五等分の花嫁と元暗殺者   作:シナプス・フィン

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最近はまっている物を小説にしようということで投稿した作品です。


では、どうぞ。


第1話 彼女たちの出会い

色々なことがあったな。

君と出会って、いろんなところに行って・・・。

笑って、泣いて、怒って・・・。

 

 

 

 

 

コレは、5人の姉妹と1人の家庭教師と

 

 

 

 

 

()()()()の日常を綴った物語である。

 

 

 

 

 

場所は、学校の食堂。

空腹を満たすために教師や生徒たちがよく利用する場所。

 

「焼肉定食、焼肉抜きで」

「あいよー」

 

そう注文したのは上杉風太郎(うえすぎふうたろう)

旭高校の二年生で学年首席だ。

そして・・・。

 

「おばちゃん。カツ丼と肉じゃが」

「あいよー」

「・・・斗真」

「俺が出すから栄養摂れ。勉強に支障がでるぞ」

「・・・すまない」

「そう思うならしっかり食べろ。らいはちゃんを心配させたくなかったらな」

「ウグッ・・・」

 

上杉は、思わず言葉を詰まらせらた。彼と話をしている人の名は新城斗真(しんじょうとうま)

斗真は、上杉と同じクラスでテストで上位争いをよくしている。

上位に入ってくる為、上杉が斗真に声をかけたのがきっかけでそれ以来交流をしている。

互いに食事場所を探しているところを見つけ互いに席を着いた時、もう一人、同じ場所に席に着いた。

 

「「ん?」」

 

斗真は、そのまま席に座っているが上杉ともう一人顔を見ると女子が食事を持っていた。

すると斗真は、女子の方を見てある疑念を抱いた。

 

「(あの制服は確か、黒薔薇女子の・・・。何でここに・・・?)」

 

斗真は、気になり視線を移す。

すると、なにやら2人が言い争いになりそうだったが仕方がないとため息を吐く。

 

「上杉、いいから座れ」

「け、けど」

「いいから。食べる時間なくなるぞ」

 

斗真の言葉に催促されそのまま座った。

 

「アンタも座りな。今から別の席探すのは大変だぞ」

 

女子は周囲を見ると斗真の指摘通り簡単に見つかりそうにない為「分かりました」と言いそのまま座った。

そして、斗真は彼女の食事を見ると思わず引き攣った。

 

「(うどんだけでなく天ぷら類5つにデザートのプリンって・・・。

  男子高校生ならいざ知らず女子高生が食える量かこれ?)」

 

そんなこんなで食事をしているのだが上杉は食事をしながらテストの復習をしている。

 

「行儀悪いですよ」

「テストの復習してるんだ。ほっといてくれ」

「・・・全く、この勉強バカは」

 

斗真は呆れながら上杉に視線を向けるのだった。

 

「へぇ〜。余程追い込まれているんですね」

 

何やら表情が変わったぞ。

 

「何点だったんですか?」

 

そう言い彼女は上杉の解答用紙を取る。

 

「おい!勝手に・・・」

「えぇ〜、上杉風太郎君。得点は・・・100点!?」

「あーめっちゃ恥ずかしい」

「わざと見せましたね?!」

「・・・何やってんだか」

 

斗真は2人のやりとりに呆れてしまった。

すると彼女は何か閃いた。

 

「そうです!せっかく相席になったんです!

勉強教えてください!」

「ごちそうさま」

 

上杉は彼女の言葉を無視するかのように食事を終えそのまま席を立った。

 

「食べるの早!?」

 

彼女の驚きを無視しそのまま席をたった。

 

「お昼!私の分分けましょうか?」

「アンタは頼みすぎだ。

 

 

 

 

 

()()()

 

その言葉にカチンと来たのか頬を赤くしプルプル震える女子。

すると上杉の頭に衝撃が走った。

殴られたというよりチョップを食らったと言った方が正しい。

痛みの余り悶絶する上杉。

顔を赤くしていた女子の表情は真逆の真っ青な表情をしていた。

その様子を見ていた他の生徒。

そして極めつけは・・・。

 

「お前はデリカシーに欠けるんだよ。

 

 

 

 

 

上杉」

 

もはや修羅と言われてもおかしくない程の威圧感を出す斗真だった。

※食器は斗真の片方の手に持ってあるので割れてないです。

 

