赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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最初はアイズたん視点です


29 嵐剣姫の自覚と兎の喧嘩

アイズside

 

因縁の黒竜を倒した翌日、いつものように起きたけど。ずっと復讐することばかり、ティオナたちのおかげでほかに楽しみというのだろうか、もできてさらにベルたちにおかげで復讐を考えることはなくなった。それが終わり少し虚無感がある。目標を達成して次にやることが見つからない。

リヴェリアたちに相談してみた方がいいのかな?

黒竜討伐を思い出すと最後一撃が一番に来る。あの時の光は暖かった。ベル…

 

ドクンッ

 

なに…これ…。

最近ベルのことを考えると胸がドキドキする。笑顔を思い出すと顔も赤くなる。

これもリヴェリアに聞いてみよう。

私は早速リヴェリアの部屋に向かった。

 

コンコンッ

 

リヴェ「入っていいぞ」

 

アイズ「リヴェリア」

 

リヴェ「アイズか、どうした」

 

アイズ「聞きたいことがあって…」

 

私はリヴェリアに目標を達成して次はどうすればいいか尋ねた。

 

リヴェ「ふむ、つまり次の目標が見つからない。今まで通りのやる気が出ないと」

 

アイズ「うん、黒竜はもう倒したからモンスターを倒す目的もない。強くなる理由がない」

 

リヴェ「ふむ……」

 

バルからはそろそろ試練をやると聞いたけど黒竜を倒した今、受ける理由が見つからない。

 

リヴェ「守るためはどうだ?」

 

アイズ「守る…ため…?」

 

リヴェ「そうだ。黒竜を倒して強くなる理由はないが、いつ来るかわからない災厄のために力を蓄える。仲間が危険に陥っても守れるように強くなる。それじゃダメか?」

 

アイズ「守る…」

 

守る…。考えても見なかった。もしティオナたちが危険に瀕して力が足りないばかりに死んでしまう。いやだ…。イヤダイヤダイヤダ、それはいや。もう一人になりたくない。一人は……

 

リヴェ「……ズ…イズ!アイズ!」

 

アイズ「ハッ」

 

リヴェ「大丈夫か?」

 

アイズ「ゴメン、ティオナたちがもし死んでしまうと考えたら…」

 

リヴェ「落ち着け、そうなってほしくないなら強くなって守って見せろ」

 

アイズ「うん、強くなら理由ができた。ファミリア、仲間、大事な人を守るために私は強くなる。もう一人になりたくないから」

 

私は力強く宣言した。

 

リヴェ「いい目だ」

 

アイズ「やっぱリヴェリア、ママみたいだね」

 

リヴェ「ママと呼ぶなバカもの」ゴンッ

 

アイズ「イタっ」

 

リヴェリアはどこか嬉しそうに私にゲンコツをした。

 

アイズ「あともう一つ聞きたいことがあるの」

 

リヴェ「なんだ言ってみろ」

 

リヴェリアにベルのことを考えるとドキドキすると伝えた。

 

リヴェ「あぁ、それは恋だ」

 

アイズ「恋…?」

 

リヴェ「私もそうだ、バルの事を考えるとドキドキする。隣にいると安心する、最初は恥ずかしくて話しづらかったな」

 

アイズ「恋……」

 

私がベルに恋…?カアアァ 

そう自覚すると顔が熱くなるのを感じる。鼓動が今までで一番速い。これが……恋……

 

リヴェ「表情を見るに自覚したな」

 

アイズ「どうしようリヴェリア、ベルのことが頭から離れない…」アタフタ

 

リヴェ「思ったより重症だな…。深呼吸しろ」

 

リヴェリアの言う通り深呼吸する。

 

アイズ スー ハー

 

リヴェ「落ち着いたな」

 

アイズ「うん、でもベルとまともに話せない……」

 

リヴェ「初恋だから仕方がないか…。とりあえず頑張ってあったら話してみろ。恥ずかしいかもしれないが深呼吸してやってみろ」

 

アイズ「うん、頑張る。リヴェリアもこんな感じだったの?」

 

リヴェ「そこまで酷くなかったな。私は恋を自覚してすぐ告白というよりプロポーズだな、をやったからな」

 

アイズ「状況から見てバルは全員受け入れるそうだけど、リヴェリアはいいの?」

 

私はこれが一番気になった。ベルに恋してると自覚して一緒に居たい、ほかの人といるともやもやする

 

