異世界はねこ達と共に   作:ササカズ

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今回は投稿が遅い怒りとインスピレーションに任せて書きました。
結構頑張ったので出来れば褒めてくれると嬉しいです。
褒めてくれたら投稿が増えます(当社比)

それでは……行け、そなたは美しい。


ダンジョンだって住めば都

『カクゴシロヨ!!コノムシヤロウ!!!』

 

『DA☆MA☆RE☆』

 

『ジカイ、ジョウノウチシスデュエルスタンバイ』

 

「まさか異世界で溜まっていた遊〇王のアニメを見れるとは思ってもいなかったよ」

 

「いや〜機材の搬入とかめちゃくちゃ大変だったにゃん。それにこんな暗いところにゃからせめて明るい家は欲しかったにゃんからねぇ」

 

現在、僕はこのにゃんこ基地の中でネコ達に頼んで搬入させたテレビで遊戯○を見ていた。隣にはネコが傍に付いていて一緒に見ている。

 

そう言いながらカーペットが敷かれた床から席を立ち、飲み物を持ってこようと冷蔵庫に行く。ここに入ればここがダンジョン内では無いと錯覚してしまいそうだ。

 

ここには色々なものを運び込んだ。機械を点検するための機材に日用家具全般、ねこ達を休ませる休憩エリア等…まんま元の世界の日本のにゃんこ基地と同じだ。ついでに僕の部屋ともほぼ同じだ泣きたい。

 

えっ?こうなった経緯?噛み砕いて説明すると

 

僕とねこ達は天空のネコに掴まったり上に乗ったりしてこの近くにおります

襲ってきた魔物たちを各個撃破して拠点に良さそうな場所を探します。

結構広い空間を見つけます。

「ここに、にゃんこ基地を建てよう」

上手によく建てました〜〜

 

 

 

 

こんな感じだ察してくれ。後は初めての異世界生活で変わったことは……

 

「おうハジメェ、久しぶりに鍛錬でもするかぁ?」

 

「いや、今回は遠慮しておくよ"ランサー"」

 

青いピッチリとしたタイツに赤い槍を持った男にそう答えて一目散に逃げる。あいつの鍛錬は命の危機を覚えるためあまり好きではない。

 

「エヴァ、準備完了にゃ!!次の前線に行く時はこのエヴァンゲリオンで行くにゃ!」

 

「うん、嬉しい。ありがとう。でもここは洞窟の中だからでかい兵器やでかいねこ達は出ないように頼んでいるんだ。出来れば外に出た時にお願いしたい」

 

「わかったにゃ」

 

兵器開発係のネコには連れて行って欲しい兵器達を却下し何とか理由をつけて宥めておく。しかも機械系統の整備はほぼ総てこのネコとその部下達に委託しているから積極的に頼まないと。わんこ軍団に引き抜かれたらたまったものじゃない。

 

「バレンタインチョコの販売にゃ!限定10人までしか買えないにゃ!!急いで買っておくべきにゃ!!」

 

「FXリベンジにゃ!!今回はちゃんと上手くいくような気がするにゃ」

 

「いっち!にぃ!さん!ニャー!!ブルース・リーを目指すニャ」

 

「すみません。ハンバーガーをあと10個ほど、ついでにフライドポテトを箱ごとください」

 

「えっ…えっと今回は私のライブに来てくれて…どうもありがとう……」

 

「「「「うおおおおお!!ねねこバンザーーイ!!」」」」

 

目の前ではパティシエネコが作り上げた限定チョコを売り捌き、スーパーネコハッカーが僕がいた世界の企業の1つにFX投資して、ねこ武闘家がアチョーと拳法を見せてセイバーがうちの料理担当を過労死させる勢いで働かせ、もねこがうちのドルオタに乗せられて歌を歌い、ドルオタ達が盛り上がる。そんな現代で生活していた際よく見ていた様子を見せられている僕は1D6のSAN値チェックです。

 

あぁ、多分察してくれただろう。ほぼ全てのねこ達がこちらに移住してきた。その理由を機械担当のねこ達に聞いてみると

 

「知ってるかにゃ?時空の穴を拡張するのって莫大な電気がかかるにゃん。具体的にいえば穴を1分維持するだけで220.00kw*1もかかるにゃん。だから全力で4次元クリスタルのエネルギーで肩代わりしたりして賄っているんにゃけどそれはいちいち起動するのがめんどくさいにゃん?だから殆どの戦力をこちらに割くことで楽にしたにゃん。大丈夫、全都道府県のゾンビは狩ったから問題ないにゃ」

