赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか 作:エルにー
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは、本編をどうぞ。
ベルside
僕は、アイズ達と一緒に竈火の館に向かっている。理由はシェルターの状況を見るためだ。
バル兄は、ラースとの戦いに集中してる。大丈夫かな……
リヴェ「心配するな、ベル」
ベル「リヴェリアさん……」
リヴェ「お前の兄は、私が恋したアイツはそう簡単にやられはせん。必ず切り札がある」
レフィ「そうです!絶対にバルさんは負けません!勝っていつのように戻ってきます!」
ベル「レフィーヤさん……」
リリ「そうですよ、ベル様。あのバル様ですよ?」
ヴェルフ「そうだぜ、ベル。それに、お前が信じずに誰が信じるというんだ」
ベル「リリ、ヴェルフ……うん、そうだよね。僕が信じないでどうする!バル兄は絶対に勝っていつもの生活に戻る!」
ベート「はっ、その意気だ、ベル」
ベル「はい!竈火の館はもうすぐです!すごく頑丈に作られてるので心配はいりませんが、念のために確認しましょう!」
「「「「おう(はい、あぁ)!!」」」」
竈火の館に着いた僕たちは中に入り、地下に続く階段を降りて硬くしまったすごく頑丈な扉の前に着いた。
ベル「これです」
ヴェルフ「すげぇなこれ……素材を限界まで圧縮して作ったのか?俺ではこれを壊すのは無理だぞ。バルでも苦戦すると思うぞ」
アイズ「気配も濃い……モンスターが近づくこともできない。古龍に近づけても嫌がると思う」
ベル「開け方は確か……」
僕は扉の右にある手の模様をした壁に手をかざす。
シュウゥ
すると手から龍氣が吸収されるのがわかる。扉を開けるためのものかな。
ガコンッ ゴゴゴゴゴゴ……
音とともに扉がゆっくり左右に開き始めた。
side out
ヘスティアside
このシェルターに入ってからはや1時間が経った。ボクたちからしたらまだ1時間しか経ってない。ベル君達の戦いが濃すぎて時間の流れが遅く感じる。
ベル君達は終わり、今はバル君が戦っている。
その時
ガコンッ ゴゴゴゴゴゴ……
音と共に扉がゆっくり開き始めた。その奥には
ヘス「ベル君!」
ベル「神様!」
ベル君達がいた。
ヘス「どうしてここに?」
ベル「バル兄に言われて、神様達の様子を見にきました」
ヘス「そうなんだ!でも、それよりこれ見て!」
ボクは、神の鏡を持ってきてベル君たちに見せる。そこには龍氣を垂れ流しにして、翼脚が赤くなっているバル君が映っていた。
ベル「これは……」
ヘス「多分バル君の切り札だと思う。でも……」
ベル「龍氣を暴走させてる……これじゃぁ、消耗が激しいの次元ではありませんよ!体が龍氣に耐えきれず朽ち果てますよ……」
ヘス「そんな……」
リヴェ「再生があるとはいえ、使った後は……」
アイズ「……動けなくなる。再生するために休眠に入るかも知れない」
ベル「それをバル兄は……」
アミッド「っ!」ダッ
リリ「お待ちください!」
アミッド「離して!」
アミッド君がシェルターから飛び出そうとするけど、リリ君がそれを防ぐ。
アミッド「使い終わった後に傷だらけなら私がいる!私なら治せる!だから離して!」
リリ「行かせません。
アミッド「え……」
リリ「ベル様、行きましょう。バル様の戦いを見届けるために」
ベル「……うん。僕も同じことを考えていたよ」
ベル君……そうだね、君はそういう子だったよね。なら!
ヘス「ボクも行くよ。ボクの子の戦いを見届ける義務がボクにはあるからね」
ベル「神様……はい、一緒に見届けましょう!」
フレ「あなただけでは行かせないわよ。私も行くわよ。バル様は私の伴侶だもの」フフフ
デメ「私もよ」
フィル「忘れてもらっては困る」
椿「手前も同じくだ」
ダフネ「私も忘れないで」
アスフィ「私もです」
ベル「勿論です」
バル君のハーレムにベル君ハーレム員のみんなも行くことになった。他にウラノスにヘルメス、へファイストスとロキ、団長のフィン君が来ることになった。
ヘス「それじゃ、ボク達は外に行ってくる!状況はそのまま神の鏡で見れる!」
ロキ「ないと思うが、問題起こさんでくれよ?」
ベル「行きますよ」
ボク達は、ベル君に着いて行ってバル君のいる平原に向かった。けど、ベル君はある物を取り行くらしく、ボク達は先に平原に向かった。
side out
バルside
ドオオォォォォォ……
ラース グルルウゥゥ
バル『この、状態は、喋るのが、難、しい。行く、ぞ』
キイイィィィン
我は先程よりも速くラースの懐に入る。何回もやってる勢いのまま翼脚を突き刺した。またラースによけられたが。だが、今回のは今までとは違う。
ジュウゥゥ
ラース グアアァ!?
