赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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46 恋する狐人と預言者の大胆な告白

ベルside

 

全てが終わり僕達は竈火の館に帰ってきた。まだいるならおそらく応接室のはず。応接室に入ると。

 

ヘス「あ、おかえり!ベル君!それにみんなも!」

 

タケ「帰ったか。おかえり」

 

命「ご無事ですか!?春姫殿!」

 

千草「だ、大丈夫だった!?」

 

桜花「無事で何よりです」

 

カサン「お、おかえり…!」

 

ダフネ「帰ったか。おかえり、無事でよかったよ」

 

神様、タケミカヅチファミリアの皆さんにカサンドラさんとダフネさんが中で出迎えてくれた。こうして言われると帰ってきたと実感できる…。

 

ベル「ただいま!皆さん!」

 

僕はそう嬉しさを噛み締めて言った。

行く前のように座布団というだっけ?に座った。

 

ヘス「改めておかえりなさい。無事に帰ってきてよかった」

 

タケ「俺からもおかえりなさい。無事でよかった」

 

ベル「はいrただいま!」ニコッ

 

リリ「ただいまです!」ニコッ

 

ヴェルフ「ただいま!」ニカッ

 

ヘス「君たちが行く前は余裕がなかったけど、君が春姫君だね?」

 

春姫「は、はい!サンジョウノ・春姫と申します!」

 

タケ「そこまでかしこまらなくてもいい。君が無事でよかった。改めて久しぶりだな」

 

春姫「はい、お久しぶりです、タケミカヅチ様」ペコ

 

タケ「他に3人もいるからしばらく彼らと話をしてやってくれ」

 

タケミカヅチ様はウズウズしている命さん達を一目見て春姫さんにそう言う。特に命さんは目をキラキラさせ春姫さんと話せることを期待している。

春姫さんもそれを見て

 

春姫「フフフ、はいもちろんです」

 

春姫さんはそう言って立ち上がり、命さん達の方に行き4人で話し始めた。

 

ヘス「さて、イシュタルを天界に昇天させたようだね。景色からオラリオから相当離れた場所だと思うけど、イシュタルの昇天するときの光にベル君のブレスが見えたからし。本当にこの部屋どうなってるの?」

 

ベル「バル兄に聞いてみないとわかりません……」

 

ヘス「絶対他に可笑しな部屋あるよ!」

 

どうしてだろう…。可能性を否めない僕がいる……。

 

タケ「イシュタルはもう下界にいなく、殺生石はあのブレスで砕けたんだよな?」

 

ベル「はい。あれを残して悪用されないために。跡形なく壊すためにブレスでけしました」

 

タケ「そうか……ならよかった……」

 

ベル「あれは二度と見たくないですね…」

 

ヘス「所でベル君…」

 

神様は暗い表情で僕を呼ぶ

 

ヘス「イシュタルが昇天した事は交差も脅しも功をなさず、最終手段に出たんだよね?」

 

ベル「はい。イシュタル様の春姫さんの命を軽く考えていた事が許せなくて…」

 

ヘス「それは仕方がないよ。それで、君は人を殺してしまったのかい?」

 

神様は不安な表情で僕に聞く。そう不安にならないでください。

 

ベル「いえ、殺してません。アイシャさんの起点もあり戦闘娼婦(バーバラ)の人達を殺さずに済みました。今回での死者はイシュタル様にヒキガエルの擬人化です」

 

ヘス「そうか…。よかった……君が人を殺してなくて……。いつかは人を殺める事になるかもしれないけど、今はまだ早いと思うから……。所でヒキガエルの擬人化って?」

 

リリ「今はもうないイシュタルファミリアの団長、フリュネ・ジャミールのことです。ベル様は頑なに彼女をヒキガエルとしか呼びません」

 

ベル「ヒキガエルみたいな見た目だし、美貌を勘違いしている痛い人だから」

 

ヘス「そのフリュネは何故死んでしまったんだい?」

 

