Vibes Star   作:Crina

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 更新遅くなってすいません。いろいろとリアルが忙しすぎました...。
いよいよこの章も終わりが近いです。そして文化祭も...。


3-11話 後夜祭

 過去のケリがつき、スピカも衣舞紀と付き合うことが決まった。そして後夜祭の時間がどんどんと近くなってきた。

「衣舞紀、咲姫、二人は後夜祭に出るんでしょ?早くいかないと」

「あっ、そうだった。急ごう咲姫、スピカはどうするの?」

「私は少し彩芽と話してから向かうよ。心配しないで、ただ話すだけだから」

 そうして二人は先に後夜祭の待機場所に急いでで向かった。そして、その場には残った5人だけがいた。

「いいの?後でも話せれるし、私に構わないで向かえばよかったのにさ」

「良いのよ、この件は私と彩芽との話だし、それにさ、衣舞紀には聞かれたくないし」

スピカは赤面しながらそう答えたが、どういうことなのか聞くことにした。

 

「彩芽、二つほど話したいことがあってね。一つ目に、もう付きまとうことはやめてね、プライベートを漁られるのは嫌だし」

 彩芽はスピカと疎遠になった時からずっとストーキングをしていた。流石に我慢の限界でもあったらしく、そろそろ言わなければならないと思っていた。そのことに対して彩芽は「大丈夫、私はもうやらないよ。二人の時間を壊したくないし、逆に遠くから見守りたくなったからね」と返ってきた。それにスピカはホッとしたらしく、安堵の息をついた。

「二つ目なんだけどね、実はさ、Stardustの方ではなくて、個人的に出そうと思っているアルバムがあってね、春のM4までに今何曲か作っているんだけど、その中で一つだけ彩芽に歌ってほしいんだ。今なら彩芽に頼んでもよさそうだからさ」

 そのことに彩芽は最初は驚いたが、スピカの頼みなら何だって受けると答えたので、引き受けてくれることが決まった。スピカは彩芽に音楽プレイヤーを渡して出来上がった音源を渡した。それを聴いた彩芽は凄い驚いた。疎遠になるまでの曲のレベルをはるかに超えていた。音楽レーベルに所属しての活動で出しているCDも買っていた彩芽だが、これまで以上に成長していた曲に衝撃を受けた。

「成長しすぎだよスピカ...うん、スピカ、私も挑戦させてほしい。めちゃくちゃ良いものを歌ってあげるから」

「期待しているよ」

 

 時間が過ぎ、5人はゆっくりと後夜祭が開かれるライブスペースに向かっていた。止まっていた歯車が動き出したように楽しい雰囲気の中、歩いていた。そうして会場に着いた時、一部の観客が驚いた。というのも、かつて一緒に中等部生活をしていた彩芽がいること、疎遠になっていたSTARがまた仲良く一緒に行動していたのだから。

「れ、Leiaだよね、久しぶり。疎遠になってたんじゃないの?」

「久しぶり、大丈夫、今日和解したから問題ないよ」

 Leiaこと彩芽が陽葉学園にいること、スピカと唯と和解をしたことに話が盛り上がっていたが、スピカが後夜祭が始まるからそれを楽しみましょうと言ったタイミングで後夜祭が始まった。フォトンのメンバーがステージに現れ、後夜祭がついに始まった。制服姿でライブをし始めたことに驚いたが、DJ台に咲姫だけではなく、真秀、しのぶがいたので、まさかフォトン以外にピキピキとハピアラも参加することになったことに観客は驚いていた。けど、すぐに観客は馴染み、後夜祭を楽しんでいた。勿論のことながらスピカ達5人もすんなりと楽しんでいた。

「へえ、めちゃくちゃ良いライブだね、しっかりとメンバーの良さが引き出せてる。Photon Maidenだけじゃない、Peaky P-keyもHappy Around!もユニットの色を出せているから最近のユニットのレベルって高いんだね」

 彩芽からの3つのユニットはかなり高い評価だった。別の高校に入学し、ユニット活動については中等部時代までしか記憶がないので、彩芽にはかなり新鮮なものだった。ピキピキに関しては、中等部2年の冬から知ってはいたので、その後のレベルの上がりっぷりには脱帽しかなかったようだ。

 

 後夜祭が終わり、5人は陽葉学園の校門前で衣舞紀達が来るのを待っていた。数分が経つた時にフォトンのメンバーが校門前に集まってきた。

「お待たせスピカ」

「問題ないよ、咲姫以外のフォトンのメンバーにまだ伝えてなかってね、実は私と衣舞紀は付き合うことになったのよ」

「「え、えええ!!!!」」当然の結果だった。急なことでノアと乙和は驚いていたが、これまでの二人の姿を見てきただけに納得をせざるを得なかった。

「今、皆がいるから伝えれることがあるの」

 そう言ってスピカは空を見上げていた。何かを決意をしたのか、スピカはそのまま皆の方に向きを変え、衝撃のことを伝えた。

「私さ、これまで後ろ向きに考えていた。あの日、STARとしてサンセットステージに出たかったけど、それは叶わなかった。けどもういいの、だって彩芽は陽葉の生徒じゃないしね。それでも、あの日の約束、サンセットステージに出るという約束は一人だけでも守りに行こうと思う。だから、DJのみのソロ活動でサンセットステージに出る!!衣舞紀、カップルであり、お互い来年のサンセットステージに出るまでのライバルだよ」

それに驚きはしたが、お互い良い刺激になるからと衣舞紀とスピカは握手を交わし、一緒に陽葉学園を後にした。




 深夜テンションで書くとおかしくなりますねw
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