今回は第8話です!
ではどうぞ!
ん〜……こっちの方が良いかな? それともこれか……?
あっ、みなさんおはこんばんにちは。高咲徹だ。
今いつかというと、果林ちゃんのナビゲーターをして数日が経ち、夏休みもそろそろ終わりか、といったところだ。
そんで今俺が何やっているかというと、少々家のパソコンをいじっているところだ。
まあ具体的には、元々存在する曲を音楽ソフトでアレンジしている、という感じ。
例えば、風呂が沸いた音や、コンビニに入店したときの音など、日常でよく流れているメロディーが単純な曲を、色んな音を加えてアレンジするとか、そんな感じのことをやっている。いわゆるリミックスってやつだ。
こういう風に言うと、聞いた人は『凄い!』とか思うかもしれないが、そんなことはない。ただその曲の雰囲気をそのままに、音を変えたり、音を付け加えるだけだから、全然大したことはやっていない。むしろ元々の曲を作る作曲家の方がホントに凄いと思う。
前に親と侑にそのアレンジした曲を聴かせる機会があったのだが、なぜか超絶賛されてな。「曲の編曲する仕事とか目指してみたらどう!?」とか言われたけど……
そこまで大袈裟な……そう言う仕事ってこの程度で出来るもんだとは思ってないし、大体ある程度作曲も出来ないとなぁ……
作曲も……いや、
まあ、俺は今のところこれを趣味の範囲に留めようと思っている。
すると、俺の部屋のドアからノックする音が聞こえた。
「お兄ちゃん、入ってもいい?」
「んー、いいぞー」
すると、侑が俺の部屋に訪れてきた。
「アレンジの調子はどう?」
「んー、一応出来たんだけど、あまりしっくり来ないだよな」
「ふーん……ねぇ、またちょっと聞かせて!」
「おう、じゃあこれ」
侑が聞きたいというので、ヘッドホンを渡した。
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「今度はこの曲をアレンジしたんだね! 面白いじゃん!」
「そうかな? 俺もコンセプトは面白いかなって思ってたから、そう言ってくれて良かったよ。うーん、何がいけないんだろ……」
「うーん……あ、ここのパートとかさ、なんかもうちょっと深い感じにしたらいいかも」
「ん? ……あぁ、ここか。なるほどな……」
そう、こんな感じで侑が音楽センスを発揮することがあるのだ。
「侑って結構音楽センスあると思うけどなー」
「え〜そうかな? でもあんまり音楽は興味ないんだよね〜」
だが、侑はこういうセンスを持ち合わせていながら音楽にはあまり興味がない。
……まあ、俺も音楽は興味あれど、本気でやるつもりはないしな。似たようなもんだ。
「いやー、でも侑のアドバイスには助かってるよ。いつもありがとな」
「えへへ、お兄ちゃんの役に立てたなら良かった!」
……でも、たまに想像することがある。
侑と俺で作曲と編曲したらどんな曲が作れるだろうか、と。
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はぁ……夏休みが終わっちまった……
時は経って夏もそろそろ終わり、秋の兆しが見えて来た。そんなところだ。
俺は今日も普通通り生徒会室で生徒会の仕事をこなしている。
そんで今誰と一緒にいるかというと……
「そういえば会長! 前にお借りしてたと◯るのラノベ、全部読み終わりましたよ!!」
「おぉ、そうか! 後で感想聞くわ」
今は中川と二人で仕事をしている。しかし生徒会の仕事中になかなか二人だけになる機会ってないんだよな。大体3人以上はいるんだ。まあ、だから、昼休みに俺が見回りする時に中川も一緒に回ったりして機会を得てる。
「あの、会長! あと一つ、報告したいことがありまして!」
「ん? なんだ?」
俺は中川が次に言う言葉で、作業中の手を止め、固まってしまった。
「私、スクールアイドルになろうと思います!!!」
「…………えっ?」
今回はここまで!
今回はちょっと短かったのですが、今後の物語で重要になってくる話かと思います!
ではまた次回!
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