アナスタシア姉貴に悲しき過去……なゲームの実況プレイ、続きます。
前回はアナスタシア姉貴inメトロリダックスの回想で終わりましたね。今回で12日目、早くも最終日です。長く、苦しい戦いだった……。*1
お手紙イベントの翌日の昼になると、ランダルの兵士がヘリをこちらに飛ばしてくるのですが、エンディング以外のヘリは墜落する定めにあるので校舎裏の駐車場にカプコンします。*2
お昼までに装備を整え、クラフト素材をドバーッと使いパイプ爆弾と火炎瓶、投げナイフ、ティハールの玉などを作成しておきます。
んだらば倍速し、時間は正午に。全員で生徒会室に居るところにヘリのローター音が聞こえてきて──イベント開始。
皆で屋上に向かうと、なぁんか挙動がおかしいヘリが高校の上でフラフラし、それから少ししてから駐車場に墜落しました。*3
ではアナスタシア姉貴とくるみ姉貴で様子を見に行くので、他全員を地下室に避難させ──えっなに……なんかめぐねえが同行しようとしてきましたね。いえ三人も居たら邪魔なので……
ここは心を鬼にして皆を避難させる役目を任命します。それではいざ鎌倉。校舎裏のヘリが出した音に引き寄せられて校舎二階~一階と校庭のやつらは向こうに引き寄せられています。
適宜数を減らしながら向かい、ヘリコプターの残骸を発見伝。と、時間経過でイベントムービーが挟まり、漏れた燃料が引火して爆発しました。アナスタシア姉貴とくるみ姉貴はふっ飛ばされて、背中から車に叩きつけられます。*4
爆発! 引火! 延焼! と辺り一面火だるまになったので、行動開始。
燃えているやつらにはスリップダメージで死んでもらいつつ、難を逃れたやつらにティハールのスチールボールを叩き込みます。
ハハッ! 乾いた死体は良く燃えるねぇ! 満州事変だよぉ!!(VB)
──めぐねえに皆を連れて避難させるように指示したし、ドッグミートも居るから校舎の方は大丈夫でしょう。一旦火をやり過ごすべく、地下室に避難するためくるみ姉貴と後退します。*5
逃げながら後ろにパイプ爆弾を投げ込み、爆発を背中で感じながら走り、校庭のやつらの塊に火炎瓶2本を遠投しましょう。我が魂はァ! モロトフカクテルと共にありィィィ!!
放物線を描いてやつらの群れに飛んでいった火炎瓶を見送り、アナスタシア姉貴とくるみ姉貴は火災現場と化した校舎に戻りましょう。
……うわぁ、もうイベントも終わりですかぁ。簡単でしたね、へっ甘ちゃんが! あとは地下室に繋がるシャッターを開けて……終わりっ! それでは完走した感想ですが…………なんで倍速にならないんですか?(予定調和)
──なんだお前!? 流行らせコラ、流行らせコラ! んーにゃーごお前!
煙の奥から突っ込んできた
ティハールを盾にしてるとはいえ、ジュージューになるまで焼くからなオイ!(KBTIT)されているアナスタシア姉貴は、体力がドンドン低下していきます。
片手でティハールを持ちながら、片手でシャンブラーを取り出し土手っ腹に一発ぶちこみましょう。どけこらさ!(田舎っぺ)
なんとか起き上がりますが……あらら、ティハールが破損しましたね。クラフト素材があるので修復は出来ますけども今はやれないので諦めてシャンブラーとリボルバーを使います。
……ちょっ、くるみ姉貴先に行かないで。戻ってきて! ライナー助けて!(進撃のひで)
──ヨシ!(ロシア猫)
……戻ってきたくるみ姉貴と共に、校舎に避難してきたやつらの群れを殲滅します。このまま逃げた場合、イベント後にシャッターを開けたらやつらが雪崩れ込んでくる可能性もあるので。
んだらば殲滅開始。くるみ姉貴に背中を預けてシャッターに後ずさりしながら、煙の奥から現れるやつらにリボルバーとシャンブラーを適宜使い分けながら撃ち込みます。
7日目に余った弾薬を使い切る勢いで発砲し──数分してシャッターに到着。二人で縁を持ち上げて、中に入りましょう。
これにて12日目のイベントは終了。この後は皆で高校を出る準備を整えるのですが……それは次回に等速で垂れ流します。
