赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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覇道神様の提案で修行章はキングクリムゾンして最終章を書きます。
長らくお待たせしてしまって大変すみませんでした。久々に書くのでもしかしたら変なところがあるかも知れません。

まずは決戦前の語りみたいなものです。多少グダグダで書くかも。


最終章 災厄の到来と天彗龍
63 嵐の前の静けさ


バルside

 

ラースが攻めてくると言ってから二ヶ月。もうじき奴が襲撃してくる。二ヶ月の間で半竜(龍)化に強化は完了した。

ほかに俺主導で外壁とオラリオの外に撃龍槍を設置した。撃龍槍は大小様々で小さいのは多く設置して、大きいなのは数個設置した。ゴブニュファミリアのおかげで数日だけで設置できた。撃龍槍は槍というより矢になっている。矢だから使えるのはそれぞれ一回限りだ。

龍状態で撃龍槍を掴んで武器に使えるかもな。期限の二ヶ月だからオラリオ中が警戒している。

とりあえずはこっちは以上だ。

さて、まずはベルの話からしよう。ん?ブラゴン?今のは誰だ。素直に申し出るなら高速飛行体験で済ますぞ。(はて、俺は誰に向かって言ってるのだろうか?)

話を戻そう。ベルのところはしょっちゅう女同士で争いが起きている。アイズはベルといる時はいつも腕に抱きついている。座る時も隣同士。たまにベルの膝の上。あまり性格的に積極的になれないリューやカサンドラには譲るところはあるが、リリ、ヘスティア、シル、ティオナとは言い合いになることがしばしば。と言っても四人がうるさいだけでアイズは全く聞いていない。

エイナは普通。甘える時は甘える。基本的に騒がしい四人を諌める側だ。

春姫が一番酷いだろう。ベルが風呂に入ってる時に突撃するわ、ベッドに忍び込むわ。口移しで昼を食べさせようとした時さえある。さらに本人には自覚がない。恥ずかしいそうだがとにかく行動力が高い。春姫の行動で他が感化されたり、騒がしい四人プラスエイナと揉めたり。(この時だけエイナも言い合いに参加する)そのせいで風呂が破壊されたこともある。それも一回だけじゃない。何回罰で飯抜きや修理をさせたか……。そんな春姫を俺たちは天然淫乱狐と勝手に呼んでいる。

他は同じだろう。リリやヘスティア、ティオナ、シルは同じぐらい積極的だ。この四人同士でぶつかる事もしばしばある。ベル?一緒に諌めてくれるけど、未だに耐性が低いのか春姫の騒動では気絶してる事が多い。これから何回館を修理することになるのやら……。

共通で誘惑するのも多いが、ベルの耐性がまだ低いのもあってまだ手は出していない。

 

次は俺の話をしようか。

こっちは問題ない……と言いたいところだが、やはりフレイヤが積極的すぎて押されてると感じてる部分があるようだ。

フレイヤは別のファミリアなのにずっと竈火の館に入り浸っている。大丈夫なのか?と聞いたところ、問題ないみたい。フレイヤファミリアはフレイヤ第一だから主神がこっちにいても大丈夫みたいだ。ファミリアとしてそれはいいのだろうか……。フレイヤファミリアの変化といえば団員同士の殺し合いはなくなったようだ。フレイヤに気に入られるために殺し合いをしていたが、俺がフレイヤの『伴侶(オーズ)』になったからそれはなくなった。まだやってたとしても俺が止めるが。毎日フレイヤは俺に「あなたは私の『伴侶(オーズ)』よね?」と聞いてくる。答え方はキスしか受け付けていないそうだ。未だにこれが夢なんじゃないかっと思ってるらしく、実感するために毎日聞いてるようだ。俺としてはオッタルの二つ名をどうにかして欲しかった。【鏖者】は流石にダメだろ。それじゃぁただの虐殺魔だろ。

リアはとにかくギャップが激しい。黒竜の時から甘えてくる時がとにかく可愛い。甘えてくる時の状態を俺は「甘え児」と言っている。甘え児の時には皆遠慮してみるだけにしている。フレイヤでさえかわいさに敗れた。他にも言い淀んだ時に言う「あうぅ……」も可愛い。甘え児の時に皆遠慮すると言ったが、一人だけ一緒に甘える存在がいる。