 

とクソ長く普通に話を聞くのがしんどかったが言いたいことはわかったしぐうの音も出なかったよ畜生。

 

「にしてもあの時どうしたにゃん?なんかいつもより怖かっt……いやダチョウ同好会が出た時並に怖かったにゃん」

 

「いやぁあの時のことはよく覚えていないんだ。なんかあいつら(クラスメイト達)を見ているとなんか唐突に殺意が湧いてきてね…。疲れているのかな?」

 

ネコが肩に乗りながらあの時を心配してくれている。それがとても嬉しくて…何より照れくさい。なんだかんだいってこのネコ達の中で1番長く接してきた奴だ。泣いたり、笑ったり、喧嘩したり、何回も一緒に戦って何時も隣にいたから分かる"異常"。それを1番の相棒がもしも酷いことになってしまったら耐えられない。

ネコは悲しそうな目をしてこちらを見つめる。そんな目をすんなよ、悲しくなるだろうが。

 

「ありがとう。大丈夫だよ…。それに……」

 

そう言いながら床から立ち、外へと出る。10メートル四方の空間の中に兵器やネコ基地が立ち並ぶ中緑色の緑光石が辺りを優しく照らしている。

……ああそうだ。あんなストリ○トファイターみたいな殺意に飲まれるかよ。ここには僕の大事なものたちが沢山いる。こんな所で終われないし終わるつもりもない。

ここだけが僕の居場所なんだ。ここと家族だけが本当の自分をさらけ出せるんだ。それを一時の衝動でどちらも失う気も毛頭ない。

おっネコ士郎か、お前のお腹がフニフニしていて好きなんだ。ちょっと顔貸してくれや。

 

「ニャー!にゃにをするにゃ…………ふにゃ〜///」

 

おーよしよし。お前は可愛いなぁ。お腹の辺りの触り心地も良くてお気に入りだよぉ。うへへへへへ。

 

「にゃんかすごい触っている手つきがいやらしいにゃ」

 

ほれほれほれ(フニフニフニフニ)、これかなっ?これかな?こっちの方がいいかな?らんらんるー☆

 

「なぜにゃ!?なぜ教祖様になったにゃ!?」

 

うーん…ちょっと何言ってるか分からない。

 

「にゃんでわかんにゃいんだよ!!ネコ士郎もなんか言っ…て…にゃ……」

 

「…ビクンッ!…ビクンッ!……」

 

「衛生兵ィー!!衛生兵は何処にゃーー!!」

 

何故かネコ士郎と一緒に医務室へ叩き込まれた。何故だ。僕は正常だぞぅ!!あっ、せめて本とか持ってきて3DSでも可。えっ?ダメ?(´・ω・`)そんなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「進め〜、ここを制圧したら今日の分の出撃は終わりにするぞ〜」

 

「「「「「にゃーーーー!!」」」」

 

前へ前へと部隊を展開し進ませる。まえはゴムネコ、狂乱のネコカベを進ませる事により防御し、後ろからはネコ射手座にねこロデオ、ニャック・スパロウの遠距離攻撃を配備することで安全に敵を処理することを可能にした。圧倒的な高火力で殲滅されるとなす術も無くなるがな!!

 

「よし、こいつで取り敢えず終いにするぞ。倒した後は10分間の休憩にするぞちゃんと英気を養えよ」

 

「「「「やったにゃーーーー!!」」」」

 

 

 

 

 

 

今日、僕は何とか外に出してもらった後に部隊を編成して外に出ていた。

場所は現在のねこ基地から2階下の階層にて部隊を展開していた。

やることはこの階層のマッピングだ。もしものために安全な道等を調べておいて遠征のための手段にする。

 

現在は休憩中だ。索敵は見張りに任せて僕達は通路に座り込みお菓子を食べたりしている。

 

「報告します!!現在、通路には三体のオオカミ以外には魔物は存在しません。また目視で確認したところ、行き止まりでしたのでちょうどこの階も全てマッピングを終えたと思います」

 

「御苦労、下がれ」

 

「はっ!!」

 

