それとようやく暗殺教室のキャラと中野姉妹と邂逅します。
では、どうぞ。
遂に翌日にまで迫ってきた林間学校なのだが斗真の表情は、優れないでいた。
「(烏間さんは、気にするなって言ってたけど、奴らの動向は、気になるんだよな・・・)」
林間学校の為、3日程離れる事で斗真不在で何かが起きるのでは?と気になって仕方がないのだ。
溜息を吐く斗真に一人の女子生徒がこちらに来た。
「やあ、新城君」
「・・・江場」
斗真は、図々しそうな表情で女子生徒を見つめていた。
その人物は、以前斗真を陸上部に勧誘してきた部長本人だった。
「そんな怖い顔しないでよ。私は、
「・・・黙れ、エゴイスト。テメェ何かに・・・ん?」
斗真の視線の先には、三玖がウィッグらしき物を持っていた。
「どうかしたの?」
「・・・何でもない。とにかく、これ以上勧誘するなら生活指導の先生にこの事実を伝える」
「・・・分かったわ。
江場は、それだけ言ってその場をさった。
すると斗真は、三玖を追いかけていた上杉を見つけた。
斗真は、気になり2人を追いかけた。
場所は、女子トイレ前。
上杉は、近くの柱に隠れていた。
「上杉」
「うぉ!?」
上杉は、思わず声を掛けられて驚いてしまった。
「・・・何だ、斗真か。脅かすな」
「それは、すまん。だが、こんな所で何してるんだ?」
上杉の話を要約すると一花が仕事で抜けると話し三玖に「いつものよろしく」と頼まれたそうだ。
その時にウィッグを渡されたそうだ。
「それで気になってついて来たのか・・・」
「ああ、一花の奴、一体何を・・・「出てきたぞ」・・・!」
斗真の言葉に慌てて女子トイレの方を見る上杉。
ヘッドホンをしているところを見ると三玖が変装しているのが確認できた。
そして、移動し始めたのでそれを尾行する斗真と上杉だった。
場所は、一花のクラス前の廊下。
2人は、こっそりと中の様子を伺っていた。
「しかし、意外だな。お前が三玖の後を付けてくるなんて」
「・・・別に他意はない。お前こそどうなんだ?」
「お前と同じ」
と、斗真は、それだけ話し、三玖の後をついて行く。
「(流石に恋人が心配なんて言えないな・・・。単純に恥ずい)」
斗真と三玖は、恋人同士であるため不埒な輩がちょっかいを出してくるだろうと心配なのだ。
「(我ながら酷い独占欲だな・・・)上杉、しゃがみながらドア近くに行くぞ」
「お、おう」
斗真の言う通り、しゃがみながらドア近くに向かう。
「な、中野さん。来てくれてありがとう」
中に聞こえた声をよく聴覚を研ぎ澄ます。
「(聞いた事のない声だな・・・。一花と同じクラスの奴か?)」
と言う感じで考えつつ中の様子を観察していた。
「えーっと、他の皆は?」
「わ、悪い・・・。君に来て貰う為に嘘をついた」
「えっ?」
どうやら、嘘をついて彼女と接触を試みたようだ。
「そ、それでですね・・・。お、俺とキャンプーファイヤーで踊って下さい!」
「・・・私と?何で?」
「それは・・・。好きだからです」
斗真は、その話を聞いた時、なるほどと感心と同時に呆れた。
「なんの話をしているだ?」
「一花の事が好きで告白したみたいだ」
「・・・学生の分際でいいご身分だな」
「問題はそこじゃねぇよ。一花の代わりに相手しているのは三玖だ。向こうは完全に一花と思い込んでいる。下手したら余計ないざこざが起きるぞ」
「だが、向こうは一花だと思い込んでいるんだろ。どうする?」
「俺が中に入る。上杉は、反対側から探しに来たって感じで来てくれ」
「いいのか?そんなんで」
「問題ない。これ位の問題ならな」
そう言い上杉は、もう一度しゃがみながら先程来たルートにスタンバイし斗真は、意を決して中に入る。
「一花」
「トウマ、君」
「戻ってくるのが遅いから心配したぞ。さっ、戻るぞ」
「おいコラ、何勝手に登場してんだよコラ。
つーか、気安く中野さんを下の名前で呼んでんじゃねーぞコラ。・・・お、俺も名前で呼んでいいのかコラ」
「知るか。一花、行くぞ」
斗真は、肩を掴んできた。
「・・・何だよ」
「こっちこそどういう要件だコラ?
