赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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27 帰還そして宴会

ベルside

 

黒竜討伐を終え、僕たちは神様達のところへ向かった。

 

ヘス「ベルぐ〜〜ん“っ!!」ダキッ

 

リリ「ベルザマ〜〜!!」ダキッ

 

ベル「うわぁっ!?」

 

僕を見るや否や神様とリリが泣きながら抱きつき、その反動で僕は後ろに倒れた。

 

ヘス「よがっだよ〜、グスッ…ベルぐんが…無事でよがっだよ〜」ポロポロ

 

リリ「リリも”…エッグッ…ベルザマが無事でよがっだでず〜…」ポロポロ

 

ベル「心配してくれてありがとうございます、神様。リリもありがとう」ニコッ

 

神様とリリはそのまま僕に抱きついてまま、安心と泣き疲れて眠ってしまった。

 

バル「俺はなしなのな」

 

ベル「バル兄は……ね」

 

バル兄は規格外すぎるから心配する必要がないというか……

 

バル「いくら俺が規格外でも心配してほしいぞ。全く…」

 

アイ「私は…心配…だったよ…?」

 

アスフィ「その……私も…心配…でした…///」モジモジ

 

バル「ありがとうな、二人とも」ポンッ

 

アイアスフィ「「……///」」

 

ヴェルフ「イチャイチャをやめてくれるとありがたいだが……」

 

バル「イチャイチャしてるわけじゃないんだがな…」

 

ヴェルフに言われてバル兄はそういうわけではないかもしれないけど、第三者から見れば十分イチャイチャしてるよ。

 

バル「さて、そろそろ帰還したいけど、二人が寝てるしな…」

 

ティオナ「少し可哀想だけどここは危険だし、起こそう」

 

ベル「わかりました。神様起きてください。リリも起きて」ユサユサ

 

ヘス「ん〜、ベル君…?」

 

リリ「う〜、ベル様…?」

 

ベル「出発しますので起きてください」

 

二人を起こし少し寝ぼけてるけど立たせた。

 

バル「よし、ヘスティアにリリも起きたし。上に帰還しよう」

 

ヘル「てか、皆僕のこと忘れてるよね?」

 

バルアスフィ「「いたのか(んですか)」」

 

ヘル「ここに来てから酷くないかな!?二人共!」

 

バル兄はヘルメス様を無視し

 

バル「出発だ」

 

と言った。僕たちも疲れから

 

「「「「「はい(おう、うん)」」」」」

 

ヘルメス様を無視してバル兄について行った。

 

ヘル「だから無視しないでよー!?」

 

 

歩を進めると、所々にポーションの瓶が落ちてる。

 

ベル「そういえば、他の冒険者達はもう帰還したんだ」

 

ベート「お前達が漫才してるうちにな」

 

バル「してるつまりはないがな。それよりベルだろ」

 

ベル「僕もやってつもりはないよ!?」

 

ティオネ「口を動かしてるなら足を動かしなさい」

 

ひどいっ!僕だけじゃないのに…

 

ヴェルフ「しかし、冒険者が通ったにしろ。モンスター少なすぎだろ」

 

バル「俺が気配を全開にしてるから来ないだけだ。モンスターと対峙するのは面倒くさいからな」

 

ティオナ「まぁ黒竜討伐で疲れたからね、モンスターを倒す気力ないよ」

 

ティオネ「私たちはほぼ何もできなかったけどね」

 

ティオナ「それは言わないでよ〜!傷一つもつけられなかったのはショックだよ…」

 

ヴェルフ「そう考えると、俺はあのスキルで力も強くなってるんだな」

 

バル「龍(竜)だからな、それぐらいの力はある。単純な腕力、脚力馬鹿もいるがな」

 

ティオナ「わたしにもでないかな〜…」

 

バル「可能性はあるが、半龍(竜)になったら寿命が伸びて仲間が先に死ぬという事を忘れるなよ」

 

ティオナ「そうか……てことはベートはそれをわかってて…?」

 

そういえば僕も聞いてなかった。全員がベートさんみた

 

ベート「……承知の上だ。たしかにファミリアの奴らは先に逝ってしまうが、ロキがいるしこいつらもいる。一人ではねぇ」

 

ベートさんが僕とバル兄を見て言った。

 

リュー「…そのような悲しいデメリットもあるですね。クラネルさんに兄のバルさんは愛するものも半龍(竜)、強制ではないようですがさせるみたいですが。あなたもそうしないですか?」

 

ベート「……考えたことねぇ。寿命の関係で番を作りにくくなったが、そういう奴ができたらバルに相談する」

 

ベル「一人は辛いのでそうした方がいいです」

 

ヘス「てか、なんで君が知ってるの?」

 

リュー「……私はアイさん達みたくクラネルさん、ベルさんに宣言したので」

 

「「「「「はっ!?」」」」」

 

バル「おお、ベルもついにか」

 

