とある黎明の縦線仮面(ボンドルド)   作:イチカワヒナナテスカトリ

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時系列は少し飛んで一方通行と上条が戦ってる最中。

やっぱボンドルドはこうでなくちゃな!




魔術を用いた体晶による能力暴走の副作用の軽減に関する実験

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁッ!!」

 

 その少年は逃げていた。

 正しいかは分からないが、この『前線基地(イドフロント)』を抜け出すにはボンドルドが立ち入り禁止だと言っていたあの階段に向かうしかない。その一心で息が切れようとも足がもつれようとも、己の出せる最大スピードで走るしかなかった。

 

「待ちなさい。こっちへ戻ってきなさい」

「く、くるなっ!!」

 

 少年は後ろから迫る祈手(アンブラハンズ)に自身の能力を使う。体晶によって強化された『空力使い(エアロハンド)』の空弾に直撃した祈手は後方に吹き飛ばされた。

 

(いやだいやだいやだ。僕はあんな風に死にたくない。生きたいっ!!)

 

 少年は以前見てしまった地獄のような実験から逃げるように、必死に足を動かした。

 

 

◆◆◆

 

 

 その少年は置き去り(チャイルドエラー)だった。

 

 学園都市は名前の通り子供の教育に尽力している都市であり、入学料を払えば学園都市の中に住居を持つことが義務付けられる。学園都市の科学力をもってすればどんな年齢の子供でも一人で生きることは出来るのだが、これを悪用する親が少なからず存在する。

 入学料だけを支払い、子供を学園都市に預けて姿を消すのだ。これは実質的な育児放棄であり、学園都市を悩ます社会問題の一つである。置き去りの子供はよほどのことがない限り正常な道を進むのは難しい。一部は人体実験に使われていたりもする。

 

 少年は聡かった。同じ保育園の同級生の子供達は親がいつか帰ってくると信じているが、自分は親に捨てられたということを理解している。

 更にこの先の人生についても幼いながらに悟っていた。小学校に入り、中学校に入り、高校に入り、大学に入り、そして学園都市を出て就職するという、いわゆる『普通の』人生を送ることは自分では不可能だということも十分わかっていた。

 

 自分にレベル4、いやレベル3程度の有能な能力があればまた話は変わったかもしれない。

 しかし、能力が発現した時はレベル0の空力使いだった。生き残るためになんとか勉強してレベル1にはなったが、自分が置き去りだということも理解してなさそうな同級生がろくに努力もせずにレベル3になったのを見て馬鹿らしくなった。

 

 少年は、いい暮らしがしたいなんて望んだことはない。まして、才能が欲しいなんてこれっぽっちも思っていない。彼が欲しかったのは普通の暮らしと普通の家庭。

 たとえ貧乏だったとしても家族と支え合い、愛し合えるような、そんなありふれた『普通』だけが欲しかった。

 でも、もうそれは叶わない。他の子より成長が早いこの頭も、数年もすれば平均的なものになるだろう。むしろこんな憂鬱を味わうくらいなら馬鹿の方が良かった。

 

 

 そんな少年に希望を与えたのは、一人の科学者だった。

 彼は突然保育園に現れ、ボンドルドと名乗った。変な仮面を被った人だったけど、世界的に有名ですごい人らしい。子供思いで自分たちを実の子供のように扱ってくれる先生達も、彼が来てから満面の笑顔だ。おそらく先生達が大切に握っている厚い封筒のおかげだろう。

 

 ボンドルドさんは今新しい実験をしている途中で、その実験の成功のためには僕達の協力が必要だと言う。実験はレベルの低い能力者でも強い能力を使えるようにするという内容らしい。

 置き去りが科学実験で酷い扱いを受けるということは知っていたからついて行くつもりはなかったのだが、ボンドルドさんが放ったその一言に心が動かされた。

 

『さあ、勇気ある子供達……どうぞ一歩前へ』

 

 その瞬間、自分の魂が脈打ったのを感じた。かつて感じたことのないほどの、未知への究明心や好奇心が湧いてきたのだ。気がつけば、僕は一歩踏み出していた。周りの子供達も同じように、どこか熱に浮かされたような感じで一歩踏み出していた。

 

 この時の僕は、これがきっかけで僕の人生は大きく変わり、良い方向に向かっていくような気がしていた。以前の状況が最低だと思っていたから、これより下はないだろうとたかを括っていた部分もあるかもしれない。

 

 なんにせよ、ボンドルドさんについて行った僕は新しい人生を送ることとなった。『前線基地(イドフロント)』と呼ばれる地下の施設でボンドルドさんの実験の手伝いをさせられたのだが、そこは僕が思っていたような酷い環境ではなかった。

