希望絶唱シンフォギアマジック   作:火野ミライ

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魔法の力

かつて魔法は、科学や錬金術と並ぶ学問であった。

しかし、文明の進歩と共に魔法はいつしか忘れ去れた。

時は流れ2037年、科学では解明できない恐怖を魔法で打ち払う一人の男がいた。

人は彼を、魔法使い《ウィザード》と呼ぶ。

 

 

 

 

 

◆セレナ視点

 

「さあ、ショータイムだ!」

 

姿が変わったウィザードさん?は、ネフィリムに向かって駆け出しました。

ネフィリムの攻撃を体をひねる事で華麗に躱していきます。

 

「グガァァァァァァ!」

 

「よっと!」

 

次々と攻撃を躱していきながら右手の指輪を変えて、ベルト?を操作して手をかざしています。

 

〈コネクト!プリーズ!〉

 

ベルトから音声が鳴り響くと同時に、小さな魔法陣らしきモノが浮かび上がり、

その中に手を入れるウィザードさん。

腕を魔法陣から出すとその手には、銀色の剣らしき物が握られていました。

 

「・・・・凄い。」

 

ウィザードさんはネフィリムの攻撃を受け流しながら、

踊るようにネフィリムの腕を切り裂いていってます。

 

「グガァァァァァァ!」

 

「さてと・・・・・・・」

 

再び指輪を変えたウィザードさんは、二回ベルトを操作しました。

 

〈ルパッチマジック タッチ ゴー!ルパッチマジック タッチ ゴー!ルパッチ・・・〉

 

・・・・この音声って必要なんでしょうか?

 

〈チョーイイネ! キックストライク! サイコー!〉

 

「はぁぁぁ・・・・」

 

足元に魔法陣が現れ、アクロバティックな動きの後跳び上がり、

急降下キックでネフィリムを蹴り飛ばしちゃいました。

 

「ふぃぃ・・・・・・」

 

ネフィリムが爆発し、魔法陣が浮かび上がりました。

 

「さ~ってと、脱出しますk「グガァァァァァァ!」おいおいいおい、嘘だろ!」

 

◆セレナ視点終了

 

煙の中から一回り大きくなったネフィリムが現れる。

 

「ウィザードさん!私がネフィリムを止めますから、逃げてください!!」

 

「止める?・・・・・そうか!」

 

セレナの言葉を聞き、何かを思いつくウィザード。

左手の指輪をサファイアを思わすひし形の宝石がはめ込まれた指輪と入れ替える。

 

「ウィザードさん?」

 

〈ウォーター!プリーズ!〉

 

セレナの疑問の声が聞こえる中、ベルトのレバーを動かし左手をかざす。

青色の魔法陣が現れ、ウィザードを通過する。

 

〈スイー スイー スイー スイー〉

 

「ぶっつけ本番だ!」

 

宝石がサファイアを思わす姿へと変わったウィザードは、

右手にドラゴンが何かを抑え込むような模様のあるリングを付け、ベルトにかざす。

 

〈シール!プリーズ!〉

 

巨大な魔法陣が出現し、ネフィリムを吸いこもうとする。

 

「グググガァァァァァァ!!!」

 

抵抗するも、少しずつ魔法陣に吸い込まれゆく。

 

「はぁぁぁぁぁーーーーー!!」

 

ウィザードの叫びと共に吸い込む威力が上がり、ネフィリムを取り込む!

ネフィリムを取り込んだ魔法陣は、小さくなりウィザードの右手のリングに。

 

「はぁ、はぁ・・・・」

 

「あの~・・・今のは?」

 

深呼吸を繰り返すウィザードに、セレナが声をかける。

 

「あぁ、今の魔法は・・・っ!?」

 

ウィザードが言葉を発した瞬間、建物が大きく揺れる。

 

「どうやら、この建物から出るのが先のようだ。」

 

一言呟き、エメラルドを思わす逆三角形の宝石が埋め込まれた

リングを左手に装着し、ベルトにかざす。

 

〈ハリケーン!プリーズ!フーフー フーフーフーフー!〉

 

緑色の魔法陣が通過し、宝石がエメラルドを思わす姿へと変化する。

すぐさま、ドラゴンが穴から落ちる指を右手に付けベルトにかざす。

 

〈フォール!プリーズ!〉

 

右手を天井に向ける。

すると天井に人が通れるぐらいに穴が開く!

 

「て、天井に穴が!」

 

「ちょっとした、応用さ!それじゃ、行くぜ!」

 

「っえ!?ちょ、ちょっと!?」

 

セレナをいわゆるお姫様抱っこの状態で抱え、天井の穴に向かって風を纏い飛ぶ!

 

 

 

 

 

燃え上がる研究施設から少し離れた平地に、ゆっくりと降り立つウィザード。

ゆっくりとセレナを地面に降ろす。

 

「あ、ありがとうございました////」

 

少し顔を赤らめたセレナが鎧を解除し、お礼を言う。

 

「そういたしまして。」

 

ウィザードも変身を解き、言葉を返す。

 

「それじゃ、俺はこれで。」

 

後ろに振り返りながら、右手に時計の模様・・・・・・

良く見れば針がドラゴンになっているリングを装着しベルトにかざし魔法陣を出現させる。

 

「あ、あの!・・・っきゃ!?」

 

「え?」

 

魔法陣を出現させた後、セレナが近づこうしてこける。

ウィザードの変身していた少年を巻き込む形で、魔法陣の中へと入って行く。

 

〈タイム!プリーズ!〉

 

ベルトから流れる音声を聞きながら・・・・




オリジナルウィザードリング解説

『シール』
ドラゴンが何かを抑え込むような模様が描かれた、汎用系魔法リング。
フォールやタイムと同じく水色のリング。
巨大な魔法陣に対象を吸収し、使用者の力として指輪に封印する。
封印した際、別のウィザードリングに変化する。
また対象の力が大きいほど、使用魔力が膨大。
なので、()()のウィザードが使用する際はウォータースタイルでは無いとほぼ意味が無い。
実は、玩具に音声データがあったりする。
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