赫き彗星が白兎と共にダンジョンに行くのは間違ってるだろうか 作:エルにー
フィンside
やぁ、初めまして。僕はフィン・ディムナ
僕達は遠征を終えてロキとファミリアの幹部達とともに豊穣の女主人に来てる。最初は良かったがベートが酔い始めて、五階層での出来事を話し始めた。僕もリヴェリアと一緒で聞いて気持ちのいい話じゃないし、何よりアイズが気まずそうに何かを言いたいけど言えない気する。そこにベートが話してた駆け出しの冒険者とその兄が来た。駆け出しの冒険者、ベルは五階層の事を謝った。アイズが質問をして、ベルの兄、バルは短剣を出した。
そして短剣を赤黒い何かが纏った。
レフィーヤ以外のみんなが後ずさった。
フィン「(さっきのは何だ…)」
酔いの覚めたベートが聞いた。しかし答えない。それも当然か。彼らが出ていこうとするとベートが勝負を仕掛けた。アマゾネス姉妹の姉のティオネはベートを怒ったが、僕の親指が疼いてた。気配は強く感じないから僕は疑問に思ってた。しかしその疑問も次の瞬間解消された。
バルから出た気配には見覚えがあった。感じたのより圧倒的に強いけど、龍のそれだった。ロキも見覚えのある気配に驚愕してた。
バルとベートは外に向かった。向かう途中彼とミアさんの会話からレベル6なのに気づかなかったと少し落ち込んだ。
2人は向かい合った。2人とも籠手だけつけていた。
ベート「ババァ、掛け声頼む」
ハイエルフのリヴェリアは一度ロキと僕を見てから前に出た。
リヴェ「それでは、両者構え!」
両者とも構え睨み合った。2人を中心に野次馬ができていた。僕達はそれに釘付けだった。
リヴェ「始め!」
開始早々ベートは飛び蹴りを繰り出した。
ベート「オラああぁ!」
しかしあっさりかわされた。
バル「こんなもんじゃないだろ?もっと早く繰り出せ」
ベート「言われなくてわかってる!」
ベートはさらに早く動き拳と蹴りの嵐を繰り出した。しかしそれでも相手には当たらなく、涼しい顔で立っていた。
バル「こんなもんか?期待してたけど、期待外れだな」
その言葉が効いたのか
ベート「(強い…俺はどこかで怯えてるのか…?いや!やめだ、俺は今から目の前の怪物に全てをぶつける!一匹の獣になる!!)」
ベートは覚悟を決め。
さっきより動きの粗さが消えどんどん研ぎ澄ましていった。これは最早進化だな。ベートの攻撃をかわしきれなくなったか。さばき始めた。
そして
ガンッ!
バル「……」
ベートの攻撃が当たった。しかしベートは気を緩めずさらに気を引き締めた。
バル「やればできるじゃねぇか。ここからは俺も行くぞ…」シュンッ
ベート「ガハッ!」
ベートの鳩尾に拳が入り吹き飛んだ。
フィン「(見えなかったっ!それに親指が痛いぐらい疼く!)」
速さと音から終わりと思ってると
ベート「ま…だ、だ」
バル「……」ニッ
ベート「まだだっ!!」
ベートが立ち上がった。みんなも驚いた、そして次の瞬間
「いけ!
「行けるだろ犬っころ!」
などと一部貶してるが応援の声が上がる。
ベート「ぐおらああぁっ!!」シュッ
バル「いいぞ!その感じだ!獣から進化しろ!」ドゴッ ガッ
ベート「らああぁっ!」ドガっ バキッ
お互いにラッシュを繰り出し攻撃が当たりながらもラッシュを止めなかった。そして
ドゴッ
ベート「ぐっ…」
バル「……」
クロスカウンターが決まりお互いに離れた。
ベート「おい、本気を出せ」
フィン「(なっ!?これで本気じゃない!?)」
他のみんなもその事に驚いた。バルだけニヤついてた。
ベート「手加減されたまま負けるのは、プライドが許さん」
バル「いいだろう」
そう言ってバルは手にあの時に見せたものを纏った。
バル「行くぞ」
ベート「ああ」
しばらくの静寂の後同時に走り出した。
ダッ
ベート「オラアアア!!!」
バル「……」
ベートは渾身の蹴りを繰り出した。しかも僅かに雷を纏ってる。
しかし相手は受け流した。
バル「やっぱり思った通りお前には素質がある。成長を楽しみにしてるぞ。
ドゴッ!
