魔法少年ケンタ☆マグス アナザーストーリー   作:unknown505

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第4話

龍二達を乗せて赤十字病院へ移動中の最中、急に目の前に人が現れ車を止める。

 

正明・龍二「「っ!?」」

 

かりん「わぁっ!!一体どうしたの!?」

 

龍二「目の前から人が飛び出してきやがった・・・!」

 

正明「何なんだ全く・・・邪魔だ!」

 

そう言って正明はクラクションを鳴らすが一向にその場を動こうとしなかった。

 

龍二「・・・俺が話をしてくる。」

 

正明「気をつけて・・・」

 

そう言って龍二は車から降りて立ち塞がる人物に話しかける。

 

龍二「おい邪魔だ、道を開けろ。」

 

「お前、松井龍二だな。」

 

龍二「・・・だとしたらなんだ?」

 

「お前は神浜市の秩序を乱したクズだ、よって貴様は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       「死刑執行だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

龍二「っ!!ちぃっ!」

 

突如その人物は腕を溶岩に変化させて攻撃を仕掛けるが龍二はそれを躱す。

 

龍二「(まさか・・・あいつか!?)」

 

龍二は攻撃を仕掛けた人物の溶岩を見て一連の旧マギウス構成員襲撃事件の犯人だと確信した。

 

龍二「・・・いきなり犯人が襲撃してくるとは、随分と堂々としているな。」

 

「俺は正義の為に活動している!貴様らのような悪は徹底的に締め上げてやるまでだ!今頃マギウスの元構成員は他の魔法少年少女が始末している頃だろうな!」

 

龍二「(なるほど、奴には仲間がいるのか・・・正明さん聞こえるか。)」

 

正明「(ああ、どうした?)」

 

龍二「(どうやら奴には仲間がいる。ここは俺に任せてあんたは赤十字病院へ向かってくれ。)」

 

正明「(分かった。)」

 

仲間がいる事を知った龍二は正明にテレパシーで伝え、それを聞いた正明はすぐに車を発進させ赤十字病院へ向かった。

 

龍二「お前が今標的にしているのは俺・・・なら、松井一族の長を殺せるか!!?」

 

「面白い・・・徹底的正義を執行してやる!!」

 

 

 

 

 

 

  戦闘BGM「黒点」NARUTO疾風伝

 

     「VS 羽柴赤次郎」

 

 

 

 

赤次郎「敗北者として死ねぇ!!」

 

龍二「スピードは遅いが範囲は広い・・・これは構成員は逃げ切れんな・・・!」

 

赤次郎「お前らは悪人の癖に長生きしすぎなんだ!さっさと溶岩で溶かして存在を消してやる!!」

 

龍二「そうだ、本来俺は貴様の言うとおり悪人でこの世から消えなければならない人間・・・だが、そんな悪人に手を差し伸べた者の思いを、無碍には出来ん!!」

 

赤次郎「言ってくれる!ならば貴様に手を差し伸べた奴も正義の名の下に執行してやる!!「火山槌(ボルケーノハンマー)」!!」

 

赤次郎は溶岩で出来た腕を伸ばしてハンマーの形に変形させ龍二目掛けて振り下ろすが龍二はそれを躱し、赤次郎の背後に回る。

 

龍二「雷斬!!」

 

赤次郎「ぬぅっ!?きかんわぁ!!」

 

龍二「ちっ、溶岩で塞がれたか。」

 

赤次郎「しぶとすぎてハエに見えてきたぞ!!」

 

龍二「とても正義を掲げる人間には見えんな、まるで自分の都合の悪いものを消していってるだけにしか見えん。」

 

赤次郎「俺は徹底的な正義の名の下で悪人共を粛清している!貴様らが存在する限り正義は永遠と執行するまでだ!!」

 

龍二「面倒くさい奴に絡まれたな・・・こんな奴の被害にあった者達の事を考えるといたたまれないな。」

 

赤次郎「ぬぅんっ!!」

 

そして二人は互いに衝突し一進一退の攻防を繰り広げ、赤次郎も龍二もボロボロとなっていた。

 

龍二「・・・タフさだけは一人前だな。」

 

赤次郎「黙れ!」

 

龍二「・・・どうやらタイムアップのようだ。」

 

赤次郎「なに?」

 

赤次郎は後ろを見ると銃を構えた松井一族構成員達が赤次郎に向け、そのリーダー格の構成員が赤次郎に警告した。

 

構成員「羽柴赤次郎!貴様のこれまでの数々の暴挙につき拘束させてもらう!!」

 

赤次郎「ちぃ・・・松井一族か・・・!」

 

構成員「むっ!逃げたか!一部は無理せず追跡し残った者は族長の保護だ!」

 

そう言って赤次郎はその場から去り一部の松井一族構成員が追跡し始め残った構成員は龍二を保護した。

 

龍二「お前達・・・」

 

構成員「偶々近くを通った者から連絡を受けここへ参上致しました。族長は元マギウス構成員からの襲撃事件の調査の過程で奴と遭遇したと。」

 

龍二「なぜそこまで・・・?」

 

構成員「実は我々は構成員も被害にあったという事で羽柴赤次郎を捜査しておりまして、その過程で族長が追っている事件の犯人と松井一族構成員を襲撃した犯人が羽柴だということが分かりました。」

 

龍二「それでお前達は今、赤次郎を追っていたのか。」

 

構成員「ええ、実は族長にお伝えしたいこともございまして・・・」

 

そう言って構成員は龍二に耳打ちしその内容を伝える。それを聞いた龍二は目つきが変わる。

 

龍二「それは・・・本当か・・・?」

 

構成員「はい。赤次郎を追跡している中で「彼」を筆頭に数々の暴徒が正義の名の下にマギウス構成員を襲っていることも。」

 

龍二「・・・・・・」

 

構成員「とはいえ「彼」は今テレビの顔で証拠がない状態で詰めれば返ってこちらが不利になってしまいます。ですので族長も我々と共に協力して頂きたいのですが・・・」

 

龍二「・・・分かった、ただし条件がある。」

 

構成員「っ?」

 

龍二「このことはマギアユニオンには伝えないでほしい。」

 

構成員「えっ?なぜですか・・・?」

 

龍二「俺は族長とはいえ謹慎処分自体はまだ解けてはいない。なによりも・・・」

 

構成員「?」

 

龍二「マギアユニオンの者達を巻き込む訳にはいかないんだ・・・」

 

構成員「・・・分かりました。」

 

そう言って構成員は龍二の気持ちを察し深く追求はしなかった。

 

龍二「(正義とは・・・一体何なんだろうな・・・。)」

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