それはフィーだ。

フィーは特に積極的になったと思う。オラリオ内を歩いてる時に見つけると飛びついてくるぐらいに。フィーは抱っこされるのが特に好きらしい。おんぶや姫さま抱っこ、違うと思うが肩車とか。おんぶと肩車はどちらかといえば親子に見えないか?実際ベルに親子みたいって言われた。それを聞いたフィーは不機嫌なって膝枕をした。リアの甘え児の時に後ろから抱きついて黙っているフィーも可愛い。このエルフコンビ(片方はハイエルフだけど)破壊力が半端ない。

椿とは鍛治の話が多い。亡くなった親友の話をしたらやっぱり怒られた。椿からは

 

椿「待っているから、いつかバルの最高の作品を見せてくれ」

 

と言われた。椿のためにも克服しないとな。椿は抱きつくのが限界で、そのあとは顔を真っ赤にして固まっているから俺から構うのが多い。抱きしめたり膝枕したり撫でたりetc etc。恥ずかしがる椿が可愛い。

アイはさほど変わらない。同じファミリアだからずっと一緒だから。アイのお気に入りは添い寝だ。これは特に語ることはない。強いて言うなら寝顔が可愛い。

同じファミリア繋がりでダフネとフィルだ。ダフネは甘え下手で隣に座るぐらいしか自分からはできない。だから俺から抱きしめたりしてる。抱きしめて初めてダフネは甘える。ダフネは恥ずかしがるのでなく、嬉しい表情をして甘えてくる。

フィルはキス魔だった。半龍にした時のキスで目覚めたとのこと。おそらくフィルとのキスの回数はダントツで多い。フィーと一緒に甘えてくる親友エルフコンビも破壊力がやばい。

アスフィは週に一回の研究が大の楽しみらしく、甘えながら研究すると器用なことをやる。でもやっぱり不意には弱く、ポンコツ具合が前より増えた気がする。ま、そこも可愛いからいいけど。

アミッドもダフネと同じで甘え下手だ。表情の変化が薄いけど抱きしめたりすると喜んでるのはわかる。俺の膝に座って作業するにが好きらしく、そうするとポーションの性能が少し高くなるらしい。ナァーザ曰く、俺が去った後に顔を真っ赤にして悶えてるとのこと。いいことを知った。

デメテルはフレイヤの次に積極的で女神コンビの連携がすごい。フレイヤと共に風呂に突撃することは結構ある。たまにデメテルのところの畑を手伝う事があるが、作業中ずっと俺を見ている。ずっと見られると流石の俺も照れる。

甘てくるのが多いが、俺から甘える事も当然ある。全員曰く、ギャップがすごいらしい。フィルはキス魔でキスの数はダントツで多いが、皆ともしてる。フィルの次に多いのはデメテルでその次がフレイヤ。その次は意外な事にアミッドだ。アミッドもまぁまぁのキス魔だ。

誘惑される事も多い。フレイヤとデメテルなんてすごくしてくる。だが、ラースの事を終わらせるまでは手を出さないと決めている。

さて、この二ヶ月のことはこんなもんか?あ、まだ二つあったわ。

まず、リリが『ベル様ハーレム会』なんてものを作った。アイズで正妻No.00、発案者のリリはNo.01でベルに告白した順に番号を振り当てた。

さらにフレイヤがそれに影響されて『バル様ハーレム会』を作った。発案者のフレイヤは当然No.01で多分俺がプロポーズした順に番号を振り当ててる。会員証はベルのはベルの、俺のは俺の龍の素で作った。同じ会の会員証は近づけるとベルのは白く、俺の話を赤く光る。

因みに、この二ヶ月ウラノスからのクエストは来てない。ラースの襲撃に備えるためにだ。

さて、こんなもんだろう。

 

 

バル「しっかし、このファミリアも賑やかになったな。なりすぎな気もするが」

 

ベル「たしかにそうかもね。最初は僕とバル兄と神様の3人であのぼろぼろ廃教会だったからね」

 

ヘス「あそこしか住める場所なかったんだよ。ボクはボクが尾行していた事に気づいて、ボクが神って気づいた事に驚いたよ。神の気配に気付けるのってそうそう出来ないからね?もう今じゃみんな出来るけどさ」

 

リリ「神は独特の匂いがするので。あ、別に臭くはないですよ?どこか安心できるよう匂いです」

 

ヴェルフ「それに、もう気配を探るには得意になりましたし」

 

ベル「バル兄のスパルタ指導で……ね……」

 

ベルがそう言うと受けた者の目からハイライトが消える。何故だ。そこまできつくした覚えはないぞ。

 

バル「……言いたいことは色々あるが、まぁいいや。そういえばベル。龍人形態にはなれたか?」

 

俺はベルのレベルアップの時に見せて、ベルに課題として出した龍人形態になれるかを聞いた。

 

