異世界はねこ達と共に   作:ササカズ

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どうも何故か春が来ることに恐怖を覚えているササカズです。
ランキングに乗っていて絶賛震えています。
このような稚拙な文を読んでいただき誠に感謝致します。
出来るだけ頑張っていきたいと思っています。
それでは…どうぞ…!


ステータスが低いのは罠だ!!僕を陥れようとしている罠だ!!

異世界に無理やり(ここ重要)連れてこられても学校とやることは早々変わらない。

まず手始めにやる事は訓練と座学らしい。ねこ達はバックに入れて連れてきている。

僕がこの異世界の情報をもっと集めるためにネコハッカーとガマトト探検隊に頼んで情報収集を…護衛以外のねこ達には情報収集のサポートをお願いした。

 

はっきり言って情報が足りない。

まだ異世界に来てたった1晩しか経っていないが相当僕達の世界とは剥離していることしか分からなかった。

 

聖教教会の主神、エヒトを盲目的に信仰しているハイリヒ王国の住人たち。

神代の代物である現代で言うところのオーパーツであるアーティファクト。

ダンジョンに傭兵国家、獣人…この世界では亜人と呼ばれている人達など、現代ではラノベや漫画くらいにしかないものが沢山あった。

 

昨日は7時より少し遅いくらいに寝てしまったため朝早く起きてしまい手持ち無沙汰となったためそこら辺の文官のような人から図書館…?王城の司書室のような場所を聞いて、朝6時になるまでそこで情報を集めていたのだ。

 

部屋に帰っていたら紙とねこたちの姿が少し見えなくなった後、無事「OKと言っていたにゃ」と言う返事が来たため安心してこちらに集中できる。きっと今頃はハジメが隠していた生八つ橋でも食べながら行動してくれているだろう。

 

食事をした後の訓練と座学はまず、訓練場のような場所に集まってその訓練の担当をすると言われた騎士団長のオルガ・イツK…メルド・ロギンスさん、通称メルド団長から縦七センチ×横十二センチの銀色のプレートを貰った。なぁにこれぇ?これでどうやって戦えばいいんだ!?これで人の頭を殴れば良いのか?

 

「これはステータスプレートといってな、神代に作られたアーティファクトの1種だ。これに血を垂らせばま自身の強さを客観的な数値で示してくれる」

 

そう言ってメルド団長は豪放磊落に笑っている。

 

ステータスプレートはアーティファクトの1つである。

まあ自分の強さを客観的に示してくれるためオーパーツのようなものになるのは確定だろう。

その癖一般にも流通しているというのが1番驚きだ。

 

それにメルド団長には感謝しかない。「いずれ戦友になるんだからいつまでも他人行儀に接することが出来るか!!」という言葉のおかげで兵士の皆さんの慇懃な態度を無くしてくれたのだ。

えっ、マジ無理…イケメン…。惚れそう(真顔)。

 

そうこうしている内にクラスメイト達はアーティファクトの説明を聞いた後にある者は顔を顰めたりしながら続々と針で指を刺して血を出しステータスプレートに擦り付けていく。

これで当たり前のように針をぶっ刺してステータスプレートに擦り付けたそこの(天之河)!そんな君には自身を普通だと思っている正義の味方の称号をあげよう!!

 

「(どちらかといえば自分を正義の味方と思っている普通の人げn…)」

 

「(それ以上はやめとけ)」

 

そんなふざけた問答をしながら自分で針を刺して擦り付ける。

擦り付けた瞬間にパァッ!と青く光るとプレートに文字が現れた。

 

 

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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1

天職:錬成師

筋力:10

体力:10

耐性:10

敏捷:10

魔力:10

魔耐:10

技能:錬成・言語理解

=====================

 

「おーし、全員見れたか?最初にステータスがあるだろう?これはレベルが上がる事に上昇していく。レベルは最高で100まであってそこが人間の限界点だ。つまり100レベルは自分の可能性を全て引き出した状態だからそういう奴は滅多に居ない」

 

「ステータスは日々の訓練でも上昇していくし魔法や魔道具でもあげることが出来る」

 

「(にゃんコンボみたいな感じか)」

 

「そして天職は才能だ。末尾にある技能と連動してその才能を発揮出来る。まぁ、天職なんて持っているやつは結構少ないから大丈夫だ」

 

おぉっ!もしかしたら僕って結構凄いんじゃないの?

天職が有るもん!!

