今回は第19話です!
アニメ第2話の内容に入ります!
ではどうぞ!
んー……何をしたらいいのか……
あ、どうも。高咲兄こと、高咲徹だ。
只今、学校のお昼の時間だ。
ただ、普段なら真っ先に食堂に向かうはずが、自分の机で少し考え事に耽ている。
昨日歩夢ちゃんがスクールアイドルになることを宣言した、そのことについてだ。
宣言したはいいものの……どうすればいいか、具体的に話し合ってないような気がする。今朝そのことに俺は気づいたのだ。
しかし、正直俺もそのことについてはよく分からないんだよなぁ……いくら考えても全く策が思いつかない。
ん? お前は同好会で手伝いしてたから分かるだろ、って?
いやいや、俺は練習を見てただけだから、その裏のこととかは全く知らないんだよな。練習の内容くらいはなんとか頭に入ってるものの、今考えるべき問題はその前の段階のことなんだろうからな……
ここで同好会の力を借りることができればいいんだが、今それどころじゃないし……
……そうだ、今日はかすみちゃんに話を聞くんだった。
こんなところでじっとしてる場合ではない。急いで1年生の教室に行かなきゃ。
そう考えながら、俺は教室を後にした。
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学園内の食堂にて……
「はむっ!!! ……ぐぬぬ……! しず子の薄情者……!」
コッペパンを食べながら唸るかすみがいた。周りから心配されるくらいの表情である。
ついさっきまで、同級生のしずくが一緒にいて、同好会のことについて話していたのだ。
ただ、しずくは演劇部の練習があるため、この場を去ってしまった。
しかしかすみが唸っているのはそれだけが理由ではない。
先程彼女は、生徒会室に忍び込み、部室のドアから外された同好会のネームプレートを取り返してきた。
しかし改めて同好会の部室に向かうと、そこには既に別の部活のネームプレートが入っており、挙句の果てには生徒会長にもネームプレートを盗んだのがバレたのだ。
ネームプレートの没収はされなかったのだが、悪い意味で生徒会長に目をつけられたので、下手な行動は出来ない。かすみがとった行動は、全くもって散々な結果になったといえるだろう。
(はぁ……このままなんてかすみん嫌ですぅ……)
かすみがそう悶々と考えていると……
「おっ、やっと見つけた!!」
「えっ……? あっ! 徹先輩!!」
彼女の目の前に徹がやってきており、隣の席に座った。
「そっか、ここにいたのか〜よく考えたら昼休みだからそうだよな〜……」
彼は最初に教室を探していたのだが、昼休みなので大抵の生徒は食堂で昼を食べている。
「え、えっと……どうしてここに?」
「ん? あ、そうだ。ちょっとかすみちゃんに話を聞きたくてね」
すると、かすみは察したかのように……
「……それって、かすみんとせつ菜先輩のことですよね……?」
「まあ、そうだな……嫌だったら無理には聞かないけどね」
「……いや、そんなことはないです!」
「そうか。じゃあここで話すのもなんだし、場所変えようか」
そんな感じで、二人はその場から移動した。
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場所は変わって校内の中庭……
「……なるほど、そういうことだったんだ」
俺はかすみちゃんから、せつ菜ちゃんと何があったのかを詳しく聞いた。
せつ菜ちゃんが練習のペースをハードにしていき、「ここでへばってては、熱いパフォーマンスをすることは出来ないですよ!」と言ったのに対して、かすみちゃんは、「こんなの可愛くないですよ!」とそれを非難した、という経緯があったようだ。
まあ要は、せつ菜ちゃんは熱いパフォーマンス、かすみちゃんは可愛いパフォーマンス、この方向性の違いが亀裂を生んでしまったということなのだろう。まあ、予想通りではあった。
「はい……でも! 私はスクールアイドルを諦めません! それに……じゃーん!」
すると、彼女は横に置いてあったバックに手を入れ、細長いプレートを出した。
「ん? それは……まさか、あそこから取ってきたのか!?」
それは、同好会のネームプレートだった。
「そうです! 生徒会長にはバレてしまいましたが、これがあれば同好会の活動を続けられますよぉ〜!」
「いやバレたんかい。大丈夫なのかよ……」
その行為は盗みに等しいぞ……? 大丈夫かよ……
まあ、生徒会自体盗まれて何か支障があるわけでもなさそうだけど。
それに菜々ちゃんのことだし、同好会続行を阻止するためにネームプレートを死守する、とは考え難いな。そもそも、同好会存続を阻止しないだろう。
「それだけじゃなくてぇ……かすみんが部長になって、かすみんワンダーランドを作るんです!」
「ほお、かすみんワンダーランドねぇ……」
というかかすみちゃん、切り替え早いな……流石と言ったところだろうか。
ただ、俺としてはまたあの5人でスクールアイドル同好会を続けてほしい。なんなら、スクールアイドルになることを志望する歩夢ちゃんと、それを支えようとする侑も入部したら理想だな。
そう考えてると……
「でも、スクールアイドルってどうやってなるんだろう……」
「えっ……!?」
「ん?」
すると、すぐ横を通った子のスクールアイドルという言葉にかすみちゃんが反応した。俺も、その言葉を放った子の正体を確かめると……
「んー……スクールっていうんだから、まずは部に入らなきゃダメなんだろうけど……」
なんと、侑と歩夢ちゃんだった。
……マジか。てか、こんなこと昨日もあったような……
「……せぇんぱーい!!」
すると、かすみちゃんは二人の間に入って、話しかけた。
「スクールアイドルにご興味あるんですかぁ〜?」
「「……ん?」」
かすみちゃんがフレンドリーに話しかけるが、それに対して二人は何が何だかさっぱりという様子だ。
まあそりゃそうなるよな……
でも、これは意外に早くもスクールアイドル同好会に入部するのかもしれないな……?
そうなると、かすみちゃんがあの二人にとってスクールアイドルの先輩になるってことか。かすみちゃんがどうやって歩夢ちゃんにスクールアイドルのイロハを教えるのか気になるな。
そう思いながら、俺もそばに駆け寄った。
はい!今回はここまで!
2話の前半のお話でした!
いやー、早く物語を進めてハーレムを書きたい…
…と思うのですが、なかなか筆が進まないんですよね汗
次回から、2話の後半部分に入ります!
お楽しみに!
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