リヴェ「バルは神と同じく寿命を待たない、悠久の時を生きる。抵抗はあるがバルは愛してくれるのが嬉しいと言っていた。一緒にいるということは周りがどんどん先に逝ってしまう。それでも共にいたいと思える。理由はそれで十分だ。だから私は構わない、むしろほかのものと共にバルを愛そうじゃないか」

 

アイズ「リヴェリアは強いね」

 

リヴェ「ベルも悠久とは言わないが少なくとも五千年は生きる。ベルといるなら他にもいると考えたほうがいい」

 

アイズ「やっぱりベルも……?」

 

リヴェ「確定だな。バルから豊穣の女主人のウェイター二人に小人族(パルゥム)のリリルカ、主神のヘスティアはもう告白したとか」

 

アイズ「そう……抵抗はあるけど、私もいい…かな…」

 

リヴェ「今はまだ悩めばいい。まずはベルとまともに話せるかだがな」

 

アイズ「うっ……そこは……頑張る…///」

 

リヴェ「あぁ、結果を楽しみにしてる」

 

リヴェリアに相談して新たな目標、強くなる理由ができて。ベルに恋してると自覚した。ハーレムだっけ、はじっくり考えてみる。ベルと話せるかな?

 

side out

 

 

ベルside

 

ダンジョンの閉鎖が解除された三日後、ヴェルフのステータス更新でレベルアップしたとわかった。

 

「「「乾杯!」」」

 

ベル「レベルアップおめでとう、ヴェルフ」

 

リリ「リリからもおめでとうございます」

 

ヴェルフ「ありがとうな。いや〜まさかあそこまで上がるとは〜」

 

リリ「黒竜の相手をすればそれほどまで上がると思いますが」

 

ヴェルフ「だがレベル6だぜ?俺も一気に第一級冒険者だ」

 

そう、ヴェルフはレベル6まで一気に上がった。神会(デナトゥス)では黒竜と対峙したから一気に上がったと説明された。【不冷(イグニス)】という称号を与えられた。

 

ヴェルフ「まぁ称号はすぐ変わると思うがな」

 

ベル「多分そうだね」

 

ヴェルフ「俺としては帰りに【嵐剣姫】ににげられたことのほうが面白いがな」ハハハハハ

 

リリ「そうですね。私は思わず吹いてしまいました」

 

ベル「うう〜、言わないでよ〜。気にしてるんだから…」

 

ヴェルフ「まぁそこまで気にすることじゃねぇよ」

 

リリ「そうですね。表情から見るに自覚したんでしょう」

 

ベル「自覚?」

 

リリ「ベル様が知る必要はありません」

 

ヴェルフ「そのうちわかる」

 

ベル「……二人が言うなら……」

 

気になるけどそのうち分かるみたいだし。気にしないでおこうかな。

 

ヴェルフ「俺も鍛治のアビリティを得たし、これまで以上に鍛治がやりやすくなる」

 

ベル「炉も完成したみたいだしできるの待ってるね」

 

ヴェルフ「おう!待っておけ、勿論リリ助もな」

 

リリ「リリにも作ってくれんですか?」

 

ヴェルフ「当たり前だ同じパーティだしな」

 

リリ「ならリリはクロスボウをお願いします」

 

ベル「僕も今回でレベルアップしたことになったし、バル兄もだけど。それもレベル6まで。周囲の目が痛い…」

 

ヴェルフ「お前は黒竜に止めを刺したしな」

 

リリ「リリもレベルあげたいです……」

 

ベル「これに関してはソーマファミリアが絡んでるからなー。改宗(コンバージョン)しない限りスキル出ないと思うよ」

 

リリ「そう聞くと無茶苦茶ソーマファミリアを恨みます!」

 

そう話してると

 

?「なーにが英雄だ。お前たち程度で黒竜など倒せるか」

 

声のする方を見ると小人族(パルゥム)の人がいた。

 

?「黒竜も現場にいたロキファミリアでやったんだろ。俺はお前たちがやったとは思えんわ」

 

小馬鹿にするような感じで話している。

 

?「レベルは神が認めてる以上事実だろうが、黒竜で上がったとは信じれん」

 

ベル「ならどうやって上がったと?」

 

?「知るか、そういう裏道だろ」

 

リリ「そんな裏道存在しないと思いますが?」

 

?「とにかく鉄くさいやつにうさぎ臭いやつ、それの下っ端の小人族(パルゥム)なんて。主神が可哀想だよ」ヤレヤレ

 

ベルヴェルフ ピクッ

 

今なんてこの人は言った?

