実質アナスタシア姉貴のワンオペなゲームの実況プレイ、続きます。
前回はその汚ねえ面を吹っ飛ばしてやるぜしたところで終わりましたね。
今回はキラークイーン第一の爆弾、即席地雷にやつらを巻き込んだところから再開です。教室と廊下を隔てる扉がひしゃげてぶっ飛んでったけど……誤差です、誤差。
一度爆発させれば後続は音に釣られてこちらに来るし、外から入ってきたやつらもその後続を追ってくるので、あとはもう作業ですね。
爆破に巻き込む数を増やすために塊を作るように先頭を足止めし──第二の爆弾に引っ掛けます。肉の焼ける臭い染み付いてむせそう。
そのまま残り二つの爆弾にも引っ掛け、死体の山を築き上げ、後退りしながら階段を上がりつつやつらを引き付けましょう。
アナスタシア姉貴に対する注意が逸れて北側の階段に向かっていった個体が居ますが、くるみ姉貴ならへーきへーき。
ではパイプ爆弾を階下にぽいぽいっと投げておき、それから二階へ。真ん中の階段と南側の階段の間の廊下に陣取り、ティハールのマガジンを交換して空気を補充しておきます。
北側の廊下ではくるみ姉貴が上がってきたやつらの顔面にシャベルをフルスイングしています。うわぁ痛そう……(イレイザー)
遅れてアナスタシア姉貴が使った階段から上がってきたやつらに、私も負けじとティハールを発砲します。ぺっ
──改めてイカれた防衛メンバーを紹介するぜ! 筋力最高クラスの
一階に誰もいないことで玄関から侵入してきたやつらは一直線に二階へ上がってきますが、放送室から帰宅のアナウンスをするイベントまーだ時間掛かりそうですかね~?
クラフト素材で爆弾を作る時間もなさそうなので、次のティハールのワンマガジンを撃ちきったらリボルバーとシャンブラーを抜きましょう。……3、2、1……ヨシ、ティハールを背中に戻して、シャンブラーを代わりに掴みます。
メトロで製造されている粗悪品を遥かに凌駕する高品質なショットシェルの散弾をクラエッ↑(cv琴葉のよくリョナられてる方)*2
ドンッ!! という轟音。シャンブラーから放たれた散弾が先頭とその両隣、更にその背後と、合計5体のやつらの頭を纏めて砕きました。はぇ~すっごい火力……(恐怖)
原作の軍用弾ですら何故か撃たれたミュータントが燃焼するレベルの強さなのでまあ……こんなもんやろ。リボルバーでもやつらの四肢を千切るくらいの威力やし……。
などと言いつつ4連射。1発残しているのは……メトロシリーズ既プレイのホモならわかるでしょう、シャンブラーは撃ちきるとリロードするのくっっっそ遅いんですよ。
……ポケットからショットシェルを取り出し、側面に2発、裏側に1発。持ち手を変えて反対の側面に2発取り付けます。6発撃ちきっていると、最初の1発を装填してからチャンバーに送る動作が挟まるのでめちゃくちゃ遅いんですね。
軍用ショットシェルとでも言うべき散弾により後方へと引っ張られるように倒れ込んだやつらをよそに、くるみ姉貴を呼びます。
真ん中の階段から上がってくるやつらを叩き落とすよう指示を出し、両サイドから迫ってくるやつらは私が遠距離武器で処理します。
このイベント中のやつらは二階に人が居ると、三階に向かうよりこちらを襲うのを優先するので、上にやつらが行くのを防ぐ為でもあるんですね。では……戦闘再開。退却クソ食らえ!*3
遠くのやつらにはリボルバーを撃ち込み、接近してきたやつらはシャンブラーで撃ちます。シャンブラーの散弾は胴体に当たっても倒せ、リボルバーは貫通するので楽でいい。
更には吹っ飛ばすことで後続を転ばせられますので、転んだ相手には落ち着いてリボルバーを頭に叩き込みましょう。
この調子なら弾薬も30発は余りますね──と、ここでようやく放送が掛かりましたね。放送で帰宅を促すアナウンスにより、踵を返してやつらが一階に下りて行きます。
足が千切れたりして動けないやつらには投げナイフをジョイヤーッ!(ラオウ)しておきます。くるみ姉貴には上に向かわせ、アナスタシア姉貴は残党が居ないかの確認をしましょう。
死体の山はゲーム側のキャッシュクリアで消滅しますが、まだ生きているやつらがちらほら廊下に蠢いていますので残らず始末します。
それではラッシュを捌ききったところで今回はここまで。次回、緊急避難マニュアル捜索。そして真実へ……(ドラクエ3並感)
