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第4話です!
今回は太陽のように明るいあの子が登場!
はいどうも! 高咲徹です!
はい今回はこちら! ドン! 『情報処理学科の合宿に行ってみた!』
……って、テンションおかしいな。まあ、今俺がどこにいるのかというと……
「今から以上のような手順でデータ処理をしてもらいます。なにか質問ある方はいますか?」
こんな感じで、現在虹ヶ咲学園情報処理学科の生徒対象の合宿に参加してるところだ。時期は1学期が始まって半分になろうとしてるところだが、なぜかこの時期に合宿を行う。
どのようなことをやるかというと、主に座学というより、普段できない実践的なことを体験する。例えば今やっているパソコンによる演習なんかは普段はなかなか出来ないことだ。
かなりスパルタだからな……こんなテンションになっちまうのも無理はない。
まあ、合宿とはいえ、学園の校舎のすぐ横にある合宿施設でやってるから、あまりその特別感というものも感じないけれども。
それで、今パソコン演習をやっているのは俺の一つ下の一年生だ。そして俺たち二年生が、一年生の質問に答えるという形で演習が進んで行く。
まあそんな感じで、今俺は手詰まっている一年生がいるかどうかを見て回ってる訳なんだが……
ん? あの子ちょっと手が止まっちゃってるな。
俺が目を向けた先には、「うーん……」と唸りながらパソコンの画面と睨めっこをしている子がいた。
その子は金髪で、右サイドにポニーテールで髪を纏めていた。にしても、金髪か……地毛なのかわざと染めてるのか分からないが、ちょっと声かけにくさもあるな。
いや、見た目で人を判断するのは良くない。とりあえず声かけてみよう。
「……大丈夫か? 何か分からないところある感じ?」
「ん? ……あー、先輩! ちょっとここなんだけど、なかなか分からなくて〜」
いやノリ軽っ!?
なんかすげぇギャルっぽい感じのノリだな……後輩に最初からタメ口聞かれるのは初めてだぞ。まあ、今それは置いといて……
「どれどれ……あぁ、ここ間違ってるな。ここをこうすれば上手くいくはずだぞ?」
「なるほどー……あっ、上手くいった! 先輩ありがと!」
「お、おう。また何かあったら呼んでな?」
「はーい!」
でも、悪い子ではなさそうだな。ギャルって俺の中ではあまり良い印象ないんだけど、この子はちゃんとお礼を言えるようだし。
この後、演習は滞りなく進み、合宿の一日の日程は終了した。
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「はぁぁぁ……疲れたわぁ……」
今俺は、合宿施設内の大浴場を出て、その入口近くのちょっと座れるところに座ってくつろいでいるところだ。
もう、ここまで日程を詰めるなんて……一年生の時も参加したが、今回はそれ以上の疲れを感じるぞ。
すると……
「ホント今日疲れたよね〜」
「ね! みんなお疲れ様〜」
女子の浴場の方から女子の集団が出てきた。
ん? あれはさっきの……
その中にさっき演習の時に困ってたところを教えた金髪の子もいた。
「……!」
あっ、目が合った。
「……ちょっとみんな、先行っててー!」
ん? こっちに来た……?
「ねぇねぇ! さっき色々教えてくれた先輩でしょ? さっきは本当にありがとね!」
「お、おう、大した事してないし、上手く教えられたか分からないが……」
金髪の子がこちらに来て改めてお礼を言いにきてくれたようだ。
「ううん! もしあの時先輩が声かけてくれなかったら、ずっと課題終わらせられなかったと思う! それに先輩の教え方上手かったよ!」
「そ、そうか……そう言ってもらえて嬉しいよ」
なんか恥ずかしいな、そう率直に言われると……
でも、わざわざ友達を先に行かせてまでお礼を言いにきてくれるなんて、意外と律儀な子なんだろうな。
「あっ、私名前言うの忘れてたね! 私は
「ん、あぁ、俺は高咲徹だ」
「高咲徹……何か聞き覚えが……あー! 生徒会長じゃん!」
ありゃ、気づかれちゃったか……ってまあ一度生徒全員の前で挨拶してるから、名前で分かる人がいるのもおかしくないな。
「あぁ、そうだ。よく覚えてたな?」
「えへへ、愛さん記憶力には自信あるからね!」
すげぇな……人の名前を覚えるのって結構大事なことだし、俺も生徒会長だから生徒の顔と名前全員覚えるべきかな……
「それにしても、私生徒会長に教わってたんだねー……なんか貴重なことした気分!」
「いやいや、生徒会長って肩書きだけだし、そんな特別なことでもないと思うぞ?」
「その肩書きを持ってることがすごいんだって! 他のみんなだってそう思うと思うよ?」
うーん、そうなのかなー……なんかそんなに褒め倒されるとそうかなって思っちゃうな。
「あっ、そういえば
「好きなこと? そうだな……ってその前に、
「先輩のことだよ! あだ名!」
お、おぉ……いきなりあだ名つけられちゃったぞ。しかも「てっつー」って……まるで某ゲームの主人公が移動するために乗るドラゴンっぽいキャラの名前みたいだ。初めてそんなふうに呼ばれたが、まあ悪い気はしないな。親しみあるし。
「なるほどな……んで好きなことだっけか、俺の好きなことはあまりなくてな。割と
ちょっ、えっ!? 何俺ダジャレかましちゃってるの!? なんか彼女のノリに感化されたのかな……いやそれでもダジャレをチョイスするのは流石におかしいだろ俺!? うわー、これは絶対引かれるわ……
そんな感じで、俺の脳内では反省会真っ只中だったのだが……
「ぷっ……ちょっとそれダジャレでしょ! あははは!!」
……えっ?
なんかウケたわ。しかも普通だったら結構分かりにくいダジャレのはずなのに。もしかして、意外とダジャレ好きなのか? そうだったら俺、もっと披露しちまうぞ?
そこからなぜか2人でダジャレの応酬が始まった。愛ちゃんダジャレ上手すぎだろ……
「「あははは!!」」
「はは……もう……愛ちゃんダジャレ上手すぎだろ!」
「そういうてっつーだって! なかなかやるじゃん! あははは!」
こんな感じで2人ともに笑い転げている。
……あっ、ちなみにダジャレ大会途中に本人の希望で「愛ちゃん」と呼ぶことになった。
「はぁ……あ、もうこんな時間か。そろそろ部屋に戻らなきゃな」
「あ、 ホントだ! もうあっという間だったねー……ねぇ、また明日も話さない?」
「ん? 俺はいいぞ?」
「ホント!? やったぁ! ……えへへ、じゃあてっつー、また明日ね!」
「おう! また明日な!」
それにしても、最初はギャルっぽくて俺にはあまり接しづらい子かと思ってたが、ダジャレ好き意外なところもあったし、仲良くなれそうだ。
今日はここまで!
情報処理学科に入ると合宿に参加させられるようですね!
そして侑ちゃんの兄でもあって笑いのツボは赤ちゃん(歩夢談)のようです笑
では、次回をお楽しみに!
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