続きが書けなさすぎて果てに人格が分離して編集さんみたいになってしまった 作:ヒイラギP
マイページの執筆中一覧が目に入ってしまった僕は大学の図書館で大声で叫び散らす……わけにもいかなかったのでこうして文字に起こす。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!(テンプレみたいな悲鳴)」
かなたドッペルの四話目が書けないよぉぉぉぉ!!!!うわぁぁぁん!!!なんでなんだぁぁぁ!!!
知りたいですか?
あ、お久しぶりですね編集みたいになった方の僕。
久しくてキレそうですよ?遅筆の極みみたいな方の私
返す言葉もない……それでどうして書けないかわかります?
自明ですね。
言い切りますねぇ、原因がわかれば書けるかもしれない。ぜひお聞かせ願いたい。
あなたに友人が居ないからですよね?
ミ゛ッッ
まぁ、私もですが
大元が同じですもんね。
人の家に泊まったこともない。まともな会話をする間柄の人間もいない。結局は自分の知っていることしか書けないんですよ。
会釈や社交辞令くらいは交わしますよ!
でも大学で誰の名前を覚えて、誰に覚えられたというんです?
あはは。スゥー
覚えていますか?親戚の集まりでネタにしようとして話したら本気で心配された事を
鮮明に覚えていますよ。元々明るい性格だったのがコロナでこうなっただとか、ゲームばっかりしていたから人間関係を構築できなくなっただとか、割と心に来るアドバイスが来るわ来るわで笑い話にはならなかったですね。
つまり、そんな貴方に人の家に泊まるシチュエーションが書けるはずがないという事です
仮にも編集さんみたいな〜という個性を持たされている貴方がそんな事を言わないでくださいよ。
いいえ、無理難題に挑み続け作品への情熱を欠くぐらいならばそのエピソードは切るべきです。なにも全てを完璧にこなす必要はないんです。本当に書きたい部分を妥協しなければそれでいいじゃないですか
それは弱さですよ。文章を書くなら妥協してはいけません。締切がある商業ならまだしも完全に趣味でやっている執筆で妥協など意味のない事です。そこを譲ることはしたくありませんしできないと思います。もし甘えが出ればその瞬間から、それこそ情熱を失ってしまうと、僕は思います。
それは定期的に続きを上げてから言っていただきたいですね
それはそう
なら少しくらいはと文句も言いたくなりますが、一度譲ればズルズルと、という考えにも一理あります
わかっていただけて嬉しいです。
結局は一人芝居ですから答えは決まっているようなものですがね
おい?
申し訳ないです
とはいえ、編集みたいになった僕の言うことも正しい。経験したことのないものを書くというのは困難だ。僕は基本「自分の中の正解」と「キャラとしての正解」を照らし合わせながら書くんだけど、「自分の中の正解」のピースが抜けていると擦り合わせができない。キャラクターが暴走していつまで経っても前に進まない文章になってしまう。
キャラクターに委ねる執筆をなさるお方もいますよ。試してみるのはいかがですか?
深夜に友達と通話をしたことはあるかい?
ありません
僕も。
ふざけているのですか?
つまりこんな感じなんだよ
……?
今の僕たちの会話に意味はあるかな。
全くの無駄だったと思いますが……そういう事ですか
うん。キャラクターに任せるとずっとこんな感じに会話分が連なっていくんだ。それも面白そうだとは思うけどね。話が進まなくて、ずっと会話が続くってそれはもう番外編でしょ?
いいじゃないですか番外編
へ?
やっちゃえばいいじゃないですか本編の前に
なるほど?
私が思うに、キャラクターが勝手に会話する現象はキャラクターの暴走ではなく、お互いを知りたがっているのではないかと思うんです
キャラクターが?面白い事を言うね。
だってオリ主と彼はほぼ初対面。なのに訳あって家に泊まらなければならない。お互いに緊張しますし、得体の知れなさがありますよね
特に彼からすれば恐怖すら感じるはずだ。
だとすれば、その恐怖を克服するためにコミュニケーションを図るのは自然な流れなのでは?
確かに、描写されない裏側として処理しようと考えていたけど、読者視点でもその方が納得できるかもしれない。
番外編と置く事で「話が一切前に進まない話」として周知する効果が望めます。読みたい人は読むだろうくらいの気持ちでまずは筆ならしをされてはいかがでしょうか
初めてまともに議論をした気がするよ。
いつもは既に続き書き終わってからこれ考えてるじゃないですか。初めてタイトル通りの役割を果たしているんですよ私達
悲しい真実だね。だが僕は執筆担当人格だから、役割を初めて果たしたのは君だけだと言えるね。
貴様
うそうそ。言わば君は客観的視点の権化だ。僕なんかより出番は多いよ。僕らの中でも君ほど大きな役割を持っているのは表層人格くらいのものだろう。
流石にそこまでの自惚れはありませんよ
まぁ僕たちの話はここまでに、そろそろ僕は執筆を再開しようと思うんだけど、どうかな。
好きになさればいいのでは?創作に関して私達は自由なのですから。ですが、まぁ次に会う日は出来るだけ近い方が嬉しいですね
努力するよ。
本当に一回詰まると書けないんだよなぁ。あとAC6
前回の投稿4月だってさウケる。半年に一回の投稿ってマジ?