高咲兄妹とスクールアイドルの輝き   作:Ym.S

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どうも!
第35話です!
今回からアニメ第6話の内容に入ります!
ではどうぞ!


原作1期編 〜虹を広める〜
第35話 ファンの期待


 

「うわぁぁぁぁ!? 誰か助けて〜!!」

 

 

「侑ちゃん! すぐ行くよ!」

 

 

 

 

 銃弾が間髪なしに高速で放たれ、空気中を鋭く突き進んでいく。

 

 そして、周りの至る所に人らしからぬ敵が……ここは、まさに世紀末という言葉が似合う場所だ。

 

 

 

 

 ……しかし、それは俺らだけが見えている空間の話である。

 

 

 

 ……一体どういうことかって? 

 

 

 

 

 

 今俺たちはジョイ◯リスでVRゲームをしているところだ。

 

 以前愛ちゃんと璃奈ちゃんで来てから、ハマって度々3人でここに訪れてプレイしたのだが、今回は侑と歩夢ちゃん、せつ菜ちゃんも一緒に来ている。

 

 ちなみに、侑はゲームをあまりしない子だから、このVRってなると尚更難しいみたいだ。

 

 

 歩夢ちゃんとせつ菜ちゃんはなんとか適応して、勇敢に戦っている。

 

 

 

 ……そういえば、俺がここに初めてきたのも、璃奈ちゃんと初めて知り合った直後だったよな。

 

 

 あの時は彼女とここまで頻繁に通うとは思ってもなかった。

 最初は彼女も緊張してたみたいだし……

 

 でも、同じ学科っていうのもあるのか、割と趣味が合ってね。

 それ以降よく話すようになった。

 

 

 ……あっ、もう中間テストも終わったし、そろそろせつ菜ちゃんと璃奈ちゃんでアニメ鑑賞会することについても色々具体的に決めなきゃ。

 

 

 ……さて、十分思い出話やらしている間に俺も回復したし、動き出すとするか。

 

 

「りなりー! ここはあの作戦だよね!」

 

 

「そう。でも2人だとちょっと心許ない……」

 

 

「すまん。遅くなった」

 

 

「「てっつー! (徹さん)」」

 

 

「例の作戦の話だろ? ……今回は俺が囮役をやる。HPに余裕あるしな」

 

 

「……そうだね。じゃあ徹さん、お願い」

 

 

「おう。任せとけ!」

 

「てっつー! 頼むよ! ……よし……二人とも! 今日こそ倒すよ!」

 

 

「「おー!」」

 

 

 

 愛ちゃんと璃奈ちゃんとの作戦会議だ。これから少し厄介な敵と戦う。

 

 この敵とは前戦ったことがあり、かなり広範囲に攻撃を仕掛けてくるので、なかなか倒せない。

 

 しかし、広範囲とは言ってもその範囲は明確に決まっている。つまり、攻撃できない範囲も存在する。さらに、遠距離攻撃なので、そいつ自身が動き回ることはほぼない。

 

 

 なので、俺たちが取る作戦は、1人が囮になって敵の攻撃の向きを寄せ、その間に攻撃の範囲ではない背後から2人が攻撃を仕掛けるというものだ。

 

 

 

 

 さて……実行しよう。

 

 

 ────────────────────

 

 

「う〜ん! 楽しかった〜!」

 

 

 時が経つのはあっという間で、もう帰りの時間だ。

 

 

 結局あの作戦は、あと一歩のところで倒せなかった。

 

 HPゲージが赤までいったんだけどな〜……非常に悔しい。

 

「侑ちゃん、最初はやられっぱなしだったけど、最後ら辺は上手くなってたね!」

 

「確かに! 愛さんもその成長っぷりは見てたぞ〜!」

 

「えへへ、でもまだまだだね〜。また来たい!」

 

「ハハッ、俺ももっと腕を磨かなきゃだから、また一緒に行こう」

 

「そうですね!」

 

 

 確かに、ゲームと無縁だった侑があそこまで腕を上げるとは思わなかった。

 

 さすが、俺の妹だ。

 

 

 

 

 

 

「あれ!? ……あの、もしかして、スクールアイドル同好会の皆さんですよね!?」

 

 

 ……ん? 

 

 楽しく喋り合っていて、出口を抜けたところで、後ろから俺らに声をかけられた。

 

 

 振り向いて確認すると、3人の女の子がいた。同じ虹ヶ咲学園の制服を着ており、リボンの色的に……一年生か。

 

「あっ、はい。そうですが……」

 

「わぁ……! ほ、ホンモノだ……!!」

 

 

 ……なるほど、この子たちはスクールアイドル同好会を知ってて、ファンなんだな。

 

 

 うちの同好会も学内で認知されてきたってことか……何だか感慨深い。

 

 

「っ……!」

 

 

「りなりー? ……もしかして、あの子達りなりーの友達?」

 

 

「……うん、クラスメイト」

 

「あっ! 天王寺さん! 天王寺さんのPVも見たよ! とっても可愛かった!」

 

 

 

「あっ……」

 

 

 なるほどね。

 

 あと見た感じ、璃奈ちゃんに仲良くしようとしてくれてる子達なのかな。

 

 

 ちなみに、璃奈ちゃんのPVは本人が出ずに、アニメーションの猫をモチーフにしたキャラで自己PRをしていた。

 

 

 とても独創的で、インパクトがあるからとても良いなと思ったが、この子達にもそれを感じてもらえたようで、よかったよかった。

 

 

「あの、もしかして今日はステージの視察ですか?」

 

 

「ん? ステージって何のことだ?」

 

 

「ここでライブを開くスクールアイドルが多いんですよ!」

 

 

「へぇ〜、知らなかった……」

 

 

 ほぉ……ここでか。それは知らなかった。

 

 そろそろうちの同好会も少しずつライブをしていかないとって思ってたところだから、ここをライブの候補に入れておくのもいいかもしれない。

 

 

 

 すると……

 

 

 

「……やる」

 

 

「「「えっ?」」」

 

 

「……ここでライブやるから、楽しみにしてて……!」

 

 

 璃奈ちゃんがこう切り出した。

 

 

 

 

 

 唐突だったから俺も少し困惑してしまったが……

 

 璃奈ちゃんの眼差しからは、何かの決意というものが感じ取れた。

 

 

 ……俺としては彼女のライブをいち早く見たいから大歓迎だが、これは後日の活動でみんなに相談しないとな。

 

 

 




今回はここまで!
少し短めだったかもしれませんが、例のお台場で有名なアミューズメントパークでの話です!
情報処理学科の2人でゲームの協力プレイをしたいですね…絶対楽しい。
では、また次回!
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