赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか 作:エルにー
バルside
ベルとヘスティアが崖から落ちた翌日、結局昨日には
因みに昨日自室にこもってたヴェルフはというと、流石に夕食には部屋を出た。そこで話を聞くと本当にヘファイストスに告白、というよりプロポーズしたようだ。それでヘファイストスも受け入れたみたい。そこでお祭り騒ぎになった。先に言ってくれればもっと豪華な料理にしたのに。これは後ほどに宴を開かないとな。
ヴェルフにもベルたちに事を伝えた。反応はリリと同じで「まぁ、ベルだし大丈夫だろ」だった。
リリ達は寝れたかというと、結果からいうとベルなしでは寝れなかったようだ。温もりが関係してると考え3人で寝たようだ。それでも少ししか寝れなかったが。俺はいつも通りフィルとダフネと寝たはずが起きたらアイが俺の上で寝ていた感じだ。
バル「昨日は仕方がなかったが、今日には
アイ「今日なら大丈夫だと思うよ」
バル「だといいがな」
俺たちは昨日と同じ部屋でくつろいでいる。まだラキアとのほとぼりが冷めてないからな。
チカチカ
バル「誰か来たみたいだな」
リリ「え、あれって来客を知らせるものなんですか?」
バル「この館に入れた要素の一つだ」
この館の建築に携わって色々な要素を入れたが、これはその一つだ。玄関の扉をノック、または俺が流した龍氣に登録した気配が来たら全部の部屋の扉の上が点滅するという仕組みだ。さらにこれは微量に龍氣が漏れるから寝ていても気づく仕組みになってる。
え?どうやって龍氣に気配を登録するって?それは俺があらかじめそう登録する。新しく登録する場合は新しく龍氣を流せばいい。因みにこれは俺にしかできない。
さてさて、客は誰かな。俺は玄関に向かう。
ガチャ
フィン「やぁ、おはよう」
バル「フィンか。おはよう。朝早くからどうした?」
フィン「
バル「やっぱりか。それで、何時だ?」
フィン「昼後だよ」
バル「わかった。ヘスティアの代理として参加するわ」
フィン「わかった。そのように伝えとくと。あ、場所はうちのホームね」
バル「了解。あ、そうだ。少し待ってくれ」
俺はフィンに少し待つように言って厨房からあるものを持ってくる。
バル「お待たせ。はい、これを主要メンバーで分けてくれ」
そう言ってカゴを渡す。中にはサンドイッチが入っている。人数分はあるはず。
フィン「おぉ、ありがとう。バルの作ったものは美味しいからみんな喜ぶよ」
バル「アイズの分は明日にでも渡しとく」
フィン「わかった。ありがとうね」
そう言ってフィンは帰っていった。サンドイッチの感想は後で聞こう。
その後はさっきのくつろぎ部屋に戻って時間になるのを待った。昼は最近女性陣が料理を習いたいと言うから教えながら作っている。流石に毎回全員はできないから二人ずつ襲えている。
昼食も食べたから俺はロキファミリアのホームに向かった。いつもの顔パスで入り部屋に案内される。
ガチャ
「お、『赫き凶星』も来てる。けど主神のヘスティアはどうしたんだ?」
「さぁ?」
話題の的になってるなぁ。しばらくすると。見てる感じ一昨日と同じで団長の付き添い可のようだ。
ロキ「大体集まったか?んじゃ、一昨日開いたばっかだが、またも緊急の
フィン「ここからは僕が進める」
「『
勘にいい神は何か勘づいたようだ。
フィン「まずはフレイヤファミリアとヘファイストスファミリアに戦争の参加を感謝する」ペコ
フレ「構わないわ。防衛のためだもの」
へファ「私も同感よ」
フィン「そう言ってくれるとありがたい。次に今回招集した理由ですが、まず、神ヘスティアが神アレスの策略で攫われました」
フィンがそう言うと神達はざわついた。ヘスティアが攫われたことより、アレスにそんな策を思いつく頭があるのかが中心だろうけど。
フィン「その救出に『嵐剣姫』にヘスティアファミリアの『
神達はまたもざわつき俺の方を見る。ここからは俺が説明しないとな。俺は前に出て
バル「詳しいことは俺から話す。まず、ラースと名乗る男についてだ。コイツはベルやアイズでも倒すのは無理なぐらいの強さだ」
「な!?黒竜討伐の英雄二人でもだと!?」
バル「そうだ。俺でもギリギリかもしれん。それほどの相手だ」
「そいつの目的は!?」
バル「目的は俺の全てを滅ぼすこと。つまりオラリオを破壊することだな」
「何故お前が目的だ」
