時攫い編   作:らふ

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はーい、九話です
今回はですけれどもーある2人しか出てきません。
退屈するかもしれませんが。初邂逅ですのでお見逃しなく。



すたーとー


其の玖

お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん

 

私お兄ちゃんのこと大好きだよ?

こんなにもお兄ちゃんのことを思っているのになんでお兄ちゃんは答えてくれないの?

お兄ちゃん?ずっとそばにいてくれるって言ったよね?

ちゃんと約束してくれたよね?

それなのになんで帰ってこないの?

帰ってきてよ!

ただいまって言ってよ!!

私はここにいるよ。お兄ちゃんはどこにいるの?

また私の頭を撫でてこいつめって若干呆れたようなため息をこぼして撫で続けてよ

私は待ってるからね

ちゃんと帰ってきてね

ね?お兄ちゃん

 

私は少し落ち着いてそう言った。

 

こんな独白をするのは1人しかいない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのあと、気絶した北条母を引きずり、まじのマジで引きずりあざだらけに。さも俺がやったぜというようにしながら、俺は警察に来ている。

 

途中までの道は北条兄に案内してもらいながら、というかしおらしくなったな?こいつさっきまでは親と一緒に反発していたくせに

 

まぁ、流石にあそこまで見てしまうと敵には見えなくなったんだろう。

 

俺としては敵として見ていてくれた方がこの後の出方が随分楽になるんだが

 

あんなやり方はもう封印すると誓ったからな。あれでは万事解決とは言い難い、北条兄に刺しにこられたら溜まったもんじゃないからな。

 

 

「はい、はい、はい、後見人については俺が引き受けます。いや、俺というよりかは園崎家なんですけど」

 

「大丈夫です?園崎家は確か北条家を毛嫌いしていたはず」

 

「いや、関係ありませんよ。そもそもの話北条を嫌う園崎家にも問題がないかと言われれば、必ずしもそうでないとは断言できませんから」

 

「それもそうですかー。ふーむ、オヤシロ様の祟りの件は園崎家が暗躍しているって専らの噂ですからね」

 

「は?オヤシロ様と祟り?」

 

「あれ?知らなかったんですか。てっきり知っているのかと」

 

なんだか勿体ぶるなー。こいつ俺を嘲笑ってんじゃないだろうな。そんなことも知らずに首を突っ込んだのかと。

 

「はぁ、まず聞きますけど、貴方は誰ですか?」

 

「ん?どういうことですかそれは」

 

 

「書き方が不味かったですかな〜貴方何者なんです?」

 

「ふふっ、刑事さんにそう言われるとは俺も付け上がったものだなぁ。何者でもありませんよ。ましてや貴方より強いなんてことはあり得ません。

 

所詮名乗るほどのものでもないってことです」

 

 

「ふーん、それにしては対処法が適切だったような気がしますけどねぇ。

 

たまたま法律について勉強していて?

 

たまたま護身術について勉強していて?

 

たまたま人の弱みを握る術に長けている?

 

いやーに偶然が重なりますなぁ?あんた本当に何者です?」

 

「だから、何度も言ってるじゃありませんか。何者でもないですって。

 

第一俺が何者かであったとして貴方はどうするんです?」

 

 

ちょっと面倒なので曲がった質問をしてみる。俺が何かであったとして貴方はどうするのかと。

 

俺個人と警察はなんの関係もないはずだ。この刑事と俺に旧知の仲でもない限り

 

あったとしてもこんな怖い刑事を相手にするのは気が引けてならない。

 

だって、この人絶対強いんだもん。怖いに決まってるじゃん。

 

全く動揺しない。俺の試みは不成功だったようだな。この刑事、刑事として出来上がってしまってる。

 

立派な人間だよ全く。

 

「私?私は貴方が何者であったとしても何もするつもりはないですよ。ただそれに興味があるだけで」

 

「ふーん?興味がある?まさか刑事に貴方に興味がありますと言ってもらえる日が来るとは。今日が命日かな?」

 

