STARWARSーWHAT IF   作:AlexGarcia

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どうも皆さん。お久しぶりです。
大変長らくお待たせいたしました。投稿再開でございます。
遅くなってしまって本当に本当に申し訳ありません!
色々ありまして今後のストーリー展開に関してのプランとある程度の予定をしっかりと作っていました。それに続編についても………

というわけでWhat Ifシリーズ復活であります!

後書きにはサプライズで、今後予定している新シリーズの予告編を載せておきますので是非後書きまで読んでいただけると嬉しいです。

それでは次回の投稿でお会いしましょう。フォースと共にあらんことを!


クワイ=ガンとタール

クワイ=ガンとタールの出会いはガルやシャアクと同じ、ジェダイ・イニシエイトの頃だった。

 

ジェダイは産まれてまもない頃からその素質を見出され、遠くの惑星からジェダイテンプルに連れて来られる者が多い。彼らは親からの愛を知らない。そしてジェダイの教えを小さい頃から教えられる。それはある一種の洗脳のようなものだ。

 

そこで教えられるのはジェダイの常識をベースに作られた常識。決して銀河での常識では無い。

 

そして一番の問題はジェダイの掟にある。

 

そう、ジェダイは恋愛を禁止されている。

 

小さい頃からそれを教えられた者達は恋愛を禁止されている為、生物が抱く普通の感情を知る事ができない。そして気がつく事ができないのだ。

 

大切な人がいても自分の中でその人を愛していると気がつけないのだ。

 

その気持ちは相手を失いそうになって初めて実感できるようになる。そして本人をその感情が支配する。愛、喪失感、怒り、復讐心、後悔。

 

たしかに訓練を受けて他人に感情を抱かない、人の心を失ったジェダイであればそれは問題ないのかもしれない。だが実際そんな事ができるジェダイはほとんどいない。

 

だから苦しみ、暗黒面に行く者がいるのだ。

 

これが大きな問題である事を今のジェダイ達は理解していない。恋愛感情について、そしてそれに対する対処方法を教えなければ根本的解決にはならないだろう。

 

クワイ=ガンとタールもその例だ。

 

二人は幼少の頃から仲が良く、共に訓練やミッションに行った。二人は長い年月を共に過ごしてきた。一般人からすれば二人が結婚しない事が不思議でたまらないだろう。そのレベルで仲がいいのだ。

 

二人の関係が急速に近づいたのは二十歳にちょうどなった年でのミッションだった。

 

当時二人はジェダイ狩りを行なっている賞金稼ぎを逮捕する為に惑星ラクサス・プライムを訪れた。そこで賞金稼ぎとの死闘を繰り広げ、クワイ=ガンは足に怪我を負った。最終局面で賞金稼ぎはたくさん積まれたジャンクの山を爆破した。その爆発で山が崩れ、怪我で動けないクワイ=ガンを守るためタールは崩れ落ちてくるジャンクをフォースで防がなければいけなかった。しかし、そのタイミングを狙っていた賞金稼ぎは彼女の目を狙ってナイフを投げた。それに気がついた彼女は瞬時に防ぐ事ができないと理解した。そして、彼女は自分の目よりもクワイ=ガンの命を優先したのだ。

 

その時何故自分がその行動を取ったのか彼女は理解できなかった。だが次の瞬間更に理解不能な出来事が起きる。

 

怪我をしていたクワイ=ガンが最後の力を振り絞って彼女の前に突然現れたのだ。

 

「あっ!」とタールが叫んだ時にはもう二本のナイフはクワイ=ガンの脇腹に刺さっていた。

 

彼女は自分の前で力が抜けて倒れていくクワイ=ガンをただ見つめることしかできなかった。

 

その後すぐにミッションに来ていた他のジェダイが助けに入り、クワイ=ガンは一命を取りとめた。

 

ミッションの後、クワイ=ガンの病室でタールは疑問に思っていた事を尋ねる。

 

「ねえ、なんで私を庇ったりなんかしたの?」

 

「分からない……ただ、あの瞬間君が自分の目を犠牲にしてまで私を救おうとしていたのが分かって…………」

 

クワイ=ガンは途中で黙ってしまい、最後までハッキリと言おうとはしなかった。

 

「それで??」

 

タールがクワイ=ガンの態度に少し苛立った雰囲気を出す。

 