 

「すごいにゃんねぇ」

 

「ちなみにステータスはレベル1で10が平均だぞ」

 

うーん…。いや察してはいたけど改めて数値化されて見せられるとこれは応えるなぁ。

 

「(ハジメは指揮官にゃからあまり強くなくても問題ないもんにゃあ)」

 

「(ねこ達から太鼓判で弱い認定されたもんな。まぁ、みんなもそんな感じだろうしべつn……)」

 

「(ハジメ、ハジメ。周りを見てみるにゃん)」

 

周りを見渡すとみんな目をキラキラと輝かせて食い入るように見つめている。

誰も彼も普通の人よりは強くなって居るらしい。

ちょっと羨ましい。

 

「おぉっ!さすが勇者様じゃねーか!」

 

「いや〜あはは…」

 

どうやら天之河がステータスを報告したらしい。

聞いてみると…

 

 

========================

 

天之河光輝 17歳 男 レベル:1

天職:勇者

筋力:100

体力:100

耐性:100

敏捷:100

魔力:100

魔耐:100

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

 

========================

 

 

チーターやん!チーターやんそんなもぉん!!

 

「(天性の強さというわけにゃん?だとしたら凄いにゃんねぇ)」

 

「(僕には天職以外は殆ど何も無いのに!?)」

 

「(いや流石にこれが最大値だと思うにゃん。それに天職以外特別なものは持っていない人も何人か絶対いると思うにゃ)」

 

「(だといいんだけどねぇ)」

 

 

 

 

どんどんとクラスメイト達が発表されていく中でハジメは焦りと恐怖を抱いていた。

ほかの人達もハジメ以外は全てなにかの戦闘系の天職と技能、高いステータスを持っていた。

正直にいえば異世界に来たことで何してもいいと勘違いした馬鹿ども(檜山達)に〇されるかもしれない恐怖でいっぱいだった。まあ、襲われたら容赦なくにゃんこ軍団を出して攻撃させるが…。

 

順々に発表されていき遂にはハジメの出番がきてしまった。

メルド団長の顔はホクホクだ。強い戦友が沢山できそうでとても嬉しいのだろう。

ハジメも笑っていた。どちらかといえば平穏な生活を諦めているなけなしの笑い顔だが。

 

その団長がハジメのステータスプレートを見た瞬間、困惑と微妙そうな表情でこちらを見ているのを見て結構心が傷ついた。いや、失望されなかったのが唯一の救いか。

 

「まぁ、その…なんだ。だが生産職だって戦闘には必要だ…ぞ…?」

 

もうやめてメルド団長。あなたの好感度はストップ高よ。

 

全力でメルド団長は優しくフォローしようとしてくれているが大声で公表したため周りの男子や檜山が目ざとく嗅ぎつけている…終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ハジメの部屋〜

 

「あァァァんまりだァァアァ(´;ω;`)」

 

「流石にあれはちょっと…ですね…」

 

「どうするにゃ?処すかにゃ?処すかにゃ?」

 

なんだよあいつら。鬼の首取ったように騒ぎやがって。

やれ「役立たず」だの「荷物持ち」だの「雑魚」だの「肉壁にもならない」だの言いやがって。

しかも愛子先生もなんでステータスをわざわざ言ったのか?

あの人産業系としては最上職やん。

天然だから自分の立場も分からずに言ったのか?

あの人のことだから有り得る。

 

なんで天之河は止めねぇんだよ。目の前でいじめが起こっているんだぞ。

何だ?僕は守る対象じゃないってか?やかましいわ。

 

「はああぁぁぁぁ、もういいや。んで?情報は?」

 

ちょうどガマトト探検隊の2人が情報収集の結果を報告しにきた。

あぁ、彼ら2人?が天使に見える。

 

「にゃ!とりあえず侵略しても問題ないと思いますにゃ!!攻めるのは先ずは亜人族の地域を制圧するのがベストだと思いますにゃ」

 

「亜人族は所詮奴隷のような立場でにゃり1番大きい地域では『ハルツェナ樹海』に住んでいますにゃ。しかし人間からかなり奴隷として誘拐等をされて数が減ったりしていますにゃ。そのため先ずは恩を売るために解放して帝国などから守る代わりに拠点として使わせてもらおうと考えていますにゃ」

 

「なるほど?準備は必要か?」

 

「必要ならば約2週間程欲しいですにゃ。兵器系のねこ達の整備の時間や能力系のねこたちの英気を養うためにお願いしたいですにゃ」

 