「はっはっはっはっはっは。私は貴方を捕まえたりはしませんよ。むしろ評価します。刑事の仕事を代わりにやってくれたのですから、評価しこそすれ、逮捕して、あろうことか即日処刑するなんてどんな悪事を働いたんですか」

 

あっはっははははははははと、豪快に笑う。この人の笑い方下品だなあ。これぞ漢だな。

 

「俺は何もしてませんよ。善意の第三者です。悪事なんてとんでもない。怖くてできませんよ、貴方達ような方がいる限り」

 

「そりゃ違いない。でも、しようと思ったことはあるんじゃないですか?」

 

「いや、だからないですって。やめてもらえます俺のこと詮索するの」

 

「ほう?今の会話だけで気づいたんですか?」

 

「いや、誰だって気づくでしょ。あんたが俺の性格とかをプロフィールとして脳内保存したところで意味ありませんよ。さっきから言ってる通り悪事なんて働こうとは思いませんから」

 

「……………」

 

言葉も出ないほど、目を点にして驚いていた。何を驚いてんだか。驚愕だぞ?その顔だと。

 

「はっははっはははははははは。あっはははははははは。今日はよく笑いました。貴方学校卒業したらうち来ません?」

 

「は?何言ってるんですか?今日あったばかりの俺に。」

 

「いやいや、貴方が何者であろうとどうでもいい、俺はあんたが気に入った。うちにきなよ。卒業したら」

 

 

「いやいやいや、嫌ですよ。第一あんたにしごかれたらすっごいキツそうだし」

 

「違いないですが。…そうですか少し残念ですが、気が変わったら宜しく頼んます」

 

「気が変わることなんてないですよ。俺のゆめは専業主婦なので刑事なんて職につけたら安定しそうですけどね」

 

「ぶっちゃけるとここいらでは格別の給与ですよ?」

 

「それでもです。そもそも、俺ここの人じゃないんです。」

 

「あれ?違ったのかい?」

 

「貴方も知らない人でしょう?俺はここにいる期間なんて少ない。だから助けようと思ったんですよ。見つけたのは偶然ですが」

 

「そうですか。そりゃ残念。君のような人間が雛見沢連続怪死事件を解決に導いてくれると思ったんですがねぇ」

 

「雛見沢連続怪死事件?」

 

「ありゃそれも知らない?うーん。あ、時間なんで私は戻ります。これ私の名刺です。また何かあったら来てください」

 

「絶対断固拒否でお願いします。警察の用事なんてこれが最初で最後ですよ」

 

「私としてはそれでもいいんですが、恐らく貴方が必要になると思いますよ」

 

「俺が?何の用で?」

 

「それはこれから先の貴方に聞いてください。私は行くので。事件について何かわかったことがあれば名刺の番号にお掛けくださいーー!!お待ちしておりますからー」

 

刑事さんがさる。あの人元気だし、強そうだし、隙がさそうだし、ほんと出来上がった刑事だよな。

 

ああいった人が、事件解決に導いていると思うと納得できる。

 

その裏で胡散臭さは満載だったがな。

 

ありゃ惑わされる人でもある。

 

多くは言えないが、多分そうだ。

 

さてと、俺の用事もこれで終わりだし、後見人になる以上家庭裁判所等も行わないといけないのか。

 

はぁ、ここに何日滞在することやら。早く千葉に戻りたい。

 

そんなことを思いながら、ふとあの刑事さんにもらった名刺を見つめる。

 

 

 

興宮署刑事課一課警部補

 

大石 蔵人

 

      Tel …………………

 

 

あの人大石っていうのか。関わることはもうないと思うけどな。

      

 




よしっ、なかなか早い投稿ペースだっ!!
1日一話投稿できたらいいものですよね。まぁ、欲をとって二話投稿できればの話しますけれども。
今回は大石との初邂逅です。
さてさてさて、どうなるのか。
何気に大石からの八幡の評価が高い件について
今思ったけど小町大丈夫なのかしら?


ではではー

悟史の今後について

  • L5発症回避
  • L5発症回避不可
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