高咲兄妹とスクールアイドルの輝き   作:Ym.S

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はいどうも!
今回は本編第13話です!
話は前回のシーンから続いています!
ではどうぞ!


第13話 新生同好会訪問

 

 

 こんな奇跡ってあるんだな……

 

 

 せつ菜ちゃんが持ってきたその申請書には自分が知っている人ばかりしか書かれてなかったのだ。

 

 まあ、全員ではなかったけどな。一人だけ俺が知らない子の名前が載っている。多分会ったことは……

 

 

 ……いや、でもこの名前、なんか聞いた覚えがあるぞ。どこで聞いたんだ……?

 

 

「……? どうしたんですか? 徹さん」

 

「ん……? あっ、すまん。なんでもない……そんで、この申請書は見た感じ問題なさそうだから、通そうと思うよ」

 

「本当ですか!? ありがとうございます!!」

 

「うん。そんな感じだから、もう戻ってもいいよ」

 

「あっ、すみません。あと一つ、徹さんにお願いしたいことがあるんです」

 

「ん、何だ?」

 

 

 どうやらまだ何かあるようだ。

 

 

「徹さんに新しい同好会を見に来て欲しいんです!!」

 

 

 つまり、俺がその同好会を訪問するってことか? 

 

 確かに、せつ菜ちゃんが作った同好会は見てみたいが……

 

 

「ほう……てかなんで俺?」

 

「それは……徹さんは私の背中を押してくれた人なので……ダメ、ですか……?」

 

 せつ菜ちゃんは上目遣いでそう言った。

 

 

 なるほど……てかそんな大層なことしてないんだけどな。まあ、断るつもりもないけども。

 

 

「わかった。見に行くよ」

 

「ありがとうございます! 約束ですよ!」

 

 

 こうして、せつ菜ちゃんと一つ約束をした。

 

 

 ────────────────────

 

 

 あの後スクールアイドル同好会は正式に設立の許可を得て、部室も確保された。

 

 

 そして約束通り、せつ菜ちゃんと一緒に新しく出来た同好会の部室の前に来ている。

 

 

「ここが部室です! ……あ、まず私が中に入りますので、後から私の合図で入ってきてください!」

 

 

「えっ!? ……その流れってことは、せつ菜ちゃん以外の同好会メンバーは俺が来ることを知らないのか?」

 

 

「はい! サプライズみたいな感じで登場して頂こうと思います!」

 

 

 いやいや……そんなことしなくても良いだろ。

 

 

 ……まあ、あいつらがどんな反応するか気になるっちゃ気になるけどな。

 

 

「わかった。じゃあ、せつ菜ちゃんに任せるよ」

 

 

「了解です!」

 

 

 ────────────────────

 

 

「皆さん、お揃いですね!」

 

「あっ! せつ菜先輩! 遅かったじゃないですかぁ、その間にかすみんが実力で追い抜いちゃうところでしたよぉ?」

 

「あ、せつ菜さん! 大分来るの遅かったですね。何かあったんですか?」

 

「コホン……それはですね! 今日うちにある人を呼んできたからです!」

 

「ある人……はっ! まさか、新入部員!? なら彼方ちゃん、嬉しい〜」

 

「あ、いえ、新入部員ではないです!」

 

「えぇ!? ……なんだ〜」

 

「ふふっ、新入部員だったら仲間が増えて楽しくなるね! それで、誰を連れてきたの、せつ菜ちゃん?」

 

「はい! 今日はこの方に来て頂きました! 入ってきてくださーい!」

 

 ────────────────────

 

 

 ……ん、呼ばれたな。

 

 

「失礼しまーす……」

 

 

 部室のドアを開け、中に入ると……

 

 

「「「えっ!? 徹くん(先輩)!?」」」

 

 

 ははっ、やっぱりか。

 

 彼方とエマ、しずくが同時に驚きの声を上げた。

 

 

「よっ、3人とも」

 

「誰が来るのかと思いましたが、徹先輩だったんですね! 再び会えて嬉しいです!」

 

「徹く〜ん! 久しぶり!」

 

「こんなところで徹くんと会えるなんて〜! 彼方ちゃんびっくりだよ〜」

 

「久しぶりだな。いや、まさか3人とも同じ同好会に入ってるとは思わなかったよ」

 

「ふふ〜ん、彼方ちゃんスクールアイドルに最近興味を持ってね。せつ菜ちゃんにお誘いを受けて入ったんだよ〜……ところで、せつ菜ちゃんはなぜ徹くんと知り合ってるの〜?」

 

 

 ……ん? もしかしてこれ、ヤバい流れじゃないか。あいつがこの疑問に答えると……

 

「あ、それはですね! 私が生徒k……」

 

 

「……! あ、それはな! この同好会ができる前に彼女が何回か俺のところに相談しに来てな、それで知り合ったのさ!」

 

「ふ〜ん……なるほど〜」

 

 どうやら、彼方ちゃんは納得してくれたようだが……

 

 

「……ボロ出さないようにな」

 

「はい、すみません……」

 

 

 耳打ちでせつ菜ちゃんにそう注意を促す。

 

 

 ホント、そこら辺気をつけないとな……下手したらそれが広まってせつ菜ちゃんの両親に気づかれる可能性があるからな。やるからには徹底的に、だ。

 

 

「それにしても、せつ菜さんと先輩が知り合いだったなんて驚きです! ですよね、かすみさん! ……かすみさん?」

 

 

 ……ん? 

 

 

 しずくちゃんが向いた方を見ると、一人の女の子が大きく口を開けて驚いた表情をして固まっていた。

 

 

 この子、やっぱりあの時の……

 

 

「なあ、大丈夫か……?」

 

 

 俺が彼女にそう声をかけてみると……

 

 

「……! ……うわぁぁぁぁん!!」

 

 

 ……!?!? 

 

 突然彼女は泣きながら俺に飛びついてきた。

 

 

「ちょっ、えっ!?」

 

「会いたかったですぅ!! せんぱぁぁぁぁい!!!」

 

「ちょっと!? かすみさん!? 徹さんに抱きつかないでください!!」

 

「そうだぞ〜! 徹くんに抱きつくのは彼方ちゃんなのだ〜!」

 

「かすみちゃん!? 徹くん困ってるよ!?」

 

「かすみさん! メッ、ですよ!!」

 

 

 すると、せつ菜ちゃんはくっついてる彼女を引き剥がそうとし、彼方ちゃんは抗議するような感じになり、エマちゃんは彼女を諭し、しずくちゃんはむーっと頰を膨らませていた。

 

 なんだこのカオス空間は……

 

 

 この後彼女こと、中須(なかす) かすみちゃんは泣きやみ、お互いちゃんと自己紹介をして、事態は収まったのであった。

 

 

 ……しかし何で4人はそんな不機嫌になってたんだろうか……? 

 

 

 




はい、今回はここまで!
いやぁ、大分ハーレムになってきましたねぇ…←
この調子でどんどんハーレム要素を加えていきますよ!!
あ、話が変わりますが、次のイベント…URせつ菜ちゃん出ますね!
あぁ…たまらんですわ!!←作者せつ菜推し
では、次回をお楽しみに!
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