 むしろ施設は綺麗だし、ボンドルドさんの助手の『祈手(アンブラハンズ)』のみなさんも優しいし、毎日ご飯が出るしお風呂にも入れる。

 前線基地に来てから1年経った頃には、ボンドルドさんに恩を返すためにいっぱい勉強して、将来の夢も祈手の一人になって手伝いをし続けるというものに変わっていた。

 

 

 今にして思えば、それが一番の間違いだったと言えるというのに。

 

 

◆◆◆

 

 

「おやおや、実験もせずに鬼ごっことは。エルはかわいいですね」

 

 階段が目前に迫った時、横からボンドルドが現れた。走ってくる少年を抱き止めるように両手を広げている。

 

「だまれ! 僕の名前を呼ぶな!」

 

 エルは両手を前に向け、空気の弾丸を発射する。ボンドルドの実験により毎日体晶を摂取し回復するというのを繰り返してきたエルは、レベル1でありながらレベル3級の能力を発動できるようになっていた。

 

「判断が早く狙いも正確。威力も問題なし、と。素晴らしいですエル。また一つ君の夢に近づきましたね」

「うるさい! ボンドルドさん、いや、ボンドルド! お前は僕も実験でゴミみたいに使い潰す気なんだろ!? お前は優しい言葉で子供達を騙し、その笑顔の裏では命を使い潰していたんだ!」

 

 エルは怒りに吠える。数日前、たまたま夜に散歩していた時、少し好奇心をくすぐられて普段は侵入禁止の部屋に入ってみた。

 

 ___そこは地獄であった。

 両脇には液体の中に子供が入れられたカプセルがずらりと並んでいた。そのいずれもに薬品が投与されている様子であり、子供はみな自我を失っていた。しかし一番目を引いたのは床を這いずる謎の生き物であった。

 それは手で抱えられる程度の大きさで、かろうじて目と耳がついており、口が下に大きく裂けていた。まるで実験に使われた子供の『成れ果て』のような……。

 

 吐き気を抑えてその部屋から脱したエルは、三日後には自分が実験だということを思い出した。ほんの数分前まで楽しみだった実験だが、今は一刻も早くここから逃げ出すことしか考えられなかった。そして実験当日である今日、監視の目を掻い潜りまさにゴールの目の前までたどり着いたのだ。ここで邪魔をされるわけには、いかない!

 

「使い潰した? それは違いますよ、エル。私は誰一人として命を無駄にしたことはありません。結果として残念ながら彼らの命は落としてしまいましたが、彼らのおかげで私たちは科学のもたらす夜明けを見ることが出来るのです。彼らには本当に感謝していますよ」

「科学の発展のためなら命を食い潰して良いなんて、そんな理屈が通るわけないだろ!?」

 

 生まれてから6年しか生きていない少年ですら当たり前のように理解できる正論を叩きつけるエル。

 しかし、ボンドルドは小首を傾げて本当に不思議そうに返した。

 

「? 何故ですか。逆に科学の発展のためにしてはいけないことなんてあるのですか? エルは面白いことを言いますね」

 

 エルはこの瞬間、ようやくボンドルドという男を理解した。自分には理解できない人間だということを理解した。

 

 この男は、全てが善意なのだ。科学を研究するのは人々を幸せにするため。そして科学の発展のためには、かけがえのない命でさえ簡単に利用する。そこに罪悪感は微塵も存在せず、悪意も全くない。むしろ心の底から感謝しているのだ。「実験に協力してくれてありがとう。君のおかげで科学はまた一歩進歩しましたよ」と。

 

 おぞましい。狂っている。理解できない。理解のできないものに対話なんて必要ない。エルは無言でボンドルドに向けて能力を発動した。

 

「おやおやおや、エルは元気ですね。しかしこれ以上は施設が壊されてしまうので止めなくてはいけませんね。……『枢機に還す光(スパラグモス)』」

 

 ボンドルドの腕から肘へ向けて伸びた光の刃が空気を切り裂く。光に触れた空弾は分解されて光の塵となって消えていく。

 

「なんでっ……!?」

 

 エルは知りもしないことだが、ボンドルドの装備枢機に還す光(スパラグモス)は、能力者特攻の装備である。

 能力者は『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』に基づいて物理法則の一部を改変し、それを演算して現実に表すことによって能力を発動している。その際に『現実』と『自分だけの現実』の間に生じるズレがAIM拡散力場として無意識に放出する。

 枢機に還す光は、能力に対してそのAIM拡散力場を外部から無理やりねじ込む力である。そのため枢機に還す光を能力に接触させると、それを『現実』の物理現象ではなく『自分だけの現実』の現象へと戻すことが出来るのだ。結果、能力によって作り出された物理現象は彼の光に触れた瞬間、分解したように映る。

 