翼脚から垂れ流しの龍氣がラースに牙を向けた。今出てる高濃度の龍氣は触れるだけでダメージを与える物だ。ラースは我から離れようとするが
バル『逃、さん』
ガブッ
普段はしない噛み付きでラースを離れないようにした。
ラース『グアアァァ!き……さ……ま……!』
徐々に理性を得てきてるな。まぁ、そんなの関係ないがな。
バル『まだま、だ行く、ぞ』
我は翼脚をラースに何回も突き刺した。
グサッ ドシュッ グサッ ドシュッ
ラース『ガアアアアアァァ!!バーールーー!!』
バル『遂、に喋、り始め、たか』
我は遥か上空、雲も存在しない高度までラースを連れ、そのままラースと共に急降下した。
ラース ボオオオォォォォォォォ!!
ラースは我を溶かしたあのブレスを吐くが、我はそれに構わず急降下する。やがて地面が見え始め、地面にぶつかる直前にラースに向けてありったけの龍氣を放った。
ドオオオォォォォォォォンッ!!
パラパラ……
バル シュウウゥゥ シュウウゥゥ
消耗が激しい……さっきも尻尾の先端が朽ちて再生したばかりだ。今は持って30分が限度ってところか……ラース相手には十分だろう。
ヘス「バルくーーん!!」
バル『ヘス、ティア……何故こ、こに……』
リヴェ「バル……ボロボロではないか……」
アミッド「バルさん……」
アミッドもいるのか……アミッドには辛いもの見せたな……ベルも来てるようだな。
ベル「バル兄!」
バル『ベル、その手、にある物、は……』
ベル「うん……僕のわがままだけど、僕も一緒にラースを倒したい。だから持ってきた」
バル『ベル……』
ベルが持ってきたのは結構前に作った赫醒長針クロノバルを大きく、龍の状態で持てる大きさにした物、赫醒龍針バルクネル。
バル『……いいだ、ろう。共に、ラース、ろ、狩るぞ、ベル』
我がそう言うとベルは笑顔を浮かべる。
ベル「!うん!」
ベルは龍化して龍氣を全開にする。我はバルクネルを中心に左に、ベルは右にスタンバイする。
バル『ベル』
ベル『何?バル兄』
バル『今回、限り、は、ベルにあ、わせるこ、とは、出来ん。精、一杯ついて、こい』
ベル『うん!全力でバル兄に追いつく!』ヒュウウウゥゥゥ
バル『いいへ、んじだ。行くぞ』リンリンッ リンリンッ
我とベルは龍針を掴み、飛ぶ体勢に入る。同時に龍針に我は龍氣を、ベルはスキルを発動して溜め始めた。ラースのところを見るとラースが瀕死の状態で飛んで現れた。
ラースが見えた瞬間に我とベルは同時に龍氣を噴出して突撃する。
ラース『ぐっ……まだ来るか!バル!我を倒すなど貴様には出来んぞ!』
普通に喋り始めたか。知性を捨てても取り戻せるもんだな。
ドオオォォォォォ……
ゴオオオオオォォンッ ゴオオオオオォォンッ
すごいスピードで溜めたため、龍針には限界まで溜めた。龍針は赫と白で交互に光っている。
ベル『(ぐっ……やっぱりバルには追いつけないか……でも!せめてこれだけでも!)』
ベルは噴出口を少しずらすと
グルゥンッ
龍針を中心に我も回り始めた。そう言うことか、よく考えたな、ベル。回転するスピードはどんどん増し、飛んだ後の龍氣が赫と白で螺旋状に絡み合っている。
『『『
我とベルはドリルのように回転しながらラースにぶつかる。
ラース『グアアアァァァァァ!!』
そのままラース諸共ラースが開けた時空の穴に向かって飛んだ。時空の穴に入る寸前に我はベルを殴り飛ばした。
ベル『なっ!?』
バル『すま、んな、ベル。お前を、このな、かに入れる、わけには、いかない。必ず、戻ってく、る。だから……
くつろぎながら待っておけ』
我はそうベルに言い、ラースと共に時空の穴に入った。
ベル『バル兄いいいぃぃ!!』
時空の穴の中
時空の穴の中には不思議な世界が広がっていた。青色に輝く空間かと思ったら赤に変わり、その後緑に変わってまた青に戻る。幻想的な世界が広がっていた。
ただ、体が空間の影響で消えてるのがわかる。再生があるからいいが、ここに長くは居られない。
ラース『お、己ええぇぇ!!バル、貴様ああぁぁ!!』
バル『まだ息が残っていたか』
どうやら、我はこの状態でも普通に喋れるようになったようだ。
それは置いといて、ここでトドメを刺さないとな。
バル『最後だ。貴様も、我もこの技が最後の技になるだろう』
ヒュウウウゥゥゥ
我は噴出口にこれまでにないほどに龍氣を溜めた。
ラース『いいだろう、乗ってやる!これで最後だ!』
ラースも同様、口にこれまでにないほどの炎を溜めている。我もラースも限界まで溜めると
バル『『
ラース『『
ドオオオオォォォォォォ!!
