魔法少年ケンタ☆マグス アナザーストーリー   作:unknown505

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エピローグ

高坂一族と松井一族それぞれの新族長となった健太と龍二は一族内で襲名式を行った後、一度だけ高坂一族と松井一族が休戦を結んだ場所に皆が集まっていた。

 

健太「マジか、俺らのためにこんな・・・。」

 

龍二「随分賑やかになったものだ。」

 

健太達が集まった場所は北養区にある広場で高坂一族松井一族両家の祝宴を開いていた。この祝宴には他の魔法少年少女達も参加していた。

 

レナ「若鶏のグリル美味しい・・・!」

 

かえで「レナちゃん、料理で大人しくなった・・・。」

 

ももこ「アハハ、でも健太の一族の料理めちゃくちゃ美味いな。」

 

灯花「龍二お兄様と健太お兄様の一族が仲良くなってホントに良かったにゃあ。」

 

ねむ「両一族のいがみ合いは数千年も続いてたからね。」

 

みふゆ「きっと通さんと由美ちゃんもあの世で喜んでますよ。」

 

様々な魔法少年少女達や高坂一族松井一族の構成員達もお互いに謝罪しつつ交友を深めていた。そんな中隠居生活を送る身となった泰之と隆造が会話していた。

 

泰之「隆造さん隣よろしいか?」

 

隆造「ああ。」

 

泰之「本当に長かったな。」

 

隆造「全くだ、先祖が起こした不祥事等を含め、お互いが血で血を洗うほど長い抗争だった。」

 

泰之「ああ、健太と龍二が一族同士の諍いを止めた功績は計り知れないくらい大きなものとなるだろう。」

 

隆造「フッ確かにその通りだな。」

 

そう言って二人は健太と龍二を見る。

 

隆造「我々ももう少し早くに、吉信の野望に気づいていれば、死ななくていい者達も死なずに済んだのかも知れんな。」

 

泰之「仕方ない、当時の我々はうちの先代や松井一族の政孝様に逆らえるだけの力はなかった。」

 

隆造「ああ・・・だが、健太と龍二は俺達では出来なかった事をやってのけた。二人には感謝だ。」

 

泰之「ですね、おっとそろそろ時間のようです。」

 

隆造「ん、なら行こうか。」

 

そう言って泰之と隆造は健太と龍二の元に向かった。

 

泰之「健太。」

 

隆造「龍二。」

 

健太「はい。」

 

龍二「ああ。」

 

そう言って健太と龍二は立ち上がり、台座に登り、言葉を投げる。

 

健太「皆、聞いてくれ!俺達は長い事、血で血をぶつけるような抗争を数千年も起こし続けていた!」

 

龍二「全ての元となった吉信、しかし吉信が死んでもその影響は衰えずあと一歩で全面戦争になっていた…!」

 

健太「けどそれも今日で終わり…、俺達は神浜のため、そして今後産まれてくるまだ見ない兄弟達のために!」

 

龍二「高坂一族、松井一族はお互いに同盟を結び、俺達は和解する!」

 

そして健太と龍二はお互い向き合う。泰之と隆造は頷いて健太と龍二は手を繋いで和解の印を結ぶ。その瞬間、歓声と拍手が起きて全員が喜びに包まれた。

 

健太「やったな!」

 

龍二「ああ!」

 

健太「(皆・・・やったぜ・・・!)」

 

龍二「(夢乃姉さん…あなたの望んだ未来が叶ったぞ…!)」

 

こうして長きに渡る高坂一族松井一族両家の争いは終焉を迎え、そして新たな時代を迎えるべく、道は開かれる。それは争いの終焉、そして新時代へ突き進んでいく。

 

      争いの終焉 そして新時代へ

 

          完結

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