赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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第六章 筋肉バカと災厄の予兆
56 天彗龍の過去


ベルside

 

僕はイシュタルファミリアを潰して、バル兄はフィルヴィスさんを助けた3日後。僕達は昼間なのに小さいキッチンがある一部屋でのんびりしている。ソファーで僕は右に神様、左にカサンドラさん、そして膝にリリが座っている。春姫さんは後ろから僕の首に腕を回して抱きついている。バル兄は右にフィルヴィスさん、左にダフネさん、膝にアイさんが座っている。

僕達が昼間なのにのんびりしている理由は

 

ヘス「アレスもバカだよねー、毎回懲りずにオラリオに攻めてくるんだから」

 

ヴェルフ「否定できませんね。あの神は脳が筋肉で出来てると言ってもいいほどの脳筋ですから」

 

ベル「そういえばヴェルフってラキア出身だったけ」

 

ヴェルフ「おう。クロッゾの歴史は知ってると思うが、何故か俺だけ魔剣を作る事ができてな。それで親父に魔剣作りを強要されるのが嫌で出奔、名を偽って鍛治の修行をしていたらヘファイストス様に拾われた訳」

 

ベル「へー、それでヘファイストス様が好きなんだね」

 

ヴェルフ「……まぁ……そうだ……」プイ

 

やっぱりヴェルフはヘファイストス様が好きなんだね。応援してるよ!

 

ヘス「へぇ……そうなんだね…」ニヤニヤ

 

神様はニヤニヤしてヴェルフを見る。

 

ヴェルフ「やめてください…」

 

ヘス「叶うといいね」ニヤニヤ

 

ヴェルフ「半竜になった事で寿命も圧倒的に増えた訳ですし、地道に頑張ります」

 

ヘス「頑張ってね!(まぁ、ヘファイストスは満更でもないみたいだけどね)」

 

んー……、でもヘファイストス様満更でもなかったような気がする…。

 

ヴェルフ「そういう意味ではベルにバルはもうできてるだろ?」

 

ベル「まぁ、バル兄は一昨日改めて返事、そしてプロポーズしたね。僕はまだ……」

 

リリ「ベル様もそろそろ【嵐剣姫】に告白したらどうですか?」

 

バル「たしかにな。お前、何回かアイズと出かけてるだろ?」

 

ベル「まぁ、何回か……」

 

バル「そこまでいってるならもう告れ。俺の視点からはアイズも満更でもないんだしさ」

 

ベル「うん……」

 

僕は怖かったんだ…。告白なんてした事ないし、それがアイズさんにとって迷惑だったらって。そう思っちゃうだ……。

 

ヘス「そうだよベル君。それにそろそろボク達を迎えに来て欲しいんだ…」

 

ベル「神様……」

 

神様は俯いてそう言う。プロポーズを受けたリリにカサンドラさん、春姫さんは僕に『私も』っと目を向ける。

そう……でしたね。神様達が僕の迎えを待っている。なら、ウジウジなんてできないね。

 

ベル「わかりました。近いうちにアイズさんに告白し、神様達を迎えに行きます」

 

神様は顔を上げ

 

ヘス「うん!待ってるね!ベル君!」

 

リリ「リリもですよ?ベル様」

 

カサン「わ、私も!待ってます!」

 

春姫「私もです。ベル様」

 

ベル「ごめんなさい。もう少し待たせる事になって…」

 

ヘス「気にしてないよ。だって近いうちに迎えに来てくれるでしょ?」

 

ベル「はい」

 

ヘス「ならいいよ」

 

リリ達も同じようです頷いている。

 

ベル「ありがとうございます。もう少し待っていてください」

 

僕は果報者だな。神様達みたいな素敵な女性が好きになってくれて。

 

ヴェルフ「所で、バルは元の世界でどう過ごしたんだ?」

 

ベル「そういえば僕も聞いた事ないね」

 

ヘス「ベル君もないんだ」

 

バル「やっぱ気になるか」

 

ヴェルフ「そりゃぁな」

 

ベル「うん、だから教えてくれる?」

 

ヘス「ボクも気になるね。バル君の生まれも気になる」

 

僕達はキラキラした目でバル兄を見る。

 

バル「はぁ……わかった。話す。だが長いぞ?」

 

ベル「全然いいよ!」

 

side out

 

 

バルside

 

今日は軍神アレスを主神とする国家級のファミリア、ラキアがオラリオに侵攻してきたからこの部屋、くつろぎ部屋と呼ぶか。そこでのんびりしている。

そうしているとベル達から過去を教えてと頼まれた。まぁ、構わないが。

 

バル「どこから話すか……。あぁ、まずフィーに話した事ある。俺の親友の話をしよう」

 

