赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか   作:エルにー

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2話一気に投稿します。


67 巨戟を背負いし巨龍と墟城を作り上げし蟷螂

どうも、皆さん。前回ぶりですね。前回は六つある戦いのうちベート・オッタルペアは、勝ちました。

これですね

 

敗北 骸龍オストガロア対ベート・オッタル 勝利

 

残りは

 

巨戟龍ゴグマジオス対リヴェリア・レフィーヤ  閣蟷螂アトラル・カ対ヴェルフ・リリ  地啼龍アン・イシュワルダ対レン・アイ  蛇王龍ダラ・アマデュラ対ベル・アイズ

 

の4戦。

今回は一つ目のリヴェリア・レフィーヤペアを見ていきましょう。

 

 

ウオオオォォォォオォ!!

 

リヴェ「しかし……モンスター一覧で見たのが、予想を遥かに超える巨大だな……」

 

レフィ「トップクラスで大きいとはわかってましたけど、実際に見ると違いますね」

 

リヴェ「どういう意図で後衛で固めたか分からんが、攻撃を引きつける前衛がいない以上気をつけろよ、レフィーヤ」

 

レフィ「はい!」

 

リヴェ「まずは牽制程度に……」

 

リヴェリアはそう言って空中に20個ほどの氷でできた槍を作った。そしてそれをゴグマジオスに向けて放った。しかし、それはゴグマジオスの鱗を貫通することはなかった。

 

リヴェ「やはりこの程度か……レフィーヤはなるべく高温の炎で攻撃しろ。重油なら引火するはずだ」

 

レフィ「わかりました!」

 

リヴェリアはレフィーヤの返事を聞くと走り出した。ゴグマジオスの周りを走り回りながら氷の槍を放つ。鬱陶しく感じたゴグマジオスは尻尾で薙ぎ払うがリヴェリアはそれを跳んで回避する。

ゴグマジオスは諦めずに巨体に似合わない軽快な動きでリヴェリアを攻撃する。しかし、リヴェリアはそれを悉く避ける。

 

レフィ「ハッ!」

 

溜め終わったレフィーヤが高温の青い炎をゴグマジオスに放つ。

 

グオオオォォォォォ

 

レフィーヤの放った炎によってゴグマジオスの全身が燃える。さらに

 

リヴェ「これも喰らえ!」

 

リヴェリアが生成した巨大な氷の塊をゴグマジオスに落とす。

 

ウオオオォォォォオォ!!

 

氷の塊によって背中にあった撃龍槍がとれてゴグマジオスはダウンする。

 

リヴェ「よくやった!レフィーヤ!」

 

レフィ「はい!ですが、まだ油断は出来ません」

 

リヴェ「当然だ」

 

2人がそう話しているとゴグマジオスが起き上がる。

 

ウオオオォォォォオォ!!

 

ゴグマジオスが咆哮すると胸部が目に見えるように発熱する。

 

リヴェ「ブレスが来る!気をつけろ!」

 

リヴェリアの警告にレフィーヤは逃げる。

 

ギイィィィンッ

 

ゴグマジオスの放った熱線はレフィーヤのいた場所とその奥を真っ直ぐ焼き尽くす。

 

リヴェ「走り回りながら攻撃しろ!ブレスと重油に気をつけろ!」

 

レフィ「はい!」

 

2人はゴグマジオスが撒き散らした重油に注意し、レフィーヤは炎の球を、リヴェリアは氷の槍を放ち続ける。

 

パキッ  ドオォォンッ

 

ゴグマジオスは片方が少し凍りつき、反対側は燃えている。少し幻想的でもあるように感じる。そして

 

ウオオオォォォォオォ!!

 

ゴグマジオスの咆哮と共に身体中から黒い煙が噴き出る。撒き散らす重油も地面に着くとすぐに爆発した。

 

リヴェ「重油に更に気をつけろ!爆発するぞ!」

 

レフィ「分かってます!」

 

レフィーヤは攻撃を変え、地面に青い炎の残留をゴグマジオスの足元に作る。少し近づいて粉塵も撒き散らす。

 

ドオォォンッ

 

リヴェ「私も負けてはいられん!」

 

リヴェリアは氷の槍の数を増やし、一個一個を更に低温にする。

 

パキパキッ

 

ウオオオォォォォオォ!!

