ありふれたFGOで世界最強   作:ヘルメス・トリスメギスタス

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動悸がするので病院へ。皆さんも寒さに注意を。


プロローグ3

その日ハジメは教室の中で始業の時間が始まるまで寝ていた。

 

するとそこへ一人の女子生徒が近づいてきてハジメを起こした。

 

「南雲君起きて。もうすぐ授業はじまるよ」

 

それと同時に他のクラスメートの男子から嫉妬の視線を感じ、

 

ハジメが顔を上げるとクラスメートの白崎香織が立っていた。

 

「ああ、おはよう白崎さん」

 

そう言いながら、こちらを特に睨んでいる男子四人組、

 

檜山大介、斎藤良樹、近藤礼一、中野信治に殺意を込めた視線を向けると、

 

四人共視線をそらした。

 

 

 

ハジメは1年の時この四人に絡まれたのだが、

 

校舎裏で逆に八極拳の練習台にしたのだ。

 

以来こちらを睨んできても、手は出してこなくなった。

 

「?。南雲君どうしたの?」

 

「いや、別に何でもない」

 

そういいつつ同じく机の上に寝ていたフォウを撫でる。

 

フォウはハジメのペットだが、クラスのマスコットキャラでもあるのだ。

 

もっともその正体を知っているハジメが、

 

フォウを常に監視下に置くためという理由もある。

 

「フォウ君気持ちよさそう」

 

香織が笑顔でフォウを見る。

 

美少女の笑顔を見て、これは人気が出るし、嫉妬の視線も受けるわけだと理解する。

 

 

 

 

「ハジメ、おはよう」

 

「雫、おはよう」

 

「また、香織は南雲に構っているのか。放っておいていいだろ」

 

「全くだぜ。放っておいても問題ねえだろ」

 

そう言った男子の一人は天之河光輝。

 

成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能の完璧超人。

 

そして、八重樫道場に通う門下生でもあり、ハジメには一度も勝てていない。

 

加えて成績面でもハジメが勝っており、ハジメをライバル視している。

 

もう一人の男子は、坂上龍太郎といい光輝の親友である。

 

努力とか根性とかが大好きな人間であり、傍から見ると才能だけに見えるハジメは、

 

嫌いらしい。現にハジメを見て顔を歪ませている。

 

雫も声を掛けたことで、さらに男子の嫉妬の視線が突き刺さる。

 

いい加減うんざりしてきたハジメは、スキル『深淵の邪視』を発動。

 

クラスメートを恐怖状態にしてこちらを見れないようにした。

 

ため息を吐きながらハジメは思う。こういうこともあるが、この世界は平和だ。

 

少なくとも前世で体験したようなことがない。

 

しかし、インドラは己を鍛えよと言った。そうなるといつそうなるのか?

 

叶うならばこの平和がいつまでも続きますように。ハジメは心の中で祈った。

 

 

 

 

しかし、その思いはあっけなく砕け散る。

 

教室全体にいきなり魔法陣が展開したのだ。

 

騒ぎ出すクラスメート。

 

その中でもハジメは魔法陣を消すべく宝物庫から、

 

破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)を取り出し魔法陣の破壊を試みる。

 

しかし、破戒すべき全ての符を発動するより早く魔法陣が爆発。

 

その後にはそこにいた人間の姿は無かった。

 




『深淵の邪視』ジル(キャスター)のスキル。

ハジメが使うと相手がハジメを見ることはほぼ不可能。

雫、香織という美少女に話しかけられている時に使用がほとんど。
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