赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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30 ダァンスパーティィ♪

ベルside

 

アポロンファミリアと喧嘩してから二日、今日は神の宴の日だ。

 

ヘス「さぁ!行くよベル君!」

 

ミアハ「私たちも忘れないでくださいよ」

 

同盟に入ったミアハファミリアと同じ馬車に乗って行くみたい。

ミアハファミリアとの会議では終始ミアハ様はバル兄に感謝していた。その後の取り決めで定期的にバル兄が血を提供、僕やベートさんも違いを知るために提供した。さらに材料なども定期的に提供することになった。代わりにできたポーションを通常の一割で販売、提供した血で作ったのは数個無償で程度するということになった。ミアハ様はもっと厳しくポーションを無償で提供すると言ったがバル兄たちがそれを断り、ミアハ様はなかなか下がらなかったがなんとか納得してくれた。

ヘルメスファミリアとの取り決めは定期的に魔道具に使える素材の提供、代わりにできたものは最初にこちらに無償で提供。オーバースペックすぎるものは却下することになった。それでバル兄もちょくちょくアスフィさんを訪ねるようになった。あ、アスフィさんもバル兄にほかの皆見たくプロポーズしたそうだ。なんでもオラリオに来る前から好きだったみたい、それで二人きりになった時に思い切ってプロポーズしたそうだ。

さて、僕バル兄はバル兄の用意したスーツをつけている。評価はどちらも高評価だった。神様のドレスも素敵で「綺麗ですよ」と言ったら顔を赤くして喜んでくれた。

 

バル「さて行こうか。馬車に乗るぞ」

 

5人で馬車に乗り、神の宴を行うアポロンファミリアの拠点に向かった。

 

ベル「アポロンファミリアか……」

 

バル「あぁそうか。アポロンファミリアと喧嘩したんだったな」

 

ヘス「しかも理由がボクを侮辱しただから嬉しいよ!ベル君!」ダキッ

 

ベル「か、神様……恥ずかしいです…///」

 

バル「俺たちの主神を侮辱したんだ咎めはしない。けどタイミングがな…」

 

ヘス「うん、気持ち悪いタイミングで招待状が来たんだよね」

 

バル「とりあえず警戒しておこう」

 

ミアハ「君たちは色々と災難に巡り会うね」

 

バル「まぁ仕方がない。俺は元々災厄を知らせる凶星だったし、今でも【赫き凶星】という称号をもらってるしな」

 

ミアハ「でも君たちのお陰でナァーザの腕は治って。今までで一番効果の高いポーションも作れたからね」

 

バル「元の世界はここより物騒だしな」

 

そんなこんなで目的地に着いた。

 

ヘス「外見だけはいいね」

 

ベル「あぁそれわかります。喧嘩した時のヒュアキントスでしたっけ?体洗ってないのか臭く感じました。ベートさんも顔をしかめていたので僕より強く感じたはずです」

 

バル「嫌だなそれ、ほぼ確実にアポロンが話しかけくるしその時に指摘しよう」

 

アポロンファミリアのホームに入り注目を浴びたが気にせず、ヘルメス様を見つけたのでそっちに向かった。

 

ヘル「やぁやぁ、きたね英雄さん達」

 

ヘス「タケも一緒にいるんだね」

 

タケ「居たくているわけじゃないがな…」

 

ヘル「まぁまぁそんなこと言わずに!」

 

ヘルメス様はタケミカヅチ様の首に腕を回した。

 

アスフィ「バル様」

 

バル「アスフィか。うん、そのドレス似合うよ。綺麗だな」ニコッ

 

アスフィ「あ、ありがとうございます…///」

 

へファ「あら遅れたかしら」

 

ヘス「あ、ヘファイストス!パートナーはヴェルフ君を連れてきたんだね」

 

へファ「ええ、黒竜討伐の英雄の一人で一気にレベル6まで上がったからね。連れてこないわけにはいかないよ」

 

ヴェルフ「スーツ似合うじゃねぇかベル」

 

ベル「ありがとう。バル兄が用意したんだ。エンブレムもあるよ襟に」

 

ヴェルフ「変わった翼か?に兎。バルも翼に龍の横顔…。お前達にピッタリだな」

 

ロキ「うちも来たで〜!」

 

そい話してるとロキファミリアも来た。

 

ロキ「今日は黒竜討伐で活躍したアイズたんにママのリヴェリアを連れてきた!」

 

リヴェ「ママ言うな!」

 

ベル「あ、アイズさん!」

 

アイズ「べ、ベル……」

 

ベル「久しぶりです!」

 

アイズ「えっと……その……///」

 

ヘル「おやおや?これは…」ニヤニヤ

 

バル「余計なことはすんなよ」

 

アイズ「うぅ……ご、ごめん!///」

 

そう言ってアイズさんはリヴェリアさんの後ろに隠れた。僕、何かアイズさんにした……?

