湿度高まる暑い夏の夜、過熱した欲望はついに危険な領域へと突入するゲームの実況プレイ、続きます。前回はバリケードの設置とクラフト素材を各教室に置いたところで終わりましたね。
今回はその後の6日目夜から再開します。先に言っておくと、今回は短いです。その代わりねっとり濃厚な成人百合をこれでもかと浴びられるのでお楽しみに。嬉しいだルルォ!?
──んだらば晩飯も済ませ、ドッグミートの毛繕いでもしてやりながら就寝の時間を待ちます。おや、お礼なのか彼がアナスタシア姉貴の匂いを嗅ぎ始めましたね。
ドッグミートというか犬は相手の尻の匂いを嗅いでコミュニケーションするのですが……めぐねえはこの程度のことでむすっとしないで。ケツ舐められたことあんのかよ誰かによ(嫉妬)
……と、そろそろ寝る時間ですね。それじゃあ皆マットレス敷いてくださーい。*1
全員が布団に潜ったのを見てから電気を消します。じゃあアナスタシア姉貴はめぐねえと大人のプロレスごっこするから……生徒会室には入ってきちゃ駄目だぞ^~。
まあしませんが。
するわけねーだろ全年齢の作品やぞ!*2
というか深夜になったら見張りに一階へ向かうので(そんなことしてる暇)ないです。では深夜まで倍速、めぐねえがちょっと物音立てても起きないことを確認して着替えましょう。
リボルバーとティハールを装備して、コートにウォッカで満タンのスキットルを入れておきます。ではいざ一階へ。空き教室から椅子を拝借していつも通りに生徒用玄関前に座ります。
ヘッドライトで手元を照らしながら日本語の反復練習をしながら経験値確認。もう数回会話をすればLv3(MAX)に上がりますね……。
──と、校庭をうろついてるやつらが1体いました。ティハールを構えて、パスッと。ティハールは神的に良い武器ですね(ピネガキ)
イヤンホホで聞き耳を立てつつ、スキットルのウォッカを胃に流し込みます。
(喉が)アツゥイ! この酒の……灼熱感覚。ロシアの酒は……そりゃあ高い度数なほど美味しいですよええ(NKTIDKSG)
ティハールを膝に置いてウォッカを呷り、それからゲーム内時間で数時間経過したのでそろそろ三階に戻りましょう。椅子を戻して上に帰り、音を立てずに生徒会室へ────起きていためぐねえがマットレスの上に座ってました。*3
……すいません本気でビビってコントローラー落としました。えっ、なんで?
ちゃんと寝てるのを確認したんですが……もしかしたら、乱数で偶然目覚めた可能性が微粒子レベルで存在してますね。
夜中の見回りがバレたアナスタシア姉貴が着替える(脱ぐ)のを待ってから、めぐねえはマットレスに座るよう促します。
言われた通りに座ると、めぐねえの至極真っ当なお怒りが飛んできましたね。
心配されるから黙っていたと話せば信頼されていないのかとなりますし、黙っていたら最悪寝るとき縛られる展開になりますし……さてどうしたものか、と考えながら会話を進めると──
……なんか距離近くなぁい? 向き合うように座っていたアナスタシア姉貴の膝にめぐねえの足がぶつかり、顔がぐいっと寄せられる。そしてそのまま顔が近づき……。
チュッ!(ファルコン・キッス)
──おファッ!? と驚く私をよそに更にめぐねえとのキスが続き、それから彼女に引っ張られて必然的にアナスタシア姉貴がめぐねえを押し倒すような姿勢になります。
ここまでされては黙ってられねえとばかりにアナスタシア姉貴も乗り気になり顔を近づけ────やべえぞ
咄嗟にモザイク処理とミュートにしたのでR-18になるのは避けましたが……なんだこの展開はたまげたなあ。感情を理解したその日に行動を起こすとか判断が早すぎるだろ頭鱗滝かよ。
これが国語教諭なんて各方面に失礼だよね。説教→キス→誘い受けとか本当は淫乱ピンクなんじゃないの? 正体見たりって感じだな。
