魔法少年ケンタ☆マグス アナザーストーリー   作:unknown505

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第5話

 

優花「………んっ…」

 

翌日、優花は調整屋のベッドで目を覚ます。優花は横腹を触ったりして体を確かめる。

 

優花「…私…助かったんだ…。」

 

そう言って優花は昨日の悠太と通達が抱えここまで運んできた事を思い出す。

 

優花「私が助けた魔法少女の子…大丈夫かな…。」

 

みたま「あら、おはよう優花ちゃん、体はもう大丈夫?」

 

優花「あ、みたまさんおはようございます。体はもう平気です…。あの……」

 

みたま「どうかしたの?」

 

優花「昨日、悠太と通とやちよさん達がここまで運んできたと思うんですけど、その時、淡いオレンジ色の髪の魔法少女はいましたか?」

 

みたま「淡いオレンジ色の髪の魔法少女…?もしかして……」

 

優花「えっ?」

 

するとみたまが魔法少女の名を呼ぶとその魔法少女が優花の前に現れる。

 

優花「昨日の…」

 

魔法少女「昨日は助けてくれてありがとうございました優花さん。私「神羅唯(かみらゆい)」って言います。」

 

優花「あ、うん…それで、あなたは大丈夫なの?」

 

唯「はい、魔法少女ですからすぐに治りました。」

 

優花「なら、良かった…。」

 

みたま「あら、いらっしゃ〜い。」

 

優花「んっ?」

 

悠太「邪魔するぞ、おっ目を覚ましたか。」

 

優花「悠太…」

 

悠太「容態も安定してるみたいだな、無事で良かった。」

 

優花「……なんで、助けたの…?私、あれだけあんた達に嫉妬してたのに……」

 

悠太「………」

 

優花「あのとき…私は死にたくない一心であんた達に助けを呼んだ…。でも、今思い返せば…私は今まで散々悠太達に嫉妬心向けまくって…なんで…そんな馬鹿な私を…?」

 

悠太「そうやって自分を卑下するな、俺はお前が嫉妬していた事は大体予想はついていた。」

 

優花「…やっぱり…。」

 

悠太「人間は色んな感情を持つ。喜怒哀楽様々な感情を…嫉妬もまた感情の一つで俺も他人に嫉妬したこともある。」

 

優花「………」

 

悠太「その嫉妬心をどう扱うかはその人次第だ、優花はその嫉妬に嫌気がさして「死のう」としていたな?」

 

優花「……うん。」

 

唯「えっ…じゃああのとき…私を助けたのは…」

 

優花「…死ぬ前にせめて、人助けでも出来ればって思ってたら…偶然貴方がいたんだ。」

 

唯「そうだったんですか…。でも死んじゃだめですよ!まだ楽しい事もたくさんありますから!」

 

悠太「全く…お前もやっぱり俺達と似た者同士だな。」

 

優花「えっ…?」

 

悠太「お前も器用に見えて不器用だったり、最後まで他人の為に全うする辺りやはり根は純粋なんだな。」

 

優花「……不器用か…。」

 

悠太「この子の言うとおりお前はまだ死ぬときじゃない。俺や通もそうだが不器用なり魔法少年の宿命に抗っている。優花、俺達と共に来い。不器用なりに共に抗おう。」

 

優花「悠太……。」

 

悠太「これから俺達は西も東も差別なく一つに手を取り合う未来を完成させる。そのためには優花、お前の力が必要だ。」

 

優花「……そうだね、あんた達を見てたら私もなんだか生きようって思ったわ。分かった、これからは三位一体としてやろう!」

 

悠太「ああ…!」

 

そう言って優花は二人の生き様に感化され、魔法少年少女の運命に抗うために新たな一歩を踏み出す。

 

だが、その一方で黒い渦が神浜市を覆うとしていた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ〜て、決行に移すとしようや兄貴。」

 

「えぇっ、我らの力でここを我々のテリトリーとしましょう。」

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