まっ、その辺は置いといて、5話です。
すたーと〜
あれ?お兄ちゃん?いないの?お兄ちゃん?
まあたまにあることだし良いか。大丈夫だよね、お兄ちゃんはずっと私のお兄ちゃんでいてくれたわけだし、お兄ちゃんが私を裏切ることなんてないよね。
でも裏切るような事例があったわけではない、どういった形の裏切りを兄がするかもわからない。
ちょっと心配だし探してみよう。昨日から帰って来ないんだし、何処かで監禁されているかもしれない、そういった事件にお兄ちゃんは絡まれえやすいし十分にあり得る話だ
だから探すことにした。兄を探し安心を得ようとした。自分が自分たり得るために、自分を見失わないように。
だって私はお兄ちゃんの全てで逆に言えばお兄ちゃんは私がお兄ちゃんの全てなのだ。
ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねええねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ
お兄ちゃんはどうなの・・・・・お兄ちゃんもそう思ってるよね。ねえ答えてよ答えてよお兄ちゃん。
お兄ちゃんもそう思ってるよね?思ってるよね?答えてよ!お兄ちゃんがそう思ってるなら小町安心できるのに
答えてくれたっていいじゃない、お兄ちゃんの馬鹿!
ねえお兄ちゃん?
周囲に何かを掻き毟る音が聞こえた気がしたが、それは気のせいだろう。ここにお兄ちゃんはいないのだから。
それは不吉な予兆だった。
「はぁーそんなことがあったのか」
「そうだよ。そのあとレナは帰ったけどね、八幡くんはバタッと寝ちゃうし大変だったなぁ」
「そ、そうなのか。てか良いのかよお前」
「ん?なにが?」
何がってお前、わかってていってるだろ。この家に泊まっちゃったけど、それは良いのかよって意味だよ
「いやだからさ、ここに泊まっちゃったけど良いのかよ」
「良いも何も私がいったんじゃない。八幡はこの家に泊まれって」
「てかいつも間にか呼び名八幡なのな。というかそれは俺拒否したはずだぞ」
「ええええええ?拒否しちゃうの?家に住ませてくれるなんて普通ありえないんだよ?」
「あぁ、それはわかってるよ」
「いいや、八幡君はわかってないね。」
「はぁ?それに呼び名戻ってるし……」
「比企ヶ谷君?君は誰にこの家に住まわせてもら得ると思ってるの?」
「あれ?また呼び名変わった。てか名字呼びだし。誰にって………お前じゃないのか」
「違うよ。私じゃない。私ならそんなこと言うようなら容赦なく家を突き出すしね。だから、貴方の吐く言葉がわからない」
多分怒っている。こいつは。要は誰かの計らいで住まわせてもらうものをどうして拒否してしまうのか、その誰かが俺に対して良心でこういっているのにどうして拒否するのかその誰かがこの場にいない人間なのにどうして拒否するのかと言いたいのだろう。
だから、謝っておこう。流石にそこまでは考えが至らなかった。見も知らない俺の事を住まわせてくれるなんてありがたい話だしな。
「ご、ごめん。ごめん。そんなつもりはなかったんだ。」
「そんなつもりって?」
「いやだからさ、俺が迷惑になるつもりはないから誰の世話にもなりたくないって意味だよ」
「ふーん。でもそれだけじゃあ許せないなぁー」
「じゃ、じゃあどうしたら許してくれるんだ?」
こ、こいつ笑ってやがる。嵌めやがったな。くそっ、このあとの言葉なんて容易に想像できる。話の持って行き方を誤ったか。
「この家に住む事!それが私が許す条件だよ」
「すまなかった俺が悪かったよ」
「よろしい。じゃあ今日から八幡はここの住人です。基本的にこの部屋を使って。食事はリビングで食べるから必ず時間になったら呼ぶから来てね」
「了解。」
この屋敷は合掌造だが造が興味深い。
てかここにリビングなんてあんの?どう見てもこの部屋しかないように見えるんだけど。
「違う違う。リビングは、あの家の中にあるよ」
「あぁ、というか、今更なんだが、この家の敷地のあり得ないくらいの広さに今驚きを隠せないよ」
「うんうん。驚きまくりだね。目が飛び出てきそうだ。大丈夫ー?八幡」
「だ、大丈夫だよ。てか、目が飛び出てきそうなくらいってどんだけだよ。そんなに驚いてねぇっての」
はぁ、こいつと話してるとなんだかペースが崩されるような気がしてならん。噛み合ってないんだよな。
最初走って突撃してきたみたいに、俺は逃げているから、だと思う。
臆病なんだ。俺は人の好意に踏み入ることができない。誰に対しても、臆病なんだ。
だから、魅音と話してると、押し引きみたいな、一見対立した考えで話が進むんだと思う。
「八幡?」
「あ?どうした?」
「いや、なんか思い悩んだような顔してたけど、大丈夫かなって」
‘大丈夫だよ。俺はそんな脆い人間じゃない。脆過ぎて砕け散ったことは多々あるような気がするけどな」
「いや、もうそれ脆いじゃん。経験済み立証済みの脆さじゃん。まっ、私たちもいるからそんなこと起こさせないけどねっ!」
「お、おう、ってなんだよ私たちってそれに俺らまだ友達じゃないだろ」
いや、友達とはそんな簡単にできるものじゃなかったはずだ。友達を作るという行為は…………ニーチェのあの言葉が真実を語っている
深淵を覗くとき深淵もまた深淵を覗いている
すっーごーい危険を犯すような行為だったはずだが?こんな簡単なものだったか?
「???」
なんだよそのこいつ何いってるかちょっとわかりませんみたいな目。妙に具体的だけどな
「そりゃ、私たちもう友達でしょ?レナもそう思ってるはずだよ?」
「は、
「は?」
「はあああああああああああああああああああ?」
なんか今日二回目の叫び声な気がするんだが気のせいじゃないよな?よな?
ちょっと今日は少なくなったような気がします。まあそこらへんは気にしないでください。あらあら、小町ちゃん大丈夫なのかしら?私が描くストーリーの中でプッローグ的な役割を持つこの編のかくとなる部分が動き出した回です。1日が超なっがいのでもうちょっと話の流れを早くしたいですねぇ。あ、多分明日も投稿すると思いますよ。
なんで友達くらいでこんなに驚きますかねぇー私ですか?私も驚くと思います。
つ………ではでは〜次回もよろしくです。
悟史の今後について
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