ハイ注目皆さん!!僕、中戸 袢波は今どこにいるでしょ~か!え、わからない?しょうがないなぁ~。ヒント1、お金の使い方が一番荒い高校!!ヒント2、過去に死亡者を出してめちゃくちゃ目立った高校!!
…え、まだわからない?ブッブー!!時間切れ!!正解は~~
僕がいずれぶっこわす高校、雄英高校でしたーー!!ワー!!
とまあ1人ユーチューバーごっこをしたところでと…
僕は今、雄英高校の目の前に立っている。青い空から入り込む光を立ち並ぶ校舎が乱反射させる。うーん眩しい!
いやぁ、やっぱり広いね!多分バチカ〇市国より広い!生徒数はそんなにないのにこの広さってどういうことなんだろ!!まさか入試の為だけにこんなに広くしてるのか!?確かに1万2000人が今日受験なんだけどあまりに無駄過ぎない!?
とまあどうでもいいことを考えてましたが、今日は待ちに待った雄英試験。周囲を見渡すと僕と同年代の子がガチガチで歩いてる。ふふ、緊張するのもわかるよ…僕だってここに入れなかったら、夢を諦めなきゃいけないからね。もしそうなったら…別の高校で雄英生を超えるってのもありか!?
いや、それは無しだな!!やっぱり夢は叶えるものでしょ!!
校舎の時計は8時50分を指す。もう時間だね。じゃ…!!いざ、入門!!っと思いきや
目の前のモジャモジャわかめ君が転んだ!!
と思ったら浮いてる!!
女の子が話しかけてる!!
男の子が照れてる!!
すごいや…入試前にこんな青春の1頁みたいな出来事を拝めるなんて…うーん…まるで主人公ムーブ…正直おもしろくないよね!!僕より目立つなんて万死に値するよ!!
まあそれよりも…気になるのは女の子…あの子の個性…軽くする‥いや、浮かす系かな…そういえば持ってないな…
僕はおもむろにバッグからペンを取り出す。周りを見渡し、誰も見てないことを確認すると、手に持ったペンを彼らの元へ転がす。
カラン
「ん?」
「あ、ごめんね!それ僕のペン!!!」
女の子が何にも疑わずにペンを拾ってくれる。あ、やさしいなぁ、良い子だな。
「はい、どうぞ」
(うわ‥綺麗な子やな…けど…男の子?女の子?なんでジャージなんやろ…)
あ、やっぱり気になる?そうだよねそうだよね。でも口にしないあたりが良い子なのかな?
「やっぱりジャージに気になる?」
「え!!?あ、うん…」
(な、なんでわかったんやろ…)
ふふ、この子反応良いなぁ…
「なんで僕がジャージを着てるか…それはね…ここに来る人は皆制服だからさ!!」
困惑した表情の女の子と男の子。いいねいいよその顔!!僕が大好きな顔!!将来は日本国民全員その顔させてみせるよ!!
「目立ちたがりやなんだよね僕!ま、今日はお互い頑張ろうよ!!」
ニッコリと笑い、手を差し出す僕。それに対応するようにその子も手を差し出す。
ああ、この子は良い子なんだろな。変な人と思いつつも、僕のことを無碍には出来ないんだ。
さっすがヒーロー志望…!!
女の子はぎこちない笑顔を作りながらも手袋を外す。そしてその手を
【雄英ヒーロー科受験生!!早く受付を終えてください!!】
「あ!もう時間や!!じゃ、お互い頑張ろうね!!」
ごめん!!と言って差し出した手を引っ込めて校内に走る彼女。固まってた緑髪の男の子もペコリと頭を下げて走り去る。
・・・・・・・ちぇっ
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ビルを一つ建てるのにかかる費用って、平均15億くらいかかるんだって!!つまりオフィス街を模すとしたらその総工費は…額を考えただけでゾクゾクしちゃうね!!うーん…試験中にこの建物全部ぶっ壊したら怒られるかな…けどやってみたいなぁ…いや、やめとこ。楽しみはとっとかないと
目の前に広がるのは無数のビル。大小さまざまだが、建設中のビルを含めば優に100を超えている。その規模は正に超高校級!普通の高校に街は無いか!!
雄英試験は、この模造街に出てくるロボを倒すという実にシンプルなもの。
うーん…まあ試験の構造はシンプルなんだよね…ロボを倒した数で勝負…このルールの中で目立つなら一位になること!!
…って思ってたんだけど、やっぱりやめた!!なぜかって?それはね…?なんと!この試験にはドッスンよろしく、超ヤバヤバ親玉ロボが出てくるらしいんだよ!!ラッパーのおじさん曰はく、そいつは無視していいらしいんだけど…
当然、狩るよね!!!だって皆が逃げ惑う中1人で立ち向かう!!そんなの目立たないわけがない!さながらオールマイトじゃん!!
いずれ決行する雄英崩壊も盛り上がるだろうし…ね。だって入試で活躍した生徒が急に学校を…ああ、これ以上はやめよう…僕の端正な顔立ちが欲望でドロドロになっちゃう!!