俺は一花さんと話をしているんだぞコラ」
斗真は、江場とやりとりの後もあった為か余りにも虫の居所が悪かった所為もあり男子生徒の手首を掴み足を引っ掛けそのまま背負い根げをしそのまま動きを固めに入った。
「イデデデデ!!!」
「ちょ、ちょっとやりすぎ!」
斗真は、渋々だが男子生徒を解放した。
「お、お前、結構つえぇじゃねかよ、コラ。次は、本気で・・・!」
「わ、私・・・この人と踊る約束してるから!」
「・・・へ?」
「(まーた面倒な事が起きるよ・・・)」
斗真は、内心呆れながら小さくため息を吐いた。
「う、嘘だ!こんな奴が中野さんに釣り合う訳がない!」
斗真は、流石の鬱陶しさに頭が来てど突こうとした時だった。
「そ、そんなことない!・・・と、トウマ君は・・・カッコいいよ・・・」
「つ、付き合ってるんですか・・・?」
斗真は、これはチャンスと言わんばかりに
「!?///」
「な!?」
「付き合ってるなら手を握ってても問題ないだろ?
言っておくが彼女が付き合ってるのはあまり言い触らしたくないと言う配慮もある。
これ以上話すことがないなら帰らせてもらう」
「・・・クッソー。わーったよ、わーったよ」
「おーい、一花ー。斗真ー。どこだー?」
「(ちょっと遅かったがまあいいか)」
と呟き、
「あの・・・私が聞くのも変だけど、何で好きな人に告白しようと思ったの?」
「中野さんがそれを言うか・・・。そーだな・・・。
斗真は、三玖に対してある疑問を持った。
「(何か悩んでいるのか?)」
「ったく、中野さんを困らせんじゃねーぞ」
「お前は、人の気持ちを考える事を覚えろ。彼女欲しいのならな」
「う、ウルセェ!!」
その後、予定通り上杉が来て男子生徒は、そのまま帰宅した。
「「つ、疲れた・・・」」
「だ、大丈夫か?お前ら・・・」
斗真と三玖の疲労度合を見て思わず心配の声を上げた上杉。
「全く、とんだ自己中野郎がいたものだ。
返事待ってって言ってるのにその場で返事しろとか何考えてんだ」
「・・・トウマ。想像以上に怒ってる」
斗真は、三玖に指摘されハッとなり、思わず自己険悪に陥った。
「・・・ハァ。すまない、お前達に八つ当たりしてしまって」
「ううん。トウマが私を助けてくれたから大丈夫」
「あまり気負うなよ」
「・・・ああ」
その後、斗真、上杉、三玖は、帰宅しようとした時、二乃、四葉、五月に捕まった。
場所は変わり、とあるショッピングモール。
そこでは、上杉の服のコーディネートをしていた。
四葉は、派手な物という名目で動物まみれのTシャツとズボン、ついでに赤い帽子。
「多分お前、ふざけいているだろ」
三玖は、和のテイストという名目でチョイスしたのが袴。
「和、その物ですけど!?」
五月は、男らしい服装を選んだ。
その結果、ビジュアル系バンドが着ているような格好になった。
斗真は、思わず・・・。
「酷い偏見だな」
「じゃあ貴方が選んで下さい!!」
「つか、俺、この流れでボケないといけないのか・・・?」
「「ボケんでいいわ!!」」
二乃と上杉は、揃ってツッコミを入れた。
「どんなのを考えていたんですか?」
「いや、たまたま見つけたって言うか・・・」
「「「???」」」
斗真が選んだのは・・・。
黒いロングコートに両手剣2本を背中に背負っていた。
「某人気アニメそのもののコスプレになってしまった」
「色々とまずいだろ!?」
そして最後は、二乃が選んだ服なのだが・・・。