ボオオオォォォォォォォ!!
家族を害する者を滅ぼす赫い極太の光線と、己を任した宿敵を燃やす灼熱の焔の熱線。二つがぶつかり合い空間を震動させる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
パリンッ バキバキッ
時空の穴の中、時空の狭間が悲鳴を上げている。いろんな所にヒビが入り割れようとしている。
そういえば、我にはあるここ最近発現したスキルがあったな。その名も『
【
・苦戦の時のみ使用可能
・龍氣倍増。威力超大幅上昇
・倒した者の負の感情を浄化する。
ラースの憤怒を消すにはちょうどいい。
バル『威力を上げるぞ!【
我の放った光線はさらに大きくなり、一気にラースの熱線を呑み込みラースをも呑みこんど。
ラース『我の……俺……の……負け……か……い、い戦い……だったぞ……』
ドオオオォォォォォォォ!!
パリンッ! バキバキッ パアンッ
ラースを呑み込んだ光線はまっすぐ進み、時空の狭間全体にヒビを入れて時空の狭間は割れた。すると幻想的な空間は消え、何も無い暗闇の世界が現れた。
ラースはあの光線で滅んだようだ。
バル『まずい……速く戻らなければ……!我の魔法ならこの空間も……!』
我はトップスピードで入ってきた穴を通り、元の場所に戻った。
ベル「バル兄!」
バル『まだ終わっていない!この穴を閉じる!』
ベル「!わかった!」
バル『『我が門よ、その姿を現し、空間に開きし穴を閉じよ』【
我が唱え終わると穴を覆う巨大な金色の荘厳な門が現れる。我は開いている門を閉じる。
ゴゴゴゴゴゴ…… ドンッ
門が閉まると同時に時空の穴が閉まった事がわかった。そして門が消えるとそこには何もなかった。
バル『はぁ……なんとか穴を消せたか」
我は人化しながらそう言う。狭間もどうやらさっきの門で安定してるようだ。
ベル「お疲れ様、バル兄」
バル「あぁ、おつかれ」
ヘス「バルくーーん!ベルくーーん!」
ベル「神様!」
ヘスティア達が俺たちの元にやって来た。
ヘス「よくやったよ!お疲れ様、2人とも!」
「「はい!(おう)」」
ウラノス「よく災厄を祓ってくれた。お前達のおかげでオラリオは滅びずに済んだ」
ロキ「結構な場所が壊れてしまったが、そこんとこは皆で復興すればええ。うちから言うことはよく無事に帰ってきた。親として誇らしいわ」
リヴェ「ふんっ、こう言う時に親らしくしやがって」
レフィ「たまにはいいじゃないですか。リヴェリア様も嬉しいそうじゃないですか」
リヴェ「……まぁな」プイ
ベート「はっ、ババァが一丁前に照れたやがる」
アイズ「でも、可愛い」
リヴェ「き、貴様ら……!///」
フィン「あはは、これが日常に戻ってと言うやつかな。お帰り、みんな」
「「「「ただいま(です!)」」」」
フレ「オッタルもよく無事に帰って来たわ。貴方を誇りに思うわ」
オッタル「ハッ、光栄のあまりです」
ヘス「お帰り!みんな!」
「「「「「ただいま(です)!」」」」」
俺とベル、アイ、リリ、ヴェルフは言った。
戦いは終わった。これからはゆっくり今の
side out
数日後
カンッ カンッ
リリ「今日も外は賑やかですね〜」
春姫「復興が忙しいですからね。二ヶ月以内には終わるのではないでしょうか?」
ベル「そうだね、僕としては外壁の復興に参加しているバル兄が何かやらないか不安で仕方がないけどね……」
リリ「それは確かに不安ですね……」
ヴェルフ「確実にやるだろうな。でもま、いつかは役に立つことだろうしいいんじゃねぇか?」
フィル「そうだな、外壁が凄く頑丈になるだろうしな」
アイ「……遊び心で何か変な物入れそう」
「「「「「…………否定できない(できん)………」」」」」
ヘス「帰って来たらバル君に忠告しておこうか……」
ベル「そうですね……」
リリ「それと、ベル様」
ベル「どうしたの?リリ」
リリ「いつ私達の初めてをもらってくれるんですか?」