 

バル「まぁ仕方がないか」

 

アイズ「うぅ…まだ顔をまともに見れない……///」

 

リヴェ「焦ることはない。意外にもちょっとしたことで克服できる」

 

バル「そうだな。そういえば」

 

リヴェ「ん?」

 

意識の回復して、バル兄はたまに見せる愛しいものを見る顔になって

 

バル「そのドレス似合うよ。髪と同じ深緑のドレスで、綺麗だ」

 

リヴェ「あ、ありがとう……バルに褒められたのなら来た甲斐があった…///」

 

ロキ「ママ乙女に顔になってるでぇ」

 

リヴェ「うるさい!ロキ!」

 

タケ「まさか【九魔姫(ナイン・ヘル)】にあんな表情にさせるとは……」

 

ヘス「まぁバル君だからね。あとはフレイヤだけだけど…」

 

へファ「そのうち現れるでしょう」

 

ヘス「まぁ最近フレイヤ神出鬼没だからね…」

 

?「諸君!よく足を運んでくれた!」

 

話していると中心の階段に頭に冠を被った神が話し始めた。

 

ヘル「お、主催のご登場だよ」

 

バル「てことはあいつがアポロン…」

 

アポ「今日はいつもより趣向を変えてみた。可愛い子供達を着飾り過ごすのも一興だろう」

 

「いいぞー!アポロン!」

 

「洒落たことやるじゃねぇか!」

 

アポ「今日は新たな出会いに恵まれる、そんな気さえする」

 

アポロン様はそう言ってたしかに僕の方を見た。

 

バル「確定だな」

 

ヴェルフ「俺もわかったぜ、確かにベルの方を見た」

 

ヘス「また一波乱ありそうだなぁ……」

 

否定できません……。ごめんなさい、次々と波乱を呼んで……

 

アポ「さぁ夜は長い!存分にたのしんでくれ!」

 

そう言って演奏が始まった。

 

「いやぁまさか長年の目標だった黒竜を倒すとは、うちのファミリアに入って欲しかったぜ」

 

ベル「いえ、神様、ヘスティア様のファミリアに入ってなかったら黒竜を倒すこともありませんでした。全部ヘスティア様に会えたことのおかげです」

 

「へっ、ここまで清々しい謙遜は初めてだ」

 

「バルだったかしら?顔もイケメンで強さも団長としての、年長者としての力量もある。今からでも私のファミリアに入らない?」

 

女神様がバル兄の腕に抱きついて言う。アスフィさんにリヴェリアさんが不機嫌になってる。バル兄!どうにかして!

 

バル「すまない女神様、私はヘスティアファミリアの団長になった以上辞めるつもりはありません。不服かもしれませんがわかってもらいますとありがたい」

 

「そう言うなら仕方がないわ…」

 

バル兄はやんわり断って女神様はバル兄から離れた。そしてバル兄はアスフィさん達の方に行き

 

バル「心配するな。俺はお前たち以外になびかん、女神には美人が多いがお前達もそれに負けないぐらい可愛いし綺麗だ」

 

二人の頭に手を置いてそう言った。二人は赤くなりバル兄の裾を掴みしばらく離さなかった。神達もそれを見てハイエルフを堕としたなどと言って遠巻きに見てた。

おかげです僕たちも神達に絡まれることがなくなって料理を楽しんだ。バル兄の方が美味しいけど。

 

ザワザワ

 

周りが騒ぎ始めてその方向を見るとフレイヤ様が来た。

 

ヘス「やっと来たかフレイヤのやつ」

 

へファ「いつものことでしょ」

 

ミアハ「まぁ確かにね…」アハハ‥

 

フレイヤ様をこちらの方に来た。

 

フレ「同盟の会議ぶりね」

 