「いや、その………」

 

クワイ=ガンは困ったなという表情になる。

 

しかし、タールはタールで譲る気が無かった。彼女にもどうしても確かめたいことがあったのだ。

 

「早く言いなさい。私達何年も一緒にやってきたじゃない。今更隠し事は無しよ」

 

「はあ………………分かった。正直に言おう。君の綺麗な目が失われるのが嫌だったんだ」

 

クワイ=ガンは彼女から目を逸らしながら答える。

 

「えっ?つくならもっとマシな嘘をつきなさいよ。私の目なんて綺麗じゃないわ」

 

クワイ=ガンの想定外の回答にタールは混乱しながら答える。

 

「いや、君はとても綺麗な目をしている。何度その瞳に心を奪われそうになっ…」

 

「ちょっとちょっとストップ!ダメダメ!これ以上は言わないで……聞いた私が悪いけどなんか凄く恥ずかしいの」

 

あたふたするタールを見ながらクワイ=ガンは笑顔になった。

 

「わ、私も同じ気持ちよ。もうこれでこの話はおしまい!」

 

そう言ってタールは早々に話を切り上げてしまったのだった。

 

 

 

それからどれほどの年月が経っただろうか。

 

二人はあの日以来お互いの抱いている感情に関する話はしていなかった。

 

確かな確信が無いから、お互い自分の正直な気持ちを打ち明けるのが恥ずかしかったのだろう。

 

そうこうしているうちにその日は訪れた。

 

ラグーン6での訓練だ。

 

ガル達と別れた二人は訓練のスタート地点を目指してずんずんと歩いて行く。一度通った道をもう一度通るのは意外と楽だった。二人は一切道に迷わずに船の止まっている地点に戻ってきたのだった。

 

船は出発した時と全く変わらぬ様子だったので、二人は胸を撫で下ろした。

 

「さて、コルサントに応援を要請した後、この船でガル達を迎えに行かないとな」

 

「そうね。できる限り急ぎましょう」

 

二人は船のランプを上り、中へと入る。しかし、大きな異変がそこにはあった。

 

更にウィンゾが訓練の初めに全員から預かったコムリンクを入れた容器が無くなっていたのだ。それに気がついた二人は緊張感を高めながら操縦席近くの制御パネルでの通信を試みる。しかし、通信は妨害電波によって防がれてしまっていた。

 

「これはまずいな」

 

「ええ。とりあえずこの船でみんなを迎えにいきましょう」

 

タールはそう答えながら操縦席に座り、素早く船のエンジンを入れて離陸準備に取り掛かる。クワイ=ガンも後に続いて副操縦席に座った。

 

突然、船が大きな揺れに襲われる。目の前の地面で爆発が起こり、岩や土を空中に巻き上げた。更に右手でも新たな爆発が起こる。

 

「攻撃だ!」

 

クワイ=ガンが叫ぶ。

 

その間も四方八方から一度にブラスター光弾が笛のような音を立てて弾けた。光弾が船体にも当たり、煙が船の外に充満した。

 

二人は最短の手順で離陸準備を済まして船を飛び立たせようとする。しかし、次の瞬間二人はフォースに大きな乱れを感じた。お互いの顔を見合わせると二人は、激しいブラスターの攻撃も船外の爆発もいっさいが存在しないかのように、コンソールをしっかり握りながら精神を集中していた。そして二人は暗黒面が沸き起こってくる原因を突き止めた。

 

タールは急いで操縦席から立ち上がり、制御パネルのすぐ下のカバーをライトセーバーを起動して切り開いた。

 

「見つけたわ」

 

「爆弾か。もしさっき離陸してたら、吹き飛ばされてたな」

 

タールの手に握られた黒い箱を見てクワイ=ガンが反応する。

 

「解除は無理ね。今すぐここから出ましょう」

 

タールがランプを下ろしながら言う。

 

二人は出口に向かって走った。ランプを駆け降りるクワイ=ガンの目が、貨物口の前にいる黒衣の人影をチラリと捉えた。女が船から急いで距離を取ろうとしているのが分かった。

 

二人がランプを降りきる前に爆発が起こった。

 

二人は爆風で宙に吹き飛ばされた。

 

煙があたりに充満し、視界が悪くなる。頭を上げて当たりを見回したクワイ=ガンは、口の中に広がる刺激性の強い煙にむせながら、何とか膝で立とうとした。

 

