五等分の花嫁と元暗殺者   作:シナプス・フィン

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お待たせしました。


ワートリ小説を投稿していたせいで遅くなりました。
最新話です。どうぞ。


第18話 メールアドレス

林間学校が近くなっていく中、今日は、三玖と一花、上杉、斗真といつも通り勉強していた。

その後、遅れて来た四葉に対して、上杉は・・・。

 

 

 

 

 

変なお面を被っていた。

 

「うわああああ〜〜〜〜〜!!!!????」

 

当然の如く?驚いた。

すると上杉は、マスクを外した。

 

「何だ。上杉さんですか・・・」

 

と思いきや、再びマスクを付けた。

 

「うわあああ〜〜〜〜〜!!!」

 

またマスクを外した。

 

「ホッ・・・」

 

また付けた。

 

「うあ!!!!」

「う、うん!!」

 

四葉と上杉は、声の元を見た。

その人物は、図書室の先生だった。

 

「図書室では、お静かに!」

 

「「すいませんでした」」

 

上杉と四葉は、ペコリと謝った。

 

「どうしたんですか?こんなに仮装道具を持ってきて」

「俺が勉強している間に林間学校の肝試し役に選ばれたんだ。

まあ、斗真に「腹いせと言う名目で他の生徒を脅かせば?」って言われたらな・・・。

盛大に脅かしてやろうじゃないか・・・!」

 

意外とノリノリの上杉は、やる気の炎を滾らせていた。

 

「トウマ君もやるの?」

「ああ、どうせなら二度と外の世界に足を出せない程のトラウマを植え付けようと思っている程にな・・・」

 

フッフッフ・・・!!といかにも悪役のやりそうな悪い表情をしていた。

そのセリフは、ここにいる皆が恐怖で震え上がるほどの覇気も漂っていた。

 

「と、斗真。落ち着け。そのやる気は、当日まで抑えておけ」

「おっと失礼。ここ最近、フラストレーションの溜まり具合が酷くてね」

「・・・何かあったんですか?」

 

四葉は、恐る恐る聞いて来ると斗真は、気怠げな表情になった。

 

「陸上部の部長の江場だっけか。勧誘があまりにも鬱陶しくてな・・・。正直、かなり迷惑。

(無駄に熱心に勧誘してくるせいで防衛省の事を知られる可能性があるから迂闊に動けない・・・。

 俺がボロを出さなければいいだけだけど正直、それ無しでも鬱陶しい)」

「トウマ、結構参ってるね・・・」

「どうしてそんな事になったの?」

「早朝のランニングで捕まったんだよ。正直、鬱陶しくてな」

 

斗真は、かなり面倒だと言う表情を浮かべていた。

 

「えぇ〜?折角身体を動かせる位回復したのにやればいいのに。

部活なんて青春の象徴じゃない?」

「馬鹿馬鹿しい。俺は、やりたい事があるからそれをやるだけだ。

一花も、女優をやっているのはやりたいって思いがあったからじゃないのか?」

「それは、まあ、そうだけど・・・」

「俺は、俺の意思で陸上やるなら何とも思わない。

だがな、その才能は伸ばすべきだと言われてやりたくない事をやるのはお門違いだ。

ただの迷惑だ。つか、一人暮らしでバイトしている身としては、そんな暇はない」

 

斗真の持論に思わず皆が言いくるめられた。

 

「あっ!私のお友達から聞いた林間学校が楽しみになる話をしましょう!

曰く、最終日に行われるキャンプファイヤーのダンスのフィナーレの瞬間に踊っていたペアは、生涯を添い遂げる縁で結ばれるというのです!」

「そんな伝説があったら、まず鈍感男子の鈍感を治す伝説を教えろ。

(このままでは、マジで茅野の恋愛が一方通行になってしまう・・・)」

「・・・新城さん、本当にストレス酷いですね」

 

皆は、普段の斗真とは思えない辛辣度合いに心配の表情を浮かべた。

 

「あっ、いけない!もう行かないと!!」

「仕事か?」

「うん。もう行かなきゃ。それと、フータロー君。トウマ君」

 

一花は、携帯を取り出しアドレスを差し出した。

 

「今後、こう言った事が起きるかもしれないから連絡先交換しておくね」

「確かに、それは必要だな」

 

