反省も後悔もしていません。
時は20XX年 某月某日にて
世界は表面上はいつも通りに回り平和を紡ぐ。
しかし裏の世界の勢力図は違う。
今ここに裏の勢力図は塗り替えられ正義も、悪も関係なしに変わる。
言っている意味がよく分からないって?
そうか、ならば簡潔に話そう。
ーーーーー日本はとある侵略者達により征服された!!
聞いた人は胡散臭そうな目をして「嘘乙www」と否定するだろう。
しかしこれは紛れもない事実である。
大胆不敵、政府に知られることも無く鮮やかな手腕によって短期間で日本を掌握。
各地の妨害を行った組織を相手に連戦連勝し、文字通り
おお!何たることだ!!その侵略者達は一体誰だ!?
別の国からの軍隊か!?いやいや、秘密結社といえば定番のショ〇カーか!?もしかしてあらゆる国、あらゆる文明を裏で操っていたとされるニンジャか!?もしくは怪人と呼ばれる化け物達で構成されている怪人協会か!?
いや!どれも違う!!
この世界には様々な秘密結社が存在するがどれも違う!!
世界は怯え、また新しい世界と変わる。
聞いて驚け見て笑え、驚天動地の焼肉定食、この世でGDPの上位に位置し、アメリカや中国とも張り合えるくらいの経済大国を落とした秘密結社の名は…!!
ーーーーにゃんこ軍団である。
「ふわああぁぁ、眠い」
そう言いながら肩にショルダーバッグを掛けながら朝イチの紙パックりんごジュース(税抜き110円)をキメながら歩く少年が居た。
彼の名は「南雲ハジメ」年齢17歳、童貞、彼女いない歴=年齢の典型的な何処にでもいる普通のバキバキ陰キャである!
「おいナレーター、最後2つの情報はいらないだろ」
ふむ、必要な犠牲でした。
「明らかに必要じゃなかっただろ」
だまらっしゃい
さて彼は普通のバキバキ童貞であるが普通ではないことが一つだけある。
それは……
「ハジメ!お腹すいたにゃ!!ハングリーにゃ!」
「朝ごはん食べたばっかりだろ?ねこ缶は有限だから今日は我慢な」
「酷にゃ、どうせ運営のログポか課金で手に入るんにゃからもっと食べたいにゃ」
「メタいこと言うな」
突如、ショルダーバッグから声が聞こえて彼が「またか」と思いながらジッパーを開けると、中から運動着やカップラーメン、マタタビを体に貼り付いている1匹の奇怪生物が出てきた。
ボールに耳と足を貼り付けたような生物であり普通に日本語で喋っている。
こんな奇怪な生物が
彼?の名は「ねこ」とある理由からハジメの家で飼っている(本猫曰くハジメの相棒)のである。
そして彼らこそ、瞬く間に日本を征服をしたにゃんこ軍団のメンバーでありハジメに至っては総司令官の地位に着いている。
こんな奴らが日本を征服したとはにわかにも信じられないであろう。
だが事実である。
「にしても平和だなぁ」
「それもこれも僕らのおかげにゃんね」
「なわけないだろ」
いつも行っている会話を楽しみながら学校の道を歩いていく。
傍目から見ればショルダーバッグの中に入っている珍妙な生物と話している異常人物だが、現在周りには通学のピークが過ぎたためか人が居ず、普通に話している。
流石にねこでも場は読める。
「というか結局、日本征服して何をしたかったの? まぁ普通に生活を出来ているから構わないけと」
「征服をしたかったからしたにゃん。それに次は世界、その後には宇宙も視野に入れているにゃん。世界の覇権を取りに行くにゃ。ハジメの采配があれば余裕で行けるにゃん」
「結局僕が指揮することは確定なのね」
「当たり前にゃん」フンスッ
わんこ軍団との日本の征服する為の3回の戦いは終わり、今は色々な場所に行き戦いをこなしている。
ある時は
ある時は
ある時は最強の魔女を討伐しに
そのほかにも
「はっきり言って邪魔だと思うけどね。戦術なんて。普通に生きるにはいらない知識だ」
「そう言いながらラノベの設定に活用しているにゃん。なぜにゃん?」
「やめて。その
そう色々と話しながら歩き続け、学校に近づいていくとハジメの心は憂鬱に、かつ冷たくなっていく。その寒さは南極のブリザード、いやブーメラン星雲の最低温度よりも勝るとも劣らないだろう。
「にゃ?ハジメ、大丈夫にゃ。僕が居るにゃ。ドーンと胸を張っていればいいにゃ。怒ったら僕らがにゃんとかするにゃ」
「ははは…ありがとう。ところで…僕が怒っているのは君らが僕の部屋をにゃんこ基地に改造した事なんだけど?」