「先の一撃は実に素晴らしかったです。成長しましたね、エル。……あぁそうでした、エルに一ついい知らせを持ってきましたよ。こちらをご覧ください」

 

 そう言ったボンドルドは、腰につけているポーチから肉の塊を取り出した。ドロドロになって半分ほど液体になっているが、目と口らしきものが表面についている。奇しくも三日前に実験室で見た生物と似た外見をしている。

 その生物は、発声機能があるかすら分からない口で何かを伝えようとしているようだ。

 

「ぅ゛……ぁエ゛、りュぅ゛ぅ……」

「エル、確かあなたは彼女と仲良しでしたよね。ですから伝えておこうと思いまして」

「……何を言ってるんだ?」

 

 彼女、言われて思い当たるのは一人しかいない。

 

 アール。同じグループに配属していた仲間の一人だ。第一印象は他の子供達と同じように何も知らず、何も考えようともしない置き去りの一人だと思っていたが、その実彼女の笑顔の裏には測り切れないほどの悲しみがあった。

 それに気づいてから、ただの他人のようには思えなくなっていた。なんでか分からないけど、アールには心の底から笑顔でいて欲しいと思うようになったのだ。

 

「エルも知っての通り、私は今体晶を使った能力暴走に関する実験を行っています。幼少期から日常的に、そして継続的に体晶を摂取することで耐性を高め、肉体の崩壊直前まで魔力を流すことによって極限まで体晶の副作用をなくすことができるのではないか、という内容です。その実験の最先端にエルと彼女がいたのですが……彼女のおかげでついに能力者に魔力を流した時の臨界点が判明したのですよ」

「まさか、お前……!!!」

 

 ボンドルドの手のひらの上の物体に目を向ける。まさか、いや、そんなはずはない。エルの脳が理解を拒む。しかし考えれば考えるほど、その結末しか見えなって___

 

「ぇ……ル゛ぅ……ごべ、んね゛……」

「嘘、だ……」

「本来はあなた達二人で負担を減らして実験する予定だったのですが、エルが鬼ごっこしていたので邪魔するのは悪いと思って彼女一人で行ったのです。しかしこれが私も予想しなかった素晴らしい結果になったのですよ」

「やめろ、やめてくれ……」

「彼女のおかげでこの実験の最大の壁だった『能力者が保有できる魔力の最大値』が分かったのです。私の予想だと半分も耐えきれずに崩壊する筈だったのですが、「貴女が耐えられなかった分はエルが負担することになるので、なるべく耐えて下さい」と伝えると、驚くべきことに予想の10倍の魔力に耐えることができたのです。彼女の肉体は残念ながら崩壊してしまいましたが、その意思は私が必ず繋げます。本当にありがとうございました。『アール』」

 

 エルは、もはやボンドルドの話など半分も聞いていなかった。

 ボンドルドがその名前を口にした瞬間、エルの視界が赤く染まった。身体中の細胞全てが、目の前の男を殺せと命令している!!

 

「ボンドルドオオオオオオオオオオオオ!!!!」

「ほう、先ほどよりも威力が上がっていますね。原因は……なるほど、アールですか」

 

 エルはさっきまでとは明らかに威力の上がった空弾を連射する。今身体検査(システムスキャン)を受けたら間違いなくレベル4と判定されるだろう。

 壁や天井を使い変則的な動きで空弾を避け続けるボンドルドは、エルの能力の出力が上がった理由を冷静に分析する。

 

「私への怒りとアールを思う気持ちが『自分だけの現実』に強く影響し、持ち前の演算能力と体晶の力によって最大限まで引き上げられた、というわけですね」

「殺す!! お前だけは絶対にコロス!!!」

 

 ボンドルドは両手の光刃を的確に使い、空弾の弾幕をいなす。そしてエルの能力上昇の理由を分析し終えたボンドルドは、感激のあまり天を仰いだ。

 

「なんと……なんと素晴らしい!! 肉体を失う瞬間までエルのことを思っていたアール、たとえ姿が変わろうともアールを大切に思うエル。そう、血縁なんて関係ないのです。二人の愛の力によって今、奇跡が起こっているのですね!! やはり、科学の発展には愛が必須なのです。……『恒星も白に堕ちる(キャパシティダウン)』」

 

 ボンドルドは常に首に下げている白い笛を仮面の縦線へとねじ込んだ。直後、ぶおおおお、という低い音が前線基地に鳴り響く。

 その瞬間、怒涛の勢いでボンドルドを追い詰めていた空弾は全て霧散し、エルは頭を抱えてうずくまってしまった。

 

「うぐあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

「ぇ、ぐゥ……ッ!?」

「おやおや、アールが溢れてしまいました」

 