 

ゴグマジオスは更に凍りつくが、発熱して氷を溶かし、更に重油で固まっていた翼を広げて飛び出した。

 

リヴェ「やはり飛ぶのか!」

 

ギイィィィンッ

 

ゴグマジオスは2人に向けて熱線を薙ぎ払うように放った。

 

「「きゃああっ!!」」

 

熱線は2人に当たり、オラリオの外壁にも当たり外壁は一部壊れる。

 

リヴェ「ぐっ……まともに受けてしまった……」

 

レフィ「ケホケホッ!だ、大丈夫ですか……?」

 

リヴェ「なんとかな……流石にこのままでは限界がある。ここからは龍化するぞ」

 

レフィ「はい」

 

2人は少し離れると2人から眩しい光が放たれる。光が止むとリヴェリアのところには青い美しい鱗に鋭い槍のような尻尾、頭には氷でできた冠のようなものがある。リヴェリアは冰龍イヴェルカーナに龍化した。

レフィーヤのところには青い鱗に青い燃えるようなたてがみ、頭部にはヘラジカのようなツノがある。炎妃龍ナナ・テスカトリにレフィーヤは龍化した。

 

リヴェ『行くぞ』

 

レフィ『はい』

 

グオオオォォォォォ!!

 

グオオオォォォォォ!!

 

2匹は咆哮を挙げ、リヴェリアは空を飛び上から氷の槍やブレスで攻撃、レフィーヤは地を走りながらブレスで攻撃する。

ゴグマジオスもブレスや爆発する重油で攻撃するが、それを2人は避ける。

するとレフィーヤはふとゴグマジオスの背中にあった撃龍槍を見る。

 

レフィ『(これなら!)』

 

レフィーヤの作戦を悟ったリヴェリアはゴグマジオスの注意を自分に集める。その隙にレフィーヤは撃龍槍を咥える。そしてこれをゴグマジオスに突き刺す。そして稼働した撃龍槍が更に深くゴグマジオスに刺さりダウンする。そのチャンスを2人は見逃さず。

 

ウオオオォォォォオォ!!

 

リヴェ『トドメだ!」』

 

レフィ『はい!』

 

レフィーヤも空を飛び、エネルギーを口に溜める。

 

リヴェ『まずはこれだ!「凍てつく彗星(アイス・コメット)」!』

 

リヴェリアはゴグマジオスを超える巨大な氷の塊を彼に落とす。氷の塊は爆発するように壊れ、辺り一面極寒の世界になる。ゴグマジオスは、ほぼ全身凍りつく。

更にそこにエネルギーを溜め終えたレフィーヤがまずゴグマジオスの周辺に粉塵を撒き散らす。そして

 

レフィ『「炎妃の地獄炎(エンプレス・ヘルフレア)」!』

 

特大のブレスを放つ。

さて、ここで問題です。極寒の地に超高温のものが現れるとどうなるかわかりますか?更に爆発する粉塵も大量にある状態で。

答えは

 

ドッカアアアアァァァァァァァァァンッ

 

超爆発が起こる。

リヴェリアとレフィーヤは龍化を解かずに警戒する。爆発で起こった煙が止むと息絶えたゴグマジオスがいた。

 

リヴェ『勝利……したか……」

 

レフィ『そう……ですね……」

 

リヴェ「あまり、実感がないな」

 

レフィ「そういうものじゃないでしょうか?確かに強敵でしたが、こちらはほぼ被害なしでしたので」

 

リヴェ「オラリオの外壁の一部は壊れたがな……」

 

レフィ「それは……復興作業で直しましょう!」

 

リヴェ「ふっ、そうだな。しかし……疲れたな……少し休むとしよう」

 

レフィ「そうですね……私も疲れました……」

 

 

 

 

敗北 巨戟龍ゴグマジオス対リヴェリア・レフィーヤ 勝利  しかし疲労でしばらく動けない。

 

 

 

 

 

見事な戦いでしたね。2人は怪我がなく、疲労でしばらく動けませんが無事勝利しました。

では、このまま引き続き三組目にいきましょう。

三組目はヴェルフ・リリペアです。さぁ、動く要塞を動かす彼女に2人はどう戦うのか。実物ですね。

 

 

リリ「あのモンスターは力が強いらしいですけど、私どっちの方が強いんでしょうね」

 

ヴェルフ「今のままでは五分じゃねぇか?」

 

リリ「とりあえず、油断せずに行きましょう」

 

ヴェルフ「そうだな」

 

ヒィアアァァァァァァ!!

