高咲兄妹とスクールアイドルの輝き   作:Ym.S

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どうも!お久しぶりになってしまい申し訳ない!
第37話です!今回はちょっと短いかもしれません。
ではどうぞ!


第37話 みんなで

 

 

 璃奈がソロライブに向けて特訓を続けて、ついにライブ前日となった。

 

 

 今日も変わらずライブに向けて、璃奈は練習に励んでいた。

 

 

「よし、一旦休憩にしよう」

 

 徹が練習するみんなに声をかける。

 

 

「璃奈ちゃん、調子はどう?」

 

 

「エマさん……うん、大丈夫。でも……少し緊張する」

 

 

 先輩であるエマが璃奈に声をかける。

 

 

「そっか〜……大丈夫、きっと上手くいくよ!」

 

「うんうん、璃奈ちゃん、今までいっぱい練習してきたでしょ? なら大丈夫だよ〜。スクールアイドルの先輩の彼方ちゃんが保証するよ〜」

 

 

「二人とも……ありがと……」

 

 

 続けてエマと彼方が、緊張する璃奈を励ます

 

 

「ははっ、流石二人が言うと安心できるな」

 

「うん……少し緊張がほぐれた気がする……」

 

 

「そうかな……? 役に立てたなら嬉しいな〜♪」

 

「えへへ、それほどでも〜」

 

 

 

「……あっ……」

 

 

 すると、璃奈は何かに気づいたようだ。

 

 

「あっ! 璃奈ちゃん!」

 

「それに同好会の皆さん! こんにちは!」

 

 

 璃奈の目線の先には、以前徹達がジョ◯ポリスで出会った璃奈のクラスメイトの子達であった。

 

 

「よう、たまたまここを通りかかった感じか?」

 

 

「高咲先輩! はい、そんな感じです。そちらは今練習中って感じですかね?」

 

 

「まあな。でも今休憩中ってところだ」

 

「なるほど……あっ! 天王寺さ……?」

 

 クラスメイトの子が璃奈に声をかけようとすると、璃奈が自分に向かって歩み出しているのに気づいた。

 

 

 璃奈の顔は、緊張からか強張っていた。

 

 

 

「……あの、もしよかったら……

 

 

 

 

 

 ……あっ……」

 

 

 すると、璃奈は横を向いて、ハッとした素振りを見せた。

 

 

「璃奈ちゃん……?」

 

 

 まわりは璃奈の様子に戸惑いと心配をした。

 

 

 そして……

 

 

 

 

「……今日は帰る」

 

 

 

「えっ、ちょっ!?」

 

 

 

 

 璃奈はその場を後にしてしまった……

 

 

 

 ────────────────────

 

 

 

「……少し待ってみたが、戻ってこないか……」

 

 

 璃奈ちゃんが突如いなくなってから、時は過ぎ、もう夕方になった。

 

 

 いなくなったことをみんなが聞き、それで今みんなが集まって、璃奈ちゃんが帰って来るであろうことを考えて待っていた。

 

 

 しかし、璃奈ちゃんの姿が見えない。

 

 

 一体何故だろうか……俺はその時の現場にいたが、見た感じ、クラスメイトに近寄って、何かを言いかけてたようであった。さらに校舎の窓を見て何かに気付き、様子が一変して……といったことも見てとれた。

 

 

 あんなに決意の満ちた表情を見せてくれた璃奈ちゃんだったのに……

 

 

「……さて、今日の練習は終わりかしらね」

 

 

 

 すると、果林ちゃんがみんなにそう声を掛けた。

 

 

「なんでですか!? りな子のライブは明日なんですよ! あんなに頑張ってたのに!!」

 

 

 それに対して、かすみちゃんが激昂する。

 

 

「決めるのは璃奈ちゃんよ。私たちが何を言おうと、これは璃奈ちゃんのライブなんだから」

 

 

「あっ……」

 

 

 

 まあ、確かにな。しかし果林ちゃん……若干ヤケクソになってないか? 

 

 

 

「果林ちゃん……拗ねてる?」

 

 

「あっ!? な、なんで私が!!」

 

 

「明日は、モデルのお仕事入れないようにしてたもんね〜」

 

 

 

 そうだったのか……果林ちゃん、むっちゃ楽しみにしてたんじゃないか。

 

 

 

「本当は璃奈ちゃんのライブ、楽しみにしてたんじゃな〜い?」

 

 

「わ、私はライブの内容に興味があっただけよ!!」

 

 

「へぇ……そうなんですかぁ〜? 果林先輩も可愛いところあるんですねぇ〜」

 

「お、お黙り!」

 

「うわっ!? うぇ〜ゆうひてくあひゃい(許してください)〜!」

 

 

 ハハッ、相変わらず果林ちゃんは素直じゃないな。まあ、そんなところが俺的にはいじりがいが……

 

 

 ……ゴホン、なんでもないぞ。今のは忘れてくれ。

 

 

「……しかし、ライブやるかやらないかは今は置いといて、なぜ璃奈ちゃんがここを去ってしまったのかが問題だよな。もし何か彼女に悩みができたのなら、力になりたい、そう思わないか?」

 

 

「確かに、そうだよね……」

 

 

 侑が俺の問いかけに答えた。

 

 

 こういう時に真っ先に行動を起こすのは……あいつしかいないな。

 

 

 

「……みんな、ちょっと行ってくる!」

 

 

「えっ!? ちょっと、愛せんぱぁい!?」

 

 

「……! 私も!!」

 

 

「侑ちゃん!?」

 

 

 愛ちゃんが先陣を切って走り出し、それに侑が続く。

 

 

 

「どこにいくんですか!?」

 

 

「璃奈さんのところだよ!」

 

 

 かすみちゃんの疑問にしずくちゃんが答える。

 

 

「よし! こうなればみんなで行くぞ!」

 

 

「「はい!!」」

 

 

 

 こうして、せつ菜ちゃんと果林ちゃんを除いてみんなが走り出した。

 

 

 

「……結局、みんなで行くのね」

 

 

「果林さんは行かないんですか?」

 

 

「……もちろん、行くわよ」

 

 

 

「ハハッ……そんなカッコつけちゃって……数分前とは大違いだな」

 

 

 

「……徹〜? 何か言ったかしら?」

 

 

 

 

 あっ、やべ、口が滑った。これは……

 

 

「せつ菜ちゃん! 逃げながらみんなの後を追うぞ!」

 

 

 

「えぇ!? ちょっと、徹さん!?!?」

 

 

 

「待ちなさ──い!!」

 

 

 

 俺はせつ菜ちゃんの手を引き、果林ちゃんが追いかけてくるという状態になったのであった。せつ菜ちゃんは若干顔を赤くしていたのは気のせいだろうか?

 

 

 

 




今回はここまで!
原作第6話もそろそろ大詰めですね。璃奈ちゃんにみんなで寄り添うのじゃ…
そういえば、明日からラブライブ!の新シリーズ・スーパースターも始まりますね!どんな話なのか非常に気になって楽しみです!
ではまた次回!
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