といったところで今回はここまで。次回、最終回。お楽しみに。
──けたたましい轟音と衝撃に、肌を焼く熱量。かつてアルチョムと共に辿り着いた前哨基地で仲間がさらわれたときも、こんな風にこれでもかと熱を味わっていたと、ぼんやりとした頭でアナスタシアはそんなことを考えていた。
「……っ、クルミ、立てるか」
「いっ……
痛む頭を振って起き上がるくるみに腕を貸しながら立ち上がり、彼女は奇跡的に無事だったティハールを構えて辺りを警戒する。
「私が関わった乗り物は大抵壊れるからな……予想しておくべきだった」
「嫌なジンクスだなぁオイ」
空気圧を補充して、近づいてくるやつらの頭に撃ち込みながら、アナスタシアはそう言って校舎を見やる。爆発し炎上したヘリコプターの炎が引火したやつらが逃げ込んだのもあって、校内には火の手が上っていた。
「……地下室だ、メグミたちに避難するように言っておいたあそこに逃げるぞ」
「りょーかい。しっかし……やつら、よく燃えてるな。乾いてるからか?」
「軍用弾を撃ち込んだときのミュータントよりも、よく燃えている」
「いやそれは知らんけども」
数体の頭にスチールボールを撃ち込み、踵を返して駐車場から校舎の出入口へと走る。
その過程で手持ちのパイプ爆弾の導火線に草木を燃やす炎を掠らせ、アナスタシアは火が点いたのを確認して後ろに放った。
数秒してドンッと衝撃が突き抜ける感覚を覚え、そのまま更に懐から火炎瓶を取り出すと、そちらにはライターで火を点け、それを校庭に固まっているやつらの群れに放り投げる。
「──って、オイ! 辺り一面火の海なのに火炎瓶なんて投げるなよ!?」
「火炎瓶は高温の
そう言いながら校舎に戻り、煙が充満する廊下に辿り着く。くるみがシャッターのある方に走り、その背中を追おうとした──瞬間、アナスタシアの背後から燃えながらも掴み掛かろうとする
「ぅ、ォオッ!?」
ティハールを横向きにしてあえて掴ませることで噛まれることは避けたが、燃えている死人の体からジリジリと熱が伝播して肌が焼ける。
「っ──どけ!」
片手で押さえ込みつつ、アナスタシアはシャンブラーを握り銃口を腹に押し付けて発砲。鈍い爆発音を奏でて、相手の体が廊下を滑った。
「アナスタシアさん!」
「クルミ……思っていたより、やつらが中に戻ってきていた。
このままシャッターの奥に避難しても、後で開けたら雪崩れ込んでくるかもしれん」
「じゃあ……どうする?」
「下がりながら近くに居るやつを仕留めろ。奥からこちらに来るやつらは私が撃つ」
「──おう!」
元気よく返事しながら、振り返り様に焼け焦げたやつらの首をシャベルで切り裂く。アナスタシアと背中を合わせて、少しずつ廊下を歩いて行くと、彼女の発砲の衝撃が伝わってくる。
熱と緊張感で汗が流れ、垂れた側から蒸発する。カラカラカラン、とリボルバーから排出された薬莢が床に落ち、リロードしながら器用に片手間でシャンブラーを撃つアナスタシアだが──歩みを止めたクルミの背中とぶつかり足を止めた。
「着いたぞ! やつらは!?」
「……来ないな……ヨシ! 開けるぞ!」
「おうっ──づぁぢぢぢぢっ!?」
「我慢しろ……フンッ!!」
なんとかシャッターの前に到着した二人は、素早く縁に指を置く。じゅっ、と焼ける指の痛みを訴えるくるみの傍らで、アナスタシアは力強く力んで持ち上げた。
ガララララッと勢いよく上に持ち上がったシャッターをくぐり、滑り込むように転がる。断頭台のギロチンよろしく落ちてきて地下室への道に蓋をしたそれ越しに熱を感じつつ、二人は、顔を見合わせて拳を突き合わせた。
「アナスタシアさん! くるみさん!」
「おーう、ただいま」
「……ただいま」
「──はい、おかえりなさい」
長いようで短い戦いが終わり、アナスタシアたちを迎えた慈の笑顔。
破損したティハールを労うように撫でながら、彼女もまた、笑みを浮かべていた。
次→最終回