斗真も、携帯を取り出したが・・・。

 

「折り畳み式!?」

 

斗真が取り出したのは俗に言うガラケーだった。

 

「ん?あ、いけね。職場用のだ」

 

斗真は、それに気づき、私物のスマートフォンを改めて取り出した。

 

「・・・職場用?」

「俺のバイト先ちょっと特殊でね。携帯を支給されるんだ」

「へぇ〜。結構変わってるね」

「所で、新城さんって何のバイトしているんですか?」

 

斗真は、思わずその回答に行き詰まった。

 

「(防衛省の話をする訳にはいかないし・・・。あ、そうだ)

まあ、ちょっとしたお役所での事務員。企業でのやり取りとかあるからできるだけ情報は漏らしたくないんだよ」

「お役所!?」

「それって、市役所とか?」

「似たような物。一応言っておくけど、来るなよ。

アポイントメント取らないで入ると門前払いされるから」

「ちぇ〜」

「一花。今度は、国立大学入試レベルの問題を出してやろうか?

スパルタ形式の24時間体制で授業してやる」

「ごめんなさい私が悪かったので通常通りの問題にして下さい」

 

斗真のあまりにもマジな目に一花は、垂直で頭を下げた。

その後、上杉と一花は、お互いに連絡先を交換し、四葉、三玖とも連絡先を交換した。

連絡先の交換が出来たことを確認し、そのまま仕事に向かった。

 

「・・・女優って大変だね〜」

 

すると上杉は、突如、何やら言い出した。

 

「ああ〜家庭教師をしている身としては!連絡先を交換しておいた方が今後とも役に立つだろうなって思っても見なかったり!?」

 

と言い出だしたが、三玖、四葉の連絡先は、無事に交換できた。

 

 

 

 

 

場所は変わり、食堂。斗真、上杉、四葉、三玖と共に二乃と五月の連絡先の交換に来ていた。

そして、各々紅茶を飲んだりパンを食べたりしていたのだが・・・。

 

「お断りよ。お・こ・と・わ・り!」

 

現在進行形で連絡先の交換を拒絶された。

 

「私たちには、あなた達のアドレスを聞くメリットがありません」

「上杉、頭悪い奴ほどメリットとかいう意識高そうな言葉を使う傾向があるって聞いたことあるけど、マジだったんだな・・・」

「安心しろ。こいつの頭が悪いのは今更だ」

「・・・それもそうか」

「2人共酷すぎます!!もういいです。絶対教えません!!」

「上杉が性格悪いのは今更では?」

「えぇ〜・・・?」

「・・・俺は、そこまで性格は悪くない、はず」

 

斗真の思わぬカウンターに五月は、困惑してしまい上杉は、拗ねた。

 

「まあ、そうきめつけんな。別にお前も上杉と連絡するメリットは十分にある。なあ、上杉?」

「ああ。俺の連絡先を交換すると、もれなく、らいはのアドレスも付いてくる!!」

「因みに、連絡先交換は、らいはちゃん本人にも了承済みだ。と言うよりらいはちゃんにこの話したらお前の連絡先欲しがってたぞ。

だからお前にも少なからずメリットはあるはずだ。それに、小さな子供の願いを無化にするかな〜?」

 

斗真は、悪どい笑みを浮かべながら煽ってくる。

 

「う、上杉さん。新城さんが腹黒いです・・・」

「・・・あんなに腹黒い斗真は、初めて見た」

「・・・フータローも見た事ないの?」

「ああ。こんなに煽る奴だとは思わなかった・・・」

 

などと3人が聞こえない程度で後ろで話していた。

そして五月は、少しほど考えた結果・・・。

 

「・・・背に腹はかえられません」

 

五月が折れて、連絡先を交換した。

 

「アンタ!!身内を売るなんて卑怯よ!!」

「ハハハッ!なんとでも言え!!」

 

二乃が何やら文句を言っているが上杉は、痛くも痒くもないような笑い声を上げる。

 

「じゃあ次は、お前だな。面食い女」

「誰が面食い女よ!!?」

 

斗真の言われように文句を言う二乃。

 

「そういや〜。連絡先交換していないのお前だけか〜?

