赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか 作:エルにー
あかりが灯るとともに二足歩行の猫が立っていた。
ネロ「ニャァ、皆さんお久しぶりですにゃ。忘られがちなネロにゃ。
オラリオ史上最悪の災厄、ラースの襲撃から一ヶ月。脅威も無く、特に忙しくも無い平和な日々を過ごしていたバル様達。
そんなある日、神月祭と呼ばれる神達が下界に降りる前から続く祭りが開かれる日でした。そこには……
赫き彗星が白兎共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか 劇場版オリオンの矢編開幕にゃ!」
01 プロローグ
バルside
深い……とても興味深い夢を見ている。現実みたいで……物語みたいな。そんな夢を。
?「見つけた!私のオリオン!」
青髪の女……いや、女神……
?「オリオンは博識なのだな」ニコッ
一体誰だ……
?「オリオン、貴方に出会えてよかった」
何故そんな悲しい顔をする……
?「帰ってきたぞ」
何故諦めた顔をする……
?「知っているか?神も死んだら生まれ変わる」
何故……
?「次に会った時は一万年分の恋をしよう!■■!」ポロポロ
何故涙を流す……泣かないでくれ……
「初めまして、天彗龍バルファルク。いや、今はバル・クラネルでしたね。」
誰だ……
「私はそうですね……『語り手』とでもお呼びください。
何を言っているのか全くわからん
「今回お見えになった夢は夢では無く、とある平行世界で実際にあったとある哀れな女神の物語でございます」
平行世界だと?
「私も
おい、待て。詳しい事を──
「申し訳ありません。ですが、どうか彼女を、恋を求める乙女をお救い下さい……」
待て!まだ話は──
バル「はっ!」ガバッ
語り手と名乗った者に詳しい聞こうとしたが夢から覚めてしまった。
バル「救うと言ってもどうしろと言うんだ……詳しいことも知らないと言うのに……」
俺はこの難しい問題に頭を悩ませた。
アイ「んん……バル……」
フレ「バル様……私の
俺の両隣にはアイとフレイヤが眠っている。フレイヤは何故か裸だが……体の関係を持ってからフレイヤはより一層誘惑してきた。何千、何万、何億年も探し求めていた
さて、時間は……深夜の2時か。
俺はベッドから出て窓を開ける。そこには雲ひとつなく、月が綺麗に見えていた。一回月に向かって飛んだことがあったな……月がすごく大きく見えたところでこれ以上行くのは危険と感じてやめたが。
しかし、なんだろう……月を見て何かが引っ掛かる。それに重要な事を思い出しそうで思い出せない……そうだ……あの語り手が救って欲しいと言う女は誰なんだ?夢の中で顔を見たはずなのに思い出せん……まぁ、いいか。いつかは出会えるだろう。それに……
ザザッ
キエェェェアアアァァァァァ!!
バル「うおおおぉぉぉ!!」
ザザッ
何かの厄災を予測できた。あれはサソリか……そして、俺が投げたのは槍……いや、矢か。この世界は、本当に謎で一杯だな。今更ながら楽しみになってきた。
俺は陽が登るまで星空と、そこに浮かぶ月を眺めていた。
side out
「彼女を頼みましたぞ、
前置きでネロニャンが予告してくれましたが、今回はプロローグみたいな感じでここまでにします。
更新は…まぁ、不定期という事で。
今回のプロローグにタイトルをつけるとしたら新たな物語の予感。ですかね。
ではでは、次回はダンジョンに少し潜って、他のキャラと会話をして、神月祭に参加してアルテミスと邂逅です。
次回、月の女神との出会い。
お楽しみに〜