ヘス「バル君にくっつきぱなしで話すのはもっと久しぶりだけどね」

 

フレ「それはごめんなさい。バル様にくっつきたかったから」アラアラ

 

ヘス「バル君ならあそこにいるよ」

 

フレ「ありがとうヘスティア」

 

ヘス「君の恋を応援してるからね。ここで言うことじゃないけど、バル君を裏切ることは許さないよ?」

 

フレ「フフフ、裏切らないわ。絶対に」

 

フレイヤ様はそう言ってバル兄の方に向かって後ろから抱きついた。周りがすごく騒いだけど無視することにした。

 

時間が過ぎ踊り始める人が現れ、音楽もダンスのものに変わった。僕は踊れないからベランダに出た。

 

ヘル「おやおや、黒竜に止めを刺した片方の英雄は踊らないのかい?」

 

ベル「こういうダンスは出来なくて。何故かバル兄はできるけど…」

 

僕はアスフィさんと踊ってるバル兄を見て言った。

 

ヘル「ははは、彼は規格外だからね。もう何ができても驚かないよ」

 

ヴェルフ「ここにいたかベル」

 

ベル「ヴェルフ」

 

ヘル「もう一人も来たし少し僕の話を聞いてくれ」

 

ヘルメス様は一呼吸おき

 

ヘル「君達はゼウスファミリアを知ってるかい?」

 

ベル「はい、15年前に黒竜に壊滅された当時の大手ファミリアですよね」

 

ヘル「そう、当時のゼウスファミリアにそれに並ぶヘラファミリアのツートップだった。けど黒竜に壊滅されてその気を僕たちはロキにフレイヤを中心にオラリオから追い出した。僕はそれが今でも後悔してる。色々と問題はあったけど尊敬する父だった」

 

ヘルメス様は僕達を見て

 

ヘル「だから黒竜を倒してくれてありがとう。(ゼウス)達の無念を晴らしてくれてありがとう」

 

「「「「ありがとう」」」」

 

ヘルメス様は頭を下げて言った。周りの神も揃って頭を下げた。

 

ベル「頭を上げてください。僕はただ現れたイレギュラーを倒しただけです」

 

ヘル「それでもだよ」

 

ベル「なら、15年前以上にオラリオを栄えましょう。ゼウス様達を追い出した負い目があるなら当時に負けない活気を生みましょう」

 

ヘル「……は……ははは、やっぱ君はすごいね。うんそうしよう、当時に負けないむしろそれ以上にオラリオを栄えよう!」

 

「そうだ!いいこと言うじゃねぇか英雄よ!」

 

所々から未来に向けての意気込みが聞こえた。

 

ヘル「演奏を中断してすまない。ダンスを続けよう!」

 

また演奏が流れまた踊りを始めた。

 

ヘル「ほら君も誰か誘いなさい」

 

ヴェルフ「そうだぜベル」

 

ベル「じゃ、じゃぁヴェルフがやったら僕もやるよ」

 

僕は精一杯の反抗でそう言った。

 

ヴェルフ「言ったな?」

 

ベル「へっ?」

 

ヴェルフはヘファイストス様の元に行き

 

ヴェルフ「ヘファイストス様、私と踊ってくれませんか?」

 

へファ「ええ、もちろんよ」

 

ヴェルフは僕の方を見て

 

ヴェルフ「ほら俺はやったんだからベルもやれ」

 

そう言ってヴェルフはヘファイストス様と踊り始めた。

 

ヘル「ほらお友達はやったよ?ほら行きな!」

 

ベル「うわぁ!」

 

ヘルメス様は僕を押した。

 

ベル「ととと…」

 

アイズ「ベル…?」

 

ベル「ア、アイズさん……」

 

ヘル「お、いいところに思い人がいた!」

 

アイズ「えっと……その……ご、ごめん!」

 

ベル「あ!待ってください!」

 

僕はアイズさんの腕を掴み引き留めた。バル兄はリヴェリアさんと踊っててフレイヤ様と変わるところだった。

僕も割り切らないと

 

ベル「アイズさん」

 

アイズ「ベル……?」

 

ベル「僕と踊ってくれませんか?」

 

僕はアイズさんの腕を離し手を差し出していった。

 

アイズ「………うん。私と踊ってくださいベル」ニコッ

 

ベル「ええ」ニコッ

 

