター以上のがいると判断し巣穴に潜った。
しばらく探索してると一際広い空間に着いた。気を引き締めて覗くと見覚えのあるモンスター。
バル「なぜ、この世界に…!」
そのモンスターは牙獣種のアオアシラ熊型のモンスターより大きく独特の色合いをしている。
レン「あのモンスターに見覚えがあるのか?」
バル「元の世界のモンスターだ。ここのより強いからいくらお前でも気をつけろ」
アイ「えっ?どう言うこと?」
バル「あとで説明する」
太刀を構え龍氣を纏い首に向けて一閃した。
スパンッ ゴトッ
あっけなく倒したがこいつがここにいることが異常だ。
アオアシラ丸ごとポーチに収納して
バル「すまないがレン、急いでギルドに戻りウラノスにこの事を報告だ」
レン「わかった」シュンッ
アイ「えっ?着いていけないだけど…」
バル「説明すると言ったがこれはほぼ脅迫に近い。聞いたら俺のファミリアに入ることになってしまう。それでもか?」
と聞いた
アイ「ん〜。村の人達は全員亡くなって、行く場所もないから私としては嬉しい提案だよ。それに君といたら楽しい事が多いだろうしね!」
バル「わかった。そこまで言うなら」
会談の時と同じ説明をした。何回もビックリする様は面白かった。
アイ「これを聞いて尚更君に着いて行きたくなった!」ワクワク
まぁいいか。素の能力は高いから鍛えがいがありそうだ。
しかしあっちのモンスターが来るの、これが最後がいいけど。そう言う魔法やスキルないかなぁ
アイを連れてオラリオに戻った。
アイ「でかいね。近くで見るの初めてだ」
バル「俺も最初はそうなった」
ホームにつきヘスティアにあった事含めて紹介や報告した。
ヘス「元の世界のモンスターね…大変なことになったね。とりあえずアイ君は大歓迎だよ!」
歓迎されてよかった。
ヘス「じゃ、バル君は少し部屋を出て、恩恵を刻むから」
バル「了解」
言われて俺は部屋を出た。
side out
アイside
初めまして、アイ・へガルよ。バルに誘われファミリアに入った。今は恩恵を刻むらしい。
ヘス「上の服を脱いでベッドに横になって」
言われた通りした。同じ女性とはいえ少し恥ずかしい
ヘス「あ〜。君もなのね…」
?どう言うことだろう。
ヘス「終わったよ。これが君のステータス」
アイ・へガル
レベル1
力:I 0
耐久:I 0
器用:I 0
敏捷:I 0
魔力:I 0
《魔法》
《スキル》
【
・早熟する
・
・
ヘス「君バル君に恋したね」
アイ「なっ!?ま、間違ってないけど…」
うぅ、わかってるよ自分でもチョロいって。私こんなにもチョロかったんだ…
ヘス「秘密にしてあげるよ。ついでに情報、バル君すでに3人にプロポーズ宣言されてるよ。バル君の性格からしてハーレムを受け入れると思うけど、頑張ってね」
アイ「は、はい!プロポーズはまだ無理ですけど、ガンガンアピールします!」
こうして新たな決意を胸に私の物語は動き出した。
side out
おまけ
アイ「新しく入った。アイ・へガルです。よろしくお願いします」
ベル「こちらこそよろしくお願いします。一応副団長のベル・クラネルです」
アイ「よし、堅苦しいのはここまで!よろしくな!ベル!」
ベル「はい!アイさん!」
バル「仲良くなって何よりだ」
おまけ2
恩恵を刻んですぐ
バル「(聞こえてんだよなぁ。直接じゃないけど告白を聞いたわけだ。しかしハーレムを受け入れるか…たしかに俺ならそうするな、ま、それを望む望まないはあいつら次第だな。仲悪くならなければいいけど)」
地獄耳のバルであった。
どうだったでしょうか。オリキャラ描くの難しいですね。
あっちの世界からモンスターが来てしまいました。けど安心してください。オリジナル章までこう言う展開はありません。
1月29日 タイトル修正