 

リリ「行きますよ!」

 

ヴェルフ「おう!」

 

そう言って2人は駆け出す。ヴェルフを先頭にリリが後ろにいる。アトラル・カは先頭にいるヴェルフに鎌で攻撃する。

 

ガキンッ

 

ヴェルフはそれを体験で受け止める。

 

ヴェルフ「ぐぐっ、本当に力強ぇな!リリ助!」

 

リリ「何回も言ってますが、リリ助はやめてください!」

 

ヴェルフの後方からリリが飛び出し、アトラル・カに拳を喰らわせる。

 

ドゴンッ

 

キイイィィィッ

 

アトラル・カは悲鳴を挙げて吹き飛ぶ。

 

ヴェルフ「おぉ、意外に飛んだな」

 

リリ「当たり前です。私たちは一番バル様の修行に付き合わされたので……」ハイライトオフ

 

ヴェルフ「そうだったな……あれは辛かったな……」ハイライトオフ

 

2人は他より多く修行させられて、半竜(龍)の中ではベルに次いで二位と三位である。

 

リリ「さて、まだ終わっていないので集中しますよ」

 

ヴェルフ「へいへい」

 

2人は構えると。アトラル・カが戻ってきた。

 

ヒィアアァァァァァァ!!

 

リリ「相当怒ってますね」

 

ヴェルフ「だろうな。小さいリリ助に吹き飛ばされたからな」

 

2人がそう話していると

 

ズズズッ  カンッ ガンッ ガランッ ドンッ

 

時空の穴から鉄製の鉄骨や鉄板などが雨のように降ってきた。

 

ヴェルフ「おいおい!こんなもの想像できねぇぞ!」

 

リリ「口を動かしてないで避けるのに専念してください!」

 

2人は降ってくる鉄を避け続け、鉄の雨の範囲から出る。

 

ヴェルフ「なんなんだよ……」

 

リリ「わかりません。ですが嫌な予感がします……」

 

ヒィアアァァァァァァ!!

 

アトラル・カが咆哮を挙げるとお尻の部分から黄色の糸を出し、鉄骨などが動き始める。アトラル・カは大量の鉄を動かし、ドラゴン型の墟城を作りあげた。

 

グオオオォォォォォ!!

 

リリ「これが……」

 

ヴェルフ「バルの言っていた動く要塞……見た感じどこかに奴がいるはずだが……」

 

リリ「面倒くさいですね。一気にあの要塞を破壊しましょう」

 

ヴェルフ「まぁ、戦いを長引かせるには良くないしな」

 

2人は少し離れて竜化した。リリは黒い強靭な体躯、鋭い爪に強靭な顎門。黒轟竜ティガレックス亜種に竜化した。ヴェルフは赤く黒く染まった角と背中の甲殻、そして更に大きくなった尻尾。燼滅刃ディノバルドに竜化した。

 

リリ『一気に片をつけますよ』

 

ヴェルフ『了解!』

 

グアアアァァァァァ!!

 

グオアアアァァァァ!!

 

2匹は咆哮を挙げて走り出す。今度はリリが先頭でヴェルフがそれに続く形だ。まずはヴェルフが要塞の頭部部分にブレスを放つ。そしてリリが左側にある足を自慢のパワーで破壊。ヴェルフも反対側の足を斬り落とす。

 

ウオオオォォォォォ ドシィンッ

 

巨体を支える足が破壊されたことによって要塞が前に倒れる。

 

リリ『このままトドメを刺しますよ!』

 

ヴェルフ『了解!』

 

リリはアトラル・カの気配を感知して糸の繭力付くで破壊してアトラル・カを引き摺り出す。

 

ヴェルフ『リリ助!』

 

そこにヴェルフは尻尾で鉄骨をリリに向けて弾き飛ばす。

 

リリ『ありがとうございます!これでしばらく動かないでください!』

 

リリは鉄骨を受け取りアトラル・カを挟む形で地面に突き刺して拘束する。

 

ヒィアアァァァ!! ヒィアアァァァァ!!