僕たちはぎこちないながらも踊った。

 

バル「ベルも踊り始めたか」

 

フレ「フフフ、嬉しそうね」

 

バル「ベルの恋を応援してるからな。ベルもアイズも初めて踊るようだが、互いに目を見て恥ずかしくも楽しそうに踊ってる。弟の成長を見て嬉しいさ」

 

フレ「あぁ…///。いつもとは違う、保護者の顔も素敵よ///」

 

バル「そう言うフレイヤもドレスと合って素敵だ」

 

 

ベル「もしかして踊るの初めてですか?」

 

アイズ「うん、初めて。小さい頃からの夢だったこうして踊るの」

 

アイズさんは綺麗に笑った。僕は思わず見惚れた。動きを止めないことからバル兄の教えが染み付いてると改めてわかる。

 

アイズ「初めてがベルとでよかった。ありがとう」

 

ベル「いえ、僕も初めて踊るの相手がアイズさんでよかったです」

 

アイズ「私、ずっと黒竜に復讐することが目標だった。けど黒竜を倒してどうすればいいかわからなくなった。リヴェリアに相談して仲間を親しい人を守る目標ができた」

 

ベル「いいと思います。仲間を友人を、関わった人を守る。僕も同じ目標を持ってます」

 

アイズ「実はもう一個あるけど……」

 

ベル「けど?」

 

アイズ「は、恥ずかしいから言えない……」

 

ベル「そうですか。アイズさんもかわいいところありますね。あ、普段は可愛くないと言うわけではありませんよ?」

 

アイズ「か、可愛い……///」

 

ベル「と、とりあえず。その目標を失わずにいてください」

 

アイズ「うん、もちろん」

 

しばらく無言で踊り演奏が終盤に差し掛かると

 

アイズ「ベル」

 

ベル「はい?」

 

アイズ「私を救ってくれてありがとう」

 

ベル「ええ、助けれて良かったです」

 

演奏が最後の盛り上がりに入り

 

ベル「アイズさんに助けが必要ならいつでも言ってください」

 

演奏の終わりと同時にポーズをとり

 

ベル「必ず駆けつけます」

 

アイズ「ーーうん。その時は助けてね、ベル」

 

観客の拍手とともに僕たちは一歩進んだと確信した。

 

side out

 

 

おまけ

 

その頃のヘスティアは

 

ヘス「う〜〜。ベルく〜ん…」

 

ロキ「う〜〜アイズた〜ん…」

 

タケ「諦めろ」

 

ヘス「う〜〜……。ベル君の恋の邪魔したくないけど、納得できないよ〜……」

 

ロキ「うちもや〜……」

 

命「タ、タケミカヅチ様!」

 

タケ「どうした?命」

 

命「わ、私と踊ってくれませんか?」

 

タケ「ああ、喜んで」

 

ヘス「タケも踊りに行ったし、ボクもベル君と踊りたいよ〜……」

 

ロキ「アイズた〜〜ん……」

 

やけ食いしてる主神達であった。

 

 

おまけ2

 

演奏が終わる少し前

 

バル「ふう、ずっと踊っていて流石に疲れた」

 

アスフィ「ありがとうございます。踊っていただき」

 

バル「構わないよ。俺を愛してくれる者の頼みを無碍にできないからね」

 

フレ「フフフ、嬉しいこと言ってくれるね」

 

バル「事実だ。それとこれは今日のお礼」

 

チュッ

 

チュッ

 

チュッ

 

バル「口は待ってると言ってただろう?リアとフレイヤは2回目だが」

 

フレ「フフフ……幸せで倒れそうだわ……///」

 

リヴェ「2回目でもこれは慣れん……///」

 

アスフィ「………///」

 

バル「はじめてのアスフィはショートしたか……」

 

さらに進んだようだ

 

 




神の宴回でした。今回はヘルメスの気持ちと神達の(アポロンを除く)黒竜討伐の感謝の気持ちを書きました。原作になかったかもしれませんが、少なくともヘルメスはこう思ってるとと想像しました。真面目なヘルメスを見たらアスフィちゃんが柄にもなく心配しそうww
ベル君とアイズたんの踊りに約束。書いてて少しドキドキしました。下手なラブコメシーンですが。
次回は邪魔神の接触です。
お楽しみに〜〜

ベートにヒロイン必要か

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