Fの仮面/黒の死神
ドウスレバイイ?
メノマエニアル
ミツカッテハイケナイ…
イソイデカクサナケレバ……
「…………お、母、さん…?……」
3年生に進級して幾日が過ぎたその日もいつも通りに過ぎたと思う。
あの
「氷川。放課後、学園長室に来い……厄介事だ」
「いきなりすぎません?まあ、予定がないから良いですけど……拒否権無いし」
この際、ここで説明したほうが良いか?
実は俺、2年生の時に色々やらかしその結果として単位&出席日数が不足し留年をくらいかけた為こうやって学園長の指示する雑用と厄介事をこなすことでその不足分を埋めてもらう裏取引が成立しているのだ!!
そして放課後。
「婆さん。遅くなって悪い」
「言葉に気を付けな、『このバカガキが』」
「何時の日か改めますよ『学園長』……」
ノックをして学園長室に入る俺を容赦無い御言葉で出迎えてくれた
「それで、今度はどんな事情ですか」
「今回の話を持ってきたのは中等部の刀藤さ。刀藤、話してくれないかね」
学園長室にいたのは学園長と鉄人、そして中等部の制服を着た女の子の3人だった。
学園長に促された刀藤の話を聞いてみると明らかに厄介事だと分かった。
「【生徒と担任を含めた刀藤さんのクラス全員】が刀藤さんの友達の『羽柴 旭』さんを覚えていない?」
「…はい」
相談内容は自分以外のクラスメイトが『
「刀藤さんだけが覚えているのに心当たりはある?」
「昨日、家の用事で学校を休んだことぐらいでしょうか?剣道部の友人に尋ねてみたらクラスで休んだのは私だけでしたから…」
「昨日刀藤さんのクラスで『何か』がおきた。だから
自分で『何か』と言いながらも思い当たる
「学園長、俺に話が来た理由は?」
「実は6月下旬にアイドルグループのメンバーが体験入学に来るっていう企画が今持ち上がってるんだよ。だから警察とか外部にあんまり知られたくなくてね。まあ、氷川が駄目だったら鳴海探偵事務所経由で風都署超常犯罪捜査課に口利きを頼もうかと思っとる」
「ああ、そういうわけで……なら学園長」
「学園のデータベースを使う為かい?」
「この一件、『ガイアメモリ』が関わるなら情報は多い程良い」
「仕方ないね、西村先生」
「了解しました。氷川、生徒指導室のパソコンを使うぞ」
「はい。じゃあな、婆さん」
了承した俺は西村先生に連れられ学園室を後にした。
「データは有るって対応が雑すぎ」
「そうだな」
学園長室から戻った俺と鉄人は生徒指導室のパソコンを起動させ鉄人のアカウントを使い生徒情報の閲覧をしていた。
氏名:羽柴 旭
クラス:2-C
性別:女
新学年時確認試験成績
現国 134点
数学 213点
地理・公民 245点
日本史 315点
英語 371点
家庭科 162点
美術 164点
保健体育 102点
理科 147点
そんなことを考えていた俺に鉄人が口を開き教えてくれた。
「あれから個別に確認したが中等部の教師陣はクラス担任以外は羽柴の記憶が有ったそうだ」
「羽柴の部活動関係は?」
「帰宅部だ、友人も少ないらしい」
その数少ない友人の1人が刀藤か。それならなんで刀藤が居ない日に行動に移した?鉄人も同じことを考えていたのか会話の内容もそれになる。
「行き当たりばったり感がありすぎる」
「氷川の言うとおりだな、ということは計画的な犯行ではないのか?」
「それだったら犯行時間は
「どんな能力のメモリだと氷川をは考える?」
鉄人に問われて考え込んだ俺は口に出した。
「忘れる……消去? 忘却? 若しくは嘘?」
「消去と忘却は分かるが嘘だと思う根拠は?」
「
まだ何かが見えてない気がする。
それが判れば……
「なるほどな、刀藤の事を考えると羽柴と関わりが関わりが浅い人間が
「……それも一応候補に入れときましょう、ところでどうします?」
「羽柴の自宅に行くのか? 俺も行きたいんだか……バカ供の補習があってな…」
俺が尋ねると溜め息を出しながら口にした言葉に納得してしまった。
「俺が行くから羽柴の自宅の住所教えてください」
「頼む」
先生もバカ供の補習頑張って下さい。
「教えてもらったマンションは次の角を右に曲がってまっすぐ10分ほどだな」
あれから俺は学園を出て鉄人に教えてもらった羽柴の住所に向かって歩いていた。
「…は?」
そして聞き覚えがある、有り過ぎる……だが、この世界では
だがそれと同時に少し先に置かれたガードレールから長い尾羽のような物が伸び巻き付こうとしたのを間一髪で避ける。
それを見たのかソレは此方側にその姿を現す。
「ミラーモンスター?! ウソだ…ろッ!!」
有り得ない存在からの攻撃を回避しながら距離をとりつつ懐から取り出したシングルドライバーを腹に添え、ベルトで固定されたのと同時に右手に握る白色のガイアメモリのスイッチを押す。
そして『
「…変身!」
【ETERNAL!!】
そして起動させたエターナルメモリをシングルドライバーのスロットに挿し込み斜めに倒す事で俺の周りで青白い電流が迸り、風によって舞い上がる黒い塵が全身を包みその姿を変えた。
それは一度、
そして、
To be continued……
『仮面ライダーエターナル【真昼ver】』
エターナルが「いずれ全てのガイアメモリを支配する存在」として財団Xが想定していたことを知った真昼が、ある目的の為にシングルドライバーとエターナルメモリを使用して変身した仮面ライダー。
ボディカラーは大道克己や加頭順の変身するエターナルの白とは違い黒。これは2人の変身するエターナルと違い適合率が高くない事と、とあるメモリの適合者である事から。変身時には風が巻き起こり、同時に蒼い炎も発する。また変身中は真昼の声は拡声器を通したような、強いエフェクトがかかった音声へと変換され正体の隠匿に一役かっている。
スカイフレア
大道克己が変身する形態「ブルーフレア」との区別を付けるために命名。
真昼自身の
フレイムアームと呼ばれる腕や、両足のエターナルアンクレットにはその名を表すかのように空色の炎が刻印されている。
胸にはマックスジャケット、左腿にはサイ・マックスベルトというマキシマムスロットのマウント用ベルトを装着(右腕のアーム・マックスベルトは適合率が高くない事でオミットされた)、また一定以上の通常・特殊攻撃を無効化する黒いマント・エターナルローブを右腕にまとっている。
シングルドライバー
ジョーカーやスカルが使用するロストドライバーを発展強化させた
エターナル
エターナル【真昼ver】専用のコンバットナイフ型エネルギーナイフに銃撃能力を追加された多機能形武装。
グリップの部分には専用のマキシマムスロットが設けられており、そこにメモリを装填し、マキシマムドライブを発動。
また単体でも投擲攻撃や青いエネルギー弾を飛ばす攻撃手段もある。
マキシマムドライブ
エターナルレクイエム
真昼がエターナルメモリをエターナル