 

アトラル・カは鉄骨を取ろうとするが深く突き刺さっていて抜けない。

 

リリ『まだまだですよ!』

 

リリは高く跳び、左前足に力を溜める。そして

 

リリ『「乙女の一撃(リリ・インパクト)」!』

 

ドオォォォォォンッ

 

鉄骨ごとアトラル・カに最大の一撃をくわえる。更に

 

リリ『今です!』

 

リリは急いで離れると空中にいるヴェルフに向かってそう言う。

 

ヴェルフ『待ってたぜ!「XX・クロッゾ」!』

 

空中で尻尾を咥えて研磨し、X字に二回アトラル・カに向けて振る。炎の斬撃はそのまま地面にXXと後をつけ、爆発した。

2人は竜化を解いて警戒する。

 

ヴェルフ「やったか?」

 

リリ「フラグというものをご存知ですか?」

 

ヴェルフ「あ……」

 

視界が晴れると同時にアトラル・カは起き上がる。

 

リリ「だから言ったじゃないですか!」

 

ヴェルフ「いや待て。様子がおかしい」

 

アトラル・カはフラフラし

 

ギ、ギイイィィィィ…… ズドンッ

 

アトラル・カは断末魔をあげてこときれた。ヴェルフとリリはアトラル・カが息を引き取ったのを気配で分かった。

 

リリ「……まぁ、今回は許します。ですが、不用意にフラグを立てないでください」

 

ヴェルフ「すまん……」

 

リリ「はぁ……少し疲れたので休憩しましょう。他の皆さんなら大丈夫ですから」

 

ヴェルフ「そうだな」

 

 

 

 

勝利 ヴェルフ・リリ対閣蟷螂アトラル・カ 敗北

 

 

 

 

2人の戦いも見事でした。やはりバルと関わることが多い以上、修行も多いのでしょう。まさか無傷で狩るとは思いませんでした。

さて、そろそろ時間ですね。では皆さん、またお会いできる事を楽しみにしています。

 

 

 

おまけ

 

 

リヴェリア・レフィーヤ勝利

 

ロキ「ようやったで!2人とも!」

 

フィン「そうだね。オラリオの外壁の一部が壊れたけど、2人が無事でよかったよ」

 

ティオナ「かっこよかったよ!リヴェリア!レフィーヤ!」

 

ティオネ「あのレフィーヤがこんなにも強くなったなんてね……」

 

 

ヴェルフ・リリ勝利

 

ヘス「よし!2人が無事でよかった!」

 

フィル「圧勝だったな」

 

春姫「お二人の修行を見たことありますけど、お二人からしたらトラウマ級でした……」

 

ヘス「ボクも見たけど、良く生きてるなと思ったよ……」

 

ソーマ「……アーデも無事そうでよかった」

 

ヘス「そういえば、君はリリ君のこと気にかけていたね」

 

ソーマ「……元親としてせめて心配する権利はあるはずだ」

 

ヘス「それは当然だよ」

 

 

へファ「よかった……ヴェルフも無事ね……」

 

椿「やはり恋人が心配なのか?主神殿」ニヤニヤ

 

へファ「と、当然よ!///」

 

ヘス「へファイストスも素直になったねぇ〜」ニヤニヤ

 

椿「そうであるな〜」ニヤニヤ

 

へファ「ニヤニヤするのやめなさい!」




今回はここまで。
今週は色々と忙しかったので日曜日にまとめて2話投稿することにしました。
今回は二戦同時にやりました。ゴクマジオスは少し苦戦してアトラル・カは圧勝でしたね。
ゴクマジオスって古龍の中ではダラ・アマデュラの次にでかいんですかね。あの巨体で軽快な動きができるのは驚きですよね。
アトラル・カは要塞を動かす以上パワーは強いと思いますけど、リリには敵いませんでしたね。速攻で吹き飛ばされて、要塞を作ったと思ったら即壊されてトドメを刺される。少し可哀そう。
次回、地に啼く唄
お楽しみに〜
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