高咲兄妹とスクールアイドルの輝き   作:Ym.S

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どうも!
本編第36話です!
ではさっそくどうぞ!


第36話 自力で

「えぇ〜!? ライブ〜!?」

 

 

 

 かすみちゃんが驚きの声を上げた。

 

 

 

 先日、俺はとあるアミューズメント施設に行ったのだが, その帰りに、璃奈ちゃんがそこでライブを行うと宣言した。

 

 

 

 

「それは結構急な話ですね」

 

 

 

 しずくちゃんがそう呟いた。

 

 

 

 まあ、そうなるよね〜……

 

 

「うん……色々足りないのは分かってる。でも、みんなに見てもらいたくて……」

 

 

 すると、璃奈ちゃんが少しずつ話し始めた。

 

 

 

 

「それに、PVの時はキャラクターに頼っちゃったし……

 

 

 徹さんとかクラスの子達は良いって言ってくれたけど、あれは本当の私じゃないし.」

 

 

 

 ……そうか、まあ確かに実際ライブやるときはあのキャラに頼るわけにはいかないしな。

 

 

 

「ダメ、かな……?」

 

 

 

 璃奈ちゃんの問いかけに対し、暫く沈黙が続いた。

 

 

 

「……良いんじゃない?」

 

 

 

 

 璃奈ちゃんの問いかけに一番最初に返したのは愛ちゃんだった。

 

 

 

「決めるのは璃奈ちゃんだよ?」

 

 

 

「私、璃奈さんの決めたことを応援します!」

 

 

「そうです! チャレンジしたいと思う気持ちは大事です!」

 

 

 

「……! ……うん」

 

 

 

 彼女に続いてエマちゃん、しずくちゃん、せつ菜ちゃんの順でそう答えた。

 

 

 

「……それで、いつやる予定なの?」

 

 

 果林ちゃんがそう聞くと……

 

 

「たまたま空きが出たから……来週の土曜」

 

 

 

「ホントに急じゃん!?」

 

 

 うーん、まさかこんなに短期間になるとはな。俺も聞いたときは驚いた。

 

 

 

「まあまあ……私も手伝うよ!」

 

 

「……良いの?」

 

 

「愛さんも!」

 

 

「わ、私も!」

 

 

「もちろん、私も手伝いますよ!」

 

 

「俺も手伝うぞ! いつでも頼ってくれ」

 

 

「……結局みんな応援するんじゃ〜ん」

 

 

「……ありがとう……」

 

 

 みんな協力的で良かった。まあ、みんなのことだから反対することはないとは思ってたけど。

 

 

 

 ……さて、璃奈ちゃんの初舞台を最高なものにするために何すべきか考えなければな.

 

 

 

 

 

 ────────────────────

 

 

 

 

 あれから、璃奈の初ライブに向けて猛特訓をした。

 

 

 いつもの柔軟や発声練習など、苦手克服も含め、様々な特訓をした。

 

 

 

 徹は、それらの特訓を見学して、メンバーの体調管理を行った。

 

 

 

 そして、今は何をやっているかというと.

 

 

 

「こ〜んにちは〜! 今日はかすみん、会場のみんなを夢中にさせる魔法、かけちゃいますからね〜♡」

 

 

「もう夢中だYO〜!」

 

 

「いいよ〜! かすかす〜!」

 

 

 

 かすみと歩夢、せつ菜による、ライブ中のMCの仕方についての特訓をしている。そして、愛、侑、徹が盛り上げ役として参加している。

 

 

「かすかすって呼ばないでください! ぷんっ!」

 

 

 かすみはかすかすと呼ばれたことに怒って機嫌を悪くした。

 

 

 

「いやぁ、かすみちゃん、凄い可愛かったよ。流石かすみちゃんだな」

 

 

 

「……! ……えへへ〜、そう言ってくれて嬉しいですぅ〜//」

 

 

(良かった。機嫌を取り戻してくれたようだな)

 

 

「さて、今度は歩夢さんがやってみてください!」

 

「えぇ!? わ、私!?」

 

「そうそう! りなりーも見たいよね?」

 

「うん、歩夢さんのも見てみたい」

 

 

「うぅ……分かった、やってみるよ」

 

 

 

 すると歩夢は恥ずかしがりながらもホワイトボードの前に立ち……

 

 

 

「えっと……今日は見に来てくれて、ありがとうございます! 一歩ずつ頑張っていくので、応援よろしくお願いしますね!」

 

 

「歩夢──! 今日も、可愛いYO〜!!」

 

 

「えぇ!? は、恥ずかしいよ……」

 

「そういうところも可愛いYO〜!」

 

 

 侑は完全にオタクモードと化し、彼女の熱意に歩夢は更に恥ずかしさが増している。

 

 

 

「歩夢ちゃん……」

 

 

「ど、どうしたんですか徹さん……?」

 

 

 

 

 

「……可愛いから今少し頭撫でていいか?」

 

 

 

 

 

「えっ……えぇ!?」

 

 

 

「むむむ〜……かすみんだって……可愛さなら負けてませんよ〜! 

 

 

 あと! 頭撫でるならかすみんにしてください! 徹先輩!」

 

 

 徹が若干暴走している。本人曰く、『歩夢ちゃんだから仕方がない』だそうだ。

 

 そして、それにかすみが嫉妬している。

 

 

「……侑さん、もしかして徹さんって……」

 

 

「あははは……たまにお兄ちゃん、歩夢のことになるとあぁなるんだよね……」

 

 

 せつ菜と侑が、周りに聞こえないくらいの声で話し合っている。

 

 

 

「はいはい! 3人ともそこまでにしておいて……りなりー、どうだった?」

 

 

「……難しそう……」

 

 

「そっか……まあMCをしないスタイルもありますからねぇ……」

 

 

「どうしますか? 璃奈さん、私もそのスタイルはありだと思いますが……」

 

 

 

 

「……ううん、出来ないからやらないっていうのは無しだから……やる……!」

 

 

 

 璃奈の決意はとても固かった。

 

 

 




今回はここまで!
璃奈ちゃんの猛特訓が始まりましたね。かすみんとぽむのMCが可愛いのです…
そういえば、世間はほとんどの地域が梅雨の季節に突入したようですね。その影響で大分執筆が停滞してる主です(申し訳ない)
出来るだけ進めるようにするので、どうか読者さんは気長に待って頂ければ幸いです。あと、体調にお気をつけ下さい!
ではまた次回!
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