 びちゃり、と音を立ててアールの肉塊が床に落ちる。目玉はあらぬ方向へ飛んでいき、形状記憶を保てなくなった肉体が潰れていく。

 

「アー……ル……」

 

 体晶による暴走で無理やり増幅させられた自分だけの現実を『恒星も白に堕ちる(キャパシティダウン)』により掻き乱されたエルは、ろくに体を動かすことすらできないはずだ。

 にも関わらず、エルはアールのもとへ向かって床をはいずる。

 

「ぇ……ル゛……」

「アール、僕たちはずっと一緒だよ……。どこにも行かせない。辛い思いなんて、もう二度とさせない」

 

 そう呟いたエルはほぼ液体になったアールだった肉塊を両手で掬い、そして自分の口に入れた。

 

「ほう、これはこれは。まさか文字通り一心同体になってしまうとは。素晴らしい成果が期待できそうです」

 

 アールを飲み込んだのを最後にエルは動かなくなった。それを確認して、祈手が数人集まってくる。

 

「皆さんはエルを階段の上、第六層へ連れて行って例の装置を起動して下さい。流す魔力の量を間違っては行けませんよ? アールが残してくれた大事なデータですからね。無駄にしてはいけません」

「畏まりました」

 

 一際体の大きい祈手がエルを抱き抱えて階段を登っていく。ボンドルドはその様子を見ながら、先程の余韻に浸っていた。

 

「久しぶりによいものを見ました。そう、やはり人間は愛によって治められるべきですね。私は僭越ながら科学を用いて人間の本来の愛を思い出すのを手伝っているに過ぎません。……貴方もそう思いますよね。『アレイスター』」

「……やれやれ、君が話しかけても私が答えない可能性だって十二分にあるというのに、なぜ君はいつも私に呼びかけるんだ」

 

 ボンドルドが虚空に話しかけると、彼の前に色白で長髪の中性的な見た目をした人物が現れた。いや、現れたと言うには語弊がある。光の粒子が色を変えて、まるでそこに人がいるかのように見せているのだ。

 

「おやおや、これは手厳しい。ところでアレイスター、先の二人は見ていましたか? あれは実にいいものでした。いつも私の言う愛を否定していたあなたも、あれには心動かされたのではないでしょうか」

「馬鹿馬鹿しい……と、一蹴できないところが君の本当にたちの悪いところだ。実際、これから君が行うであろう実験で能力開発は二歩も三歩も発展するだろうし、計画(プラン)も大幅に短縮できるだろう。まったく、本当に度し難い」

「ええ、そうでしょうとも。いやはや彼の、いや、二人の成長が今から楽しみでなりません」

「道徳の講釈を垂れるつもりはないが、君がやっていることは決して愛を主張する人間がやっていいことでは無いと、そろそろ自覚したらどうだ。たしかに私は君に、汝が欲する所を為せと言った。君の科学へ対する執着はまさしく私の言った愛そのものだ。しかし、君の愛に対する考え方は理解出来ない。何度も言っているように、君の言う愛はただ相手に押し付けているだけだ。君は、自身の『愛』によって彼らの『愛情』を踏み躙っているんだ」

 

 言っても理解されないことは分かりきっていながら、ため息を吐くようにそう呟くアレイスター。彼にとってボンドルドは昔から制御できない異分子なのだ。もうとっくの昔に計画(プラン)に彼を組み込むのは諦めた。

 どうせ描いた計画の通り動かないのなら、ハナからいないものとして扱って、異常が生じるたびにその場で修正する方がよほど効率的だ。

 

「そんな君に良い知らせがある。ボンドルド、君は最近幻想殺しの宿り手と接触したね」

「幻想殺しというと、当麻のことですか。彼がどうかしましたか?」

「どうやら彼も上手に私の計画を破壊してくれているようだ。河川敷の実験場、そこで君の娘が君を呼んでいるよ」

「おやおや、愛娘の呼び出しとあれば保護者たる者行くしかありませんね。ありがとうございますアレイスター」

 

 そう言ったボンドルドは前線基地の壁に手を当てて押し込んだ。すると彼の体は粒子状になっていき、1秒も経たないうちに消え去った。

 

「ついに、始まってしまったか。彼の存在が吉と出るか凶と出るか。それが計画の成否を分けることになるだろう。……頼むから吉と出てくれ」

 

 学園都市統括理事長のアレイスターはもう祈ることしか出来なかった。




次回は少し戻って、みこっちゃんがツリーダイアグラム壊しに行くところです。

汝が欲する所を為せとか言っちゃったからとんでもない暴走してしまったボンドルドさん。実際、彼の科学へ対する好奇心と執着はまさしく法の書で言ってた愛であるからこそ、アレイスターはボンドルドのことを苦手に思っています。

時系列があっちこっちして読みづらいと思いますが、許してくだちゃい
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