ベル「それは春姫さんの生成した泡で滑り祭壇、結構高い位置にありましてそこから落ちました」

 

ヘス「春姫君に泡を生成する魔法があるんだね」

 

ベル「いえ、おそらく例のスキルです」

 

ヘス「え、例のスキル!?」

 

僕が春姫さんの泡が例のスキルのものだと言うと神様はびっくりした。まぁ、予想はしていたけど」

神様の大声を聞いて春姫さん達は話を中断し、こちらの話に戻る。

 

春姫「どうしました?」

 

ベル「春姫さんがあの時生成した泡の事です」

 

春姫「あのシャボン玉ですか?」

 

ベル「うん、僕が殺生石を壊す時に見せた姿も一緒に説明します」

 

僕がそう言うと春姫さんは真剣な表情になった。そして僕はバル兄の事や僕の事、半龍(竜)の事に同盟の事を説明した。

 

春姫「ベル様が言ってました、半分人間を辞めているというのは、この事ですか…?」

 

ベル「うん、そうだよ。僕はバル兄に寂しい思いをして欲しくなくて半龍となりました。自らなったので僕は自ら穢れたと言ってもいいですね」

 

春姫「ベル様は穢れてなどいません!と私が言いましてもお門違いですね。私が貴方様は穢れてないと思うように、貴方様も私は穢れてないと思ってるわけですよね?」

 

ベル「もちろん」

 

春姫「なので私は何も言いません。私とベル様の言い合いになると思いますので」フフフ

 

ベル「あはは……否定できませんね……」アハハ…

 

タケ「とにかく、春姫も半龍(竜)になれる素質があるというわけだ」

 

ベル「もちろん半龍(竜)にならず、その力だけを使うだけでいいです。半龍(竜)は強制ではありません」

 

春姫「ベル様は半龍というわけは寿命も違うのですか?」

 

ベル「言ってんませんでしたね…。バル兄は純粋な龍だからのか寿命は存在せず、神と同じく悠久の時を生きます。僕みたいな半龍(竜)は総じて少なくとも5000年生きます」

 

春姫「そうなんですか…」

 

どうして春姫さんは落ち込んでしまったんでしょうか?

 

ヘス「リリ君。もしかしなくても春姫君は…」コソコソ

 

リリ「はい、そうです。と言いますかあの状況で惚れない方がおかしい気がします」コソコソ

 

ヘス「なら、彼女にもベル君ハーレム要員に入れた方がいいかな」コソコソ

 

リリ「ヘスティア様もベル様がハーレム作るのに抵抗はないんですね」コソコソ

 

ヘス「まぁ、ベル君だからね……。ベル君は半龍だからそう簡単に愛する者を作れない。だからボクはもう気にしてないよ」コソコソ

 

リリ「なるほどです。では早速春姫様に声をかけましょう」コソコソ

 

ヘスティア「ねぇ春姫君、少しいいかな?」

 

神様はそう言って春姫さんとカサンドラさんを部屋から連れ出した。何か秘密なことかな?

 

ベル「神様達どうしたんでしょう?」

 

ヴェルフ「まさかここまで鈍いとは……」

 

タケ「春姫が少し不憫だな…」

 

本当にどういう事?

 

side out

 

 

ヘスティアside

 

ボクとリリ君は春姫君とカサンドラ君を部屋から連れ出した。

 

ヘス「ごめんね連れ出して」

 

春姫「いえ」

 

カサン「わ、私も大丈夫です。そ、それでどうしたんですか?」

 

ヘス「うん。まず、ここにいるのはベル君に恋しているであってるね?」

 

ボクがそう聞くと、カサンドラ君と春姫君は顔を赤くした。

 

カサン「そ、その……はい///」

 

春姫「わ、私もベル様を慕っています……///」

 

ボクは恥ずかしがる2人を見て思わず抱きしめた。

 

ヘス「もう!可愛いじゃないか!2人とも!」

 

カサン「わわわ!」

 

春姫「へ、ヘスティア様!?」

 