そう言うとこのにゃんこ軍団の中ではかなり珍しいネコではないにゃんこ軍団の一員『Hyper Mr』の報告を聞いて後ろに下がらせる。見た目はバズーカを持った棒人間だがこいつは足が早く、忠誠心も高いためいざと言う時の斥候や相手の敵の数の報告などを任せている。

 

んーとどれどれ〜。そう思いながらネコ達が作り上げた迷宮の地図を観察する。地図には出てくる魔物の種類や使ってくる魔法、そして階段の位置を把握する。

 

「ふむふむ、3日で階層1つを制圧するとは上出来だな。やっぱり持つべきものは良い仲間だ」

 

一般的にはダンジョン探索は1階を探索するのに半月掛かるとされている。

それは装備や食料、補給の問題に何よりも少数精鋭で挑むため慎重に進まねばならず魔物との戦闘もしなければならないため結果的に半月も掛かってしまう。

しかしこちらには彼らには無い数がある。コストを度外視すればほぼ無限に兵士(ネコ)を量産出来るためこちらの損害を気にしなくていいのは本当に楽だ。それにここら辺の魔物は中々強いが倒せないほどではない。それに意外と大量のお金を落っことしてくれる。ゴマさま程ではないが中々の貯金箱だ。

 

「ふむふむ、次はうらしまタロウでも入れてみようか。アイツの本領はまだ発揮できないけど連れて行って欲しそうに見ているし」

 

今、魔物は結構な貯金箱って言ったが中々油断出来ない曲者もいるにはいる。

ガガガガの亜種やブラックマ並の遠距離攻撃を放ってくる爪が太いクマ。攻撃すると一定の確率で動きを止めて来てタコ殴りにしてくるいつも集団で動いてくるオオカミに自爆特攻を仕掛けてくる魚。

特にあの自爆特攻。なんなんだよあいつ!!僕のゴムネコやモヒカンネコを文字通り吹き飛ばして空いた穴に一斉に敵に攻撃された時は流石に撤退を覚悟した。

 

そこら辺はおいおい語っていくとしてそろそろ10分経ったか……行くか。

 

「おーし、お前らそろそろ行軍の時間だ。と言っても今回はここで終わりにしてネコ基地だけ建てたらそろそろ帰るぞ」

 

ねこ達をちゃっちゃと発破をかけながら部隊の再展開の準備をさせる。

現在のチームは

 

・狂乱のネコカベ×20

 

・ネコモヒカン×15

 

・ニャック・スパロウ×8

 

・ねこロデオ×11

 

・ネコ射手座×10

 

・Hyper Mr×1

 

・ネコソルジャー×5

 

「よーし行くぞ〜」

 

今回の任務は階層のマッピングとその階層の良さそうな場所にネコ基地を建設することだ。建設することでそこにワープが出来るようになり何時でもそのネコ基地に行くことが出来る。今回の階層は十字路の先の窪みが出来ていてそこに建てるつもりだ。

 

「ようし、出陣」

 

前と後ろに狂乱のカベネコを置いて防御する。

今回はネコ達の補充が出来ないため割とマジでカツカツなのだ。

 

「前方を確認!敵性生命体は存在しない模様!!」

 

ナイス、これで真っ直ぐ行ってちゃっちゃっとネコ基地を設営しちゃうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネコ基地建設予定地にモンスターが溜まっております!どうしますか…?」

 

「えぇ…(困惑)自然発生したのか?」

 

ダンジョンでは魔物の生まれ方は実は彼らはよく分かっていない。現実のように雄と雌がアーーーッ!!して産まれてくるのかそれとも白髪ショタが英雄になる為に潜っているダンジョンのようにダンジョンそのものが魔物を作り上げているのか実はよく分かっていない

普通なら前者を思い浮かべるがにゃんこ軍団はコストさえあれば無限に生み出せるために後者の可能性も無きにしも非ず。

そのため現在ダンジョンを拠点に作り替えるには一部分の穴を空けておく以外には全てコンクリートで塞いでおくと言う政策をとっている。一部分の穴を開けておくのはそこから資源を取るためだ。それはガマトト探検隊に任せている。

 

「まぁそこはどうとでもなるからいい。それで…守備は…?」

 

現在はその窪みが1番"良い"と踏んだのだ。そこ以外にも何個か当たりをつけてはいるが1番下へ行くための階段が近いのはそこだ。別の場所に作ってもいいが妥協は良くない。数と兵のやる気は多い方がいい。それが無くなって何度も

 

 

ーーーやっぱり今回もダメだったよ

 

 

と幾つもの敗北を喫してきたのだ。第13号機とかいうふざけた物を取り出してきやがって!!なんでわんこ軍団も引き連れているんだよ!!