ベル「ぶっ、ゲホッゲホッ!リ、リリ!?な、何を言ってるの!?///」
リリ「私としてはもう二ヶ月も経つのでそろそろ手を出して欲しいな〜と。バル様の方はラースの件を終わらせたら手を出すと約束したらしいですよ?今は忙しくてまだらしいですけど」
ヘス「た、確かにね……べ、ベル君!ボ、ボクも待ってるよ……?///」
ベル「か、神様も……」
ヘス「それと、これを機会に完全にタメ口で喋ってね?」
ベル「う……わ、わかった……」
ヘス「うんうん!」
リリ「では、今日ははどうでしょうか?」
ベル「きょ、今日!?急すぎない!?」
リリ「急ではありませんよ。プロポーズされてから二ヶ月も待ってるんですから。あ!でも、最初は正妻のアイズ様に譲りますよ」
ベル「うぅ……///」
ヴェルフ「ははは!頑張れよ〜ベル〜」
ヘス「ヴェルフ君はへファイストスとはどうなの?」
ヴェルフ「一応、あの戦いの前に一回やりました」
ヘス「おぉ!そうなのか!後でへファイストスを祝わないと!」
ヴェルフ「へファイストス様が恥ずかしがると思うのでやめてあげて下さい」
ヘス「なーんだ、つまんないの」チェッ
春姫「そういえば、お義兄様の方はいつその……や、やるのか決まってますか?///」
ダフネ「ええっとだな……///」
フィル「……///」
アイ「……今日///」
リリ「そうなんですか!よかったですね!あ、でも……順番で喧嘩しませんでした?」
アイ「した。多分、ハーレム員同士で初めてしたと思う。順番は公平にジャンケンで最初はリヴェリア。負けたにが悔しい」
ダフネ「因みに、全員一気にやるとの事」
リリ「うわぁ、凄いですね」
ヘス「バル君、頑張るね〜」
ガチャ
バル「ただいま」
ベル「あ!お帰り!バル兄」
その後、少し話してそれぞれ部屋に戻った。バルの部屋にはハーレム員全員が集まったみたい。何をやったか?言わなくてもわかるだろう。愛し合ってるだけだ。
ベルの方も同様に全員集まった。意外にも白兎は全員の相手が出来たようだ。
最終回時のステータス
ベル・クラネル
レベル不明
力:測
耐久:定
器用:不
敏捷:能
魔力:。
《魔法》
【
速攻魔法
・龍氣を纏う事で強化あうる
・武器に纏う事もできる
・当たったものの動きを低下できる
《スキル》
【
・天彗龍の龍氣を纏える
・半龍となる
・天彗龍の許可で龍化可能
・死なない限り再生する
【
・早熟する
・
・
バル・クラネル(バルファルク)
レベル不明
力:大地を割るほど
耐久:高度10,000Mから落ちても無傷
器用:不明?
敏捷:後一歩で光速
魔力:無限
《魔法》
【
詠唱『狩人とモンスターが交差する世界へ、世界を渡る門よ開け』
短文魔法
・
・追加詠唱で向こうの世界からその世界の生き物(モンスターやそれ以外の種族)を呼び出す事ができる『○○(呼び出すものの軽い説明)○○(種族)、○○(名前二つ名付き)よ、来れ』
・モンスターは一回倒せば従順になる。ただし例外あり
・自分より強いモンスターは召喚不可
《スキル》
【
・厄災を予測出来る
・死なない限り再生する
・寿命を持たない
【人化】
・龍から人になれる
・龍状態の時、大きさを変えられる。制限なし
【奇しき赫醒】
・龍氣を暴走させて全能力を大幅に上げる
・代償がデカく、使い続けると体が朽ち果てる
【
・苦戦の時のみ使用可能
・龍氣倍増、威力超大幅上昇
・倒した相手の負の感情を浄化
ここまで見てくださりありがとうございます。遂に完結いたしました!
ここまで長かった……あの時に躓かなければ……!
とりあえず、本編は完結。これ以降の書こうと思ってる劇場版の方や原作介入、新大陸へ旅行はゆっくり投稿していきます。
魔法科を優先にして、ワンピースの方も書いていきます。終末のワルキューレの方は番外編が大半になると思うので優先度は一番低くします。
それでは、また会いましょう。