灰色のズボンに黒いシャツ。そして、深緑色のロングコートだった。
「あ、二乃本気で選んでる」
「ガチだね」
「アンタたち真面目に選びなさいよ!!」
そんなこんなで着せ替え人形にされたが無事に上杉の服を見繕うことができた。
因みに斗真は、その間に日用品を買い足していた。
「・・・お、おい。いいのかよ、お金」
「アンタの為じゃないわ。ダサい格好でこられるとこっちが迷惑なのよ」
「まあ、ただでさえ古着とかしかないんだ。ありがたく受け取ったら?」
「・・・なら、ありがたく受け取っておく」
「うーん、男の人と服を選んだり一緒に買い物するって、デートって感じですね!」
四葉以外は、思わず言葉を詰まらせたが斗真は、こんな事を考えていた。
「(・・・あ、そういえば三玖と付き合ってからちゃんとデートしてないな。
林間学校の後に遊びに行くか・・・)」
「・・・こ、これはただの買い物です」
斗真がそんな事を考えている中、異性に対して潔癖な五月も、四葉のデート発言をバッサリと切り捨てる。
「・・・学生の間に交際だなんて不純です」
「言ってる事がまんま上杉だな」
「ですね!」
「い、一緒にしないで下さい!!」
「事実だろ。(三玖が何やら物凄い呪いみたいなオーラ放ってるし・・・)」
「あくまで上杉君とは教師と生徒、一線を引いてしかるべきです!」
「言われなくても引いてるわ!」
「はあ・・・。馬鹿馬鹿しい」
斗真は、それだけ吐き捨てて帰ろうとしたその時だった・・・。
「ひったくり!!!」
「「「!!??」」」
突如、若い女性の声が悲鳴を上げ、聞こえた方を見ると何やらニット帽とマスク、そして、サングラスをつけた大柄な人がこちらに目掛けて走ってきた。
「ガキ共!!そこを退け!!」
五月は、三玖に抱きつき、二乃は、姉妹達の前に出た。
肝心の上杉は、思わず固まったその時だった・・・。
斗真が、大柄の恐らく声からして男の足を引っ掛けバランスを崩し倒れさせた。
「ゴッ!!」
斗真は、思わず溜息を吐いた。
「・・・上杉、荷物を頼んだ」
「お、オイ!?」
斗真は、上杉の静止を無視し大柄の前に立った。
「テンメェ!ふざけんな!!」
大柄の男は、殴ってくるが単純な動き故に簡単に避けて顔を裏拳で殴った。
大柄の男は、痛みのあまり動きが鈍り斗真は、そのまま回転蹴りを顔面に向けて放った。
回転蹴りは、そのまま男に直撃し、前歯が掛けて気絶した。
「・・・まっさかひったくり犯を捕まえることになるとは。上杉、荷物寄越せ」
「と、斗真、お前・・・」
「後で話す」
斗真は、日用品と一緒に買っておいたガムテープを取り出し男の犯人の両手両足を固定していたその時だった。
「す、すいませ〜ん!!」
「この声・・・。まさか・・・」
「わ、私のバッグ・・・」
どうやら持ち主がこちらに来たようだ。
しかし、斗真は、振り返ろうとしない、いや、面倒だった。
斗真は、意を決して振り返ると少女が2人来ていた。
一人は、ショートヘアのウェーブを掛けた少女でもう一人は、ポニーテールをしていた。
少女2人は、思わず・・・。
「「し、新城君?!」」
「・・・俺に安息の時間をくれ」
斗真は、力無くそう話すのだった。
今回は、ここまでとなります。
次回は、オリジナル回で斗真の過去をちょっとだけ話します。
具体的な話は、まだ出ないのでお待ち下さい。
誤字脱字ございましたら連絡下さい。
では、次回。