ベル「恥ずかしい…///」

 

神様とリリが悔しさに顔を歪め、他は驚愕した。アイズさんだけよくわからない微妙な表情をしてた。

 

バル「そろそろ地上だ」

 

会談を登りダンジョンから出た。

 

ザワザワ

 

「ウラノス様に報告して!しばらくダンジョンを閉鎖すると!」

 

ギルド員が慌ただしく動いており、負傷した冒険者も少しいて治療でディアンケヒトファミリアも慌ただしいのが伺える。

 

「おっ、英雄が戻ったぞ!」

 

「三大冒険者依頼の最後の一つ、黒竜を倒した英雄だ!」

 

僕たちを見ると18階層にいた冒険者達が騒ぎ始めた。冒険者に囲まれ身動きができなくなった。

 

バル「鎮まれ」

 

バル兄の声で騒ぎ声がぴたっと止まった。

 

バル「それはあとにしてくれ、それぞれの主神に無事を知らせないといけないからな。道を開けてくれ」

 

バル兄の大きくないけど響き渡る声で言うと、冒険者達は道を開け僕たちはそこを進んだ。

 

ヴェルフ「やっぱお前の兄規格外すぎるぞ」ヒソヒソ

 

ベル「僕も否定できない…」ヒソヒソ

 

バル「聞こえてるぞ」

 

僕とヴェルフはビクッとなり黙った。

 

エイナ「ベル君!」

 

ベル「エイナさん!」

 

エイナ「詳しく話はあとでするけど、まずはお帰り」ニコッ

 

ベル「はい、ただいま!」ニコッ

 

エイナさんに「また後でね」と言われギルドを出た。

 

バル「危機を悟ったロキらが集まってるようだ。ロキファミリアのホームにいるみたいだから全員で向かおう」

 

リュー「すみません、私はここまでです」

 

バル「あー、リューなら仕方がない。またな」

 

リュー「はい、ベルさんも」

 

ベル「うん、また行きますね」

 

リューさんと別れロキファミリアのホームに着いた。何回も通ってるから門番には何も言われずに通った。

いつもの部屋にみんなで入った。

 

ロキ「色々言いたいことあるが、まずはお帰り」

 

アイズ「うん」

 

ベート「……おう…」

 

桜花さん達もタケミカヅチ様に「よくやった、おかえり」と言われ涙を流した。

それぞれ座り今回の件を仔細に伝えた。

 

side out

 

バルside

 

ロキ「なるほど…黒竜が……」

 

ロキがヘルメスみたく憎しみの表情をしてた。

 

バル「お前も黒竜に因縁があるんだな」

 

ロキ「そりゃぁ……な。黒竜のせいで当時の大手ファミリアは壊滅して、主神二人はすごく落ち込んだからな」

 

バル「まぁ言いたくないこともあるだろうし、詳しくは聞かん。それに黒竜はもう倒した、ベルとアイズの手でな」

 

ロキ「そうか…アイズたんが復讐に駆られることもないと…。よかったで…」

 

リヴェ「そうだな。昔は本当に危なっかしく、今では落ち着いたものの復讐に駆られるのは目に見えていた。だからアイズの手で黒竜を倒し復讐が終わったのはよかった…」

 

アイズ「色々迷惑かけたけど、黒竜を倒せたのはみんなのおかげ。だからありがとう」ニコッ

 

アイズの言葉でロキにリアは涙を流し、アイズに抱きついた。ティオナにティオネ、レフィーヤも抱きついた。フィンにガレスも涙を流した。古参だから色々思うところがあったのだろう。

しばらく、ロキファミリアの面々が泣き止めまで待った。

 

ロキ「すまへん、嬉しさのあまり泣いてしもうた」

 

バル「構わん。ファミリア(家族)の絆も見れたからな」

 

ウラ『話を続けよう』

 

フレイヤの鏡でウラノスに繋いでもらってる。

 

バル「黒竜の侵入経路はオラリオから確認できなかったことから、前からダンジョンの中にいた。しかも穴を掘って入ったのだろう。その穴を確認しないとな」

 

ウラ『うむ、これはクエストとしてクラネル兄弟にこの場にいるロキファミリアに依頼する。早急に頼む』

 

バル「了解だ」

 

フィン「僕にリヴェリア、ガレスで受けるよ。他のメンバーは疲れてるからね」

 

レフィ「私も同行します!」

 

リヴェ「レフィーヤならいいだろう。レフィーヤも追加だ」

 

ウラ『あとはしばらくダンジョンを封鎖する。口止めが間に合わずオラリオ全域にお前達のことは伝わった。好奇心の高い神に気をつけろ』

 

バル「了解だ。まだ龍であることがバレてないだけマシだ。神に関しては…まぁ…適当に受け流す」

 

ヘス「適当って……」

 

ウラ『わしから以上だ』

 

バル「黒竜に関係ないことだったら炉が半分までできてることぐらいだ」

 

