エッチなことしたんですね? なゲームの実況プレイ、始まります。しましたが(威風堂々)
めぐねえと湿度増し増しイチャラブ百合ックスしましたがァ!?(逆ギレ)
──はい、そんなわけで7日目。だいたいのがっこうぐらしのゲームでほぼ確実に発生する雨の日ラッシュが始まりますわよ。*1
雨足が強くなる昼に群れが雨宿りに来ることで大量のやつらを相手にしなければならない、というのがこのイベント内容です。
なお、このイベントの勝利条件は放送室で学園生活部が帰りの放送をするまで耐えるか、100体のやつらを殲滅するかのどちらかです。*2
アナスタシア姉貴の戦闘
まあやつらの群れを捌くのは楽勝です。校舎の廊下とメトロの狭さは変わりませんが、上の階に逃げられるという三次元的な動きが出来るので大分違います。加えて獣じみた動きで壁を這い回るミュータントがおりませんので……。
では朝食を食べ、ラッシュが始まるまで武器の手入れをして、手持ちのクラフト素材で爆弾と投げナイフ、トラップ用のワイヤーを作成。
それから小さなポリタンクを引っ張り出してティハールに使うスチールボールと火薬を詰めて、ガソリンと一緒に警察署で回収した発火装置で蓋をしてからワイヤーを繋げておきましょう。
ポリタンクの方は、メトロシリーズ本編にも使われている足がワイヤーに引っ掛かると爆発するあのトラップですね。*3
アナスタシア姉貴のはスチールボールを詰めているので、クレイモアのように運用するつもりです。自爆しないようにしようね!
……やることなくなったので待機。生徒会室の真ん中の机に向かって座りぼーっとしていると、隣にめぐねえが座ってきて寄り添ってきましたね。君さあ……生徒に隠す気無いよね。
湿気で髪のあちこちが跳ねているアナスタシアにヘアブラシで毛繕いしてますし。
昨夜のプロレスごっこ(暗喩)を期に心の距離がガッツリ縮まったようですが、ほらもうくるみ姉貴とりーさんとみーくんが察したようなものすげぇ顔してますがな。……耳年増め。*4
暇潰しの待機モーションでアナスタシア姉貴が日誌を読み返していますが、横から覗くめぐねえは当然ですがロシア語など読めません。
翻訳が面倒なので字幕を当てたくないですが、彼女がめぐねえたちに事情を話すイベントはそのうち起きるのでお楽しみに。あとはピロートークで鍛えた流暢な日本語で会話をします。*5
──と、昼になって雨が土砂降りとなり、窓の外でぞろぞろとやつらの群れがこちらに向かってきましたね。それをりーさんたちが目視した瞬間にラッシュイベントが開始されました。
では装備を整えつつ各ヒロインたちに指示をしておきます。アナスタシア姉貴は一階にトラップを設置しつつ廊下南の階段で二階に上がりながら迎撃、くるみ姉貴は反対の二階廊下の北で階段を上がってきた奴にチェスト関ヶ原、みーくんとりーさんとめぐねえは三階廊下で待機、ゆきちゃんとKとドッグミートは放送室に避難。
では行くぞ、散ッ!
一階の玄関で校門から侵入してきたやつらを確認して……約30秒で入ってきますね。
では手早く南側の空き教室(1-AからD)に置いておいたクラフト素材でワイヤートラップと即席地雷を作成し、廊下の足元にワイヤーを数メートル間隔で張り巡らせます。*6
まだ薬の予備がある保健室や調味料が残っている食堂、地下室に向かえる階段とシャッターがある北側に行かれると困るので、南側に誘導しながら爆弾で吹っ飛ばしましょう。
やつらを纏めて吹っ飛ばせますが爆発範囲は狭いので、誘爆はしません。一応、即席地雷が誘爆する範囲は把握済みなのでね……(n敗)
では玄関に戻り、ティハールのスチールボールを顔面に叩き込む作業を始めます。玄関から校舎に侵入する前に先頭の数人を片付けて後続を転ばせ、少しでも時間を稼ぎましょう。
ゆきちゃんの放送による帰宅の促しは、好感度と乱数、やつらの習性を把握しているか否かで時間が変わります。
今回は単なるプレイングミスでやつらの習性の把握をド忘れ(特防↑)したので、ゆきちゃんのアナスタシア姉貴への好感度と高乱数を期待するしかありません。(邪)神に祈れ。
警察署から回収したハンドガンの弾とショットシェルは60発しか無く、ショッピングモールでハンドガンの弾を3発使ったのでこちらはあと57発しかありません。なるべく節約するために、今は無心でティハールを乱射します。
