魔法少年ケンタ☆マグス アナザーストーリー   作:unknown505

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第12話

    −現在 神浜セントラルタワー屋上−

 

 

 

通「全部・・・全部おどれらの仕業やったわけか・・・!」

 

アルマーニ「まぁあのお嬢さんは知りすぎたって奴さ。結局お嬢さんが必死に残した情報は全部揉み消させて貰ったよ。」

 

悠太「・・・・・・」

 

アルマーニ「そんで更にリーダーはいい事を思い付いたんだ。どうせならお嬢さんの死を利用して東西を戦争に持ち込めばいいってなぁ。」

 

やちよ「その結果が・・・今回の東西戦争に・・・!」

 

みふゆ「どうして・・・どうしてそんな酷いことが出来るんですか!!?」

 

アルマーニ「ビジネスだからさ。」

 

悠太「ビジネスだと・・・?」

 

アルマーニ「俺は天龍一派が雇った殺し屋でな、命の商売は嫌って程やってきた。この仕事だってそうだ、全部仕事なんだ。所詮魔法少年少女はグリーフシードさえ手に入りゃ何もしないで良いんだ。お前らだって分かるだろ?」

 

みふゆ「分かりたくありません!私はずっとこの街に住んでいて昔から東西のいがみ合いは見てきました・・・!でも私達が先陣を切って東西のいがみ合いを納めようとしている所に・・・あなた達のような人のせいで死ななくていい人達が死んだんですよ!?」

 

アルマーニ「そいつらは運がなかったんだ。誰かも分からねぇ奴の為に俺は命張りたくないしね。」

 

みふゆ「っ!?」

 

通「おどれコラァ!!」

 

悠太「待て通!」

 

通「離せ悠太ぁ!あの性根の腐ったおっさんはぶん殴らんと気がすまんのじゃあああああ!!!」

 

悠太「今迂闊に動けば俺達だけじゃなくやちよやみふゆ達にまで被害が及ぶ!今は耐えろ通!」

 

通「ぬぁああああっ!!おどれコラァァァァァっ!!」

 

アルマーニ「だぁははははっ!最高にブチギレてんじゃねぇか藤村通よぉ!それでよくもまぁ西犬警備隊なんか率いれたなぁっ!?」

 

悠太「貴様っ!火に油を注ぐな!!」

 

アルマーニ「まぁ楽しませて貰ったよ、次はどこかで会えると良いなぁ。」

 

通「待てやコラァァ!どこ行くつもりじゃああ!」

 

アルマーニ「悪いがお前らに付き合ってる暇はないんでな、それじゃ。」

 

そう言ってアルマーニはそのままビルから飛び降り、どこに仕込んでいたのかウィングを展開してそのまま飛び去った。

 

通「なんでや・・・なんで俺はあいつらの思惑に気が付かんかったんや・・・!」

 

悠太「とりあえず、今日は一度解散だ・・・お互いに大義名分なんてものはなかった・・・。」

 

通「せや・・・俺等は何のために戦っとったんや・・・。」

 

悠太「みたま、十七夜、負傷者のケアに当たってくれ、俺も手伝う。」

 

みたま「わかったわ。」

 

十七夜「西と停戦は自分から伝えておく。」

 

悠太「助かる。」

 

通「俺もとりあえず東の停戦は伝えなあかんな・・・。」

 

やちよ「お互いに負の感情しか残らないわね・・・。」

 

そう言って一度全員解散となり、悠太みたま十七夜はすぐに調整屋へ戻り負傷者のケアを行い、通は西の魔法少年達に停戦命令を指示した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          −翌日−

 

 

 

 

通「・・・・・・」

 

やちよ「おはよう通く・・・どうしたの?」

 

通「あぁおはようやっちゃん・・・、ちょっと組織の今後について考えとるんや。」

 

東西の戦いから翌日、通はみかづき荘でスマホを見ながら考え込んでいた。通が作った警備隊のsnsで通に対する罵詈雑言が飛び交っており、擁護派と批判派に分かれていた。

 

やちよ「これ・・・昨日の件?」

 

通「せや、俺の件やな・・・はぁ・・・ホンマにやったらあかん事してしもたわ・・・。」

 

やちよ「そんな落ち込んじゃダメよ通君、黒幕の存在に気づけなかった私にも責任はあるわ・・・。」

 

通「なんでやっちゃんが責任とんねん、悪いんは俺なんや・・・本来ならこういう問題は俺と悠太できっちり話し合わなあかんのに頭に血が上りすぎて下のもんまで巻き込んでしもたんや・・・。これは反省だけじゃすまん問題なんや・・・。」

 

やちよ「・・・・・・」

 

通「・・・んっ?」

 

すると通のスマホに着信が入る。着信先は悠太からだった。

 

通「もしもし、悠太か。どないした?」

 

悠太『通、今日は大丈夫か?少しお前と話したいことがあるんだ。』

 

通「おぉ、ええで。ならみかづき荘で話そうや。」

 

悠太『ああ。』

 

そう言って通と悠太はみかづき荘で話すことを約束した。そして悠太は約束通りみかづき荘に来る。

 

やちよ「いらっしゃい悠太君。」

 

悠太「ああ、邪魔する。」

 

通「悠太、どないしたんや?えらい覇気がないのぉ・・・。」

 

悠太「・・・そうだな・・・結論から言うと、俺達「東竜愚連隊」は解散した。」

 

通・やちよ「「えっ、解散した!?」」

 

悠太の突然の発言に二人は驚愕した。

 

悠太「ああ、昨日の件もあってな、東竜愚連隊を存続させるのは難しいと判断したんだ。」

 

やちよ「でも悠太君、あのアルマーニという男を捕らえるには仲間も必y「その必要はない。」えっ?」

 

悠太「俺にはお前たちがいるし今回の件は下の者達を巻き込んだ自分の罰として自分でケジメをつける。」

 

通「悠太・・・」

 

悠太「優花は自分の命を掛けてまで俺達のテリトリーを守ろうとしたんだ・・・。優花のためにも今度は俺が命を張ってこの街を守る。」

 

やちよ「・・・そうね、外の街から来た天龍一派から絶対に守らないといけないわ。」  

 

通「おっしゃ、なら俺も最後まで付き合ったるで悠太、アルマーニをとっ捕まえてアジトを洗いざらい吐出させたるわ!」

 

悠太「ああ、そこでだ。かつて優花が当たった情報屋を見つけてな。情報屋からアルマーニの現在地を特定する。」

 

そう言って三人はかつて優花が当たった情報屋の元へ向かった。

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