「そうだったかにゃ〜?まあいいにゃ。本当に辛くなったら僕らに言うにゃんよ。なに、そんな過激な事はしないにゃん。ただ巨神ネコを配備するだけにゃ」
「無視かよ。あとあのね、ねこ。わんこ軍団ならまだしもただの人間には荷が重いんだよ?分かる?」
「別にそんなの知ったこっちゃないにゃ」
「はぁ、たくもぉ〜〜。そろそろ学校だから静かにしていてね」
「あっ、ちょ…待つにゃ。まだ話しh……」
そう言うとハジメはショルダーバッグの中にねこを押し込みジッパーを閉め、自身以外に誰にも開けられないようにロックを掛けておく。
にゃんこ軍団の科学力は現代の科学を凌駕しているためこんぐらいのことなら簡単に出来る。
いざとなれば宇宙に行くことも簡単に出来るといえはやばさが分かるであろう…。
あそこにはそれだけやらないといけない"理由"がある。
なに、ねこは謎技術を使ってショルダーバッグから部屋に転送されるから問題無いだろう。
前を向くと白い校舎が見える。
外には練習の片付けをしている運動部と花に水をやっている先生しかいない。
もうすぐでホームルームのためのチャイムがなるために生徒のほぼ全員はクラスの中に居るのであろう。
そこを縫うようにコソコソと、忍者ねこのように歩いていく。
姿はまるでこそ泥、しかしハジメにはそうしなきゃ行けない
こっそりとグラウンドを横切って校舎の中に入り、下駄箱から靴を取り出そうとすると…
(はぁ、
中から出てきたのは手紙。
知らない人が見たらこれを微笑ましいラブレターだと思うだろう。
しかし違う。これはラブなコメの雰囲気は無いしどちらかと言えば怨嗟とか憎しみを叩き込んだようなそんな感じだ。
見るのも面倒くさいためショルダーバッグのロックを外して、中に超!エキサイティン!!する。
これであとは家を勝手に前線基地にしやがったねこ達が処分してくれるだろう。
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ガラガラガラと憂鬱な気分で自身のクラスのドアを開ける。
そんな憂鬱な気分に拍車をかけるのがガラリと開けて入った時に自身になだれ込む大量の悪意ある視線だ。
男子と一部女子からは嫉妬、そして嫌悪の視線がハジメに突き刺さってゆく。
「おーい、キモオタァ。また遅かったなぁ。早く寝ないとダメだぜぇ」
「そうそう、お前みたいな勉強も余り出来ないキモオタはそれぐらいでしか出来ないんだからよぉ」
「「ギャハハハハハ!!」」
(あー、うるせぇ。好きな人に話しかける勇気もない人間がよぉ〜)
今、僕に対して暴言を吐いた彼は檜山と呼ばれる人間である。彼を一言で説明するならばいじめることしか脳を使えない野郎である。
彼は日々こいつをめんどくさいと思っているため関わらないようにしている。
だがこいつは遠慮なくバカにして関わろうとしてくる為面倒くさい。
そんなに人をいじめたいのならばネットで気に入らないレスを見つけてレスバをしていればいい。
ねこだって分かる常識だ。
というかネットをよく使うねこが多すぎる。
おかげで僕の印税の7割が通信料に消えていっている。
さて、何故僕が学校に行きたくない理由が分かったであろう。
では何故この様に周りから嫌われているのか?
その理由は簡単だ。なぜかと言うと…
「あっハジメ君、おはよう。今日もいい天気だね」
「あっ、あぁおはよう。白崎さん」
僕の心は曇り空だけどな!!と叫びたい衝動をグッと堪え、笑顔をだす。
嫌われている理由は簡単、この人、『白崎香織』が話しかけてくるからだ。
この白崎香織という人物、とにかく顔と性格がいい。
しっとりとした薄い青の髪色にぱっちりとした目、スラリとした長身により街を歩いたら大抵の人が振り向くくらいには美人だ。
彼女が話しかけてくるために男子からは嫉妬の目線で見られ檜山に絡まれ、その男子と檜山、1部の女子のガチ恋勢によって嫌な噂が流されて女子も自身を嫌な目で見るようになる悪循環。
ぶっちゃけクラスの立場は無いに等しいです。
絶望しましたもねこのファン辞めます。
「( >д<)、;’.・ ィクシッ、うーん風邪かなあ?」
「さて!続きましては歌って踊れる地元系アイドル『もねこ』でございます!!」
「は、はーい!!」パタパタ
はあ〜、面倒くさい。それに白崎さんが来ると必ず…
「南雲くんおはよう。大変ね」
「やれやれ香織はまたハジメと関わっているのか。優しいなぁ」
「全くだ。こんな奴に何を言っても変わらないぜ?」
何だァ?てめぇ……(ハジメ、切れた!!)