……と、空気圧のメーターが下がってきたので発砲を止め、玄関から下がりながら空気圧と玉を補充します。少しずつやつらが中に侵入してくるので、無理せずに足止めをして一塊になるのを待ちつつ、南側に移動して誘導しましょう。
それでは1発目の地雷にやつらを引っ掛けるところで今回はここまで。
次回もラッシュが続きますが、私は高乱数を引けるのか? お楽しみに。
──朝になってパチリと目が覚めたアナスタシアは、しとしとと雨が降っている音を耳にする。それから起き上がろうとして、自分の腕を枕にして幸せそうに眠っている相手に顔を向けた。
「……んん……」
「────っ」
慈が寝返りを打ち、こちらに体を向けたことでおもむろに布団がはだけ、その下に隠れていた彼女の裸体が視界に収まった。
僅かの日焼けもしたことがないのだろう、玉のような色白の肌。アナスタシア自身もメトロから外に出る頻度が少ないため肌は白いが、慈ほど綺麗ではないのだろう。
体のあちこちには大小様々な塞がった傷の痕──いわゆる銃創や古傷があるこの体が、綺麗なわけがなく……しかしてアナスタシアは、こんな体を昨夜の情事の最中に慈から誉められた。
『はっ、ぁっ……アナスタシア、さんっ……貴女のからだ、凄く、綺麗……っ』
「──ふっ」
かぶりを振って、薄く笑う。ああ──と感慨深く息を吐いたアナスタシアは、慈の頬を指で撫でて、それから唇を押し当てる。
「……メグミ、朝だ。起きて」
「…………うぅ~ん……?」
──こんなにも、誰かを愛しいと思ったのは初めてだった。アナスタシアは小さな声で慈の名前を呼び、彼女は寝ぼけながら唸る。
それからぼんやりと瞼を開けた慈を見て、アナスタシアは、目尻を緩めた。
「アナスタシアさん、髪の毛跳ねてますよ。櫛してあげますから動かないでください」
「ん? ああ、頼む」
「……んふふっ」
心底ご機嫌とでも言いたげな雰囲気を醸し出しながら、慈は嬉々として、セーターとジーンズ姿のアナスタシアの隣に座る。
私物のヘアブラシを取り出すと、慈はアナスタシアの銀髪を櫛し始めた。
「──なぁんか、めぐねえとアナスタシアさんの距離近くねぇか?」
「なにかあったのかしら」
「……さあ、どうなんでしょう」
たったの一夜で距離が縮まった二人に怪訝そうな顔をするくるみと、疑問符を浮かべて首をかしげる悠里。そして美紀は、なんとなくその理由を察している。ショッピングモールに籠城していたとき、狭いコミュニティの中で、
「そお? 仲が良いのはいいことじゃない? ねー、けーくん」
「うん? まあ、そうだね!」
「天然組め……」
呑気な事を……と呟いて、美紀はそれ以上なにも言わなかった。まさか純粋な二人に『きっとアナスタシアさんと先生はえっちなことをしたんですよ』などと言えるわけがないのだ。
──というか「なんで知ってるの?」と聞かれでもしたら自爆する。……と、美紀の冷静な思考がそう判断していた。
それはきっと、『知らぬが仏』、或いは『言わぬが花』と言うのだろう。
「……あらっ?」
「どした、りーさん」
「ねえ、窓の外……」
「なん────ッ!!」
ぎょっとした様子で、くるみと悠里が窓の外に広がる光景を見下ろした。不思議がり席を立ったアナスタシアが、続いてそれを見る。
「……これは」
その光景とは、
ぞろぞろと何人ものやつらが集まって、校舎に向かってきていたのだ。
「おいやべえぞ! やつらの群れが学校に来ようとしてる!」
「っ──どうして……!?」
「雨と関係が……いや、それより……クルミ、やつらの数は!?」
「たくさん!」
「──ヨシ、全員準備をしろ」
一瞬呆れたような顔をした気がするアナスタシアは、コートを着込んで武器を握る。いざというときにと備えていた装備が早速役に立つ、と思考しながら、彼女が手早く指示を飛ばす。
「私は一階でトラップを設置しながら迎撃、クルミは二階廊下の北側でやつらが上がってこないか警戒、ミキとユーリ、メグミは三階で待機、ユキとケーはドッグミートと一緒に放送室に隠れていろ。あの数が入ってきたら誰かが死ぬ、急げ!」
そう捲し立てるアナスタシアに、全員は頷くことしか出来ない。短くも濃密な戦いの幕が開けたことを、その場の皆が察していた。
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