九つの巨人を宿した兎は迷宮を走る   作:はふ次郎

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pixivで書いてたやつを編集したやつです


プロローグ

夢を見た。

 

 

沢山の悲鳴と、沢山の赤い人群れ。

 

 

その光景は地獄そのもの。

 

 

地面は足跡で塗れ、そこには潰された後の死骸はなく、ただ血がべったり塗られてるだけだった。

 

 

「ひでぇもんだろ」

 

男の人の声が聞こえた。

 

「自由を求めた結果がこれだ」

 

・・・・・・・・・何があったんですか?

 

男の人はその光景を見ながら言った。

 

「敵に奪われた・・・自由を取り戻す戦いだった。けどいつからか・・・俺は人類を・・・自由を奪ってきた外の奴らを・・・殺した」

 

ベルは驚愕した。

 

それと同時に、疑問も生まれた。

 

・・・・・・外の奴ら?

 

「ああ、少し長くなるが・・・聞いてくれるか?」

 

僕は頷いた。

 

それから男の人は淡々と話していった。

 

その度に僕は驚いたし絶望した。

 

巨人のこと。

 

壁のこと。

 

壁の外のこと。

 

全部話された。

 

「今話したことが俺の全てだ・・・ってどうした?なんで泣いてる」

 

えっ?

 

僕は目を触った。

 

触った手からは、液体がついてた。

 

涙だ。

 

「これを熱心に聞いてくれたのか。悪いな、胸糞悪い話ししちまって・・・」

 

いえ、なんか・・・英雄譚を聞かされてるようでした。

 

「英雄譚・・・か・・・。それはどんな話なんだ?」

 

それから僕は英雄譚を話した。

 

男の人は僕の話を心身と聞いてくれた。

 

「お前は・・・英雄に憧れてるのか?」

 

はい。

 

「そうか・・・。英雄か・・・、いいな、その夢。」

 

男の人は微笑んだ。

 

それから男の人は思いついたようにこう言った。

 

「一ついいか」

 

なんですか?

 

「俺を・・・俺たちを食って・・・巨人の力を受け継いでくれ」

 

えっ?

 

ベルは驚愕した。

 

話の中にもあったとうり、後継者は巨人の力を吸収・・・つまり食う。

 

何故・・・ですか?

 

「俺は結局、ずっと復讐だけに身を染めてきた。お前はいい奴だ。だからな、俺たちも一緒にお前の冒険に連れて行ってくれないか?記憶として、肉体として」

 

それを聞いて納得した。

 

「それに呪いも緩和したしな。」

 

男の人は笑った。

 

呪いと聞いて巨人化のデメリットがあるのを忘れてた。

 

巨人の後継者は13年で死ぬ。

 

「けど俺は今始祖の巨人だからな、なんとかなるだろ」

 

いやいやいやいや、何とかなるじゃありませんよ!

 

「おっ、顔が明るくなってきたな。そして結局、食うか?食わないか?」

 

食います。

 

貴方達の分までこの力で多くの人を救います。

 

この力で英雄になります。

 

だから力を貸してください。

 

「ああ、俺達はお前の記憶から見てるぞ。お前がどんな風に成長するのか。大丈夫だ、使い方は記憶が教えてくれる。」

 

はい、僕は貴方達の期待に応えられるような英雄になります。

 

それから男の人は注射機を出し僕に挿した。

 

そこからの記憶はない。

 

けど、確かに感じるあの男の人の温もりが。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

目を覚ますと、そこは見知った天井だった。

 

「起きたか、ベル。ん?何を泣いとる?」

 

おじいちゃん、僕

 

 

 

英雄になる。

 

この力を使って、この記憶を使って、僕はーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 




えー、プロローグって言うシリーズを見てくれた人には分かると思いますが

タイトル間違えました。いいねしてくれた人には申し訳ない…

って事でこっちで再スタートです。

改めて

誤字脱字などがあったらご指摘お願いします

ご観覧ありがとうございました。

巨人になるときの詠唱変えた方が良い?てかしない方が良い?

  • したほうがいいと思う
  • 逆になんで変えないの?
  • やらないで良いと思う
  • やるなボケナス
  • 寧ろ詠唱なしでおなしゃす
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