そこで俺はフィーに話した鍛治士の親友の話をした。

 

ベル「そうだったんだ……」

 

ヴェルフ「あれで手抜き……これ、団長が知ったら怒るんじゃないか?」

 

バル「あり得るな。だが、未だに改善できんな」

 

ヘス「仕方がないね」

 

バル「次は俺の生まれから話そう」

 

俺は気づいてら雲がの限界高度より高い石の山というより塔にいた。その時から知性を持っていた。力は今よりずっと弱かったがな。この時を俺の生まれた日にした。

その後は世界を登る朝日を見て世界を見てみたいと思った。その後、俺は世界中を飛び回った。その時にいろんなモンスターに会い、スルーするやつもいれば突っかかってくる奴もいて、実力はグングン上がってったな。回った中で印象に残ったのは霊峰だったな。

生まれて50年ほど経った頃、俺と同じ知性を持ったモンスターにあった。全員古龍だった。俺が荒れてた時もこいつらはよく俺を止めようとしていた。実力で言えば俺がトップだな。中に禁忌と呼ばれるやつもいたな。今思えば俺が追い返した黒龍ミラボレアスは変だったな。

そいつらと馬鹿しながらその時から魔法を使えるようになった。それを練習して人化できるようになった。その時から人の街に行くようになった。いろんな仕事などをしたな。ある時はハンターギルドで働いたり、ある時はハンターとしてモンスターを狩ったり、ある時は料理人として自分の店をもったりなど。色々やった。その都度容姿は変えていた。悪ふざけでつけた知性ある龍(竜)の集まり、《知性ーズ》の仲間も魔法を使えるみたいで、人化して街に入り浸っていた。俺が把握してるあいつらがやってた仕事は、ギルド員、農家、船人、考古学者などの学者、料理人、鍛治士、村長なんかあったな。店を構えた時2人ぐらい引っ張ってきたことあったなぁ。

これらをやってたら気づいたら150歳になってたな。そのあとやろうと思ったのが鍛治士だ。これはさっき言ったな。すぐに知り合って親友になり70年後、友人は86と長寿だった。3年ほど荒れてあの黒龍と戦った。そして療養に6年費やした。その1年後にベルと会った。ベルと出会ったのは230歳で5年経った今は235歳だな。

 

バル「とまぁ、こんなもんか」

 

「「「「………」」」」ポカーン

 

ありゃ、ポカーンとしてるな。

 

ヘス「……はっ!壮大な話で意識が飛んでた」

 

ベル「僕も……」

 

ヴェルフ「バル以外に知性がある龍いたんだな…」

 

リリ「驚きです…」

 

そういう反応になるわな。

 

ベル「僕の前に現れた時って、何していたの?」

 

バル「あの時な。あの日、朝から何か起こる予感がしていてベルの声が聞こえた。『おじいちゃん……寂しいよ……』という声をな。そしたら裂け目が現れてその中に入った。この裂け目に入らないといけないと思ってな」

 

ベル「そんなことが……」

 

ヘス「何かの因果でバル君が呼び出されたのかな……」

 

バル「そうなるな」

 

ヴェルフ「いろんな意味で規格外だな……」

 

フィル「確かにな……神を消滅することもできるしな…」

 

ちょいひどないか?

 

アイ「《知性ーズ》にあってみたいかも」

 

バル「なら、いつかあっちの世界に旅行に行くか?」

 

俺がそう言うと皆驚く。

 

アイ「いいの?」

 

バル「今は無理だがな」

 

アイ「約束ね」

 

バル「あぁ」

 

こうしていつか元の世界に旅行に行くことになった。

 

ベル「バル兄の料理が美味しいのは店を構えていたからなんだね」

 

バル「店長を30年ほど勤めて他の街から人が来るほど有名だったな」

 

ダフネ「なら、いつかここでも店を開く?」

 

それもいいかもな。のちに本当に店を開くことになるとは俺は想像できなかった。

さて、ラキアの侵攻。何もなくいけばいいが……。

 

side out




すみません力尽きました。
今日はいつもより短いですがご了承下さい。
《知性ーズ》ですが、もし他に作品を出すことがあれば主人公にすると思います。
では、次回予告どうぞ
ヒャイイイィィィ ヒュウウウウゥゥゥ
よっと、はじめまして、いるでもバル様を見ているバル様の伴侶、フレイヤよ。では、次回予告にいきましょう。
のんびりしているバル様達。場所は変わってラキアとオラリオが戦う戦場。
戦況はオラリオの優勢であった。そこにラキアの主神、アレスは策を練るが
果たしてそれはうまくいくのか
次回筋肉バカの抵抗
楽しみにしてね。ふふふ
シュドオオオオオォォォン
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