「・・・お、お前な」

 

文句を言おうとしたら突如、上杉の携帯に着信が入った。

 

「・・・俺が片付けておくから行ってこい」

「・・・助かる」

 

上杉は食堂から離れた。

そして、斗真は何事もなかったかのように席に着き食事を再開する。

 

「麺、伸びるぞ?」

「!」

 

女子は思わずビクッとし席に座り食事を再開した。

 

「あの・・・」

「さっきの礼を言いたいのなら聞かないぞ」

「え!?」

「俺は、飽くまであの勉強バカを注意しただけだ。

ましてや、さっきまで怖がってたのが無理に強がるもんじゃねぇぞ」

「・・・はい」

「礼の変わりって言うのも何だが聞いてもいいか」

「な、なんですか?」

「お前さんが来ているその制服。黒薔薇女子の制服だろ。何でここに?」

「実は今日、この学校に転校してきたんです」

「なるほど、転校生が5人来るって聞いていたがその内の1人はお前だったのか。ところで、アンタ名前は」

「私は、中野五月です」

「新城斗真だ。よろしく」

 

その後、互いに自己紹介を終えて食事を済まし解散した。

 

 

 

 

 

場所は、変わり斗真の教室。昼休みの後の授業始まる前。

妙にウチのクラスがそわそわしていた。

そして担任が入ってきた。

 

「えぇ〜。このクラスに転校生が来ます。さっ、入って」

 

教師に催促され1人の生徒が入ってきた。

 

「・・・中野三玖です。よろしくお願いします」

 

みんなが彼女に対して可愛いだの黒薔薇女子の子だとか騒いでいるが斗真は別のことを考えてた。

 

「(さっき出会った五月と全く一緒の顔。

  別人に成り代わる必要はないのに一体なぜ?)」

 

考え事していると彼女が斗真の席の隣に座ってきた。

 

「・・・よろしく」

「こちらこそ」

「ああ、新城」

「はい」

「中野に校舎を案内させてやってくれ」

「分かりました」

 

因みにその時の男子の視線はかなり厳しいものだった。

これなら視線で人を殺せるな。

まあ、あの超生物は絶対に無理だが・・・。

そう言い視線を空に向けた。

そこには砕けた月が印象良く見えた。

 

 

 

 

 

放課後となり中野と共に施設を案内をする事になった斗真。

一通り見て回り休憩と同時に飲み物を買うことになった。

 

「何がいい?」

「・・・え?」

「転校祝いで1本奢りだ」

「・・・でも」

「言ったろ。転校祝いだ」

「・・・それじゃあ」

 

すると三玖は、斗真の言葉に催促され1本奢ってもらった。

学校に備え付けてあったベンチに座りお互いに水分補給していた。

 

「1つ聞いていいか?」

「・・・何?」

「今日の昼の時間にお前とそっくりの人が食堂に来ていた。

ソイツは名前は五月と言っていた。親族か?」

「・・・うん。五つ子の内の1人」

「なるほどそれっ・・・今なんて言った?」

「・・・?五つ子の1人って」

「・・・えっ?お前、五つ子なの?」

「・・・うん」

「・・・マジで?」

「・・・マジで」

「・・・本気と書いて?」

「・・・マジ」

 

思わず頭を抱えてしまった。

 

「・・・大丈夫?」

「・・・見っともない姿を見せた」

 

実際のところ、過去に五つ子が産まれたという事例は実際にあった。

しかし、実際に目の前にいるというと話は変わってくる。

あまりの衝撃な事実に思わず頭を抱えてしまった。

 

「しかし、何故5人揃って転校を?」

「・・・ッ」

 

斗真が話を突っ込むと三玖は思わず黙り込んでしまった。

 

「・・・軽率だった」

「・・・気にしないで」

「そろそろ帰ろう」

 

斗真は立ち上がり荷物のある教室に向かった。

 

「・・・トウマ」

「何だ?」

「また、お話ししよう」

「・・・俺でよければ喜んで」

 

そして互いに帰宅した。

しかし、この出会いは偶然か必然かこの出会いが新たな物語を紡いでいくことになるのは皆知らない。

 

 

 




今回はここまでとなります。


誤字脱字ございましたら連絡ください。
では、次回。
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