ヘス「ごめんごめん。恥ずかしがる2人が可愛くてね」

 

リリ「ヘスティア様もそう思うんですね」

 

ヘス「まぁね。話に戻るね?」

 

ボクは一息ついて

 

ヘス「まず、ベル君はロキのところのアイズ・ヴァレンシュタインに恋している。そこはまずわかって欲しい」

 

カサン「やっぱりなんですね……」

 

春姫「ベル様にはもう想い人が……」

 

カサンドラ君と春姫君はベル君に想い人がいる事に落ち込む。

 

ヘス「そこでね。2人が嫌じゃないならベル君のハーレムに入らないかい?」

 

ボクがそう言うと2人は目を見開く。

 

ヘス「ベル君は半龍で少なくとも5000年生きるんだ。長い生で神でもない限り愛する者を作れない。なぜならエルフならともかく普通の人とは60年ほどしかいれない。そこで半龍(竜)化があるわけだけど。ベル君はハーレムを拒否しないはずだよ。だから2人もどう?」

 

ボクは2人にハーレムに入らないかと提案する。2人は顔を俯かせて考え込む。

 

ヘス「今決断しなくていいよ。因みにボクにリリ君、ギルドのベル君の専属アドバイザーのハーフエルフのエイナ君、豊穣の女主人という店のウェイター、シル君にリュー君。合計5人がベル君に告白しているよ。ベル君が恋しているヴァレン何某も満更じゃないみたいだしね」

 

その事実に2人は驚愕する。2人にゆっくり考えるようにと言おうとすると

 

春姫「私はもう決めてあります」

 

春姫君がそう言う。驚いた。もう決断したんだ。

 

春姫「私は何番目でも構いません。ベル様と共に過ごせるのなら。私は娼婦である私を救ってくれたあのお方以外考えれません」

 

カサン「わ、私も!私も何番目でもいいです!わ、私は鈍臭くて喋るのも遅いけどベルさんはしっかり聞いてくれますし、な、何より一目惚れで……。と、とにかく!ベルさん以外考えれません!」

 

春姫君に続いてカサンドラ君も決断した。少し悩んでいたボク達が馬鹿みたいだよ。

 

ヘス「ならまずはベル君に告白だね。まぁ後でいいけどね」

 

春姫「いえヘスティア様。思い立ったら吉日という言葉があります。私は今からしてきます」

 

春姫君はそう言って応接室に向かう。この子行動力ありすぎじゃない!?

 

カサン「ま、待って!私も!」

 

カサンドラ君も感化されて春姫君に続いた。ん〜…もしかして余計な世話だったかな?

 

ヘス「と、早く応接室に戻らないと」

 

リリ「急ぎましょう!」

 

ボク達は急いで2人を追って応接室に戻る。

 

side out

 

 

ベルside

 

神様達が部屋から出てからしばらくして

 

ガチャ

 

春姫さんとカサンドラさんが戻ってきた。神様とリリはどうしたんだろう?

 

春姫「ベル様」

 

カサン「ベ、ベルさん!」

 

ベル「どうしたの?2人とも」

 

2人は深呼吸して

 

春姫「ベル様、私は貴方様をお慕いしています。ヘスティア様から貴方様に想い人ががいると知りましたが、私は何番目でも構いません。私も半龍(竜)となって貴方様と共に過ごしたいのです」

 

カサン「わ、私もベルさんが好きです!ベルさんに好きな人がいると知りましたが、私も何番目でもいいです!私も半龍(竜)になってベルさんと一生過ごしたいです!」

 

僕は2人のプロポーズまがいの告白を聞いて固まった。まさか2人も…。僕でいいのかという思いが頭をよぎるけど。2人は考えて答えを出した。カサンドラさんはダフネさんがバル兄に恋しているからともかく、春姫さんの場合は命さん達が先に亡くなってしまう。それを考えて答えを出した。

なら僕の答えは

 