 

ベル「なんて、言いました?」

 

?「あ?主神が可哀想だよ。いや主神もお前ら見たく意地汚いかもな〜」ケラケラ

 

ベルヴェルフ「「…………」」

 

リリ「リリは知りませんよ」

 

?「あ?ぶっ…」

 

ズドンッ

 

こいつは言ってはいけない事を言った。

 

ベル「僕はなに言われても構わない。けど神様を悪く言うのは許さない」ゴゴゴ

 

ヴェルフ「俺もだ。あのお方を侮辱するのは許さん」ゴゴゴ

 

リリ「頑張ってくださーい」

 

リリ軽いな。でもまぁ

 

ヴェルフ「お前ら」

 

ベル「覚悟」

 

ベルヴェルフ「「できてるよね?(だろうな)」」

 

僕とヴェルフはさっきの小人族(パルゥム)と同じ服を付けてる人たちと喧嘩した。こう言った喧嘩は初めてかも。

 

「いいぞ!もっとやれー!」

 

「喧嘩だぞ!それも英雄の!」

 

「聞いてたがこれは仕方がねぇな」

 

あらかた沈めると

 

?「ふんっ、この程度」

 

後ろに控えてた一人が攻撃してきた。さっきのより強いみたいだけど僕からしたら弱い

だから僕は避けることに徹した。それも余裕に

 

?「ちっ、避けてばっかで攻撃したらどうだ」

 

ベル「ならお言葉に甘えて」シュンッ

 

僕は相手の後ろの回った。

 

?「なっ!?グフっ」

 

背中を蹴り飛ばした。

 

「瞬殺…」

 

「レベル6とはいえ新人がレベル3を倒した」

 

「確かあいつアポロンファミリアの【太陽の光寵童(ポエプス・アポロ)】のヒュアキントスだ」

 

リリ「お疲れ様です、二人とも」

 

ヴェルフ「まだ料理は残ってるし食べよう」

 

僕たちはアポロンファミリア(周りの声から知った)を放置して料理を食べた。バル兄のほうが美味しいけど食べ物を粗末にするのは気が引ける。

 

ヒュア「この、うさぎ風情があぁ!」

 

ベート「ウルセェ」

 

ベル「あれベートさん」

 

ベートさんの一言で場は静まった。

 

ベート「飯がまずくなるから騒ぐな」

 

ヒュア「ちっ、おい!起きろ!」ゲシッ

 

「ぐあぁ」

 

ヒュア「さっさと起きろ!」

 

ヒュアキントスはほかの人たちを蹴って起こし去っていった。

 

ベル「ありがとうございます。正直面倒になってたので」

 

ベート「別に構わん。バルの飯を食ってから飯をまずくする行為が前以上に嫌いになっただけだ」

 

ベル「まぁバル兄の料理美味しいですからね」

 

ベート「フンッ」

 

僕は席に戻り残りの料理を食べた。

 

ホームに戻ると

 

ヘス「ベル君!」

 

ベル「どうしました?神様」

 

ヘス「実は近々神の宴があるの。それでパートナーを連れて行けるんだけどベル君とバル君を連れて行こうと思ってね!」

 

ベル「でもそれって一人じゃないんですか?」

 

ヘス「大丈ー夫!二人は英雄だから無理に通せばいい!ロキも二人連れて行くみたいだからね!」

 

ベル「なら……いいのかな?」

 

バル「そして服装はこれだ!」

 

バル兄がテンション高く服を見せた。

 

バル「二つともデザインは同じで、襟にベルは俺たちの翼に横顔の目が赤いうさぎのエンブレム。俺のはベルの兎の所に龍の時の横顔ついてるエンブレムだ!」

 

襟のエンブレムをよく見ると僕のは光加減で所々が白く光る、バル兄のは光加減で赤く光る。

 

 

【挿絵表示】

【挿絵表示】

 

(上がベルで下がバル)

 

ベル「エンブレムはもしかして作った?」

 

バル「おう!」

 

ヘス「バル君器用すぎ」

 

バル「とりあえず神の宴は明後日だ」

 

大丈夫かな?

 

side out

 




前半アイズたんの恋を自覚する事とベル君のはじめての喧嘩です。
ロキもパートナー二人連れて行くのはオリ主とリヴェリアを踊らせたいからです。まぁ美の女神とも踊るんだろうけど。
さてまたアンケート取ろうと思います。ベートにヒロインが必要かどうか、ありで原作にいるキャラかオリキャラかも同時にアンケートします。
挿絵も下手だと思いますが描いてみました。
次回ダンスパーティィ
お楽しみに〜

ベートにヒロイン必要か

  • 必要(現存キャラ)
  • 必要(オリキャラ)
  • 必要ない
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