ロキ「うちはない」

 

ヘル「僕からはまたミアハファミリアを加えての会議だね」

 

バル「あぁ、あのポーションな。規制をかけんといかんしな、効果が強すぎて狙われるかもな」

 

ヘル「うん、それだけ。僕も以上だよ」

 

タケ「では、今回のこと改めてすまない」

 

タケミカヅチとそのファミリアが頭を下げる。

 

バル「もうすぎたことだ。逆にファミリアを黒竜討伐に巻き込んですまない」

 

タケ「お互い様…か。こっちこそ気にしてない」

 

バル「なら以上だ。他は?」

 

フレ「私もないわ」

 

ロキ「なら、会議は終わりや」

 

バル「リューに豊穣の女主人を貸し切ると伝えてある。そこで黒竜討伐のお祝いをしよう。クエストは明日でいいか?」

 

ウラ『構わん。お前達は今回の英雄だ、明日でも構わん』

 

ロキ「よし、ミア母ちゃんのところで宴や!」

 

そのあと豊穣の女主人で貸切で宴を開いた。お金は多くあるしロキファミリアからも払われるから問題ない。

豊穣の女主人のメンバー、特にシルに俺とベルの事を教えた。シルはショック受けたがすぐにプロポーズまがいの事を言った。二番目でもいいと。ヘスティアとリリ、それにアイズが微妙な表情をした。小さい声でヘスティアとリリが帰ったら宣言すると聞こえた。アイズは恋と気づいていない、リアにあとで相談に乗るように伝えた。

そんなこんなでガレスと飲み比べしたりなど宴を楽しんだ。ヘルメスがセクハラをしてのを見て気絶させた。

宴も終わりに差し掛かりロキにガレスを中心に酔い潰れた。まさかリアも酔い潰れるとは思わなかった。

宴が終わり、ベルは自棄酒で潰れたヘスティアを背負い。俺はリアを、フィンはガレス、ティオネはロキを、アイズはティオナと共にレフィーヤを、アスフィはヘルメスを引きずって。それぞれ俺は送り帰って行った。女将のミアから今度シルにリュー、知り合いを料理を食べに向かわせると言われた。俺はいつでも待ってると伝えてリアを送った。

 

リアを送ってホームに戻るとベルとヘスティア、リリがもう寝ていた。リリとヘスティアのスッキリした表情を見るに伝えたか。

ベルのこれからが楽しみだ。俺はいつも通りアイに抱きつかれて寝た。

 

side out

 

 

おまけ

 

リリ「ベル様」

 

ベル「どうしたリリ?」

 

リリ「話があります。ヘスティア様ですよ」

 

ヘス「う〜ん、酔いで頭が痛いけど…。うんボクからもあるよ」

 

ベル「……」

 

リリ「ベル様、リリはベル様が好きです。愛してます」

 

ヘス「ベル君、ボクも君が好き。愛してる」

 

ベル「っ……bー」

 

リリ「返事はまだいいです」

 

ヘス「君がヴァレン何某が好きなのは知ってる」

 

リリ「リリはリリをベル様の入れるなら何番目でもいいです。もちろん一番目なら嬉しいです」

 

ヘス「ボクも抵抗はあるけど。君と入れて愛してくれるなら何番目でもいい」

 

ベル「………」

 

リリ「本当は嫌ですけど、ベル様の恋を応援してます」

 

ヘス「ボクも応援してるよ」

 

リリヘス「「だから」」

 

リリヘス「「ベル様(君)が迎えに来るの待ってます(るよ)」」

 

ベル「っ…はい。告白されて最低な事を言ってると理解してますが、なるべく早く迎えに行きます」

 

リリヘス「「はいっ(うんっ)!」」

 

ベルは二人の告白を踏まえ自分の恋に向けて前進した

 

 

おまけ2

 

リヴェ「ん〜、バル〜」

 

バル「どうした?リア」

 

リア「また、前にみたいに、どこかに出かけよう〜」

 

バル「あぁ、いいぞ。クエストがあるからその後にな」

 

リア「うん〜、ありがとう〜大好き〜」

 

バル「ありがとうな」

 

 

ポスッ

 

リア「ありがとう〜」

 

バル「……リア」

 

リア「ん〜?」

 

チュッ

 

リア「………」

 

バル「今はこれだけだ。俺は拒否しない」

 

バタンッ

 

リア「………!///」

 

しばらくベッドの上でバタバタした妖精姫であった




はい、黒竜討伐後の祝勝会でした。ベル君の方を進展させ、オリ主も積極的になる第一歩でした。
おまけは基本おふざけになります。
というわけでアニメ一期の部分が終わりました。アポロンまでしばらくそれぞれにヒロイン回になる予定です。
次回も楽しみにしてください。

ベートにヒロイン必要か

  • 必要(現存キャラ)
  • 必要(オリキャラ)
  • 必要ない
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