そう白崎さんと話すと十中八九コイツらが寄ってくる。
白崎さんと同じ美少女の
キラキラとしたオーラを放ちこちらに来てそうそう僕の事をdisった男が
そして最後に思いっきり僕を見下している
以上の3名がいつもこちらに来て謝罪と正義感と傲慢な態度でこちらに来るのだ。馬鹿げてるZE☆!!
「君が遅く来るのは夜遅くまでゲームをしているからだろう?いつまでも香織の厚意に甘えたりするのは愚の骨頂だ。だからさっさと自分の生活を改めたらどうなんだ?」
黙らっしゃい!!
その白崎さんが勝手に来ていることがわかってないのか!!?
出来れば連れて行って欲しいのだが!?
貴様は頭がブラキオサウルスなのか!?!?
「ごめんね。悪気は2人ともないの」
「あっ、あぁ大丈夫だ…よ…?」
多分今、僕の顔はすごく引き攣った笑みを浮かべているだろう。
このイライラをぶつけたいけれども苦労人にそれを言うのも八つ当たりだし…はぁ〜不幸だ〜。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ざわ・・・ざわ・・ざわ・・・ざわ・・
意識が…浮上する。
ふわふわとした感覚が消えていき代わりに重力が重く伸し掛るのを感じる。
どうやら今の時間は昼休みらしい。
学生(同級生)達が思い思いの場所で昼食を食べている。
かくゆう僕も"今日は"ご飯を持ってきている。
いつもはウイ〇ーゼリーで済ませているのだが両親が会社で残業、もしくはホテルで缶詰になっていたため『マダム・ザ・スモウ』出てきてお弁当を作ってくれたのだ。
感謝っ…!圧倒的感謝…!
「珍しいね。どうかな?私と一緒にお弁当でm…」
「あぁ、僕は遠慮しておくよ。で、どうしたの?」
あぁ、マダム・ザ・スモウ御用達のタンクネコ弁当を見ていたのか。
入る容量は2500ml、タンクネコの見た目で可愛さ抜群とまるで子供のためにあるような弁当箱だ。
はっきり言って食べ終わるにはすごく時間がかかるがそこは気合と根性。
ぶっちゃけマダム・ザ・スモウのあの優しい顔と「これでも食べて頑張ってくるにゃ」というありがたいお言葉が心に染みてやむなく持って言っている。
それを中学校の時からちょくちょく有るのでもう慣れてしまっただけなのだが。
ファミリー用と同じくらいの大きさの蓋を開けると中からはご飯とおかずに綺麗に分けられた状態で鎮座している。
半分は白飯に真ん中に梅干しが入った日の丸ご飯。
もう半分は大量のおかずが所狭しと並べられて鮮やかな色彩を奏でている。
「いただきます」
そうハジメが言った瞬間、クラスメイト達の目の前には空になった特大の弁当箱を存在していた。
見ていたクラスメイトはあんぐりと口を開けて今見た光景を夢では無いのかと目をこすったりしている。
それを見たハジメは内心で
(反応が面白っ!)
と心の中で笑った。
平穏とはいつの間にか崩れ去るものだ。
ハジメはその理由を知っている。
ハジメがねこと出会ったのも雲ひとつない真っ青な空の下を歩いていた時だ。
だから、これは必然だったのだろう。
突如天之河の下から光り輝く幾何学模様…俗に言う魔法陣が浮かび上がる。
あまりの非科学的な事態にクラスメイトは魔法陣を注視する…のを横目にハジメは魔法陣から目を離さないようにしながら自身のショルダーバッグを掴んでおく。
そして魔法陣が教室と同じ大きさにまで膨れ上がった後にこのクラスの担任である愛子先生が「逃げて!」と叫んだ後に…
カッ!と魔法陣が一際大きい光を放つといつの間にか彼らの姿は消えていた。
この事件は集団神隠し事件として警察が捜査を開始するのはまた別の話。
????「にゃ!?ご主人が消えちゃったにゃ!大変にゃ!みんなを呼ばないとにゃ!」
ーーー続く?
〜〜人物紹介〜〜
南雲ハジメ
年齢17歳 童貞
仕事はにゃんこ軍団総司令官、ラノベ作家、学生
ペンネームは『猫雲 猫目』
看板作品は「征服はニャンコと共に」
好きな言葉は「戦いは数だよ兄貴!!」
サブカルチャーが大好きな一般オタク
ある時にねこと出会い数奇な運命に巻き込まれていくことになる。
強さは全く無し。頑張ればわんこを倒せる程度
それを補って余りある指揮能力がある
ねこ
年齢不詳 独身
仕事はハジメの軍師兼兵士
好きな言葉は「ハングリーであれ馬鹿であれ」
戦う時にはマッスルな腕とモヒカンが生える
ハジメを数奇な運命に巻き込んだ張本猫
強さはそんなに無いが数でのゴリ押しが1番の強み
読んでくれてありがとうございました。
こんな感じで書いていく所存です。