──といった所で6日目はここまで。
次回、7日目恒例雨の日ラッシュ。湿度が高まってたのは成人百合が原因じゃなくて天気のせいってそれ一番言われてるから。
……うわ事後のピロートークで【日本語Lv3(MAX)】になった。複雑過ぎる。
──見張りから戻ってきたアナスタシアが生徒会室に戻り最初に視界に入れたのは、マットレスの上に正座していた慈の姿だった。月明かりが光源の暗い室内でそんな風に待機されていて、さしものアナスタシアでも本気で驚いた。
「何を……していたんですか?」
「……いや、それは……」
「着替えて、座ってください」
「……ハイ」
コートとセーター、ジーンズを脱ぎ、肌着と下着だけになり、寝間着を用意しなかったからと慈が選んでくれていたハーフパンツを穿いてストンとマットレスに座る。
「──ンン、あー……見張り、を、してた。……ました? 黙ってたのは、謝る」
「見張り……ずっと、こんな風に一人で夜な夜な、そうしていたんですか?」
「ン」
こくり、と頷いたアナスタシアに、慈は呆れたような、或いは悲しんだ様子で表情を歪める。──やはり心配され、怒られた。とアナスタシアは冷静に思考していた。
「……話した、ら、心配される。……そんな顔、は、させたくなかった」
「だったら、いっそ話してほしかった……というのは、ワガママなんでしょうか」
「それ、は……」
座っていたアナスタシアの膝に慈の手が置かれ、視界に項垂れた彼女の頭が映る。
心配させたお詫びにと膝の上の手に自身の手を重ねてぎゅっと握ると、それから慈は顔を上げて、潤んだ瞳でアナスタシアを見上げて言う。
「──私、ずっと、貴女に嫉妬していたんです。あっさりと生徒に信頼されて、私たちを守ってくれて、こうして見張りまで……」
やはりあの視線は……と今までの慈から向けられていた眼差しの正体に合点がいったアナスタシアは、次の言葉を待ちながら、慈の手をそっと指で撫でる。徐々に彼女の頬に朱色が加わっている様子には、幸か不幸か気づかないまま。
「嫉妬して……羨ましくて……そこに私が居たかった、なんて。貴女と同じことが出来るわけ無いのに、おこがましいですよね」
「……そんなことは、ない。それに、私も、メグミの優しい、さ? が、嬉しい」
「──私の感情は、貴女のモノほど、綺麗ではないんですよ。アナスタシアさん」
──えっ、と聞き返すより早く、慈の顔が近づいてきて、唇に柔い感触が重なった。
「……ンン?」
「……っ、はっ、んぅ」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ。とリップ音が鳴り、ドロリと濃密な花のような香りが鼻を突く。まるで濁流のように、慈が抱える様々な複雑で濃厚な感情が流れ込むようで──。
「メグ、ミ、待て、落ち……つけ」
「──アナスタシアさん」
「ヌ……」
肩を押してどこか名残惜しくもある慈とのキスを中断させて突き放す。
しかし、慈はアナスタシアのその腕を掴み、後ろに倒れて仰向けに寝転がる。
「……ふふ、凄い眺め。会ったときは、怖かったのに……押し倒されると、嬉しいの」
「メグミは……これでいい、のか?」
「これがいい、ですよ。貴女に嫉妬して……羨望して、貴女を渇望した醜い女ですが、それでも──貴女がよろしければ」
ロングワンピースの下で太ももをこすり合わせ、そっと両手をアナスタシアの首に回し、ぐっと自身へと顔を近づけさせる。
「──貴女に、溺れていたいのです」
「……メグミ、加減は、出来ないぞ」
慈は繋がりを求め、アナスタシアはそれに応える。部屋の中で、二つの影が一つに重なる光景を──窓の外で月明かりだけが見ていた。
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