ポケットモンスター《王座の栄冠》   作:来翔

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来翔です。更新が遅れてしまって申し訳ございません。
今回は、メリアとブランカのバトルの決着です。
では、本編をどうぞ


メリアvsブランカ 決着

あらすじ

メリアと彼女の友人であるブランカとのバトルが始まった。

 

「ヒコザル 『ほのおのパンチ』!」

 

ヒコザルは、右の拳に力を込めると炎を纏わせながら迫ってくる。

 

「リオル『かわらわり』で迎え撃って!」

 

リオルは、そのまま跳ねると右手に力を込めてそのまま振り下ろす。その動きに合わせてヒコザルも跳ねてそのまま炎の拳をリオルに向けて殴り掛かる。

 

「リォッ!」

「ヒコォッ!」

 

リオルの『かわらわり』とヒコザルの『ほのおのパンチ』が激突すると空中で両者静止する。

暫しの間互いに沈黙していたが、先に沈黙を破ったのはヒコザルだった。

 

「ヒ……コォっ」

 

徐々にではあるが、ヒコザルはリオルに押されかけている。

 

「決めて、リオル!」

「リオォッ!」

 

リオルは更に力を込めると、『ほのおのパンチ』を打ち消しそのままヒコザル目掛けて右手を振り下ろし、地面に叩き落とす。

 

「ヒコォォ……っ!」

「ヒコザル 『ひのこ』!」

「リオル、そのまま突っ込んで!」

 

自分に飛んでくる『ひのこ』を技の出してない左手を盾にしながら、そのままヒコザル目掛けて右手を振り下ろそうとする。

 

「ヒコザル、避けて!」

 

ヒコザルは、リオルの攻撃をジャンプして避ける。

メリアはこれを待っていたとばかりにニヤッと笑う。

 

「逃げると思ったわ!リオル 『でんこうせっか』!」

 

リオルは着地と同時に『でんこうせっか』を繰り出しヒコザルに追撃を仕掛ける。

だが、ブランカは慌てる様子もなく静かに告げる。

 

「そう来ると思ったよ。ヒコザル、ありったけの力で『ほのおのパンチ』!」

「そんな……!」

(何回メリア、君とバトルしたと思っているんだ。君は敢えて距離を置くタイプじゃない。隙あらば突くというのが君のタイプだ。初戦は渡さないよ、メリア)

 

決まったと心の中でそう思ったブランカ。

だが、そんなブランカの目に映ったのは『ほのおのパンチ』を命中させたヒコザルではなく、リオルに背後を取られているヒコザルの姿だった。

 

「なんだって!?いつの間に……」

 

ブランカがメリアの方を見やると、メリア本人も驚愕の表情を浮かべていた。

 

(メリアの指示じゃないのか!?リオルが自分の意志でヒコザルの背後を取ったって言うのか。でも、それにしても速すぎる。このリオルの素早さが尋常じゃない程に高い。()()()()()()()()()()()()()

 

ブランカはただ、その光景を見てることしか出来なかった。幾らスクールで上位の成績であっても、新米トレーナーである事に変わりはない。予想の範疇を超えることにはまだ対応出来ない。

だが、一つ言えるのはリオルの速度はブランカの思考を凌駕している。

 

「リ、リオル!そこだ、決めて!」

「リオッッ!」

 

リオルは、ヒコザルを背後から地面に向けて蹴り落とす。

蹴り落とされたヒコザルは、起き上がらないがリオルは警戒を解くことなく、そのまま構えを崩すをことは無い。

 

「ヒコッ……ッ……ヒコ」

 

ヒコザルは何とか立ち上がるものの、目を回してそのまま倒れてしまう。

 

「戦闘不能か。強いね、メリア。スクールで弱い弱い言われてたのが嘘みたいだよ」

「い、いやぁ……それほどでもないわよ」(私全く指示してない……。リオルがほとんどやってくれたようなものよね)

 

メリアは得意げにドヤ顔を浮かべるが、ブランカは本心を見抜いていた。

だが、勝ちは勝ちなため何も言えない。それに、単にリオルの能力が高いだけであってメリアは卑怯な手は用いていないため文句のつけようもない。

 

「負けたけど、ジムリーダーに挑戦するにあたっての課題も見つけられたよ。ありがとう、メリア」

「私は貴女との約束を果たしただけよ。そこを発見したのは、紛れもなく貴女の力よ」

「そうかい?なら、有難くその言葉受け取っておくよ。ヒコザル、お疲れ様。初バトルが黒星でごめんね」

 

ブランカに抱かれているヒコザルは、そんな謝罪の言葉に対して気にするなとばかりに首を振る。

 

「メリア……リオルだけど」

「分かってるわ。リオルは私のパートナーだから」

「そっか。次にバトルする時を楽しみにしてるよ。それじゃ、また会ったら」

 

メリアはブランカの言いたいことを理解したのか、切り出される前に自分な答えを出す。

その答えにブランカは納得したのか、ヒコザルをモンスターボールに戻すと立ち上がりメリアに後ろ向きで手を振りながらヘスティタウンの方角へと歩いていく。

 

「リオル……ごめんね。私が弱いばっかりに任せてしまった」

「リッオッ!」

 

リオルは謝罪を聞くと、メリアの肩に乗っては大丈夫だと伝えるべく頬に手を添える。

メリアはその手に、自身の手を添えつつ

 

「ありがとう……リオル。私強くなるから……リオルのパートナーとして相応しいトレーナーになるから」

「リオッ!」

 

決意の籠ったいつもの表情になったのをリオルは確認すると嬉しそうに笑いかける。

それに釣られて、メリアも微笑むとヘスティタウンの方角を見やる。

 

「行くよ、リオル。初ジム、頑張るわよ」

 

メリアの問いかけにリオルは無言で頷く。それを見たメリアは、1歩を踏み出していく。

ヘスティタウンへ向けて、メリアとリオルは歩き出す。

 

 

バトルの結果は白星。しかし、メリアにとってこの勝利はリオルが居たから勝てたものだと理解している。

本当の勝利を手にすべく、今日のバトルを糧にメリアはトレーナーとしての成長を目指す

 

〜o be continued

 




どうでしたか?
やっぱりバトル描写は苦手ですね。自分で書いてても読みにくいですね。
これからメリアと共に私自身も上手くならねばと思いました。

次回はヘスティタウンに到着します。
では、次回を楽しみに
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