──やつらの数を減らしながら二階に上がってきたアナスタシアは、ティハールのストラップを引っ張り背中に戻し、別の銃を握る。
独特の形状で胴体に散弾を装填するシリンダーが備わった特殊な散弾銃──シャンブラーを掴み、彼女を追って上に来たやつらに向けて引き金を引く。事前にこちらの弾薬の威力を確かめていたため、普段より腰を落として踏ん張った。
──と、シャンブラーから凄まじい衝撃が伝わり、散らばった細かな弾丸は、数人のやつらの頭を纏めて砕き、その体を思い切り引っ張ったかのように床へと引き倒す。
「っ、くぅ──ッ!」
腕が痺れる衝撃に耐えながら、更に4発。ドンッドンッドンッドンッ!! という轟音が奏でられ、やつらの群れの四肢を、首を、胴体を引きちぎりながら吹き飛ばした。
「……メグミたちを上に待機させて正解だったな……、クルミ! こっちに!」
ポケットから取り出した弾薬をシャンブラーに嵌め込むように装填し、リボルバーを留めるホルスターのボタンをパチンと外す。
「どうした、アナスタシアさん」
「ここからは銃を使う。両側の階段から来るやつらは私が相手をするから、そこから上がってくるやつらを叩き落としてくれ」
「おう……りょーかいっ!」
校内の3つある内、真ん中の階段を陣取り両側を警戒する。ノロノロと歩いている遠くのやつにはリボルバーを使い、近付いてきたやつらにはシャンブラーで発砲した。
視界の端でくるみがシャベルを振り回し、階段を登っていたやつらが転げ落ちて行く光景を見る。それからアナスタシアは、やがて放送室からの声を耳にするまで延々と銃を撃っていた。
──シャンブラーにもサプレッサーを付けるべきだったな、と、爆発したような発砲音でキンキンとうるさい耳鳴りに悩まされながら。
「アナスタシアさん、お怪我はありませんでしたか?」
「その質問は3度目だ……あの子達にも聞かれていたが、怪我はしていないよ」
「……そう、ですか。良かった」
夜、夕食に屋上の野菜を使った野菜カレーを食べ終えた食後に、アナスタシアは生徒会室の隅で酷使した銃のメンテナンスをしていた。
そこに、斜め後ろから覗き込むように顎を肩に乗せてきた慈が、しつこいばかりにアナスタシアに怪我が無かったかの心配をしている。
つい先程までくるみにも同じ質問をしていただけあって、邪険には出来ず、あしらうように返しながらも彼女は慈の頭に手を置く。
「銃を手入れするから、あっちにいっても良いんだぞ。見ていても、楽しくない」
「貴女の傍に居たいだけですから……」
「……ヌ、ヌ。勝手に触らないと約束するなら……好きにすればいい」
「──! はいっ」
うふふ、と笑みを浮かべながら体を寄せ、更に深く密着する。それを後ろで見ていた生徒組──くるみは、げんなりとした顔をしていた。
「…………さっき食ったカレー戻しそうなレベルでゲロ甘なんすけど」
「奇遇ねくるみ、私もよ……」
「早々に慣れるのをオススメしますよ、二人とも。おそらくあれは序の口です」
うごおおお……! と悶えるように机に突っ伏したくるみの横では、手持ち無沙汰の圭とゆきが
ちらりと悠里と美紀が仲睦まじいアナスタシアと慈に顔を向ければ、その視線の先で、慈がアナスタシアに何かを耳打ちしていた。
耳年増、或いはおませ、とでも言うべき年頃の二人は、会話の内容を邪推する。くるみの看護をすべくコップに水を入れに行き、それから就寝の準備を始めたのだった。
──悠里たちが邪推した耳打ちの会話に、アナスタシアは怪訝そうな表情をして眉を潜めた。銃身の汚れを落としながら、慈を見る。
「……なんだ?」
「……ですから、その……実は、以前に『何かあったときに読むように』と開封を止められた冊子を渡されたことがあったんです」
耳元の声にぞくりと背筋を震わせながらも、アナスタシアが慈に問う。
「それはどこにあるんだ」
「職員室です。それで──明日、取りに行くのを手伝ってほしいんです」
「メグミの頼みだ、断るわけがないだろう」
「──ありがとうございます」
慈は頬を緩めて、ぐり、と肩に頭を乗せて懐いた動物のように甘える。
手元の作業を終わらせたアナスタシアは、慈の頭を片手間に撫でながら外を見た。
雨上がりの夜空に、星が散らばっていて──雲一つ無い天気が広がっていた。
「……いい天気だ。明日は晴れだな」
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