ベートの鳩尾に攻撃が決まり、ベートは倒れた。
バル「すまないな。あとは頼んだ」
フィン「わ、わかった。僕達もいいものを見れたしね」
ファミリアのみんな特にアマゾネス姉妹の2人は冒険をしたものを見て、どこか興奮してる。かくいう僕も興奮してる。
フィン「あ、少し待って」
バル「何だ?」
フィン「ファミリアを聞いていいかい?」
バル「ヘスティアファミリアだ。出来たばっかだから聞いた事無いはずだ」
確かに聞いた事ない。けど出来たばっかって事はやっぱり駆け出しなのか…。
バル「それでは」
そう言ってバルとベルは去っていった。
レフィ「カッコいい…」
うん、その気持ちは少しわかる。けど、顔赤いよレフィーヤ。
アマゾネス姉妹にアイズの興奮を僕とリヴェリアでいさめ。ベートを連れてホームに戻った。
翌日ベートが目を覚めると早速ステータスの更新をした。
side out
ロキside
ロキ「まじかいな…」
昨日、バルという奴とベートが戦って。結果でいいやベートは負けた。今日起きたらステータスの更新を頼まれて更新した。
ベート・ローガ
レベル6
レベルアップしてた。
それだけならまだええ。昨日のアレを見れば納得する。
《スキル》
【天彗龍に挑みし狼】
・早熟する
・挑み続ける限り効果持続
・
【???】
・高電圧の雷を纏える
・?
・?
そう、スキルがおかしな事になってる。息を吸い
ロキ「なんじゃこりゃああぁ!!!」
ベート「人の上で叫ぶな!」
バタンっ
リヴェ「うるさいぞ!ロキ!」
リヴェリアママとフィンが入ってきた。
ロキ「けどな、ママ!」
リヴェ「ママと呼ぶな!」
フィン「まあまあ2人とも。それでどうしたロキ?」
フィンに言われた落ち着いた。
ロキ「そ、そうやな。これを見い」
フィンとママにベートのステータスを見せた。すると2人とも顔を引きつらせた。
ロキ「その気持ちなんや!2人もわかったろ?」
フィン「まあ、うん。驚愕を通り越して冷静になるよ…」
リヴェ「【天彗龍】は昨日のバルとやらか?」
ママは相変わらず冷静や…
ロキ「恐らくそうやな」
すると
ベート「俺にも見せろ」
大人しかったベートがステータスを奪い取った。
ベート「やっぱりか」
リヴェ「やっぱりとは?」
ベート「戦って見て気付いたが、あいつは人じゃねえ」
ロキ「やっぱしか。ウチもなんとなく察していたけど。予想が当たった…」
フィン「龍がオラリオにいるのは危険じゃないか?」
ウチがそれに応えようとすると
ベート「問題ねえよ」
ベートが答えた。
ベート「あいつはそんな事しねえ」
フィン「何故わかるんだい?」
ベート「拳を交えばわかる。それよりフィン、戦いに付き合え」
フィン「はあ…わかった。僕も今のベートの強さが気になるしね」
リヴェ「私も、バルは危険でないと思う」
ママは理由は言った。
リヴェ「なんとなく、保護者のような感じがした。昨日の戦闘中もベートを鍛えてるようにも見えた」
確かにそうにも見えたな。
ベート「まあ、事実だ」
フィン「とりあえず危険はないと見ていいね。後彼のファミリアとは友好にした方がいいだろう。弟のベルもあの感じならベートよりも、恐らく僕よりも強いはずだ」
ベート「悔しいが、認めるしかねえ」
ベートも珍しく認めた。
ロキ「所でファミリアはどこや?」
フィン「ヘスティアファミリアだよ。新興らしいけど」
ロキ「何いいいぃ!?あのドチビのだと!?」
最悪や!ドチビと仲良くしなかんとは!
リヴェ「知ってるのか?」
ロキ「天界でも何かと喧嘩した腐れ縁や」
フィン「なら尚更友好にしないと。今度ホームに招待しないと」
ロキ「ぐっ!悔しいがわかった」グヌヌ
ベート「早く行くぞ!フィン!」
しびれを切らしたベートが叫んだ。フィンはベートに付き合うために外に出た。ママとベートのステータスはここだけに話して、ママはアイズたんに勝負を仕掛けないように注意しに行った。やっぱりママや。
後でベートがフィンを負かした事を知って、飲んでた酒を吹いた。強くなりすぎや!あのオッタルもいけるんちゃう?
side out
どうだったでしょうか。
ベートを進化させて見ました。雷に狼…雷…狼…まあわかりますよねww
次はベル君とアイズたんのフラグかな。