上杉は、二乃以外連絡先交換しているからお前を抜きにして秘密の話をしているかもね〜?

いや〜、みんなが仲良く話をしたりしている姿が簡単に想像できるわ〜」

 

どう考えても煽っているようにしか見えない斗真。

その煽り具合を、引きながら見る上杉達。

 

「・・・か、書く物を寄こしなさいよ」

 

二乃は、プルプル震えながら屈辱と言わんばかりに書く物を要請した。

上杉は、生徒手帳を差し出した。

 

「よし、これで後1人だな」

「え?後一人って誰ですか?」

「よし、四葉さん。連絡先交換している人を上げていこう」

「はい、えーっと。一花、三玖、五月、二乃・・・」

 

すると四葉は、閃いたかのように声を上げた。

 

「あー!四葉!!私、してませんでした!」

 

斗真と上杉は、「コイツは、ただのアホなのでは?」と感じていた。

 

「て言うか、アンタは、交換しなくていいの?」

「俺は、あくまで上杉の補佐だ。勉強の事や家庭教師の日程は、上杉に聞け」

「な!?自分は煽るだけ煽って交換しないなんて何考えてるんですか!?」

「フハハハハッ!!他人を煽るのはこの上ないYU☆E☆TSUだからな!!!」*1

「キャラブレしてるぞ〜・・・」

 

上杉は、少し小さめの話し声でツッコミをした。

すると、四葉の連絡先を交換しようとした時、携帯がなった。その相手は、バスケ部の部長だった。

 

 

 

 

 

その後の話をしよう。四葉は、バスケ部に入部しないかと誘われたがそれを拒否。

二乃は、連絡先を書いたが返す前に四葉の後を追いかけて行った上杉は、生徒手帳を回収するのを忘れていた。

その為上杉は、学校があるのにわざわざ朝早く中野家に向かい生徒手帳を回収しに向かった。

その数分後に、痺れを切らした斗真が部屋にやってきた。

 

「お邪魔しま〜・・・」

 

二乃がソファーに座り上杉が正座していた。

 

「お邪魔しました」

「いや、何故回れ右をする!?」

「今、デジャヴった・・・。また上杉がやらかしたんじゃないのか?」

「してない!いや、したけどしてない!!」

「どっちだよ・・・」

 

斗真は、思わず呆れてしまった。

その後、一花が部屋から降りてきて二乃に何かを渡したようだ。

 

「ピアッサー?」

「アレ?トウマ君知ってるの?」

「ああ。一応、ピアスの穴開けは、医療行為として看做(みな)されるって聞いた事があってな。

一時調べたことがある。ピアスしたいならなら病院で開けた方がいいと思うぞ?

中学の友人が自分でやったらめちゃくちゃ痛いって話してたぞ」

 

二乃は、その話を聞いた瞬間、青ざめていた。

 

「ピアスつけたいならノンホールの方がいいんじゃないのか?」

「ノンホールピアス?」

「・・・何それ?」

「穴を開けないで耳につけるピアス。

金属アレルギーの人や、開けるのが怖い人が良く付けるって聞いたことがある。

ただ、欠点としては、動けば位置がずれて落ちてくるからしっかり固定されない事だな」

「金属アレルギーってことは、金属製の物じゃない物があるってこと?」

「樹脂製の物が発売しているはず。気になるなら調べてみたらいいぞ」

 

十中八九、二乃が周りがつけているからって名目で付けたがっていると思うが。

そんな話をしている中、斗真の言葉に耳を貸さず二乃の部屋に連れて行った。

 

「所で、トウマ君は、どうしてうちに?」

「上杉が遅かったから三玖に頼んで入れさせて貰った」

 

その後、結局穴を開けないで昔の写真を持ってきた二乃だった。

上杉は、上の方で生徒手帳に挟んである写真を見ているのだった。

因みに、小学生時代の中野姉妹を見分けるのは、流石に無理だと斗真は、話していた。

 

 

 

*1
ストレスの臨界点が突破しキャラがブレている証拠




今回は、ここまでとなります。
話の流れとしては、この次に林間学校に入ります。
この流れは、アニメ沿いになっています。ご了承下さい。


誤字脱字ございましたら連絡下さい。
では、次回。
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