「よろしい。許可する。ならば2週間後、こんなふざけた国から出るぞ」

 

「「あいあいにゃーーーー!!」」

 

ねこみたいなナマモノが侵略の話をしているのがものすごくシュールだ。

だがこれはマジの話であり彼らにはその力がある。

こうして1人とねこ達の野望を後目に着々と夜と日にちは過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

はぁ〜マジ無理ぽよ。

辛い、悲しい、マジでタヒにそう。

 

「にゃー、でも大丈夫にゃん。明後日でこの国から離れるんにゃから問題にゃいにゃん」

 

「いやでもさぁ、すごく嫌なんだけど。他のみんなにバカにされるのも嫌いなんだけど!?ついでに関わりたくない」

 

「諦めるにゃん」

 

現在はステータスプレート事件(ハジメ命名)が起こってから1週間と5日。

この国から離れるまで残り4日を切った。

もちろん彼らには伝える気は無い。

いや、メルド団長くらいには伝えようかなぐらいには思っている。

それにぶっちゃけ彼らにはあまり愛着も無いしどうでもいい。

そりゃその通りだ。

誰が好き好んで傲慢に見下す筋肉(龍太郎)いじめっ子(檜山)、 |自分の立ち位置を理解しないで僕の敵を増やす人《白崎香織》やそれに乗じて僕に文句を言う正義の味方(天之河)などと、 |流されやすく自分をバカにするのに躊躇いは無い奴ら《その他クラスメイト》と一緒に居たいと思うのだ?

これで居たいと思うのは極度のお人好ししか居ないとハジメはそうおもっている。

 

その点メルド団長にはかなりの恩がある。

結構吐露すると、会って12日のメルド団長の方がクラスメイト(彼ら)達よりも好感度が高い。

そりゃ人柄も良くて教え方が上手いのは最高の人材だ。

 

「にゃぁ、そろそろ訓練の時間にゃんよ〜」

 

「うん?いや今回は休むって伝えてあるから大丈夫」

 

ねこ達が入ったバックを片手に持ち僕は王都の図書館にて情報を仕入れている。

無能なためにやる事はやるがステータスも少ししか上がることは無い。

魔法の適正も全くないため術式を書くにしても2mの紙に風力などをびっしり書くことが必要な時点でハジメのやる気はマイナスを天元突破した。

 

現在は訓練を参加するまではひたすら本を読んで情報を仕入れたりよく来る子供達の遊び相手になるくらいだ。

 

戦闘の訓練以外では錬成の訓練を行っていたりする。

何か武器の錆を取ったり、何かをくっつけたり地面に穴を掘ったり等をして色々と試行錯誤をしている。

だがそれでも役立たず呼ばわりは変わっていないが。

 

「どうして(現場猫)、戦争には生産職が必要不可欠だって言うことが分からないのか?分からないんだろうなぁ(中傷)」

 

「にゃ!?他のねこに浮気かにゃ!?許さないにゃ!!」

 

ねこは時々意味わからんことを言ったりする。

どうゆう事だ?浮気どころか彼女すら居ないんだけど…?

 

そう思いながら僕は夜が更けていく中で王宮へ戻りに図書館の席を立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の夕飯は何だろうな?と思いながら食堂に向かっているとメルド団長から伝えることがあると呼び止められた。どうやら訓練が終わったあとはずっと僕を探していたらしい。とても申し訳ない気持ちになる。

 

明日からはどうやら実戦訓練としてオルクス大迷宮に潜るらしい。

オルクス大迷宮というのはこの世界切っての危険な場所でモンスターがうじゃうじゃ出ることで有名らしい。

しかしモンスターの魔石の純度が高く資源の宝庫とも呼ばれている。

ぜひ行ってみたいと思っていた場所だが侵略してから行っても問題ないと思って先延ばしにしていたのだ。

しかし実質なんのデメリットもなく資源の大量確保という時点でハジメの優先順位が繰り上げされた。もしねこ達がいいよと言ったら一旦大迷宮に行ってから国から出ていくことにしようとハジメは考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何時だってトラブルは予期しない時に起こる。

 

それは異世界でも変わることは無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーー伝説の魔獣はすぐそこに




戦闘描写はこの次の次の話で予定しています。

皆さんはにゃんこ大戦争のガチャで何が好きですか?
ちなみに作者は革命軍隊アイアンウォーズが好きです(隙自語)
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