ベル「ありがとう2人共。とても嬉しいよ。神様達にも同じ事を言いましたが、最低な事を言ってると自覚していますが、必ず迎えに行きます。それまで待っていてください」

 

僕は神様達にも言った言葉をそのままに2人に伝えた。

2人の回答は

 

春姫「ーーはい。お持ちしています」ニコッ

 

カサン「ーーうん。待ってるね」ニコッ

 

2人は微笑みを浮かべ待つと答えてくれた。

 

ベル「ありがとう。必ず迎えに行くからね」ニコッ

 

ヘス「終わったかい?」

 

ベル「あ、すみません」

 

春姫さんとカサンドラさんは皆の前でプロポーズまがいの告白をしたと理解して、顔を赤く染め俯く。僕はそんな2人を可愛く感じた。

 

タケ「春姫はヘスティアに任せた方が良さそうだな」

 

ヘス「そうなるね。例のスキルもあるしバル君のいるここにいた方がいいね」

 

命「ここなら安心ですね。春姫殿をよろしくお願いします」ペコ

 

千草「お、お願いします!」ペコ

 

桜花「よろしくお願いします」ペコ

 

ヘス「もちろん!春姫君は仲間だからね(ベル君ハーレムのね)」

 

タケ「では春姫の事を頼んだ。所でそろそろバルも帰ってくるんじゃないか?」

 

ヘス「うんそろそろ帰ってくるはずだね」

 

春姫「あ、改めてサンジョウノ・春姫と申します!よろしくお願いします!」

 

ヘス「もちろん歓迎するよ!春姫君!」

 

こうして春姫さんが僕達のファミリアに入団すると決まった。すると

 

「「「!?」」」」バッ

 

デカイ気配を感じ外を見る。すると赤、いや赫い光がイシュタル様が昇天したときの光と同じ光を飲み込み天に登る。あれはバル兄…?

 

ヘス「あれはバル君……?」

 

タケ「さっきの白いのと同じ、いやそれ以上のもの……」

 

ベル「おそらくですが、前に言っていたフィルヴィスさんの件が終わった合図では?僕が殺生石を壊したように。ですがバル兄の方は神だったというわけでは?」

 

リリ「フィルヴィス様の件も神が元凶だったわけですね。バル様のブレスが神の昇天の光を飲み込んだのは気になりますが……」

 

ヘス「もしかしたらその神を天界に昇天させずに殺したりして……。な、ないよね!」アセアセ

 

応接室にいた春姫さんとカサンドラさん、ダフネさん以外は黙り込んだ。

 

ヘス「ね、ねぇ。否定してよ……流石にバル君でもできないよね…?」

 

ベル「神様」

 

ヘス「で、できないよね!?」

 

ベル「すみません。可能性を否めません」

 

ヘス「……嘘でしょう……」キューバタン

 

ベル「神様!?」

 

神様はショートして倒れた。何があったの?バル兄……

 

side out




という事で帰還、春姫がベル君の事を知る。告白するの回です。
因みにですが、本来は天界に送還ですがアポロンの所で昇天と書いたのでこのまま昇天でいきます。
春姫とカサンドラちゃんの公開プロポーズで2人もハーレムにinしました。
そしてベル君の天に登る白い彗星に続いて、赫い彗星が神の昇天の光を飲み込んで天に登った。本当に神を殺したのか!?
それはその内わかる事でしょう。それでは次回予告をどうぞ!
ヒャイイイィィィ ヒュウウウゥ
よっと、おうベルの親友という立ち位置のヴェルフ・クロッゾだ。早速次回予告にいくぜ。
ベルが春姫と会う前日、ダンジョンに潜りバルがふざけながらも順調に進んだ。
ギルドのレンにロキファミリア団長のフィン、フレイヤファミリア団長のオッタル、そしてアイと最下層から一つ進んだ未踏階層でバルの元の世界のモンスターを狩っていた。
とまぁ遊び回だな。
次回天彗龍の愉快な遊び
楽しみに待ってろな〜
シュドオオオオォォォン
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