渦巻く煙の中で目を凝らして、タールの無事を確認した。

 

しかし、ホッとしたのも束の間で、クワイ=ガンの体に鋭い衝撃が走った。誰かが彼を背後からスタンモードのブラスターで撃ったのだった。

 

タールが地面を這いながら自分の元に近づこうとする姿を見ながら彼の意識は暗転した。

 

 

 

惑星Ventruxーーアーバーインダストリーズ

 

 

 

クワイ=ガンの意識がはっきりとしてきたのはジェナの研究所に到着し、実験台のような場所に縛り付けられた後だった。彼は目を開けると自分の体が異常にダルい事に気がついた。それに加えて思考速度まで低下しているようだった。

 

「薬の影響か……」

 

クワイ=ガンはボソッと呟く。

 

「そうよ。気がつくのが早いわね。流石はジェダイといったところかしら」

 

クワイ=ガンの独り言に返答するように女性の声が部屋に響く。しかし、彼女の姿は部屋の中には無かった。

 

「誰だ……私達ジェダイを狙うとは」

 

クワイ=ガンはボヤける頭をフル活動しながら会話を続ける。

 

「それに、返答に問題も無し。凄いわね。ジェダイってここまで規格外なのかしら」

 

しかし、声の主はクワイ=ガンの返答をあっさり無視した。

 

「ここまでくると薬の量を増やしてみないといけないわね。先にあの女ジェダイの方の薬を増やしておいて」

 

「よせ………!」

 

声の主がタールの事を口にした途端クワイ=ガンが急に大声をあげた。

 

「か、彼女ではなく私に投与すると……良い。私の方が…彼女よりもっと優秀なジェダイだ」

 

苦しそうな声を出しながらクワイ=ガンは宣言する。

 

それを聞いた声の主はクスッと笑いながら答えた。

 

「分かったわ。二人共の薬の量を増やすわね。それじゃあやって」

 

彼女が言い終えると部屋のドアが開く音がし、一人の男が入ってくる。男は迷いもなくクワイ=ガンの近くに寄り、首元に正確に注射をさした。

 

みるみるうちに視界がボヤけ、クワイ=ガンは再び眠りに落ちるのだった。

 

その姿をモニターで観察していた声の主、ジェナ・ザン・アーバーは手元にあるタブレットへと目を移す。そこにはクワイ=ガンとタールの実験経過が記されていた。

 

「面白いことが分かったわね……どうやらあの二人、お互いの事を心配しているようね」

 

ジェナは先程のクワイ=ガンの発言に興味をそそられていた。その理由は彼より先に意識を取り戻していたタールにあった。彼女は何よりも先にクワイ=ガンのことを心配していたのだ。

 

「ジェダイって恋愛が禁止されていたんじゃなかったかしら……」

 

ジェナはそんなことを呟きながらタブレットを机の上に放り投げ、部屋を出た。

 

彼女は部屋を出た後、長い廊下を歩いてゆく。そして、その廊下の突き当たりにある部屋の前で止まった。部屋の作りは頑丈でいくつものセキュリティがかけられていた。それらを解除した彼女は部屋へと入って行く。

 

部屋の中には一つの大きな柱のようなものが存在していた。そしてその中に何かが保管されている。

 

その柱は強化ガラスで出来ていて、真ん中に一つのとある物が浮遊していた。

 

「これで、私も遂にフォースも真実を知れるのね!」

 

そう大声をあげる彼女の目はとても輝いていた。

 

そして、その声に反応するかのように保管されている物体は赤く光ったのだった。




ーtrailerー

太古の昔より、そのキューブは存在した。

どこから来た物だか不明だが、そのキューブには世界を生み出し、生命で満たす力が秘められていた。我々の種族もそうやって誕生し、調和して生きていた。だがこの強大な力をある者は善のために、ある者は悪のために使おうとし、戦争が始まった。精算を極めた戦いで我々の星は破滅し、キューブは遥か宇宙の彼方に消えた。

我々は故郷を甦らせようとキューブを探して銀河に散った。あらゆる星、あらゆる世界を探し……望みが潰えたかにみえた時、新たな手がかりを得て我々は未知の惑星へと向かった。


地球へと……


だが時は既に遅かった……



Second series of What If









Transformers-What If


Coming on This Winter
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