まあ今回は人救けでもしながらロボ狩りしようかな!ここにいる99.7%の人は落ちるけど、彼らの中で僕は「試験中に救けてくれた人」として永遠に生きよう!!
さあ、いつ始ま
【はいスタート―】
んん?
【どうしたぁ!!実践じゃあカウントダウンなんざねぇんだよ!!走れ走れ!!!賽は投げられてんぞ!!】
「「「「えええええ!!!」」」」
驚きつつも足を動かす皆々様。うーん…さすが雄英!!試験の始まりからクレイジー!!ほんと非常識だなぁ!!まあ学校が非常識だからこそ、常識的な僕が目立てるんだけど!!
よし…じゃあ始めよっか…
ええっと…【過発熱】で足熱を上げて…【解析】で酸素を視覚化、【気流操作】で酸素を集めて…【煙火】【焔炎】で…ドーン!!
BBWAANBB!!
5つの個性のコンビネーションで僕の足からは爆炎が息吹く。その勢いで目の前にいた人たちをゴンゴン追い抜いていく。ついでに煙で目つぶしも兼ねる。ヒュー!!き~もち~!!
一瞬でトップに躍り出た僕。そんな僕を見てせこい!!なんていう人もいるかもしれない。けどね…この技が完成したのって…中学生のときなんだよ?…はじめは炎系だけでやってたんだけど…ほら、僕の個性は劣化コピーだから…炎個性を2,3組み合わせても体を押し出すような火力にはならなかったんだ‥
そんなときに見つけたのは、きーちゃん!!僕の友達の妹だったんだけど…いやぁ…本当にいい個性だよ!【気流操作】!!これで酸素を集めて爆発力をあげきれたんだ!!暑い時には扇風機代わりにもなる、この個性!!一家に一台ならぬ一家に一個性だね!!
うん、ほんっと…ありがとね、きーちゃん…
ガシャコン、ガシャコン!!
っと!!お出ましか!!
住宅の角を曲がった僕の視界に入ってきたのは2Pロボ。ほうほう、これが雄英セキュリティ第一ラインのロボか…うーん…
多分、ここに受かる人にとっては大したことのないロボなんだろう。己の個性を駆使して楽々と立ち回るんだと思う。だけど、一つ一つの個性が弱い僕はそうもいかない。
だから、みんな ちからかしてね。
掌に黒い穴が出現。吸い込まれるような黒円をロボに向ける。そこから放たれるのは混じりけの無い清水。びしゃびしゃと2Pロボを濡らす。
…これ、ウォーターホースの【個性】なんだけど…弱いんだよね…いや本家は強いよ!?だけど弱体化した僕のこれじゃあ、“水かけんなよ!!”くらいの威力…
だ・か・ら!!
【砂利化】と【筋力増強】!!
「ふっ!!」
異質な筋肉が僕の右腕を覆い、細マッチョ化。腕から掌にかけて力を籠めると、水穴が縮小され、水圧が増す。圧縮された流水に砂利を混ぜればあら不思議!!個性製ウォータージェットの完成!!!
BBSSHHUU!!!!!
僕の体液(意味深)を首元に食らったロボ。頭と胴体が華麗に切り離され、電気を垂れ流しながら停止する。
いえい!!数百万のガラクタの完成!!いやー…さっきからお金の話ばっかじゃんって?そりゃしょうがない。僕はさびしいひもじい1人暮らし…お金持ちの雄英をやっかんだってしかたないじゃん?テヘペロ
って冗談言ってたら二体目来た!!!今度は3Pロボだ!!!うわ、頭から足にかけて銃なんか装備しちゃってるよ…こ~れはウォータージェットじゃ骨が折れちゃうな~まったく…【放水】×【砂利化】×【筋力増強】だって苦労して完成させたんだよ?
まあ文句を言ってたってしょうがない!!火、水、ときたら当然
PPRRAANNTTT!!!
木、だよね!!
重機まで搭載した3Pロボ。僕の体躯の3倍もあるその体は、無様にも機能停止していた。簡単だよ。僕の足から生やした植物性ワイヤーを機械内部まで潜りこませただけ。あとはしっちゃかめっちゃかに動かしてショート!
いやぁ…やっぱりプロヒーローの個性は違うね!一般人の個性は5、6個重ね掛けしないと使えないくらいに弱体化するのに、彼らのは弱体化しても使えるからね!!ほんっといい個性なんだから…
あ、思い出した!!!確かこの会場だったよね、あのまん丸顔の女の子…あの浮かせるやつ…いい個性っぽいなぁ…今から探そうか…
敵を倒しながら、人も救けながら、女の子を探す…うーん…いくら僕が天才だからってこのマルチタスクは難しい…
けど、やるしかないよね!!えっと‥なんだっけ…
あ、そうそう
プルスウルトラ!! だよね。
いかがだったでしょうか。2話Aとあるのは、第2話を二つ作ったからです、Aは一人称、Bは三人称で書いてます。読者アンケートで票が多かった方の書き方で3話は書きます!!一人称の方が袢波のイカレ具合がでますかね?アンケートの回答ぜひ、お願いします!!
当作品の、これからの進め方
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一人称(2話A)みたいな感じ
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三人称(2話B)みたいな感じ