ベル「あ、うん。なんとか出来たよ。まだ制御が難しくて持って1時間かな」

 

バル「まぁ、今はそれでいいか。龍状態でも大きさを変えられるからさほど必要はない気がするが、出来るに越したことはないからな」

 

リリ「あれってすごく難しいんですか?」

 

ベル「そうだね……感覚で言うと四方1Mのものを四方1Cの穴に押し込む感じかな?圧縮してそれを維持する必要があるからちょっと違うかな……」

 

ヴェルフ「あぁ〜……ようは肉体改造のようなものか」

 

バル「それが一番を的を射てるな」

 

ヘス「君たち……ホンット常識ってものが効かないね……」

 

春姫「今更ではないでしょうか?新参者の私でもベル様と義兄様には常識は通用しないと分かりますし」

 

そういえば春姫は一応俺はベルの兄だから「義兄様」と俺を呼んでいる。アイズたちもいるから義妹がたくさんだなww逆にベルは義姉はたくさんだな。

 

ダフネ「そういえば、前に言っていた同じ知性のあるモンスターの集まり知性ーズだったけ?会ってみたいね」

 

ヘス「あ!会ってみたい!どんな龍がいるんだろう!」ワクワク

 

バル「あっちに行くとしてもラースの事が終わってからだぞ。激しい戦いになるからオラリオの復興作業も視野に入れないとダメだし」

 

フィル「有り得るな。バルと互角かそれ以上と考えると被害は大きくなるな」

 

リリ「ま、考えても仕方がありません。何かアクションがあるまで万全の状態で気長に待ちましょう。もしかしたら駒を連れてくると言っていたので世界を渡るのに苦労するかも知れませんし」

 

ベル「バル兄はそんな事ないと思うけど、それは魔導書のおかげだからね」

 

バル「来るまでゆったりぐったり待とうか……」

 

ヘス「バル君緊張感ないね……でも、気を張ってもしょうがないもんね。今日はこのままゴロゴロしよう〜」

 

今日はフレイヤとかは来てなく、珍しくヘスティアファミリアだけだった。俺はソファーに胡座で座り、足の間にアイが座って後ろにもたれかかっている。ダフネとフィルは左右から腕に抱きついている。

ベルは普通に座りカサンドラと春姫が左右から抱きつく。比較的小柄のリリとヘスティアは二人でベルの膝に座っている。意外にもフィットしている。

しっかし暇だな……今日は全員休みの日だが、暇すぎて寝そうだ……。

 

バル「このままソファーで寝ようか……ファ~……」

 

リリ「そうですね……」ゴシゴシ

 

ヴェルフ「なら、俺は工房に行っているぞ」

 

ヘス「へファイストスとよろしくね〜……泣かせたら許さないぞ〜……」ウツラウツラ

 

ヴェルフ「前にも聞きましたよ……」ニガワライ

 

ヴェルフはそう言って部屋を出て工房に向かった。起きたら椿もいるなんてことはないよな……。

ベルの方を見ると5人とも寝息をたて寝ている。こうしてみると癒されるな。アイも寝息をたてていてフィルとダフネは今にも寝そうだ。3人の頭を一回撫で、俺はそのまま眠気のままに目を瞑り眠った。

ちなみに、起きた時椿はいなかった。後で聞くとたまにはファミリアだけで過ごすのもいいだろう。とのことだ。よく出来た嫁だ。そう感想を述べると椿は顔を赤くしながら当然!胸を張って言った。とても可愛かった。




久しぶりに書いてみましたが、こんなもんでしょうか。
前より書くのが下手になっているのは気のせいでしょうか?
もう躓くことなく最終章、その次のアフターも書いていきます。
久しぶりにあれを書きましょう。では、次回予告をどうぞ!
ヒャイイイィィィ ヒュウウウゥ
「スタタっと。久しぶり、主人公のバルに」「ベルです」
「読者様の提案のおかげで続きを書くことが出来ました」「作者に代わってお礼を申し上げます」
「「覇道神様。提案ありがとうございました。そして、大変待たせてしまった読者様方。申し訳ありませんでした」」
「これからも続くので、ぜひ読んでくれるとありがたいです」
「時間も惜しいので、次回予告に行きましょう」
「ヘスティアファミリアでゆったりとした時間を過ごした2日後、オラリオの南の方に見た事ない竜が目撃された」
「奴が来た。急いで調査に向かうが……」
「「次回、オラリオ史上最大の災厄の予兆。お楽しみに〜!」」
シュドオオオオォォォン
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