この世界には使徒も魔女もいないが嫌な敵を見るとやはり思い出してしまう。

 

「それで…指揮はどのように?」

 

「はぁ……、唯一の出口を狂乱のカベネコ20体全員で抑えておけ。ついでにネコソルジャーも3体壁役に出す。そうして向かってくる奴らを詰まっている内に遠距離のネコ達で片っ端から撃ち殺す……お前もそろそろ出たらどうだ?哨戒だけじゃ暇だろう?」

 

「はっ!私に任せてくだされ。ハジメ殿に相応しい戦果を上げてご覧にいれましょう!!」

 

「ははは、楽しみにしているよ」

 

そう言うとHyper Mrを後ろに下がらせ戦闘の準備をさせる。

魔物というのは意外と資源がいい。少なくとも倒すと死体ごと跡形もなく消え失せ、資源を分捕るには基地を破壊しなくてはならないわんこ軍団よりはだいぶ良い。

へっへっへっ、ジャンプしてみろよ。めちゃくちゃチャリチャリなっているじゃねえか?これは僕たちに朝貢してくれるんだよなぁ?(クズ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーン、ドーン、ドーン

 

 

 

 

 

 

「ハア〜イ、皆さーん弾薬尽きるまで打ち込んでくださーい。魔石は後で回収して資源として活用しますからできるだけ壊さないように。戦線が食い破られそうになったらネコが噛み付いて怯んだ後に顔面に弓か鉛玉をぶち込めば死ぬからその攻撃を中心にお願いします」

 

小さい窪み(へや)に弾丸と矢が殺到し魔物が慌てふためく。入口は狂乱のカベネコ(なんか黒いオーラを纏ったヤバそうな奴)がジャックしていて通れず、爆発する玉や矢が降り注ぎ殺られていく。うーん、火薬の匂いって最高。惚れ惚れするね。

死んだ魔物だけがいい魔物!抵抗してくる奴は活きのいい資源!!カーッ、つれぇわー、軍団経営ってやっぱキツイわー。でもそこに居たやつが悪いよね僕達の使おうとしていた場所に巣を作る方が悪い。どうせコンクリートで固めちゃうしダンジョンだから公害も気にしなくていいから最高だな!!

外に出たら嫌でも政治をしないといけないし今のうちに資源も大量に回収しておかないと……亜人族でも集めて『合併にゃんこ帝国』とかでも作るか……?いやいやいや、多分差別の禍根もあるし民族間のいざこざの解決……帝国を占領した方が手っ取り早そうだがそれなると魔人族に強襲される可能性も微レ存。

 

 

うん考えたって仕方ない、今は今のことを考えよう。

 

なんか魔物達がどさくさに紛れてすかしっぺ(固有魔法)放ったりしているよ、ウケるwww。魔法で対抗するくらいならブラックマやメタックマぐらいなら飼う価値はあるんだけどまだ科学で代用できる程度だからな〜。魔人族は相当凄いんだろうけど………。

 

おっとそろそろ終わりか。

 

目の前には凸凹になっている穴と大量の魔物の死骸、ついでに魔石と何故か所々露出している鉱石、とりあえずハジメ達には宝の山にしか見えてはいない。

 

「よしちゃっちゃとネコ基地を建てちゃって。露出している鉱石だけ取ったらコンクリートで真っ平らにしちゃうから…あぁ一方向だけは開けておけよ?そうしないと1から開けて採掘するのかめんどくさいからな」

 

 

 

 

階層を攻略し、魔物を資源として開拓し、にゃんこ基地を建てたら本部へ帰って遊び回る……………。

 

 

 

 

 

 

ーーー今日もダンジョンは平和です。

*1
だいたい一般人の四人家族の5日分の電力




魔王ハジメ「遂に俺の時代がやってきたk…」
にゃんこ軍団「はーいその可能性は閉まっちゃおうねー」(|・ω・)|ガラガラ
魔王ハジメ「(´;ω;`)ソンナ~……」
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