バル「12年前にやつを瀕死にまで追い込んで追い返したことがある。街を滅ぼそうとしていたからな」
「街だと?そいつは本当に人間か?」
バル「違う。あいつは人間じゃない。禁忌と呼ばれる龍の一体だ。それもイレギュラーな存在の」
俺が龍と言うとまたもざわつく。ここで正体を明かすか。
バル「何故俺がそれを知っていて、追い払えたかというと。俺も龍だからだ」バサッ
俺は翼を出してカミングアウトする。
「『赫き凶星』が龍……だと……」
「な、なら……弟の『
バル「ベルは半龍。文字通り半分龍となったものだ」
「ま、まさかロキファミリアやフレイヤファミリアはそれを……?」
フレ「知っているよ。三ヶ月前からね」
ロキ「うちも同じや。さらに言うならファイたんにギルドも知っている」
その事実に神達は驚愕する。
バル「半龍(竜)は他にベートにアイズ、ヴェルフ、アイとギルドのレンだ。まだ半龍(竜)になってないが近いうちに至るのはリヴェリア、レフィーヤ、ティオナ、リリ、アスフィなど計13人だ」
「どうなっている……ギルドも何故味方を……
?『それは此奴がオラリオを挙げても倒せないからだ』
鏡が現れてそこから声がする。これはウラノスだな。
ウラ『実際野望もなく弟がここにいるからいるだけだ。危害を加えない限り問題は起きん』
バル「そういう事で俺はオラリオをどうこうするつもりはない。俺はベルの行く末を見守るだけだ。話を戻すぞ。ラースは駒を連れて二ヶ月後にくると宣言した。奴一人ならともかく、駒、つまり奴が支配下に置いている龍を連れてくるということだ」
「少し待て、そのラースもお前も聞いたことがない。ダンジョン外にそれほどの龍が誕生できるのか?」
バル「あぁ、言ってなかったな。俺は5年前に違う世界からきた」
新たな事実に神達はまた驚愕する。(驚愕って何回も使うとつまらなく思ってしまいます。皆さんはどうですか?by作者)
「違う……世界……だと…」
バル「なんの因果か空間の亀裂からこの世界にきた。そこであったのがベルなわけだが、今はいいだろう。元の世界には古龍と呼ばれる存在するだけで災害が起きる龍が存在する。ラースはその中でも禁忌に分類される黒龍だ。元々あいつは黒かったが怒りと復讐心で紅くなったが」
「ど、どれぐらいの強さだ?そのラースというのは…」
バル「こっちの黒竜を威嚇で追い払うなんて朝飯前で、俺がいなければ数時間でオラリオは灰塵と化すな」
「絶望的だ……」
バル「その対策に今回の
「それで安全なのか?」
バル「確実ではない。だから襲撃時には避難してもらうことになる。オラリオが壊滅状態になると覚悟しないといけない」
「聞いてる感じそれも仕方がないか……」
神は嘘をついてるかわかるから話が意外にもスムーズに進むな。
「所で、半龍(竜)のことだが、『
バル「フィンはフィンの目的のためにできない。ついでに半龍(竜)になる方法だが、素質が有れば俺の血を飲めばなれる。そのためにモデルとなる龍(竜)、ここではあえてモンスターと呼ぶが、モデルの力になれることが必要だ。じゃないと耐えきれずに死ぬ」
「なろほど……」
バル「他に質問はあるか?」
誰もいないことを確認して。
バル「では、二ヶ月の間に各ファミリアにいつでも避難できる用意を、兵器の設置はゴブニュファミリアに手伝ってもらいたい。ガネーシャファミリアは避難所の確保に一般市民の避難の準備。それぞれ生き残るために行動せよ!」
「「「おおおおぉぉぉぉ!!!」」」
俺はロキの方を向き、閉会を任せる。
ロキ「ほな、
「「「おおおぉぉぉ!!」」」
こうして俺の正体は難なく受け入れられ、それぞれ二ヶ月後の災厄に備えることが決まった。今回のことは後ベル達が帰ってくるだけになったな。
side out
今日はここまで。
兵器はモンハンをやってる方にはお馴染みのあの兵器です。
特に後書きで言うこともないので、次回予告をどうぞ!
ヒャイイイィィィ ヒュウウウウゥゥゥ
よっと、やぁみんな。バル君に雑な扱いをされてるヘルメスだよ。早速次回予告に行こう!
順調にことが進んでるバル。一方濁流に飲まれたベル達はとある村に行き着く。しかしヘスティアは体調を崩しベルは看病する。
そこで黒竜の鱗から受けていた恩恵に人と神の愛の話を聞く。そしてついに
ベル君はその村で何を思うのか。そして何を成すか。
次回神と人の愛の話と白兎の告白
シュドオオオオォォォン