Hとの出会い/鏡獣襲来
拝啓……で合っていますか?
今は亡き
俺、氷川 真昼は学校帰りにヘリコプターから現れた
……ガチで。
「弦巻邸まで何分位掛かります?」
「後20分になります」
「……
直接会うのは2年ぶりか? 電話やLINEでのやりとりはしてたけどな。と言うかこころなら直接会いに来ないかと考え黒服さんに聞いてみたら……
「旦那様から『風都』と真昼様がある程度落ち着かれたと聞いたそうで…」
オジサンに止められていたのだと納得したので俺も黒服さんに言葉を返した。
「……こころを『風都』に行かせる選択肢がないなら俺に来てもらえば良い、と考えたと」
「はい、それと真昼様に相談したい事があると旦那様が」
「相談?」
ある意味、
「俺も用事が合ったから今回は渡り舟って事で納得します」
実は俺の
その日はこころちゃんのこの言葉で始まりました。
「皆、居るわね」
「どうしたんだい、こころ?」
「皆に紹介したい人がいるの!」
薫ちゃんの問いかけに紹介したい人がいるの、とこころちゃん突然が言い出しました。
「ミッシェル呼んで来る」
そう言って美咲ちゃんはミッシェルに
「入って良いわよ」
「失礼する、暫くぶりだな……こころ」
そう言って入ってきた男の人はこころちゃんの両頬を摘まんで引っ張っちゃった?!
「にゃああああ?!」
「わあ、よく伸びるな~」
凄くイイ笑顔で引っ張っちゃってるよ!
「なにゃ、にゃめ……」
「止めてほしい? だが、断る!」
暫くお待ち下さい(by??)。
えっ?!貴方誰?(by
「酷いわ、真昼!」
「ごめんな。つい……」
「「「……つい?!」」」
若干涙目になったこころちゃん可愛いと思いながら薫さんとはぐみちゃんと一緒にこころちゃんの反応に驚いた。
「ところでこころ、そちらの人達は誰?」
「私の友達でバンドのメンバーよ」
「こころ
そして私達は男の人、氷川 真昼さんと自己紹介をしました。
こころの友達、『ハロー、ハッピーワールド』略称「ハロハピ」のメンバーと自己紹介をした俺は最後のメンバーが来るのを待っていた。
「みんな、ミッシェルが来たわ」
「ミッシェル?」
名前の響きから最後のバンドメンバーは外人か?と軽く考えていた。だから反応が遅れた。
扉が開くと同時に現れたのは『
「…?!……」
だから俺が咄嗟に距離を取ってシングルドライバーを装着し対応力に優れた『エターナル』のメモリを構え起動させかけたのは当然の反応だった。
「真昼さん?」
「真昼?」
そんな行動に困惑するこころ達を意識外に追いやると同時に違和感を覚えた。
(おかしい? ヤツが相手なら俺は今頃
今までの人生で一番動揺している自信がある俺は一度大きく深呼吸。そしてある程度冷静になる。
「……こころ」
「どうしたのかしら、真昼?」
「そこの、ピンクのクマさんは何だ?」
「ミッシェルのことかしら?」
「…ミッシェル?!……」
目の前の『
「真昼さん? どうしたんですか?」
「松原さん、ミッシェルとは会話出来るかな?」
『出来ますよ』
ミッシェル、喋れるのかよ?!
いや、それよりも確認が先だ。確認しなきゃダメだ!!
「ならミッシェル、聞きたい事がある。ミッシェルって家族居たりする?」
『妹がいるよ』
「妹?!」
妹だと?! まさかヤツがそうなのか?
ならミッシェルも……
「真昼さん、さっきからどうしたんですか?」
「俺はミッシェルの妹に会った事がある、かもしれない」
俺の発言にこころのバンドメンバー全員が驚く。
「それは本当かい?」
「ああ」
瀬田さんの問いかけに俺はこう答えていた。
「名前は『デス・ベアー』。両目と両手と腹部の☆から
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
うん、当然の反応だよね。
と言うことで『布教用』に配られた『幻の一戦』を上映しました。
以下、上映会登場人物達の会話や画像の一場面から抜粋。
ナンダアレハ?!
クマガ、ピンクノクマガ…
オイ、メカラビーム?!
キョシンヘイ??!
ピンクのクマ達に蹂躙される数多の宇宙戦艦。
ヨクモヤッテクレタナ!!
ジツダンハコウカガナイノカ?!
シマッ?!
アシダ! アシヲネラエ!!
1機、また1機と戦場から姿を消す
ナンナンダヨ、アイツハ!!!
イカナイデヨ、バーニィー!!!
カアサン、ボクノ...ビアノ…
タイサアアアアア!!!!
響き渡る絶叫。
断末魔の断片が漂う戦場。
そして……
オレハアメリカノガンプラファイターダアアアアア!!!!
アトハタノンダゼ……アイボウ!!
……ダカラサア、ネライウツゼ!!
コノシュンカンヲマッテイタンダ!!!!!!
……悪夢は絵わりを告げた。
「これを観た感想をどうぞ」
俺は上映会を終えた後、観客の皆様に尋ねていた。
「ミッシェル凄い!」
「……うん、凄いネ」
北沢さんよ、あれミッシェルちゃうーーーーーデス・ベアーや。
「参加者の皆さんは大丈夫だったんですか?」
「シュミレーションを使ったバトルだったからな……ガンプラ本体に被害はないから良かったんだよな、ただ参加したファイター達は最低2~3日は魘された」
松原さん、心配してくれてありがとう。
「真昼さんは?」
「1週間は夢に出てきた」
奥沢さん、レイドラグーンの変わりにデス・ベアーが襲撃する悪夢やらターミネーターの変わりにミッシェルネーターに追われる夢、かなりのコラボのバリエーションがあったな( =^ω^)
「ガンプラバトルって面白そうね」
「最高、とだけ言っとく」
こころよ、面白そうじゃないんだ。面白いんだよ。
「真昼はどれくらいの腕前なんだい?」
「中2から高1までの3年間は世界大会の常連だった、まあ去年は色々あって出れなかったけど」
俺の言葉に驚く瀬田さん。けど世界大会に出れるのはガンプラ業界でも色々、あったからなんだけどな。
「じゃあ俺はオジサンに会って帰……」
「…ちょっと待て?!」
「あれ?この音って……」
会話を切り上げようとした俺の耳に聞き覚えがある警告音が届いた。
慌てて辺りを見渡すと同時に少し先の窓ガラスに映る
「おい?! メタルゲラスってウソだろッ?!!」
かつて倒した筈の存在からの突撃を松原さんを抱きかかえて回避し距離を取れた俺は松原さんを降ろしながらこころに叫ぶ。
「こころ、5人で固まってろ! 後、出来るだけ反射物から距離を取れ!」
懐から取り出したシングルドライバーを腹に添え、固定されたのと同時に懐から取り出し右手に握る黒色のガイアメモリを起動させた。
【RYUGA!!】
そして起動させたメモリをシングルドライバーのスロットに挿し込み斜めに倒した。
To be continued……
メタルゲラス
サイ型ミラーモンスター。
頭部のドリル状の角メタルホーンや、鉄板をも紙のように切り裂ける鋭利な爪メタルネールを武器とし、自重270kgを支えるほどの頑強な脚力を持つメタルフットで踏みつけた敵を圧死させる。頑丈な巨体を生かした突進攻撃を得意とする。